シニアと高齢者のマーケティング事例をリサーチ

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シニアと高齢者のマーケティング事例を3つのサイトに学ぶ

新型コロナウイルスの影響下においても消費者行動は無くなりません。しかしビジネスの手法やアプローチ法は、ウィズコロナ時代の新しい生活様式への転換が求められています。
これは世代を問わず求められており、若い世代に限らずシニア・高齢者をターゲットにしたビジネスも同様です。シニアや高齢者を対象にしたビジネス展開を進めている方は、まずはウィズコロナ時代における時代背景を理解しましょう。

シニア専門メディアで「シニアを知る」

では、実際にシニアや高齢者をターゲットにしたビジネス市場に参入する場合や、これまでもターゲットにしてビジネスを展開してきたものの成功しなかった場合、どのような点に注意するべきなのでしょうか。
こちらではマーケティングに成功している3つのサイトを事例としながら、成功の秘訣を見ていきましょう。

ハルメクホールディングス

ハルメク
画像引用元:ハルメクホールディングス公式サイト(https://halmek-holdings.co.jp/)
「50代からの女性がよりよく生きることを応援する」を使命に掲げるハルメクグループ。ターゲットは「50代以上の女性」と明記しているように、年齢を意識した文言やコンテンツが目立つ設計になっています。

文字量は全体的に少なく、スッキリと必要最低限の文言を添え、文字の大きさも一般的なコーポレートサイトと比較するとやや大きめです。ゆえに年齢を問わず、誰もが見やすい構成になっているでしょう。

運営会社概要

株式会社ハルメクホールディングスは、ハルメクグループ各社の持株会社として設立されました。ターゲットとなる50代以降の女性が、人生の後半戦を楽しく生きられるよう、様々な情報を提供することが目的です。

主な事業は出版業であり、店頭販売を行わず定期購読だけで16万人以上の読者を抱える『ハルメク』を中心に、世の中に情報が溢れているからこそ、本当に必要な情報を提供できる媒体を心掛けています。

「ハルメク」はWebや通販ビジネスも展開しており、シニアや高齢者をターゲットにしている企業としてはトップランナーと言えそうです。

シニアニーズを掴むことが最重要(ハルメク)

既に多くの企業が参入しレッドオーシャンとなっているシニア市場ですが、マーケティングに成功している企業が多いとは限りません。シニアならではのニーズを理解し、「シニア」や「高齢者」という言葉で一括りにせず、シニアの特徴をきちんと理解している会社がマーケティングに成功しています。その代表がこのハルメクです。

ハルメクが考える具体的なマーケティングのポイントは以下です。

  • 若者人気の商品を、シニア向けに改良
  • シニアにとって「懐かしい」商品を再発掘
  • シニアのインサイトを正確に把握する

まずは購買してほしい商品やサービスに対し、シニアのペルソナを明確に設定して初めて、シニア市場にリーチできるのです。

参照元:ハルメクホールディングス「どうしたらシニア市場を攻略できる?シニアビジネスの発想法」(https://marketing.halmek-holdings.co.jp/column/detail.php?b_no=33)

コロナによるシニアの行動変化と広告の関係(ハルメク)

在宅時間が長くなるとメディアへの接触時間が増えるという結果が出ており、広告も従来より視聴時間が増えています。そのため、これまでとはやや戦略を変えたシニアとの接触方法の模索が効率的だと、ハルメクのメディアでは訴えています。

  • リアル接触のイベントは資料発送へチェンジ
  • 在宅時間アップによる架電効率アップ
  • 説明会はオンラインや電話の非接触へシフト

参照元:ハルメクホールディングス「コロナ禍のシニア層行動変化に、広告宣伝はこう対応する!」(https://marketing.halmek-holdings.co.jp/column/detail.php?b_no=35)

ウーマンズラボ

ウーマンズラボ
画像引用元:ウーマンズラボ公式サイト(https://womanslabo.com/)
ヘルスケア女性のマーケティングを抱えるウーマンズラボは、シニアや高齢者に限らず女性全体のマーケティングに精通したメディアです。女性に関わる商品やサービスを扱うマーケターにとって、参考になる情報が盛りだくさんです。

運営会社情報

ウーマンズが運営するウーマンズラボは、女性向けの健康や予防医療、美容ビジネスをサポートするサイトです。女性の消費者行動を理解し、ヘルスケアを望む女性にとって有効な情報を配信することで、女性の生活スタイルに合わせたマーケティング情報が多数配信されています。

時流に乗った最新データも多く、日々チェックしておきたいメディアです。以下、ウーマンズラボのコンテンツ内容をいくつか紹介していきます。

シニアの国内消費は増加傾向(ウーマンズラボ)

人口動態が変化することで必然的にシニア層が多くなり、消費支出も増えていきます。その伸びは顕著で、「家計消費全体に占めるシニアの消費割合予測」を見ると、1990年は24.6%(33兆円)に対し、2030年には47.0%(77兆円)まで拡大するとの予測があるほどです。

今後シニアが国内消費のメインプレイヤーになっていくことは必至であり、シニア市場への参画は早ければ早いほどいい、とウーマンズラボでは提唱しています。
参照元:ウーマンズラボ「シニアマーケティング 事例・プロモーション・トレンド」(https://womanslabo.com/c-marketing-20190416-5)

「シニア」はひとつに括れない(ウーマンズラボ)

若い女性がカテゴライズされているように、シニアも様々な層に分類することにできます。年齢と共に多様化が進み、様々なライフコースがあることを理解する必要があるでしょう。シニアに起こり得るライフイベントは以下です。

  • 離婚
  • 夫との死別
  • 介護の開始
  • 子供の独立

生活スタイルはライフイベントと共に大きく変化し、消費傾向や嗜好が年齢と共に大きく変化することきちんと理解する必要があるでしょう。
参照元:ウーマンズラボ「シニアマーケティング 事例・プロモーション・トレンド」(https://womanslabo.com/c-marketing-20190416-5/2)

シニアライフ総研

シニアライフ総研
画像引用元:シニアライフ総研公式サイト(https://www.seniorlife-soken.com/)
シニアマーケティングのポータルサイトとして、多くの情報を掲載しているシニアライフ総研。シニアとは?というシニアの基礎知識や、ビジネスマッチングなどを幅広く展開しています。

運営会社概要

ルーツ・オブ・コミュニケーション株式会社が運営する「シニアライフ総研」は、オリジナルのシニア調査をはじめ、シニアマーケティングを扱う担当者にとって有益な情報が多数掲載されたサイトです。

企業・行政・イベントなど、様々な観点の取材記事から、多角的にシニアについて捉えることができる点が特徴です。

シニアマーケットの最前線がわかる(シニアライフ総研)

通販や化粧品、美容室といった幅広い「企業」という観点からはもちろん、全国の市町村を中心とした「行政」の取り組み、シニア向けの「メディア」という観点など、幅広い観点からシニアを取材し、生の声を届けることに長けている点が特徴です。

所属している企業や団体を問わず、シニアを扱うマーケターは参考にしやすい情報が多いでしょう。

近年注目される「地域包括ケアシステム」など、時事ネタを用いた取材記事も豊富です。

高齢者・シニアのマーケティングは「生活状態ごと」に

若年層よりもはるかに生活状態の差が生じるのがシニアの特徴です。日常生活にまったく問題なく運動も旅行もできる高齢者やシニアと、介添えがなければ歩行もできない高齢者では、まったく異なるマーケティングになります。

貯蓄額といった経済的余裕の有無や、世帯収入や家族構成、体の状態や住まいなど、個々で大きな差が生じやすいことを理解したうえで、どこをターゲットにするかをまず決めなければなりません。

スマホの所有率は約半数?

snsイメージ
NTTドコモモバイル社会研究所の調査によると、スマホの所有率は以下となっています。

  • 60代:56%
  • 70代:31%

シニア層が自発的にスマートフォンを所持することは少なく、娘の影響が大きいです。娘が親に「孫の写真を送りたい」「LINEしたい」と言って、スマホへの変更を促すことが多いようです。
娘の有無や、娘との距離感が大きなポイントのようです。

SNSは活用する?

60代女性の主なSNS利用率は以下の通りです。
(参照元:総務省白書平成29年版 情報通信白書 「主なSNSの利用率」)

  • LINE(23.9%)
  • Facebook(7.1%)
  • Twitter(5.2%)
  • mixi(0.6%)
  • Instagram(2.6%)

やはりLINE以外の普及率は高いとは言えず、SNSを活用したマーケティングにはまだ壁があるようです。

シニア層はスマート・エイジングがポイント

シニアや高齢者になると、若者とは別の【3K】、すなわち「健康不安」「経済不安」「孤独不安」への不安が強まります。この不安を少しでも和らげスマートに解消しようとするいわゆるスマート・エイジング、知的に成熟していくことを目指す傾向にあるといいます。

東北大学の研究によると、スマート・エイジング実現のためには「運動」「認知」「栄養」「社会性」の4つの条件が満たされる必要があるということが日経MJ主催の「東北スマート・エイジング・カレッジ東京」上で発表されています。(参照元:https://www.sairct.idac.tohoku.ac.jp/lecturer/media/4680/)。

高齢者やシニアのマーケティング分析の実施には、このスマート・エイジングを目指す層を意識した発想が不可欠になります。

シニアに寄り添う努力を

多くの企業では、シニアに該当する女性が在籍している場合は決して多くはありません。とくにマーケティングやWEB戦略といったジャンルは若い社員が中心になっているはずです。

シニアマーケティングやシニア向けビジネスが難しい最大の理由は、マーケティングを担う企業内に「シニア層」がいないことされています。このことを理解し、「シニアだから」ではなく、シニアに寄り添う努力を意識しましょう。

シニアと高齢者のマーケティング事例まとめ

シニアライフイメージ

シニア・高齢者は「どこをターゲットにするか」がマーケティングのカギを握る

キャククル記事でも紹介していますが、シニアや高齢者を一括りにすることはできません。マーケット分析はもちろん、シニアというペルソナについて詳しく分析しなければ、失敗するのは容易でしょう。

細分化されたペルソナに注目

現在多くの企業はシニアマーケットに注目しており、盛んに参入しています。ゆえにほぼレッドオーシャンとなっているのが現状です。
富裕層シニア女性といったブルーオーシャンもあるものの、そもそもの数が少ないことからターゲットとしては現実的ではないでしょう。

ゆえに現実的なのは、アクティブシニアと呼ばれる行動が活発なシニアや、自己投資できて消費行動が活発なシニアなど、細分化されたジャンルをきちんと分析し攻めていくことが大切です。

シニア・高齢者のペルソナ設定については、キャククル内にコンテンツをご用意しています。シニアマーケティングについて調べているかたは、ぜひそちらもご覧ください。

シニアと高齢者の集客は「ペルソナ設定」が命!

注目は働き続けているアクティブシニア

さまざまな層が存在する高齢者・シニアの中でも注目なのは、働き続けているシニア、いわゆる「アクティブシニア」です。

デジタルにも比較的強く、スマートフォンなどを活用しながら日々情報収集を行っています。興味がある場合には、ご紹介したシニア専門企業に問い合わせてみるのも良いでしょう。

Webに特化したいなら…?

一方で、Webに特化したいなら、Webマーケティングに強い会社であることが重要です。

興味がある場合には、他社との差別化を図ることができる「マーケットにおけるバリュープロポジション起点のWeb戦略」を立てることを得意とし、シニアマーケット参入へ実績がある弊社にも一度ご相談を。

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