BtoB向けの受発注システムをまとめて比較!料金・特徴を調査
最終更新日:2021年11月11日

受発注システムとは、システム上で発注作業を行うことで、受発注の手間を最小限に抑えることができるシステムを指します。
一般的に知られている受発注システムは、BtoCの業種である飲食などを対象としているものが多いように思われがちですが、BtoB向けのシステムも近年多数登場しています。
こちらの記事ではBtoB向けの受発注システムの特徴や費用などをまとめてご紹介していきます。
BtoB向けの受発注システムまとめ
アラジンEC
引用元:アラジンEC公式サイト(https://aladdin-ec.jp/)
ECを専門とした、BtoBの受発注システムです。通常ECのシステムの場合、BtoC向けのシステムが多いですが、「アラジンEC」はBtoBを専門としたECシステムです。売り手側と買い手側に必要な機能を網羅的搭載し、法人と所属する社員情報の関連付けや、発注前の見積書作成などを行うことが可能です。
必要機能はパッケージ化されているため、コストを抑えて利用することができることから、様々な方が安心して利用することが可能です。
アラジンECの費用
要問合せ
※企業によってカスタマイズ可能なため、料金に変動あり
※月額固定制
アラジンECの評判・導入事例
受注から生産までが一元管理されました。それぞれの数字集計も不要で助かります。各フェーズで自動化できるところはカスタマイズしたので、一連の流れがスムーズになりましたね。
例えば、展示会で受注した商品の中で、最小受注数を下回って生産に回らないものがあった場合、その商品をオーダーされていた取引先に送るメールを、自動で送信可能にしました。以前は手作業でお送りしていたので、楽になりましたね。口コミ評判引用元:アラジンEC公式サイト(https://aladdin-ec.jp/case/guestlist/)
CO-NECT
引用元:CO-NECT公式サイト(https://conct.jp/)
サービス提供されて間もないことから、現在提供中の機能は無料で利用することが可能です。店舗や商品情報の登録数や、FAXの送信回数に上限はありません。退会もいつでも可能なため、安心して利用することが可能です。
また、直感的なインターフェイスでマニュアルなく活用することが可能です。PC操作が苦手な方も、簡単に利用することができるため導入のハードルが低いと言えるでしょう。サポート体制も万全なため、万が一の時も安心です。
CO-NECTの費用
- フリープラン:月額無料
- プロプラン:月額9,800円~
※初期費用はかかりません
CO-NECTの評判・導入事例
すごく便利になりました。欲しい商品を探して数量を入れるだけなので本当に簡単です。店の締め作業の後に毎日発注しています。登録しておいた品番や値段が発注書に自動反映されるので、間違った商品が配達されることもなくなりました。
今まで締め作業後に店のFAXの前で15分~20分かけて発注作業をしていましたが、今は1日5分もかからず、しかも店でも家でも場所を選ばずに発注できます。一度この便利さを知ってしまったら、もうFAXでの発注には戻れませんね。口コミ評判引用元:受発注ラボ(https://media.conct.jp/case/torimasu/)
COREC
引用元:COREC公式サイト(https://corec.jp/)
35,000社以上の導入実績を誇るCORECは、様々な業種に対応することが可能です。雑貨やインテリアショップはもちろん、飲食店や自動車整備工場など、幅広く活用可能です。
受発注双方に便利な機能が搭載されており、発注額の集計レポートはもちろん、発注履歴からの再発注など、手間なく再度発注を行うことが可能です。パソコンだけではなく、スマートフォンやタブレットなどでも利用可能なため、パソコンを持っていない事業者でも利用可能です。
CORECの費用
- 無料プラン:月額0円
- ビジネスプラン:月額1,980円
CORECの評判・導入事例
導入の決め手となったのは、主に3点です。「1、私達だけではなく、取引先も基本無料でつかえる。」「2、取引先は会員登録など必要なくつかえる。」「3、シンプル」
自分達がコストを抑えて利用できるのはもちろんですが、受注を効率化する上で重要なのは取引先も費用や手間がかからず簡単に利用できることです。そういった点でコレックは抵抗なく利用開始できました。口コミ評判引用元:COREC公式サイト(https://corec.jp/case/supplier/kauniste/)
サブスクストアB2B
引用元:サブスクストアB2B公式サイト(https://b2b.subscription-store.com/)
「たまごリピート」は定期通販カートシステムで、市場シェアNo.1を獲得しているシステムです。導入企業者数は1,400社以上に上り、企業の規模感を問わず利用されています。利用者数は1,400万人以上を超えており、大きな市場を既に獲得している中から生まれたのが「サブスクストアB2B」です。
新規獲得数増加はもちろん、受注処理工数ダウンや請求業務の負荷も格段にダウンするため、あらゆる業種に対応することが可能です。
サブスクストアB2Bの費用
月額79,800円
※初期費用99,800円
※明細処理料20円/1明細
サブスクストアB2Bの評判・導入事例
導入実績が1,400社以上と聞き、信頼感が持てたところがよかったです。注文・契約管理から顧客管理、商品プラン管理など、これ一つあれば会社の業務の全てが管理できたのでよかったです。引用元:口コミネット(https://ktkm.net/p/subscription-store/)
TEMPOSTAR
引用元:TEMPOSTAR公式サイト(https://commerce-star.com/tempostar/)
商品管理・在庫管理・受注管理といった業務を一元管理できるシステムです。AmazonやYahoo!ショッピング、ヤフオク!、楽天などの複数モール間での受注管理・在庫管理・商品管理を一元化できるため、初めて受発注システムを導入する人も安心して利用することが可能です。
効率化することで人件費を削減することができるため、結果的に様々な側面からコストカットを行うことが可能になります。
TEMPOSTARの費用
月額10,000円~
※初期費用は0円
※月額プランと従量プランあり
TEMPOSTARの評判・導入事例
各ECモール側の仕様変更はTEMPOSTARが吸収し、作業を自動化してくれます。当社は基幹システムを全く触らずに、つまりコストを掛けずに各ECモールの仕様変更に対応することが可能になりました。口コミ評判引用元:TEMPOSTAR公式サイト(https://commerce-star.com/tempostar/interview/fashionwalker/)
ネクストエンジン
引用元:ネクストエンジン公式サイト(https://next-engine.net/)
現役でネットショップを運営している会社が開発していることもあり、利用者目線での受発注システムとなっています。サポート体制も充実しており、受発注システムの使い勝手が分からない人も、気軽に利用することが可能です。
また、カスタマイズや独自開発も可能なため、自社に最適な形で開発を行ってもらうことも可能です。事業成長の選択を邪魔しないため、様々なフェーズの企業が利用することが可能です。
ネクストエンジンの費用
月額10,000円~(受発注件数400件まで/400件以上で+従量課金あり)
ネクストエンジンの評判・導入事例
受注から出荷まで全部自動化しています。残っている業務は手入力で行わないといけない経理処理と、入荷した商品が外装箱の状態で保管してあるのをバラすなど、在庫に関するオープンロジを通した倉庫への細かな指示業務は発生します。ですが、全て合わせて月に1時間くらいの稼働ですね。
ネクストエンジンは設定をきちんとして、問題をつぶしておけば勝手にやってくれるのでとても楽です。日常オペレーションに関してはほとんど何もしなくていいので、私のようにかかりっきりになることが難しい場合にも良いですよね。口コミ評判引用元:ネクストエンジン公式サイト(https://next-engine.net/morphun.html)
Bcart
引用元:Bcart公式サイト(https://bcart.jp/)
SaaS型のシステムのため、導入まで手間が掛かりません。システムを構築する手間がないため、気軽に導入することが可能です。また、低コストかつ短期間で導入することができるため、受発注システム初心者も簡単に利用することが可能です。
また、毎月無料でアップデートを行っており、日々最新鋭の機能を活用することが可能です。もちろんセキュリティ体制もばっちりで、様々なサービスと連携することが可能なため、現在使用しているサービスが多い方も安心です。
Bcartの費用
ライトプラン:月額9,800円
プラン10:月額19,800円 など
※全プラン共通:初期費用80,000円
Bcartの評判・導入事例
導入前は商品を説明するため、別にPDFファイルを作り、ダウンロードしてもらう必要があり、スタッフの作業に手間がかかっていました。事業の考えやどういった豆なのかというストーリーと商品ページに一覧性がなく、断片的になりがちでした。
「Bカート」は、フリースペースが確保されており、写真や伝えたい内容を掲載する十分なスペースを作れるところに魅力を感じています。口コミ評判引用元:Bcart公式サイト(https://bcart.jp/uservoice/sakanotochu/)
BtoBプラットフォーム受発注
引用元:BtoBプラットフォーム受発注公式サイト(https://www.infomart.co.jp/asp/index.asp)
40,000社を超える企業が利用しており、日々の受注や発注を効率化することが可能です。主に飲食店で利用されていることが多く、正確な原価率の算出や月次の早期確定で、経営に関わる数字を見える化することが可能です。
企業によっては、数字を多く扱うシステムであることから、導入に高いハードルがある場合もあるのではないでしょうか。セキュリティを強化することができるオプションもできるため、セキュリティ面に不安を感じる場合は一度相談してみることをオススメします。
BtoBプラットフォーム受発注の費用
要お問い合わせ
BtoBプラットフォーム受発注の評判・導入事例
『BtoBプラットフォーム 受発注』の『FC管理機能』は登録した仕入れ業者様や商品情報を各店舗で共有できるので、間違うことがありません。手書きFAXでの発注では、同じ商品でも記載違いで別の商品が届くミスも起こりえますから。
発注状況が画面で確認できるので、発注漏れも防げます。売上管理や発注といった業務はシステム化すべきところです。口コミ評判引用元:BtoBプラットフォーム公式サイト(https://www.infomart.co.jp/case/0147.asp)
マルチプラットフォームシステム
引用元:マルチプラットフォームシステム公式サイト(https://www.mps.ozax.co.jp/mb/)
クラウド型のサービスで、場所を問わず利用することが可能です。様々なデバイスを活用することができるため、気軽に利用することが可能です。
基幹システムに取り込むデータ形式は、自社に合わせた手法で設定することが可能なため、最も管理しやすい方法を選択することが可能です。データ分析などが必要になるシーンでも、気軽に利用することが可能です。
マルチプラットフォームシステムの費用
要お問い合わせ
マルチプラットフォームシステムの評判・導入事例
マルチプラットフォームシステムの導入事例は見つかりませんでした。
MOS
引用元:MOS公式サイト(https://www.mosjapan.jp/)
MOSはモバイル環境に特化したBtoB Web受発注システムパッケージです。操作しやすいUI(画面)により店舗、倉庫、営業先などの出先からでも簡単に発注が可能。FAX・電話から発注者がスムーズに切り替えてくれます。
MOSは費用を抑えたシステム構成から独自のカスタマイズを含めた構成まで、様々な要望を受発注環境に適応させることができるBtoBのWeb受発注システムパッケージです。
MOSの費用
要お問い合わせ
体験デモ有/ご利用案内有
MOSの評判・導入事例
MOSを導入したことで、投資対効果の軽減、開発時間の短縮に繋がっただけではなく、お客様にとって使いやすい画面UI(インターフェイス)が完成したと感じています。
アクロスソリューションズ様が予め所有していたノウハウがあったからこそ、実現したとも感じています。引用元:MOS公式サイト(https://www.mosjapan.jp/aword/usen-corporation/)
らくうけーる
引用元:らくうけーる公式サイト(https://www.rakuuke.com/)
クラウド型の受発注システムで、あらゆるデバイスを用いて受発注を行うことが可能です。BtoB向けの受発注システムでは珍しく、「生鮮向け」「非生鮮向け」で機能が分かれており、食品などを扱う業者にとって最適な受発注システムと言えるでしょう。
Webで完結させるのではなく、FAXを用いた受発注にも対応しているため「いきなりデジタル化はちょっと…」と考える方も安心して活用可能です。
らくうけーるの費用
月額20,000円~
らくうけーるの評判・導入事例
らくうけーるの導入事例は見つかりませんでした。
楽楽販売
引用元:楽楽販売公式サイト(https://www.rakurakuhanbai.jp/)
システム上で受発注管理を行うことで、最大限の効率化を図ることを目的としています。全ての情報がシステム上で一元管理されることで、引継ぎなどの手間を省くことができるため、結果的に時間や人件費を削減することが可能です。
これまでExcelで管理していたような数字を手軽に管理できるという観点から、幅広い業種に利用されています。
楽楽販売の費用
月額60,000円~(初期費用150,000円)
楽楽販売の導入事例
楽楽販売で一元管理することによって、同じ情報を複数のExcelファイルに転記する、といった無駄な作業がなくなりました。マスタからの情報取得や、DBリンク機能、自動処理機能の活用によって入力ミスも軽減されたうえ、経理処理前のデータ整備も不要となり、かなりの工数を削減することができています。引用元:楽楽販売公式サイト(https://www.rakurakuhanbai.jp/case/costumer/crewsys.php)
ReceiveOrders
引用元:ReceiveOrders公式サイト(https://www.inshokuten.com/receiveorders/lp/)
とにかくシンプルな機能を持った受発注システムを利用したいと考えている方にオススメなのは、ReceiveOrdersです。食材発注にはシリーズで最適なシステムが用意されているため、食材以外の受発注シーンで活躍できるシステムです。
利用にあたりマニュアルなどが必要なく、手軽に利用できる点が大きなポイントとなります。手間やコストなく、システム利用が可能となるためPC操作が苦手な人にもオススメです。
ReceiveOrdersの費用
初期費用+月額費用0円~
※利用機能、取引先の店舗数などにより料金が異なります
ReceiveOrdersの導入事例
ReceiveOrdersの導入事例は見つかりませんでした。
受発注システムとは
受発注を行う際には、現在もFAXなどの紙メディアが積極的に利用されています。しかし受発注システムを利用すれば、システム上で受発注を完結させることが可能です。
受発注管理や請求書管理など、全てをシステム上で行うことができるため、時間やコストにおいて大きなメリットがあります。
受発注システムの主な機能
- 受発注一覧
- 受発注明細
- 伝票出力
- 取引先管理
これまで紙やExcelで管理していた内容は、全てシステム上で完結させることが可能です。
受発注システムのBtoBにおけるメリット
業務の効率化が可能なため、人件費や時間の削減に繋がります。また、人を介さずに受発注システムを介して受発注を行うことができ、ミスを減らすことにも繋がります。
これまで人的ミスによる発注ミスなどがあった場合、システム導入を行うことで回避できるかもしれません。
受発注システムのBtoBにおけるデメリット
システムを活用することで、システムの費用は毎月発生します。また、パソコンやタブレット、スマートフォンといったデバイスが無ければ活用することができないため、購入費や維持費も掛かる恐れがあります。
また受注側・発注側双方での導入が必要なため、取引先への確認や同意が必要となります。
受発注システムの選び方
受発注システムは多岐に渡っており、自社の業務に適したシステムを選ぶことが重要です。発注する内容や頻度、取引社の反応など、多角的な判断の元でシステムを選択することが重要です。
また、システム型ではなくクラウド型のシステムも多く、自社のセキュリティ体制などを考慮して判断することが重要だと言えるでしょう。
自社に最適化した受発注システムを作ることも可能
既存のシステムを導入する以外にも、自社に合わせた機能のみに絞ったり、欲しい機能を開発したりといった形で、受発注システムを組むことも可能です。
専門的で難しそうなイメージがあるかもしれませんが、たとえばLINE内アプリを活用し、手軽に受発注システムを開発できるサービスもあります。
自社にとって最適な受発注システムとはなにか、事前にある程度明確にした上で比較検討してみてください。