【出展者向け】IoTオンライン展示会の情報まとめ

【出展者向け】IoTオンライン展示会の情報まとめ
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この記事ではIoTに特化したオンライン展示会について、出展者向けに情報をまとめています。自社の認知度を上げ、リードを獲得したいと考えている方は参考にしてみてください。

なお、「IoT」などテーマがある程度絞られているオンライン展示会でも、自社の商品が注目されづらい場合もあります。そのときには、自社に特化したオンライン展示会メディアを新規で作り、ニーズが合う見込み客だけを集客するポジショニングメディア」という施策もあります。詳しくは後述しますが、ポジショニングメディアについてさっそく知りたい方は下記のページをご覧ください。

ポジショニングメディア
について知る

IoTのオンライン展示会の特徴

IoTのオンライン展示会の特徴

オンライン展示会とは、インターネット上で開催される展示会です。展示会といえば、従来、東京ビッグサイトなど大型施設で行われる「リアル展示会」が主流でした。

しかし、コロナの感染拡大防止によって、リアル展示会からオンライン上で開催する「オンライン展示会」が登場。IoTはインターネット上で利用するサービスでもあることから、オンライン展示会との相性もよく、製品の魅力を分かりやすく伝えることができます。

展示会では、セミナー製品動画を配信、製品資料のダウンロード、チャットによるオンライン商談など通じて営業を進めます。リアル展示会と比べて

  • 出展費用が抑えられる
  • 場所や時間の制約がない
  • 参加者データ取得が可能

といったメリットがあります。

IoTのオンライン展示会の種類

一口にオンライン展示会と言っても、今では様々な種類の展示会があり、大きく分けて「総合型」 「業界特化型」「製品特化型」の3つのタイプがあります。その違いを簡単に説明すると次の通りになります。

  • 総合型…1つのテーマ(例:IT技術など)に関するあらゆる製品・サービスを総合的に紹介するタイプ。
  • 業界特化型…総合型をさらに細分化した特定の業界(例:モバイル機器・セキュリティ製品など)をテーマとした展示会。
  • 1製品専門型…1つの製品(例:IoT監視制御システム)を専門的に紹介する展示会。

総合型

「IT技術」など、1つのテーマをもとに、それに付随する様々な分野の製品・サービスを総合的に紹介する展示会のことです。例えば、IT技術であれば、工場、施設管理、医療、防災、農機などがあります。

IT技術に関するあらゆる分野が一堂に集結し、幅広い見込み顧客が来場しますので、より多くのリードを獲得し販路を拡大したい場合に適している展示会です。

多くの来場者が見込める半面、競合他社も数多く出展しますので、自社ブースに必ずしも来場するとは限らず、自社ブースに誘客するための創意工夫が必要です。

総合型の事例

JapanITWeek【IoT&5Gソリューション展】
JapanITWeek【IoT&5Gソリューション展】公式HPキャプチャ画像
画像引用元:JapanITWeek【IoT&5Gソリューション展】公式HP(https://www.japan-it.jp/ja-jp.html)

JapanITWeek【IoT&5Gソリューション展】の概要
JapanITWeekは、最新鋭のIT技術が使用された製品やサービスが集結するIT展示会です。IoT&5Gソリューション展を含め、複数の展示会が行われます。IoT&5Gソリューション展では、遠隔監視や5Gソリューションなどが出展されます。

製造業だけでなく、社会インフラや流通サービスなどの責任者が来場し、出展企業と商談を行うのが主な目的です。IoT&5Gソリューション展は2021年7月現在、下記日程での開催が公表されています。

開催地 開催日
東京ビッグサイト 2022年4月6~8日

IoT出展品目
IoT部門の出展品目は全部で9つのジャンルがあります。

  • 工場向け
  • 施設管理向け
  • 自動車向け
  • 小売・流通向け
  • 物流向け
  • 店舗管理向け
  • 医療向け
  • 防災向け
  • 農業向け

オンライン展示会開催の有無
IoT&5Gソリューション展は、年に1回は開催される予定です。2021年は9月下旬から登録を開始して、12月1日から開催が予定されています。

ものづくりAI/IoT展
ものづくりAI/IoT展公式HPキャプチャ画像
画像引用元:ものづくりAI/IoT展公式HP(https://www.japan-mfg.jp/ja-jp/about/aiotex.html)

ものづくりAI/IoT展の概要
ものづくりAI/IoT展はIoTプラットフォームや製造業向けIoT・AIソリューションなどが出展される展示会です。製造業や生産技術などが企業と商談を活発に行っています。ものづくりAI/IoT展は3つの都市で開催予定です。

開催地 開催日
東京ビッグサイト 2022年3月16~18日
ポートメッセなごや 2022年4月13~15日
東京ビッグサイト 2022年6月22~24日

IoT出展品目
ものづくりAI/IoT展の出展品目は多岐にわたります。

  • AIソリューション
  • IoTプラットフォーム
  • IoTゲートウェイ
  • クラウドサービス
  • ビッグデータ活用
  • 制御システム、制御機器
  • センサネットワーク
  • モバイル機器
  • ウェアラブル機器
  • 通信モジュール・デバイス
  • データセンター
  • セキュリティ製品
  • 遠隔監視
  • 測定器・シミュレータ
  • その他関連製品

オンライン展示会開催の有無
ものづくりAI/IoT展はオンライン展示会を行っていません。展示会の製品やサービスを見る場合は現地に訪れる必要があります。

ET・IoTTechnology
ET・IoTTechnology公式HPキャプチャ画像
画像引用元:ET・IoTTechnology公式HP(https://www.jasa.or.jp/expo/)

ET・IoTTechnology概要
ET・IoTTechnologyは「エッジテクノロジーは次なるステージへ」をテーマにしたIT展示会です。2020年には計33日にわたって展示会を開催し、のべ66,625名も訪れました。ET・IoTTechnologyは2021年11月17~19日までパシフィコ横浜で開催される予定です。関西では2021年7月1~2日まで開催していました。

IoT出展品目
ET・IoTTechnologyの出展項目は、イノベーションの社会実装を加速させるものが対象です。

  • ハードウェア
  • ソフトウェア
  • IoT
  • 5G/ローカル5Gz
  • その他

オンライン展示会開催の有無
2021年7月に行われたET・IoTTechnologyでは、7月5~16日までオンラインで開催しています。パシフィコ横浜ではオンライン開催の予定はありません。しかし、今後オンライン開催が告知される可能性もあるので、公式サイトをチェックしておきましょう。

ワイヤレスジャパン
ワイヤレスジャパン公式HPキャプチャ画像
画像引用元:ワイヤレスジャパン公式HP(https://www8.ric.co.jp/expo/wj/)

ワイヤレスジャパンは「ワイヤレスが変える、ビジネスを変える、社会を変える」というテーマで展示会を行っています。ニューノーマルな世界を展示会で体験できるでしょう。

ワイヤレスジャパンの概要
ワイヤレスジャパンは6月に2回開催されました。

開催地 開催日
東京ビッグサイト 2021年6月2~4日
オンライン 2021年6月9~30日

2021年7月現在、今後の開催予定は決められていません。今後の予定についてはワイヤレスジャパン公式サイトを確認しましょう。

IoT出展品目
ワイヤレスジャパンはたくさんのIoT出展品目があります。

  • 製造/流通/農業/防災など各産業向けIoTソリューション
  • IoT向け通信サービス
  • 各種IoTデバイス
  • IoTシステムの開発ツール
  • IoT/OT向けセキュリティ
  • コネクテッドカー関連ソリューション
  • エッジコンピューター
  • 各種センサーデバイス
  • IoTシステム用電源
  • 測定器/計測器
  • AI/データ分析ソリューション

オンライン展示会開催の有無
過去にはオンライン開催も行われていました。

業界特化型

業界特化型とは、例えば「ビッグデータ活用」や「サイバーセキュリティ」など、特定の業界に絞った展示会です。総合型よりもある程度、見込み顧客を絞り込みつつ、自社製品を認知させたい場合に適しています。しかし、競合製品と比較検討されるのは必須ですので、商談や成約に繋げる長期戦になる可能性があります。

業界特化型の事例

スマート工場EXPO
スマート工場EXPO公式HPキャプチャ画像
画像引用元:スマート工場EXPO公式HP(https://www.sma-fac.jp/ja-jp.html)

スマート工場EXPOはスマート工場・物流を実現するためのIT技術が一堂に集まる展示会です。製造業の技術者や工場・物流関係者が来場します。2021年1月に行われた展示会では、約1,000社もの有力企業が出展しました。

スマート工場EXPOの概要
スマート工場EXPOは3回開催されることが決まっています。

開催地 開催日
オンライン 2022年11月30~12月2日
幕張メッセ 2022年8月31~9月2日
ポートメッセなごや 2022年10月26~28日

IoT出展品目
スマート工場EXPOのIoT出展品目は全部で5つあります。

  • クラウドコンピューティング
  • ビッグデータ活用
  • AI/人工知能
  • エッジコンピューティング
  • サイバーセキュリティ

オンライン展示会開催の有無
スマート工場EXPOではオンライン展示会を11月30~12月2日に開催予定です。オンライン開催の資料はスマート工場EXPO公式サイトから無料で請求できます。

スマートファクトリーjapan
スマートファクトリーjapan公式HPキャプチャ画像
画像引用元:スマートファクトリーjapan公式HP(https://biz.nikkan.co.jp/eve/smart-factory/)

スマートファクトリーjapanの概要
スマートファクトリーjapanでは、スマートファクトリーを実現するIT技術の製品やサービスが展示公開されます。製造現場の発展と効率化に向けた製品が展示されるので、製造業関連の来場者が多いです。スマートファクトリーjapanの開催は2回決まっています。

開催地 開催日
オンライン 現在調整中
東京ビッグサイト 2022年10月19日~21日

IoT出展品目
スマートファクトリーjapanは6つの展示で構成されています。

  • 明日から使えるIoT・AIソリューションコーナー
  • 蓄積データ解析・活用コーナー
  • 人手不足サポートコーナー
  • 設計&製造プロセス最適化コーナー
  • ペーパーレス化対策コーナー
  • スマート物流・マテハンコーナー

オンライン展示会開催の有無
オンライン展示会は現在調整中とのこと。参加予定の方は公式サイトでご確認下さい。

通信・放送Week【5G/IoT通信展】
通信・放送Week【5G/IoT通信展】公式HPキャプチャ画像
画像引用元:通信・放送Week【5G/IoT通信展】公式HP(https://www.cbw-expo.jp/ja-jp.html)

通信・放送Week【5G/IoT通信展】の概要
通信・放送Weekは、光通信や4K・8K映像技術などの最新技術が集結した展示会です。日本全国の通信事業者や放送事業者、産業分野の映像技術者が来場します。過去には通信・放送Weekの展示会は4回も行われています。第6回の通信・放送Weekは2022年6月29日~7月1日に東京ビッグサイトで開催されます。開催時間は10時から17時までの予定です。

IoT出展品目
通信・放送WeekのIoT出展品目には3つの分野で出展できます。

  • 5G・無線通信システム
  • 基地局設備(アンテナ、電源装置/蓄電池、避雷針、EMC対策部品)
  • デバイス・部品(コネクタ、ケーブル、電波吸収体、誘電体フィルタ)
  • 工具・金具
  • 測定器・計測器
  • IoT・LPWA(ゲートウェイ、センサ/チップ、ソリューション)

オンライン展示会開催の有無
通信・放送Weekにはオンライン展示会はありません。ただ、出店を検討する人のためにオンラインでの説明会を開催しています。通信・放送Weekの展示会に興味がある方は、まずオンライン説明会に参加しましょう。

1製品専門型

「1製品専門型」は、見込み顧客を広げるというよりも「商談・成約に繋げる」ことを目的としたオンライン展示会です。

例えば、「IoTを活用した監視制御システム」など、導入したい具体的な製品が決まっており、すぐにでも導入すべき企業を探している見込み顧客だけを集客します。導入への温度感が高い状態で来場されますので、自社製品の魅力がマッチすれば成約への可能性も高まります。

探す企業側も「比較検討に多くの時間をかけたくない」というニーズを持っているため、

どの製品が良いのか早く決めたい企業と、他社製品にはない自社の「魅力」を知ってもらい、商談や成約を獲得したい企業とをスピーディーに繋げる

タイプの展示会です。

業界特化型の事例

SCADA MAGAZINE(スキャダマガジン)

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SCADA MAGAZINE(スキャダマガジン)は、監視制御(SCADA)システムに特化したメディアで、市場に出ているソフトのそれぞれの機能やコスパを始めに、SCADAシステムの今後の動向やその他の情報を網羅しています。新システムを導入する際に重要視されがちな料金以外にも商品選定の役に立つ情報が豊富で、SCADAシステムを検討する企業ならワンストップで導入判断が下せる構造になっています。

SCADA MAGAZINEに限らず、自社の製品を専門的にPRするメディアを独自に開設することが可能です。オンライン展示会に出展した経験はあるものの、

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という方は、自社専門のメディア「ポジショニングメディア」を作る方法をこちらで詳しく紹介しています。詳細な資料を無料でダウンロードできますので、ご興味がございましたら、こちらをご覧ください。

ポジショニングメディアとは

IoTのオンライン展示会でも高い効果を得られる

IoTのオンライン展示会でも高い効果を得られる

IoT向けの展示会やオンライン開催の有無についてご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。最近ではオンラインで展示会をすることも多いですが、オンラインでも高い集客効果やプロモーション効果を得られます。

キャククル運営元Zenkenでは、120業種以上のWebマーケティング支援実績を活かして、成約率を重視した反響獲得施策をさまざま導入してまいりました。

現状のWeb施策に不安がある、展示会の中止によってプロモーションが限られてしまっている、とお悩みでしたらお気軽にご相談ください。

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