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歯科医院の売上と支出

歯科医院の売上は、保険診療分と自費診療分に分かれています。一般的に、開業するとまずはレセプト点数で30万点、つまり300万円の保険診療での売上を目指すと言われていますが、これ以外に自費診療の売上が100万円あるとしたら、月の売上は400万円になりますね。このように、保険診療分と自費診療分を合わせたものが基本的な歯科医院の売上になります。

一方、支出は大きく分けて固定費と変動費の2種類になります。材料費や技工費のように売上が上がればそれに伴って上がる経費を変動費、人件費やリース費用のように売上の大小にかかわらず毎月一定の金額が必要な経費を固定費といいます。

歯科医個人の年収をアップさせるためには、当然ながら歯科医院の売上を増やさなければなりません。歯科医の年収、生活費の基準値は、医院の売上の10%~20%と言われていますが、これは開業してからどのくらいの年数が経過しているかによっても変わってきます。具体的にどのくらいの年収が相当なのか判断するためには、売上の推移をしっかり把握する必要があります。

歯科医院の平均売上

歯科医院の経営状態については、さまざまな関連団体などからベンチマークが発表されています。

もちろんスタッフ数やユニット数など規模によっても大きく変わりますが、年間の売上は平均すると6000万円前後のようです。そのうち約8割が保険での売上、残りの約2割が自費の売上となっています。

売上1億円以上の歯科医院の割合

売上1億円というと、歯科医院としては高いほうだといえるでしょう。事実、さまざまな歯科の経営指標を見ても、売上1億円を超えている歯科医院は2割程度、5軒に1軒程度にとどまっています。売上ランキング別の指標によれば、なかには売上2億円を超える歯科医院もあるようです。

歯科医院の売上をアップさせるには

歯科医院に限らず、どんな業界でも売上をアップさせる方法は2つしかありません。

ひとつは顧客の数を増やすこと、もうひとつは顧客の単価を上げることです。歯科医院の場合、当たり前ですが顧客とは患者さんのことですね。考えるべきは患者さんを増やすこと、患者さん1人あたりの売上を伸ばすことです。

自費診療を増やす

歯科医院の売上をアップさせるためには自費診療の促進も重要ですが、患者さんに自費診療をお勧めする場合はご本人による選択と納得を欠かすことはできません。

その判断材料として、ホームページの充実はもちろんのこと、待合室でのポスターなどによる視覚的な情報提供、チェアサイドや会計での説明、患者さんが持ち帰ってゆっくり考えるためのパンフレットなど、多くのコンテンツを用意することが大事です。

また、効果が大きいのは自費診療の歯のモデル(サンプル)でしょう。本物の輝きなどが実際に確認できると、患者さんとしても参考になるはずです。

リコール率を上げる

売上を上げるためには患者さんを増やすことだとお伝えしましたが、もちろん同じ患者さんが何度も来院してくれる、つまりリコール率が高いことも売上アップにつながります。「患者さんが継続して来院してくれない」という悩みを抱える歯科医院は、何より患者さんとの信頼関係をしっかり築くことができているか見直してみましょう。

  • 患者さんが治療の必要性をしっかり理解、納得できるまで対話ができており、治療に対するモチベーションを高めることができているか?
  • 治療への満足度はもちろん、スタッフとの対話や環境が心地よく、患者さんにとって歯科医院で過ごす時間が充実したものとなっているか?

こういったポイントをクリアして信頼関係を高め、その上でリコールの重要性をしっかり説明できていれば、きっと患者さんは継続して来院してくれるでしょう。

女性の患者さんをターゲットにする

歯科医院では女性の患者さんをターゲットにすると増患に効果があるといわれています。なぜなら、女性患者さんは配偶者やお子さん、ご両親やご親戚、お友達などたくさんの患者さんを紹介してくれるキーパーソンになりやすいからです。

女性患者さんが満足できる歯科医院であれば、増患につながる口コミのもとにもなっていただけます。女性患者さんの特性に配慮した診療メニューや環境づくりに取り組んでみましょう。

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