反響アップを狙うリフォームのチラシ戦略

反響アップを狙うリフォームのチラシ戦略
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チラシ・ポスティングで反響がとれるか?

長年リフォーム業界ではチラシ・ポスティングは有効な営業手法のひとつでした。リフォーム会社のチラシ反響率は良くても0.1~0.3%だったようですが、近年ではインターネットの普及もあり更に少なくなってきてしまっているとも言われています。

チラシ・ポスティングをしても反響が全くないとお嘆きのリフォーム会社も多いはず。では、集客に繋がるチラシの作り方とはどんな方法があるのでしょうか。

チラシで反響をとる戦略とは

リフォームを考えていない人がリフォーム会社のチラシを貰ったとしても、普通の内容ではすぐにゴミ箱行きですよね。

このような今は興味がない人にこそ手に取ってもらえるチラシを作る必要があります。つまり「今すぐ客」のみをターゲットとせず、そのうち顧客になるかもしれない「見込み客」をターゲットとしたチラシを作ることを意識するのです。

潜在的な見込客に目を向けて種を蒔くことで、いずれ顧客化していくかもしれません。

自社の強みを前面に打ち出そう

自社の強みは何でしょうか。例えばリフォーム内容。屋根や水回り、耐震などがあると思いますが、まずは自分たちがどのメニューで勝負するか決めましょう。

従来からある「何でもできます」は今の時代においては逆効果。実際には全てのリフォーム工事ができるかもしれませんが、一番魅力的なメニューを一点載せた方が効果的です。

そして実際に売り込む商品を決めたら、他社にマネできない自社の強みを前面に打ち出しましょう。

  • セールスポイントは分かりやすく
  • 他社にはなく自社では提供できるサービス内容を載せる

上記の点がポイントです。

イベントの開催は効果的

自社で開催するイベントの内容や特典などを紹介するのも効果的です。

「今すぐ客」だけでなく「見込み客」にも来場してもらい、興味を持ってもらえるチャンス。そのためにはイベントに来場することによってどんなメリットがあるのかを上手に訴求する必要があります。魅力的な内容や来場プレゼントなどの用意することで多くの集客が望めるでしょう。

イベントの内容

実際開催するイベントの内容はどのようなものがあるのか、いくつか例をご紹介します。

  • DIY教室
  • 地元野菜の朝市
  • 大型遊具の設置
  • 縁日
  • ショールーム展示会

予約が不要であり、家族で気軽に寄れるイベントであると来場してもらいやすいでしょう。

小さい子がいるお家をターゲットとするならば、お子さんが遊べる場所があれば集客が期待できます。イベント会場ではリフォーム相談会などを行なって、会社に興味を持ってもらえるはじめの一歩になるように目指しましょう。

ホームページと連動させる

チラシには最低限の情報のみを記載し、後はホームページを見れば分かるようにしておきましょう。

今はほとんどの人がインターネットを使用しています。興味を持ったユーザをホームページに誘導すること、それが現在のチラシの役割です。

チラシの目立つ場所に「QRコード」を掲載してホームページへ誘導しましょう。ホームページには、詳しい内容を見やすく載せておく必要があります。

チラシを見てもらうためには一瞬の印象が大切

手に取ってもらえるかどうかは、一瞬のイメージが重要です。

厳選したキャッチコピーと写真を載せて視覚的に魅力を伝えましょう。何より大切なのは、一目見ただけでどこの会社のチラシなのか分かることです。

載せる内容は、例えば以下のようなものがあります。

  • 自社の強みを打ち出したキャッチコピー
  • イベント情報(開催日時や特典など)
  • メニュー(一押しメニューのみ)
  • 施工例のビフォーアフターなどの写真
  • 工事実績
  • 電話番号・住所、地図などの店舗情報
  • QRコード(ホームページへの誘導)

チラシ内容以外でポスティングで気を付けること

いくら良い内容のチラシができたとしても、ポスティングする対象を間違えると反響アップに繋がりません。ポスティングで気をつけるべきことをまとめました。

ターゲットを絞る

自社の過去のデータを調べてみましょう。顧客にはどんな物件や場所に住んでいる人が多いのか、どんな依頼が多いのかなど。

例えば賃貸マンションや借家は、一般的に住んでいる人自身ではリフォームをしませんよね。そんな場所に数多くチラシをばらまいても、ほとんどが無駄になってしまいます。どこに配れば効果的なのか考え、その地域にダイレクトに狙い撃ちポスティングすることが大切です。

定期的に配布する

チラシは一度のポスティングだけではなかなか反響に繋がりにくいです。

会社の名前を覚えてもらうためにも、定期的に2度目、3度目と配布をするのがよいでしょう。毎回内容は変えた方が目に止まりやすいです。

その他のオフライン広告:看板

看板は、地域の方々に会社名を知ってもらうための一番身近な広告媒体と言えます。

リフォームの特徴やアピールポイントを分かりやすく記載することで、瞬時に伝えることができます。具体的にリフォームについて考えだした時に看板を思い出してもらえることができたならば、非常に有効な集客方法とも言えます。

【看板広告のメリット】

  • 発見してもらえる
  • 内容を瞬時に理解してもらえる
  • ショールームや相談会、イベントの開催をアピールできる

チラシの他にもオンラインの広告やSNSの活用も大切

チラシで反響アップを狙うには、内容の選別とターゲットを絞ったポスティングをする必要があることをご紹介しました。

ただしチラシを見て興味を持った場合、今の時代ほとんどの人はまずインターネットでホームページや口コミサイトなどをチェックします。集客アップのためには、チラシの他にもオンラインの広告やSNSの活用も大切です。

地域名などのキーワードでのSEOを意識すれば、ネットでも特定のエリアでリフォームを考えているユーザーにアプローチできます。

Web集客を含めたマーケティング戦略をお考えの方は、ぜひ一度プロに相談してみましょう。

下記資料には、リフォーム業界の市場状況を踏まえた差別化戦略も紹介しています。よろしければダウンロードしてご参考ください。

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