【クリニック・病院編】SEO対策の基礎知識2020年版

【クリニック・病院編】SEO対策の基礎知識2020年版
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クリニック・病院の集客方法としてますます重要度が増すSEO対策

コロナにインフルエンザと2020年から2021年にかけての秋冬シーズンは医療従事者にとっても、気が抜けないシーズンです。先が見えないのは日本中どこでも同じですが、見えていることがひとつあります。それは「オンラインの集客・集患を強化」する必要があることです。

ここでは、オンライン集客の要ともいえる、クリニック・病院に特化したSEO対策の最新事情や集客・集患に役立つ対策キーワードなどについて説明していきます。

まず検索エンジンの仕組みについて理解しよう

まず検索エンジンの仕組みについて理解しよう
クリニックや病院を探す際、多くの人たちは、Googleなどの検索エンジンを使って探します。そのため、当然ですが検索結果で上位に表示されるほど、集患につながります。検索結果の上位に表示させるための施策がSEOです。

SEO対策といえば、外部施策や内部施策などを行うことが大切といわれています。しかし、これらの施策を行う前に、まずは検索エンジンの仕組みについてしっかりと理解しておくことが重要です。

検索エンジンは以前のようなロボットではなく、より「人間のニーズ」に近しい存在になっていくといわれています。検索エンジンでは、以下のことが行われています。

  • クロール
  • インデックス
  • ランキング

では、それぞれについて以下に解説していきましょう。

クロール

クローラーと呼ばれるロボットがWEB上を巡回しているのですが、そのロボットがWEBサイトを発見することをクロールと呼びます。また、クローリングとは、クローラーがサイトの情報を収集することです。

「Search Console(サーチコンソール)」と呼ばれるGoogleが無料で提供しているツールを用いることで、自分たちのクリニックや病院の公式サイト情報をクローラーに読み込ませることが可能です。

さらにクリニックのサイトがどのような検索キーワードで、南海表示されているのか、またそのキーワードで何回クリックされているのかもわかります。

たくさん表示されているのにクリック数がゼロ、という場合は、検索画面上のタイトルやディスクリプションが興味を引くものになっていない可能性があります。

インデックス

インデックスとは、クローラーが収集した情報を、データベースに登録することをいいます。インデックスに分類され、記録された情報をもとに検索結果上にサイトのページが表示されます。

クリニックや病院の公式サイトなどに新規コンテンツを追加したり、既存ページに変更を加えたりしても、インデックスされなければ検索エンジンには「このページが追加された」「このページが更新された」と認識されず、評価されません。

評価とは、「このページはユーザーに有用なコンテンツである」と認識され、掲載される順位が上がることを指します。

ランキング

検索結果のランキングは、Googleのアルゴリズムによって決められます。アルゴリズムとは、WEBサイトの関連性・重要性を評価し、検索結果のランキングを決定するプログラムのことです。

アルゴリズムの具体的なルールは明かされていません。また、年間で500回以上修正されたり、変更されたりしているといわれています。

Google品質ガイドラインを知ってる?

Google品質ガイドラインを知ってる?
SEOを理解するためには「Google品質ガイドライン」の存在を知っておく必要があります。Yahooなどもありますが、ここではGoogleに絞って説明します。

Google検索品質評価ガイドライン

Google検索品質評価ガイドラインとは、アルゴリズムの情報の基礎となっているものです。Googleは数多くの外部の評価者と契約しているといわれていますが、検索品質評価者たちは、このGoogle検索品質評価ガイドラインを参考にして、インデックスされているページの品質を評価しています。

Google検索品質評価ガイドラインには、GoogleがWEBサイトのどこの部分を、どのような基準で評価するのかが定められています。その基準とは以下のとおりです。

  • 「Needs Met(需要との一致)」
  • 「Page Quality(品質・信頼性)」
  • 「ユーザビリティ(使いやすさ)」(※1)

Google検索品質評価ガイドラインは、2015年に公開されてから、不定期に更新されて続けています。このガイドラインの原則だけでも理解しておけば、ご自身でSEO対策をする際の目安となります。

※1 参考元:DENTSU DIGITAL「Google 品質評価ガイドライン解説(2019年9月版)」(https://www.dentsudigital.co.jp/topics/2018/0822-000179/ )

Google が掲げる 10 の事実

ご自身のクリニック・病院の公式サイトを上位表示させるためには、「Google が掲げる 10 の事実」についても理解しておかなければなりません。Google が掲げる 10 の事実は以下のとおりです。

  • 1. ユーザーに焦点を絞れば、他のものはみな後からついてくる。
  • 2. 1 つのことをとことん極めてうまくやるのが一番。
  • 3. 遅いより速いほうがいい。
  • 4. ウェブ上の民主主義は機能する。
  • 5. 情報を探したくなるのはパソコンの前にいるときだけではない。
  • 6. 悪事を働かなくてもお金は稼げる。
  • 7. 世の中にはまだまだ情報があふれている。
  • 9. スーツがなくても真剣に仕事はできる。
  • 8. 情報のニーズはすべての国境を越える。
  • 10. 「すばらしい」では足りない。(一部引用)

引用元:https://www.google.com/intl/ja_ALL/about/philosophy.html

さらにに詳しい情報はこちらをご確認ください。

■Googleが掲げる10の事実:https://www.google.com/intl/ja_ALL/about/philosophy.html

クリニック・病院のSEO対策を練るためにも、Googleがどのようなポリシーで順位を決めているのか(ランキングを上げる)を理解して、評価を受けやすいホームページの構造にしていくことも大事です。

検索エンジンがヒト化? 進化し続ける検索エンジン


検索エンジンがヒト化? 進化し続ける検索エンジン
先ほども少し触れましたが、10年前といまとでは、SEOの世界がまったく異なります。より人に近い感覚で各サイトをクローリングするようになってきています。

そこで、SEO対策として有効な方法をいくつかピックアップしました。

Googleサジェストキーワードをコンテンツに盛り込む

Googleで検索する際、検索窓に調べたいキーワードを入力しますよね。その際、自動的にさまざまなキーワードが表示されますが、それらのキーワードを「サジェストキーワード」と呼びます。

サジェストキーワードは、キーワードの関連度合いやユーザーの検索頻度によって表示されます。したがって、ユーザーが何を知りたいのか?を把握するときに役立つものです。

たとえば「美容整形」というキーワードで検索してみると、医療ローン・失敗・口コミ・医療費控除・費用といったサジェストキーワードが表示されます。

サジェストキーワードから、美容整形に興味がある人たちは、美容整形の医療ローンや口コミに関する情報知りたいと思っているということがわかります。そのため、美容整形についての記事を作成する際にはこれらの情報を盛り込むことで、ユーザーニーズを満たすことにつながるのです。

ユーザー視点でコンテンツを制作する

ユーザーに求められている有意義な内容を盛り込んだコンテンツを制作していくことで、検索結果の上位表示へとつながっていきます。ページ追加をしていくことで、検索結果に表示される機会を増やします。これをコンテンツSEOと呼びます。

コンテンツを制作している際は、ユーザー視点を忘れて、自分たちのクリニックや病院への集患につながること、利益を生み出すことなど、自分が書きたいことばかりをつい書いてしまいがちです。しかしそうではなく、ユーザーが必要としていることを中心とした内容にしなければなりません。

先ほどご紹介したサジェストキーワードから、ユーザーが欲しいと思っている情報を把握して発信したり、改めてユーザーの立場に立ち、ユーザーが悩んでいることを推測し、その悩みを解決するようなコンテンツの提供を心掛けましょう。

コンテンツSEOを意識した記事を制作する手順とは

まず、自院が提供しているサービスをしっかりと分析してください。そして、自院が得意としていることが、何であるのかを見出すことが重要。

次に、前述したとおりユーザーの悩みが何であるのかについて考えたり、調査してください。美容医療の口コミ広場や、Yahoo!知恵袋なども参考になります。

その後、自分たちのクリニックや病院のサイトに訪問する、ユーザーのペルソナを決めてください。ペルソナを設定する際は、年齢・性別・住んでいる場所など具体的な人物像を想定するのがポイントです

ペルソナが決まったら、どのような記事にするのかを決定していきます。その際、キーワードを選定する必要があります。ウォンツではなくニーズキーワードを選んでください。

コンテンツの内容が決まったら、制作に取り掛かりましょう。

なお、コンテンツSEOに関しては、キャククルの別ページでくわしく解説しています。関心があるかたはこちらもお読みください。

コンテンツの価値を評価する「E-A-T」を意識する

「E-A-T」を意識することも重要です。E-A-TはSEO対策に必要不可欠であり、Googleが重要視している基準であるといわれています。

E-A-Tとは以下を意味します

  • E:専門性(Expertise)
  • A:権威性(Authoritativeness)
  • T:信頼性(Trustworthiness)

さまざまな情報を幅広く発信するよりも、特定ジャンルに特化した記事を提供し、さらに関連する情報を網羅したコンテンツも配信することで、専門性を高めることができます。

権威性を高めるには、運営会社名や著者名をコンテンツに掲載し、サイテーションを獲得することが重要。病院やクリニックの情報発信はなるべく医師の権威性を活用すべきですし、とくに院長発信の情報には価値があります。

なお、サイテーションとは、クリニックや病院名などがインターネット上で言及されること。「〇〇クリニックの公式サイトにこう書かれていた」など、ブログやポータルサイトなどで病院名を書かれるだけで、サイテーションが獲得できます。

リンクがなくとも、言及されるだけでSEO効果があるとされ、最近注目されている施策のひとつです。

最後に、信頼性を向上させるには、コンテンツの公開日・クリニックや病院の住所・院内の様子・在籍しているスタッフの人数など、詳しい情報を掲載すると良いでしょう。

また診療ポリシーや院長の治療指針など、患者に信用してもらえるような内容を盛り込むことが大切です。

オリジナリティのあるコンテンツを作成する

オリジナリティのあるコンテンツを作成する
オリジナリティのある内容のコンテンツを作成してください。たとえユーザーニーズを満たし、専門性や権威性が高いコンテンツであったとしても、他のサイトの文章をそのまま使ってしまっては意味がありません。

なぜなら、独自性のあるコンテンツでなければ、Googleに評価してもらないからです。

先ほどコンテンツSEOについて説明しましたが、コンテンツを作成して更新していく作業はかなり時間も手間もかかります。コンテンツSEOを代行してくれる会社がありますので、外部委託することをおすすめします。

弊社でもコンテンツSEO代行を承っていますので、検討される場合は下記よりお問い合わせください。

コンテンツSEO(マーケティング)のご相談はこちら

ロングテールSEO

ロングテールSEOとは、特定のキーワードと関連する複数のキーワードを組み合わせ、WEBサイトの上位表示を狙うSEO施策のことです。たとえば、「渋谷 歯科医院 矯正治療」や、「大阪 美容クリニック 美容注射」など、キーワードを組み合わせていきます。

いくつかのキーワードを組み合わせてニッチなキーワードにすることで、競合性が低くなります。また、突然検索結果の順位が下がってしまう可能性も低いです。

それから、複数のキーワード組み合わせることで、ユーザーが求めている記事を制作しやすくなります。

ローカルSEO

ローカルSEOとは、「特定のエリア+〇〇」といったキーワードで検索された際、上位表示させることです。また、Googleマップなどの地図検索でも利用されている機能でもあります。

たとえば、「埼玉 カフェ」や、「札幌 美容室」などのように、エリアで検索した場合、エリアに特化した結果が表示されます。

特定のエリアをキーワードに検索することを、ローカル検索と呼びますが、ローカル検索をする人たちは、特定のエリアにあるクリニックや病院を探していると推測されます。したがって、集患につながりやすいので、ローカル検索で表示される自院の情報を、見やすく整えておくことが大切です。

ローカルSEO対策をするために、Googleマイビジネスに登録する必要があります。Googleマイビジネスにつきましては、以下で詳しく見ていきましょう。

Googleマイビジネス

Googleマイビジネス
Googleマイビジネスは無料で、業者に依頼することなく、自分たちで登録することができます。

Googleマイビジネスには、

  • 住所
  • 電話番号
  • 診療時間
  • 自院の公式サイトURL
  • クリニックの写真(外観や内観)

などの情報を掲載することができます。たくさんの情報を掲載しておくことで、クリニックや病院に関して具体的にイメージしやすくなり、選んでもらえる可能性が高まります。そのため、できるだけ多くの情報を掲載するようにしましょう。

また、Googleマイビジネスには口コミ機能があります。自院を利用してくれた患者さんたちから良い口コミをたくさん集めることで、集患につながっていきます。

GoogleマイビジネスにはInsightsと呼ばれる分析機能が搭載されていますので、自院の情報を閲覧したユーザーが、どのように自院の情報を検索したのか、などのデータをチェックすることが可能です。

クリニック・病院のSEOで対策すべきキーワードとは

クリニック・病院のSEOで対策すべきキーワードとは
クリニックの指名検索で、いくら上位表示されていても意味がありません。対策キーワードを何にするかで、SEO施策もまったく変わってきます。以下に代表的なものをいくつか挙げておきますので、参考にしてください。

  • 「地域名×科目名」
  • 「地域名×検査名」
  • 「地域名×治療名」

尚、症状疾病での上位表示は大変難易度が高いです。GoogleがYMYLの評価に厳しいことを考えると、専門用語や医療用語よりも、知識のないユーザーが打ちそうな言葉を対策キーワードに選ぶ、というのもひとつの方法です。

言い換えや表記ゆれ、先ほども触れたサジェストなどで対策すべきキーワードを探し出し、SEO施策を集中させてみてはどうでしょう。

病院検索ポータルサイトに掲載も悪くはないが…

クリニックの情報や、利用者からの口コミ評判を確認できる病院検索ポータルサイトを活用されているでしょうか?

実際に上位表示されているのは、

  • Caloo
  • 病院なび
  • ホスピタ
  • エキテン
  • Qlife

といった病院検索ポータルサイトです。無料掲載できるものもあるので、掲載できるものは掲載しておくと良いでしょう。

ただし競合が多いエリアでは、広告出稿をしない限り埋もれてしまいますし、掲載できる内容にも限りがあります。

先生の人柄や診療方針など詳細がわからない掲載内容で、集客につながることは少ないと考えるべきかもしれません。

SEO対策の基礎知識2020【クリニック・病院編】まとめ

SEO対策の基礎知識2020【クリニック・病院編】まとめ
クリニック検索KWは、病院なびや美容医療の口コミ広場などと戦う必要があるため、生半可なSEO対策や戦略設計では勝てません。

また、先ほどご紹介しましたGoogle検索品質評価ガイドラインは、英語で書かれており、100ページ以上のボリュームがあります。内部SEOやローカルSEOなど、公式サイトひとつとっても、診察の合間にできることではありません。

特にSEOは変動する生き物でもあるので、専門業者に委託することをおすすめいたします。

SEO対策や集患でお困りなら弊社まで

弊社にご相談いただければ、SEO対策をはじめとするweb戦略全般、集客全般のご相談に乗ることができます。弊社にはSEOを専門とするセクションもあり、さまざまクリニックや病院の集客をサポートしてまいりました。

なお弊社のSEOについては、下記ページをご参照ください。

さらにコンテンツSEOを代行するのライターステーションというソリューションもありますし、ホームページのリニューアル、リスティング広告のLPなど、ワンストップで施策を打つことができます。

効率のいい集客・集患に関するご相談は、下記より該当項目を選んでフォームよりお送りください。該当するものがない場合は、「1」を選んでいただければ大丈夫です。

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