Webサイトからフォーム・電話問い合わせを増やす8つの方法

Webサイトからフォーム・電話問い合わせを増やす8つの方法
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誰でもが日常的でスマートフォンや自宅のパソコンでネットにアクセスできる今は、業界問わずWebマーケティングが必要不可欠です。

多岐にわたるマーケティング施策の中でも多くの企業が最初に取り組むのは自社のホームページ・Webサイト改善です。この記事では、自社のWebサイトの改善で問い合わせや電話を増やす方法を紹介していきます。

なお、Webサイトの改善施策は地味な作業が多く、その効果は気になるものです。下記のページには、キャククルの運用元である全研本社で今まで行ってきた、具体的な改善施策とその成果が分かる無料事例集を用意しております。どうぞ自社Webサイトのパフォーマンス向上にお役立てください。

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Webと電話の問い合わせを増やす方法と売上アップの対策とは

新型コロナウイルス感染症やインフルエンザなどの流行が予測され、2020年から2021年にかけての秋冬シーズンは例年以上に外出を控える人が増える可能性が高くなっています。先が見えないのは日本中どこでも同じですが、現時点で既に見えていることがひとつあります。

それは「オンラインの集客・集患を強化」が急務である、ということ。

そこでここでは、オンライン(Web)や電話の問い合わせを増やし、売上アップを図るためにどうすればいいか、というテーマで説明していきます。

そもそも公式サイトやLPにアクセスは集まっているか

公式サイトを含め、オンラインショップなどでもよく語られますが、「人通りのないところに店を出しても売れない」という大前提があります。

実店舗同様、オンラインでもトラフィックが少なければ人の目に触れることはありませんし、上位表示されていないキーワードでは、よほどのことがない限りあなたのサイトまでたどり着く可能性は低くなります。

SEO対策ができていないサイトに人は来ない

貴社の公式サイトや比較ポータルなどのページに十分なアクセス量が確保できるかどうか、これはすべてSEOにかかってきます。

問い合わせを増やすとひと言で言っても、人がまったくいない場所ではどのような方法を試しても意味がありません。また、素晴らしい商品であることやサービスであることをPRしても、知ってもらえなければ売れるはずがありません。

したがって問い合わせを増やす前に、まずはサイトやページへの流入を増やすという観点で、対策キーワードの見直しやSEO施策によるセッションの増加など、必要な対策を正しく講じる必要があります。

SEO対策としてすべきことについては下記キャククルページをご参照ください。オウンドメディアとありますが、公式サイトでもやることは同じです。

問い合わせたい、電話したいと感じさせる魅力があるか

問い合わせたい、電話したいと感じさせる魅力があるか

これを言っては元も子もないように聞こえるかもしれませんが、そもそも顧客が自社の商品・サービスを魅力的なものとして見ているかどうかという点は非常に重要です。他社との差別化を図れる魅力を、自社の強みとして打ち出せているかどうか、もう一度チェックしてください。

マーケット分析をしたうえで、差別化戦略やポジショニング戦略を構築していきましょう。自社のターゲット層に対しての広く浅いアピールは認知度向上には向いているのですが、売上に繋がる問い合わせの獲得はそれほど期待できません。ターゲットとなる顧客をはっきりした上で、ページの内容をその顧客が魅力を感じるように工夫するのが重要です。

魅力を発信する場所を選ぶ

場合によっては、自社のホームページが最適な場所ではないかもしれません。多くのユーザーは、ネットでの検索を比較検討のために活用しています。つまり、様々な企業の商品を見て、自分にとってどれがいいのか判断したいというニーズがあります。しかし、公式サイトで競合の商品・サービスに触れまで自社との違いを明確にするのは難しいでしょう。

上記の場合は、顧客の比較検討ニーズに応える、ホームページとは別のメディアを立ち上げるのが得策です。ターゲットを自社の商品がピッタリ合う顧客に絞って制作し、競合に触れながらも自社の強みが活かせるニッチでの優位性をアピールすることで、親和性の高いユーザーが集められます。そのようなユーザーなら、購買・成約に繋がりやすい問い合わせを獲得できるようになります。

自社の商品を買ってくれそうな顧客へのアプローチに特に向いているのは、ポジショニングメディアです。受注単価2.5倍アップ、商談率8割超えといった効果も期待できるメディアです。詳しく知りたい方は、下記のページをご覧ください。

ポジショニングメディアについて
詳しく知る

問い合わせの入力フォームは最適化(EFO)されているか

入力フォームは最適化(EFO)されているか
株式会社ギャプライズが運営するMarTechLab(マーテックラボ)にEPO最適化について、ビフォアアフターの事例を交えくわしく解説されていてわかりやすいので、事例としてご紹介しておきます。

EFOとは「Entry Form Optimization」の略で、申し込みや問い合わせなどの入力フォームを最適化することを指します。EFO対策がされていなければ、せっかく流入してきたユーザーを逃しかねません。

問い合わせを増やしたいのであれば、まずはこのEFOをしっかり見直すことです。通販サイトのカゴ落ち防止などでも重要な施策です。

EFOのビフォア・アフター事例

EFOのビフォア・アフター事例

画像引用元:MarTechLab公式サイト(https://martechlab.gaprise.jp/archives/lpolab/efo-1250/)

この事例ではCVR(Conversion Rate/コンバージョンレート)、すなわち問い合わせや申込数が、2.25%から44.74%へと劇的に向上しています。ビフォアアフターのフォームを見ればわかるように、EFOを実践するだけでここまで数字が変わるのです。

このほかにも

  • 入力項目は必要最小限にする
  • 入力内容は例を提示し、何を書くべきか分かりやすくする
  • 間違い項目は色を変えて先に進めないなどの工夫をする
  • 修正ポイントも色を変えるなどして、分かりやすく明示する工夫をする
  • 入力時間を記載する
  • セキュリティを確保していることを主張する

などが挙げられます。

「自分たちのサイトは大丈夫」と放置せず、いま一度ユーザー目線でUIを確認することをおすすめします。

問い合わせの電話をかけたくなるバナーや導線になっているか

電話をかけたくなるバナーや導線になっているか
自然な流れで電話をかけたり、問い合わせをしたりしたくなるように設計されているか、これはとても重要な要素のひとつです。クリッカブルになっているか、文字が小さすぎて見過ごさないか。

スマホサイトの使い勝手が悪いとそれだけで離脱につながりますので、問い合わせを増やしたいのであればバナーや導線はつねに見直しの対象になります。

問い合わせまでの導線が遠すぎる、何度もバナーが表示されてうるさいなど、サイトによって改善すべき点はさまざまです。バナーの色や文字色、フォントの大きさ、文字の改行などを変えることで、問い合わせが増えることが多々あります。

バナーの色やアンカーテキストなどはいくつか用意してテストを繰り返すなどして、CV数改善のためのPDCAを回すことが大事です。

マイクロコピーやUXライティングを意識しているか

バナーやリンクボタンのコンバージョンを上げるための施策にはいくつかありますが、UXライティングとマイクロコピーによっても成果が変わってきます。

マイクロコピーで問い合わせを増やす

マイクロコピーとは、送信ボタンの中に書かれる説明文やや問い合わせフォーム上部などに書かれるガイダンス、エントリーの懸念点などを払しょくするためのテキストのことです。

購入や問い合わせ、エントリーをためらうユーザー心理を汲み取り、その不安や迷いを解消する「ひとこと」があるかないかで、問い合わせ数やエントリー数がまったく変わってきます。

華々しいキャッチコピーばかりに目が行きがちですが、じつは補助的な役割を持つマイクロコピーのほうが、CV数に影響を与えると言われています。

たとえば、facebookのアカウントで新規登録を促された場合、「facebookには一切投稿されません」とボタン内に書かれていたり、無料カウンセリングの問い合わせフォームに「カウンセリングの申し込みではありません」といった、ユーザーを安心させる言葉を入れる、という感じです。

これまで着目されてこなかったポイントである一方で、実際に「クリックしてみよう」「電話してみよう」というアクションを後押しするひと工夫として、いまこのマイクロコピーが注目されているのです。

デザインを変えることなく簡単に追加できる場合も多いので、いますぐ試してみてください。

UXライティングで問い合わせを増やす

サイトを訪れたユーザーが体験することを「UX」といいますが、このユーザー体験をより円滑に迷いなく進めるための言葉のナビゲーションのことをUXライティングと言います。

正確にはユーザーのアクションをサポートするメッセージやキャッチコピー全般を指し、ユーザーとの円滑なコミュニケーションに寄与するものです。

長々とした規約の文面や利用制限、エラーへの対応方法など、その範囲は多岐にわたります。ユーザーが理解しにくい、面倒くさいと感じてしまうようなシーンで、
「こうすれば大丈夫ですよ」と導くことが問い合わせを増やし、反響数を向上させます。

イラストやバナーなどでコンバージョンを上げることもできますが、最終的に「読まないと先に進めない」場合には、このUXライティングが不可欠。毎日自分たちのサイトを見ていると、初めてそのサイトを訪問した人が何に疑問や躊躇を感じるか、発見しにくいものです。

問い合わせが増えないとお悩みであれば、ご家族に見ていただくなど第三者の目線でチェックしてもらうとよいかもしれません。

問い合わせボタンやバナーの位置はそこでいいか

問い合わせボタンやバナーの位置はそこでいいか
バナーの色やフォントの色も大事ですが、問い合わせボタンやバナーを配置する位置によっても問い合わせ数が増えたり、減ったりします。

CVボタンはユーザーを顧客に転換させるための大事な戦略です。一発でいい数字が叩き出せれば御の字ですが、そうでない場合はやはり現状を分析した上で改善していく必要があります。

CVボタンの要素を大きく分けると配置、デザイン、コピーがありますが、どの要素が欠けてもCV数を伸ばすことはできません。

ポータルサイトや公式サイトとLP(ランディングページ)とでは若干違いがありますが、同じページ内にいくつものCVポイントを置かず、ひとつに絞るほうが成果が出やすいようです。

また色やデザインもサイトのトンマナなどもあると思いますが、目立たせたいからといって赤やピンクにすればいい、というものでもありませんので、この点もご注意ください。

※参照元:PLAN-B「これだけはおさえて!CVボタン改善でCVRを劇的に上げるための3つの方法」(https://service.plan-b.co.jp/blog/ad/18946/)

タップしたい気持ち、クリックしたい気持ちにさせられているか

タップしたい、クリックしたいと言う気持ちを高めるためには、そのボタンやバナーに至るまでの導線やストーリー設計がしっかりできていなければなりません。

ユーザー心理に沿っていない場所にバナーやボタンがあれば、サイトの離脱を促してしまう可能性もあります。気持ちが最も高まった段階で問い合わせのアクションへ繋げる設計が、問い合わせ数を増やすためには必須です。

どこまでユーザーの心理や行動が推察できているか

どこまでユーザーの心理や行動が推察できているか
どこまでユーザーの心理や行動を推察して、コンテンツや導線設計ができているでしょうか。そもそもユーザーのターゲティングができていますか?ユーザーの姿が具体的に見えていないと、訴求ポイントもずれてしまいます。

ターゲットが変われば、推察すべき心理や行動は大きく変化します。万人が求める情報を網羅するのはかまいませんが、その情報がだれにとって役立つものなのか、ターゲットを明確にしたほうが「メッセージは届く」のです。

Webと電話の問い合わせを増やす方法と8つのチェックポイントまとめ

Webと電話の問い合わせを増やす方法と8つのチェックポイントまとめ
Webや電話の問い合わせやを増やす方法に劇的な秘策はありませんが、じつは目の前にたくさん改善すべきポイントがある事実に驚いた方も多いのではないでしょうか。

入力フォームの最適化や、バナーの改善にはABテストを繰り返すなどして、トライ&エラーを根気よく続けて数字でその成果を確認していくようにしてください。

しかしあなたが感じているように売上につなげていく有効なWeb戦略そのものは一長一短には見つからず、さらに問い合わせを安定的に作る仕組みを構築するにはノウハウも必要になります。

キャククル運営元のZenkenでは120業種以上に渡るWeb集客支援実績があります。
集客チャネルの構築からWebサイトのコンサルティングをはじめ、ターゲット顧客の獲得にこだわり続けてきました。

プロにご相談いただければ、貴社は当たるか分からないWeb戦略の考える時間、そしてやるべきでない施策に費やす費用を失う可能性を下げることができます。

私たちが今の状況を打破するために、本当に必要な施策を提示いたします。

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