【3分で解説】メルカリのオウンドメディア「メルカン」を分析

【3分で解説】メルカリのオウンドメディア「メルカン」を分析
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メルカリのオウンドメディア「メルカン」の特徴

メルカンキャプチャ画像
引用元:mercan(メルカン)公式サイト(https://mercan.mercari.com/)

メルカンは、月間2,000万人以上が利用するフリマアプリ「メルカリ」をつくった、株式会社メルカリが運営する採用オウンドメディア

メルカリの社風や職場の雰囲気、働く仲間など、社員自身の発信を通して、企業としてのメルカリを知ることができます。

コンテンツは社員によるブログ形式の記事配信がメイン。社員同士の対談やインタビュー記事、社内イベント・企画の様子なども発信されており、それぞれタグから見つけられるようになっています。

ターゲットは、メルカリで働くことについて興味を持っているエンジニアやデザイナー。
自社採用サイトや「LinkedIn」へのリンクが導線となっています。

空前の売り手市場と言われる中でメルカリが採用に強いのは、メルカンのようなオウンドメディアリクルーティングを積極的に実践している点にあります。

メルカンには記事を通して、応募者との認識のズレをなくす目的があるとのこと。
グローバルテックカンパニーを目指すという経営指針に合わせ、英語版の採用サイトも用意されています。

「メルカン」の概要

  • 運営元:株式会社メルカリ
  • ターゲット:メルカリで働くことに興味がある人、アプリ開発のエンジニアやデザイナー、マーケター
  • 目的・ゴール:自社採用メディア、LinkedInへの誘導

メルカンのターゲットはメルカリの採用に興味を持つ人ではありますが、同時に社内・社外向けのメディアとしても機能しています。

採用オウンドメディアという観点から見ると、自社採用メディアやLinkedInがメルカンのコンバージョン先と言えますが、数字やPV数で評価するようなことはしていないとのこと。

また、一部署に記事の更新や運営を任せるのではなく、さまざまな部署の社員や経営陣が関わり、全員が参加するメディアにすることによって「会社の文化そのもの」として扱っているそうです。

オウンドメディアを採用としてだけでなく、社内のコミュニケーションツールの一種として捉え「社員みんなのメディア」という意識づくりがされています。オウンドメディアの定義や枠を超え、独自のカルチャーとして育ってきたメディアということが分かります。

オウンドメディアは採用戦略とも好相性

メルカンは、メルカリがどのような会社かがよく分かる記事を多く発信し、「メルカリで働いてみたい」と感じた人からの応募を増やす採用オウンドメディアです。

職場で起きた出来事や日々の業務で感じたことが高頻度でアップされているので、社員間のコミュニケーションツールとしての役割も果たしています。

オウンドメディアは採用活動との相性も良く、狙った人材や人物像に適する人を効率よく集めるられます。
会社の経営方針や仕事内容、職場の雰囲気を細かく伝えられるため、ミスマッチ防止にもつながるでしょう。

まとめ

採用成果へとつながるオウンドメディアをつくるためには、目的やターゲットの人材にあわせたキーワードの選定やコンセプト設計のほか、コンテンツの制作、コンバージョンへの導線などの戦略が大切です。

自社ならでは、自社だからこそつくれるオウンドメディアを目指して戦略を考えてみましょう。

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