【3分で解説】Sansanのオウンドメディアの特徴や戦略を分析

【3分で解説】Sansanのオウンドメディアの特徴や戦略を分析
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Sansanのオウンドメディア「DiGiTALiST」の特徴

DiGiTALiSTキャプチャ画像
引用元:DiGiTALiST(https://digitalist-web.jp/)

さまざまな企業が取り入れている最新のデジタル技術やDX(デジタル・トランスフォーメーション)、業務効率化に関する話題など、デジタルで進化し続ける働き方やトレンドを幅広く紹介しているオウンドメディアです。

クラウド名刺管理システムのサービスと連動

運営しているのは、法人向けクラウド名刺管理システムを開発・販売するSansan株式会社。

ログインには会員登録が必要で、自社の名刺管理システムでオンライン名刺を登録すると利用できる仕組みです。DiGiTALiSTに会員登録をすると、パーソナライズされたニュースが配信されるようになっています。

メディア内のエントリーフォームに表示されているのはQRコードのみとなっており、問い合わせや会員登録のためには、必ずオンライン名刺への登録も行わなくてはなりません。

一度の登録だけで名刺管理の製品を体験しつつ、オウンドメディアの会員にもなれる設計になっています。

Sansan株式会社はDiGiTALiSTのほかにも、ビジネスコラムを発信する別メディア「Business Network Lab名刺管理サービスを活用した採用オウンドメディア「mimiも展開。

ターゲットの属性や視点で異なる価値を複数コンテンツで提供することによって、名刺管理だけではない自社の可能性を巧みにアピールしています。

「DiGiTALiST」の概要

DiGiTALiSTのターゲットは、デジタル技術によって社内業務を効率化したいと日々考えているビジネスパーソンや管理職。そのため、DXの企業事例など、デジタルを取り入れたコラムや記事が中心です。

自社サービスの体験や会員登録による見込み顧客の獲得をコンバージョンとしています。

DXに関する資料のダウンロードもできるようになっており、こちらも利用するにはオンライン名刺の登録が必要です。Sansanの名刺管理ツールをすでに利用している人であれば、すぐにダウンロードできるようになっています。

サイト上部には常に会員登録ページへのボタンが設置されており、見込み顧客を取りこぼさないよう工夫されています。ボタンの数だけでなく、ゴールの種類も増やすことで、リード獲得の可能性を最大限にしていると分かります。

  • 運営元:Sansan株式会社
  • ターゲット:デジタルを取り入れた働き方にシフトしたいビジネスパーソン、DX導入で効率化を目指している企業担当者
  • 目的・ゴール:自社製品の体験、会員登録、資料ダウンロードによるリード獲得

会員登録のスムーズな導線が見込み顧客を増加させる

会員登録というコンバージョンの導線上に、自社の持つ技術を組み合わせることで見込み顧客をうまく流入させているほか、自社の魅力や強みも同時にアピールできているDiGiTALiST。

効率的に働くためのテクノロジーやツールの紹介に限らず、ビジネスのトレンド情報を発信することでオフィスのDX化への関心を高め見込み顧客の育成にもつなげています。

さらに、デジタル変革を身近に感じているユーザーに対し、記事内でもさりげなく自社商品の紹介コンテンツを盛り込み、自然な形で認知度アップを図っています。

オウンドメディアを活用した戦略でお悩みなら

成果へとつながるオウンドメディアをつくるためには、目的やターゲットにあわせたキーワードの選定、コンテンツの制作、コンバージョンへの導線設計などの戦略が非常に重要です。

自社ならでは、自社だからこそつくれるオウンドメディアを目指して戦略を考えてみましょう。

キャククルを運営するZenkenでは、これまでに120業種を超える企業のWeb集客やマーケティングを支援してまいりました。

オウンドメディアの制作についても、市場分析から戦略立案・メディアの制作・運用までワンストップで対応。
貴社の強みにあわせたメディアを制作し、成果が出るまで運用・改善を徹底的に行ってまいります。

これまでに8,000件以上のサイトを制作しており、培ったコンテンツSEOのノウハウによって、ニッチな市場や専門性の高い商品でも、効果的なメディア制作が可能です。

特にブランドイメージの認知拡大ターゲットユーザーの集客を両立できる「ブランディングメディア」の制作を得意としています。

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