比較サイト制作(作成)・構築を外注するときに気をつけておくべきこととは?

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比較サイトとは

「比較サイト」という言葉を聞いたことがありますか?Webマーケティングについて調べたことのある方なら、馴染みのある用語かもしれません。

ある商品の価格をオンラインショップやオークションサイトから抜き出し、比較することができるサイトのことを言います。価格.comがその代表として挙げられます。他にも、航空券やホテル、不動産、保険、引越し業者…とさまざまな分野の比較サイトが存在します。

複数のサイトを横断して、価格やサービスを検索し、瞬間的に並べて比較できるため非常に便利なサービスです。オンラインショッピングをする場合は、比較サイトで安値の販売業者を探して購入する、という購買行動が当たり前のものになりました。

ここでは、そんな比較サイトのビジネスモデルや構築・制作の方法、そして比較サイトの効果について解説していきたいと思います。

比較サイトの仕組み


しかし、比較サイトは商品やサービスを販売しているわけではありません。たくさんの比較サイトがたくさん存在するわけですが、一体どうやって利益を出し、サイトを維持しているのでしょうか。その仕組みについてご紹介しましょう。

比較サイトのビジネスモデル

比較サイトで売上を出す方法は、主に二つ。広告収入と手数料収入です。

比較サイトに広告や商品情報を掲載するクライアント側にとっては、見込み客に対して大規模な集客アピールをすることができるというメリットがあります。サイトの閲覧者は、商品の比較をしている時点で購買行動の一歩手前まで来ています。大量の見込み客に対して広告や商品情報を提供できるという点で、クライアントにとって比較サイトは利用価値が高いものなのです。

比較サイトの広告収入

比較サイトには、安値情報やレビューを見たいユーザーが多数訪れます。そのため、バナー広告やテキスト広告、検索連動型広告を掲載することで、広告収入を得ています。

例えば、価格.comのトップページ右上にある広告枠は、100万円以上/週という広告料になっています。広告料は比較サイトの規模によって変わりますが、アクセスが多いサイトなら広告料も挙げることができます。

手数料収入

比較サイトを通じて、クライアントの集客や販売のサポートをした場合の手数料収入を得ることができます。

集客サポート

まずは集客サポートについて見ていきましょう。例えば、保険や引越しの比較サイトなどでは「一括見積り」という機能が用意されています。これは、ユーザーが条件を設定して、複数の業者に対し一括して見積りを依頼することができる、というもの。

ユーザーは、わざわざそれぞれの業者のWEBサイトで情報を入力して送信する手間がかかりません。クライアントは、その見積り依頼を見て、見込み客に見積りを提示し、営業をかけることができる、というわけです。つまり、見積りという形で見込み客の情報をクライアントに提供し、その情報料として手数料を受け取るわけです。

他にも、一括資料請求で手数料が発生したり、特定の商品の販売ページをクリックした段階で手数料が発生するものなどがあります。クリックごとに課金されるのではなく、定額で集客サポートを提供するプランを用意しているサイトもあります。

販売サポート

見込み客をサイトに誘導するのではなく、比較サイト経由で購買・契約に至った段階で手数料が発生する、販売サポート収入というモデルもあります。

代表的なのは、価格.comで提供しているインターネット回線とプロバイダの比較サービスです。価格.comでは、光回線やADSL、モバイルwifiなどの回線が比較できるようになっています。比較サイト経由でプロバイダ契約をした場合、クライアントから販売手数料が支払われます。

価格.comの場合は、ほかにパソコンメーカーの直販サイトの比較でも同じ手数料が発生しているようです。

価格.com経由で購入や契約に至った場合の独自の特典やプランが用意されているものもあります。そのため、ユーザーにとっては価格.com経由で契約した方が得をするし、この特典によって見込み客を大量に集めることができるためクライアントにもメリットがあるのです。

比較サイトの市場規模

では、こういった比較サイトによるビジネスはどれくらいの市場規模を持っているのでしょうか。

矢野経済研究所の発表によれば、比較サイトの市場規模は2008年度の時点で245億6500万円となっています(参考:日経Xtech https://tech.nikkeibp.co.jp/it/article/Research/20081201/320453/)。現在ではさらにその規模が大きくなっていることは容易に想像できます。

価格.comのIR情報(参考:カカクコムグループ 2020年3月期第2四半期決算説明資料)を見ても、ある程度の波はあるとは言えその売上や収益は増加を続けています。価格.comの月間利用者は5,700万人を超え、2019年度の売上収益は200億円を超えています。この時点で、2020年現在の比較サイトの市場規模は2008年と比較して爆発的に大きくなっていることがわかります。

オンラインショッピングがますます浸透していくことが予想されます。膨大な情報と選択肢の中から商品や販売サイトを選び抜くのは、ユーザーにとって手間もコストもかかるもの。このような比較サイトが利用される機会はますます増えていくことでしょう。

比較サイトの制作・構築で気をつけること

ゴールのイメージ
比較サイトを制作・構築してみたい方のために、その作成手順と気をつけることを大まかに説明していきましょう。「価格.com」のような大規模サイトではなく、制作者自身が商品情報を集め、比較するタイプのサイトを作成する場合を想定しています。

個人で比較サイトを作る場合は、大量の商品情報をリアルタイムで集めることはかなり工数がかかると思います。そこでおすすめしたいのは、ある特定の切り口に特化して制作する比較サイトです。

競合商品を絞り込んだ条件で比較、たとえば値段や機能、デザインなど、「どのようなポイントで比較されているのか」がユーザーに明確に伝わるようにサイトを構成します。

比較軸がわかり判断基準が明示されているため、ユーザーは迷わず納得したうえでその商品やサービスを選択してくれます。

比較サイトの作成手順

比較サイトを自分で作成する場合、以下のような流れで作業を進めます。

1. 扱うジャンルの商品をすべて洗い出す

取り扱うジャンルについて、現在販売されている商品をすべてリストアップします。明らかに情報のニーズがなく、情報ノイズになってしまうもの以外は可能な限り網羅しましょう。

このときに、売りたい商品やサービスばかりが優位になるラインアップにするのは絶対にNG。あくまでも消費者目線で、あるべき商品、サービスが網羅されていることがサイトへの信頼につながります。それが結果的に送客率を上げることにつながり、クライアントから喜ばれることになるのです。

比較サイトを利用するユーザーは、「公平な視点での比較」を期待しています。それに対し、運営者が恣意的に選択肢を狭めるようなことがあれば、ユーザーには信用してもらえません。ある程度の絞り込みは必要ですが、基本的にはなるべく多くの選択肢をユーザーに提供できるように商品を洗い出しましょう。

2. 商品の類似性と差別化のポイントを考える

それぞれの商品の類似しているところ、差別化されているところをリストアップしてみましょう。

もし売りたい特定の商品やメーカーがあるならば、その特徴を書き出して、それが競合に対して優位に見えるような視点を探します。言い換えるなら、売りたい商品をユーザーが選ぶメリットを探し出す、という作業です。

3. デザイン・構成を考える

商品の洗い出しと比較の視点が定まったら、サイトの構成やデザインを考えます。参考にするサイトや、見やすい・使いやすいサイトがあれば、それを真似してみるのもよいでしょう。

多くの比較サイトは、トップページに比較ランキングがあり、サイドバーに商品ページや情報コンテンツへのリンクがある、という形式を取っています。こちらも、参考にできるサイトを見つけ出して、それをベースに考えてみるとよいでしょう。

4. ライティングする

商品・サービスの比較や、関連情報についてテキストを書きます。先に想定しておいた商品比較の視点を使って比較し、それぞれのメリットやデメリットを交えながら記事を書きましょう。

このときに注意していただきたいのは、おすすめしすぎないこと。やたらめったらおすすめされれば、ユーザーがうさん臭さを感じてしまいます。もちろん、ユーザーの立場に立った推奨理由であれば問題ありません。

比較サイトの肝になるのはSEO対策!

比較サイトは、商品の購入を検討している見込み客の目に触れなくては価値がありません。もちろん収益も上がりません。検索した見込み客が自分の比較サイトにアクセスできるように、SEO対策をしっかり実施しましょう。

比較サイトはSEOの面で有利

購入する商品を選ぶときに、ユーザーは商品やサービスの名前で検索をします。それぞれの商品の公式サイトで情報を得ることはできますが、それは企業によるアピールなので客観的な比較をすることには向いていません。

商品選びに役立つ情報を探しているユーザーにとっては、既に情報が整理されていて比較がしやすい、あるいは比較の結果が示されているサイトの方が利用価値が高くなるはずです。したがって、ユーザーのニーズは比較サイトの方が高く、検索上位に表示されやすい。つまりSEO的に有利だということになります。

関連コンテンツの充実も求められる

SEO対策では、キーワードを使ったライティングなどのテクニックも必要ですが、正攻法としては良質なコンテンツを持つことが重要です。比較コンテンツが役に立つものであることは当然ですが、その分野に関連した情報を発信することで、より検索エンジンの評価が高まり、さまざまなキーワードで上位表示されるようになります。

ユーザーに有益な情報やハウツーなどのコンテンツを合わせて掲載することで、潜在層もサイトに流入するため、さらにアクセスの増加が期待できます。

比較サイトの制作・運営を依頼したときの価格

こういった比較サイトの制作や運営を外注した場合は、どれくらいの費用が必要になるのでしょうか?

制作・運営の方法やクオリティにもよりますが、大まかに相場をご紹介すると以下のようになります。

  • 〜30万円: テンプレートをもとに、デザインやプログラミングなどの制作
  • 〜100万円: ECサイトやネットショップなどのオリジナル性の高いサイトで、独自コンテンツも可能
  • 100万円以上: サイトの制作だけでなく、webマーケティングのコンサルティングなど包括的なサービス

テンプレートを使った簡単な構成の比較サイトであれば、それほど費用はかかりません。中〜大規模なECサイトなどを作る場合は、100万円クラスの費用を想定しておいた方がよいでしょう。

ただの比較サイトでは問い合わせはこない!?

よくある比較サイトの失敗例として、根拠がはっきりしないのに「おすすめ第1位!」「三ツ星満点☆☆☆」というような取り上げ方をしているケースが挙げられます。

ユーザーは、こういった比較サイトの誘導をすぐに見抜いてしまいます。ユーザーの信頼を得るには、あくまで「公平な比較」が必要。明らかに特定の商品を売ろうとする意図が見えるようでは、情報の信憑性が感じられずに、他の比較サイトへと流れていってしまうのです。

しかも、ユーザーは複数のサイトの比較情報を参考にしている可能性もあります。そうなれば、信用できないサイトでは購買や見積り、資料請求に至ることはないでしょう。

仮に資料請求に至ったとしても、その後の商談や受注に繋がる可能性が低くなるため、掲載クライアントは比較サイトの恩恵を受けることができません。

では、どうやって比較サイトの信頼性を高めればいいのでしょうか?

比較サイト制作にはマーケティング分析が必須

比較サイトを作るためには、マーケティングの視点を持つことが重要です。競合と戦うセグメントの見極め、自サイトの持つバリュープロポジション、そして比較サイトとしての機能+αの価値を持つサイトづくりを心がけましょう。

以下にマーケティング分析のポイントを挙げておきます。

セグメンテーションで狙う市場をはっきりさせる

ネット検索で、競合と検索における上位表示を競い合う戦いは年々激しくなっており、検索数が多いキーワードは大企業にかなわないことも少なくありません。したがって、エリアキーワードなどを使って入り口を絞り込み、大手に勝てる余地のあるところで戦うことが大切です。

例えば「渋谷 矯正歯科」や「大宮 注文住宅」というように特定の地域での比較に絞りこめば、検索上位を狙うことが十分可能です。エリアは広すぎては検索上位が狙えず、狭すぎるとそもそも検索数が少なくてアクセスが期待できません。

競合の多さと商圏の広さ、ユーザーのニーズとのバランスをリサーチしながら、エリアキーワードを定めて、戦えるセグメントを見つけ出しましょう。

バリュープロポジションで勝ちやすきに勝つ

商品を比較するのが比較サイトの主旨ではあるのですが、ただ比較するだけではユーザーが価値を見出すことはできません。情報を羅列して単純に比較する程度のサイトなら、信頼には値しないのです。

ユーザーに選ばれるサイトにするためには、バリュープロポジション戦略を取り入れることが大切です。バリュープロポジションとは、ユーザーからのニーズがあり、かつ他サイトには提供できない価値のこと。あなたの比較サイトだけに提供できる「価値」とは何でしょうか?

ポイントは、自サイトで売りたい商品の独自性を見つけること。ユーザーの特定のニーズに応えるものであり、それが商品の独自性とマッチすれば、そこを切り口にした比較サイトをつくることは難しくないはずです。

比較サイトにはプラスαの読み物コンテンツが必要

たとえば、サプリなどの健康食品を扱う比較サイトであれば生活習慣病に関する基礎知識、歯科クリニックの比較サイトであれば、歯列矯正や最新の矯正技術に関する読み物コンテンツや歯科医師へのインタビューなど、ユーザーが自分事として思わず読みたくなるようなお役立ちコンテンツの存在が必要です。

こうした独自性の高いプラスαがサイトの評価を高め、上位表示につながり、セッションを稼げるサイトに成長していく原資となります。

作成したコンテンツはアップデートが必要

また比較サイトには有益なコンテンツを定期的に追加、最新の情報をアップデートしていく更新性なども求められます。いつまでも古い情報のままにしておくと、一度は上位表示されたキーワードでも、簡単に圏外に振り落とされます。

また商品によっては終売となるもの、価格の変更、パッケージの変更などがありますので、定期的にパトロールして商品情報を確認していくのが理想です。

情報は、時間の経過と価値が落ちていきます。比較サイトで商品を扱うのであれば、情報は常にアップデートして鮮度を保たなければなりません。

情報が古いものはGoogleなどの検索エンジンから評価してもらえません。サイトを訪れたときに、目に入る情報が数年前のものだったらどうでしょうか?それだけで信頼を損ないます。移り変わりの激しい情報なら、数か月でも古く感じる可能性もあります。

SEO対策やSNS、リスティング広告などの施策も必要

検索エンジンの表示順位を決めるアルゴリズムは、しばしば変更されることがあります。SEO対策の傾向が変われば、それに対応した手直しが必要になります。

その他にも、SNSでのシェアや、リスティング広告などを使い、比較サイトの認知を高める試作も並行して行わなければなりません。比較サイトは、つくったらそれで終わり、というわけではないのです。

売上に繋がる質の高い問い合わせが来る「ポジショニングメディア」


ここまで見てきたように、比較サイトは効果を得るための手間やコストが思っているよりも大きな負担となります。しかも、その比較サイトから送客された見込み客の質が高いとは限りません。

そこでぜひ活用いただきたいのが、「ポジショニングメディア」という手法です。

ポジショニングメディアとは?

ポジショニングメディアは、ただ商品情報を並べて比較するだけではなく、各商品の特徴や強みをリサーチし、ユーザーにわかりやすくバリュープロポジションを提示するメディア。比較サイトとの違いは、綿密なマーケティング分析による見込み客の囲い込みができる点。

ポジショニングメディアの場合は、それぞれの強みを提示していることで「公平な比較」が行われていると感じてもらい、ユーザーの信頼が得やすくなります。さらに訪問したすべてのユーザーを誘導するのではなく、「いますぐ客」を取りこぼさない導線を確保していきます。

こうして得た見込み客は、価値をわかった上でクライアントへの問い合わせをしたり、販売ページへアクセスしたりしているので、売上に繋がりやすい・リピート率の高いアツい見込み客となります。

単純な比較サイトで、とりあえず優位に見せたいというのであれば別ですが、企業運営において最も大切な購入・契約、そしてリピート率といった売上につなげるための販促をしていくのであれば、ポジショニングメディアが非常に有効です。

ポジショニングメディアについて詳しく

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比較サイト制作(作成)・構築を外注するときに気をつけるべきことまとめ

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