初診が多いクリニックの場合、問診に時間がかかり待ち時間が長くなるケースも少なくありません。
しかし、問診自体が治療や診療の大事な入り口である以上、単純に時間だけで省略するわけにはいかず悩ましいところです。
ここでは、WEB問診システムのメリット・デメリットと、システムを提供している16社のサービスを紹介しています。
自院に導入できるWEB問診システムがないか、探してみてください。
WEB問診システムの一覧
会社名 | サービスの特徴 |
---|---|
アポクル |
「見やすい・使いやすい」を追求したデザイン!無駄のない導線で予約から問診までスムーズに
|
メルプWEB問診 |
1,200以上の医療機関に導入 |
SymView |
アンケート機能・メール配信機能もあり |
ユビーAI問診 |
AIが患者に最適な質問を自動で投げかける |
i mon |
症状に該当する内容をタップするだけ |
AceシリーズAce-connect |
Web予約・Web問診・ナビゲーションシステム・Web決済サービスの一元化 |
Mac24 |
タブレットから回答できる |
Confy |
健診システム「TOHMAS-i」と連携が図れる |
今日の問診票 |
3,000疾患700病状の所見、全処方薬情報に対応 |
問診票入力システム |
対話形式の問診票で直感的に操作が可能 |
My clinic 問診票 |
Web問診票・タブレット問診の2種類を提供 |
Medical TQ |
タッチパネル式の問診票 |
wellness Monsin |
健診業務の問診回収を行う |
スマートジェイ・メディキュー |
当日回答機能あり |
どこでも問診 |
多言語対応で外国人にも問診しやすい |
キレイパスコネクトWEB問診 |
クリニックごとに合わせたオリジナル問診票作成が可能 |
WEB問診システムとは?
WEB問診システムとは、受信者に対する問診をオンライン上で行えるシステムのことです。紙の問診票で配布するよりも時間がかからないため、導入する病院・クリニックが増えています。
WEB問診システムでできること
WEB問診システムを利用すると、問診票をオンラインで配布・回収できるようになります。受診前に問診票への回答を促すことができ、受付時間の削減に繋がります。
また、予約ページと連携できるシステムもあり、回答率を向上させる効果も。システムによっては診断結果を閲覧できる機能や、順番待ちの番号を発券する機能、決済機能を搭載しているものもあります。
WEB問診システムを導入するメリット
WEB問診システムを導入するメリットは、受診者・患者の満足度向上に貢献できる点です。受診前に問診票に回答できるようになれば、診療までの待ち時間が削減でき、受付から会計までの一連の流れを簡略化できます。
患者に合わせて問診内容を変えてくれるシステムならば、診断の切り分けに必要な問診も済ませられるため、診療時の判断材料になります。専門外の診断も行いやすくなり、業務負担の軽減に。紙の問診票を電子カルテに転記する作業も不要になるため、看護師が他の業務に時間を充てられます。
WEB問診システムを導入するデメリット
WEB問診システムを導入するデメリットとしては、高齢者へ説明する手間がかかったり、ホームページの改修が必要になったりする点が挙げられます。システムを導入する際は文字が大きくて分かりやすく、直感的に操作できるものを導入することが大切です。
また、予約ページから問診票へ遷移しやすいように、予約ページに問診票のリンクを設ける必要があります。
WEB問診システムを選ぶ際に確認すべきポイント
WEB問診システムを選ぶ際は、問診票のカスタマイズ性に注目してみてください。カスタマイズができ、自院の紙の問診票を再現できるシステムであれば、比較的スムーズに導入できます。また、操作性が高く、当日の問診もwebで行えるシステムなら、未回答の患者・受診者にも臨機応変に対応できるようになります。
WEB問診システムシステムまとめ
WEB問診システムは、待ち時間が発生している病院やクリニックに向いているツールです。問診票への回答を事前に済ませてもらうことで、診療時間に当てられるようになり、待ち時間の削減に繋がります。また、コロナ対策にもなり、トリアージが可能に。オンライン診療のための問診としても活用できます。
Zenkenでは、web集客のアドバイスや具体的な支援方法をご提案しています。Webシステムを比較したメディア制作や、自社ソリューションの強みをアピールするメディア制作を希望されるなら、ぜひZenkenまでご相談ください。
- 免責事項
- 本記事は、2022年10月時点の情報をもとに作成しています。掲載各社の情報・事例をはじめコンテンツ内容は、現時点で削除および変更されている可能性があります。あらかじめご了承ください。