ショッピングセンター・商業施設の集客術(イベント集客~デジタル集客)

ショッピングセンター・商業施設の集客術(イベント集客~デジタル集客)
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ショッピングセンターや商業施設の集客成功事例を知ろう

ショッピングセンターでどのように集客方法があるのかについて調べてみました。

全国に店舗を展開するイオンモールでは、「モノ」ではなく͡͡「コト」に注目し集客に取り組んでいます。イオンモールが集客のための戦略として考えたのは「体験型のショッピングセンター」です。ハピネスモールと名付けて商品の購入だけでなく下記の点を重視した施設づくりをしているです。

  • 健康:体も心も元気になる
  • 感度と充足:気軽に芸術やカルチャーを体験できる
  • 地域:周辺地域の人々と社会的な関係をつくる活動
  • 商品、サービス体験:新しい価値観や生活と出会うチャンスがある

顧客を集客する方法として商品の販売ではなく、体験できるイベントをモール内で開催するなどの取り組みをしています(モール内のウォークラリーやホールで演芸イベントなど)。それらのイベントが心に残り、開催されたショッピングセンターに対してよい印象を抱いてくれることを意図しています。

ショッピングセンターや商業施設で面白いイベントを開催するには

ではショッピングセンターなどで面白いイベントを開催するにはどうすればよいのでしょうか。

ショッピングセンターや商業施設の集客イベントの企画を立てる

開催するイベント企画で大切なことは2点です。

  • イベントの目的は何か
  • イベントのターゲットはどんな人物か

これらが明確に設定します。複数のことを盛り込み過ぎず、シンプルに1〜2個に絞りこみ企画しましょう。ターゲットの絞り込みで小学生未満と決めたなら、さらに小学校高学年も楽しめるようにとはせずに、小学生未満の子供たちが確実に楽しめると思える企画にすることが重要です。

ショッピングセンター商業施設の集客イベント例

商業施設のイベント事例1:キャラクターショー

ヒーローやゲームアニメのキャラクターなどが楽しませてくれるショーです。ショーの開催中は顧客が観覧している側ではありますが、開催後に握手や写真撮影の時間を用意すると体験型イベントにもなります。基本的には子ども向けですが、ゲームやアニメのキャラクターであれば少し高い年齢層も狙えます。

商業施設のイベント事例2:大道芸

風船を自在に操るバルーン芸や高度なお手玉を見せるジャグリングなどが有名です。比較的幅広い年代が楽しめるイベントで、人が多く集まることにより遊園地のような雰囲気をつくれます。周辺地域で活躍する大道芸人に依頼すれば地域で活躍する人とのつながりができるのもメリットです。

商業施設のイベント事例3:エアー遊具

空気で膨らむ遊具で楽しめるイベントで安全性が高いのが特徴です。主に子ども向けですがスポーツゲームなど大人でも楽しめるケースもあります。

商業施設のイベント事例4:移動型遊具

主に子ども向けのイベントで、遊べる公園が減ってきている現代にて思い切り体を動かし楽しんでもらえます。

商業施設のイベント事例5:ワークショップ

手作りをして楽しむイベントです。簡易的な工作キットで子どもが楽しめるだけでなく、大人でも勉強になるフラワーアレンジメントや、恋人同士が思い出に残りやすいクリスマスカードの作成など、内容次第でさまざまな年代を狙えます。

商業施設のイベント事例6:謎解き

体験型の謎解きイベントも現代では多く開催されています。アニメやゲームなどの作品を題材にしやすく、普段は訪れない客層の集客も見込めるのがポイントです。

商業施設のイベント事例7:展示会

普段見れないものが見れるということで特別感の出るイベントです。

実際に恐竜イベントを開催したケースでは高評価だったようです。

”子どもはもちろん、大人からも受けました。1日の間で複数回訪れるお子さんも毎日4、5人いました。化石が実際に触れるという事で真剣に観察する子どもの姿が多く見られました。また、恐竜のフィギアの前では記念撮影する親子が多かったです。(アンケートより)”

引用元:「予想を上回る集客数!関東のショッピングセンターでの恐竜イベント成功事例」https://www.kaseki7-power.com/?p=7541

商業施設の集客イベントで、デジタル集客(Webの宣伝)は必須

「週末なにかおもしろことはないか?」「ただ買い物に行くだけでなく、もしイベントやってるなら行ってみようかな?」「近くのららぽーとにしようか、レイクタウンまで行こうか?」そう考える顧客は、公式サイトを訪れます。確実に魅力の伝わるイベント告知を行いましょう!

イベント告知ニュースでは必ずイメージ画像を入れること!もし去年やったものがあれば、それを掲載。ワークショップなら、何を制作できるのか?ターゲットが喜びそうな写真を選びましょう。この画像はかなり重要です。

ショッピングセンターや商業施設のデジタル集客

ショッピングセンターや商業施設にて開催するイベントの告知Webサイトは、スマートフォン向けに最適化しているとが重要です。またイベント情報の公式ホームページだけではなく、他のデジタル媒体も活用しましょう。

商業施設などの集客イベントサイトはスマホ対応必須

インターネットを見るためにはパソコンよりもスマートフォンのほうが多く利用されています。

2017年の総務省の調査では下記の数字となっています。(複数回答可)

  • パソコン:52.5%
  • スマートフォン:59.7%
  • タブレット端末:20.9%

引用元:「総務省インターネットの利用状況」https://www.soumu.go.jp/johotsusintokei/whitepaper/ja/h30/html/nd252120.html

もっとも多いのはスマートフォンで、6割近くの人がインターネットを見るときに利用しているのです。

複数媒体を使うケースも含まれているため、強く興味をもったイベントがスマートフォンで見れなければパソコンを使うかもしれません。しかし軽い気持ちで見ようとしたユーザーであればわざわざ他の媒体は使わずに諦めてしまいます。

またレイアウトが見づらかったりPDFが多かったりするとスマートフォンの閲覧者は離れてしまいがちです。

なかなか検索上位に上がらないショッピングセンターのサイト

イベントに関連するワードで検索をした場合でも、ショッピングセンターの店舗情報だけが書かれているページや、更新の少ないイベントページではなかなか検索の上位に上がってくることがありません。上位に出てくるサイトは情報量の多いキュレーションサイトが割合を多く占めているのが現状です。

アクセスが多いショッピングセンターのサイトというのは、SNSで店舗側からお客に対してアクションを起こせるWebサービスを活用しているのが一般的です。

ショッピングセンターの集客企画サイトは情報量が少ないと逆効果

サイトへの集客ができても、そこに書かれている情報量が少ないと宣伝効果がなくなってしまいます。チラシや会員へのダイレクトメールなどからWebサイトへ誘導している場合、ユーザーは詳細を知りたくてサイトを閲覧します。

  • 子どもは何歳から入場できるのか
  • 授乳室やおむつ交換室は設置されているか
  • バリアフリー設備はあるか

このような情報を見たくてWebサイトにアクセスしたのに、企画の日時と簡単な内容しか記載されていなければユーザーは知りたい情報が得られずアクション

に繋がりません。それどころか不親切だと逆効果になってしまうこともあります。

ショッピングセンターの集客イベントサイト戦略で気をつけるポイント

最後に、実際に集客イベント企画で大切なことについてです。

ショッピングセンターや商業施設で集客を目的としたイベントで気をつけることして、各担当者同士(部門間同士)が連携をとる、各媒体で情報を伝えるタイミングを考えることなどがポイントになります。

集客イベントの各担当者間(各部門間)で連携をとる

紙媒体の宣伝担当者とウェブサイトの担当者が異なる場合にそれぞれがどのようなスケジュールで進行していくのかを把握し連携をとることが大切です。せっかく複数の方法で宣伝をしているのに、チラシを配布したその日に確認できるWebサイトの内容がチラシと同じ記載しかないのは、深い情報収集を考えているユーザーご期待に応えられていません。

集客イベントの告知媒体ごとの特徴

各媒体の特徴としては、一般的な担当者への連携や更新作業なども含めると下記のようになるでしょう。

種類 宣伝タイプ 情報量 情報掲載までの時間
通知型 多く掲載できるがWebより少ない 時間がかかる
Webサイト 受動型 大量に掲載可能 紙より早くSNSより遅い
SNS 通知型 限られている もっとも早い

紙媒体は印刷会社にだした後の情報は変更できませんが、ある程度情報量を掲載できて会員宛のダイレクトメールなどで通知できます。Webサイトはユーザーへ通知できませんが、ページを分割することによりいくらでも情報を掲載可能です。SNSは24時間いつでもユーザーへ通知できるものの1回ごとの情報量は限られています。

詳細情報はWebサイトで確認できる準備をしておきSNSでは毎日宣伝し、開催が近づき多くの人に一気に宣伝したいタイミングでチラシを活用するなど、それぞれの特徴を把握して宣伝しましょう。

ショッピングセンター、商業施設の集客にはWebを活用した適確な運営を

ショッピングセンターの宣伝をする際には、現代で話題になる流れやコンテンツに掲載するべき情報を把握しておきましょう。

ショッピングセンターで集客する企画はSNSから人気がでることも

現代の情報は従来のテレビ報道からインターネットや雑誌などに掲載されるという流れではないのです。SNSなどで個人のちょっとしたつぶやきが広まり、それがマスメディアで紹介される時代です。

参加したユーザーの心に残るイベントを開催し、それを見た他のユーザーが参加するための情報が確認できるようにしておくことが拡散してもらえるのに必要なポイントです。

SNSで頻繁に情報を更新すれば、さまざまなユーザーの目に留まるチャンスが増えます。Webサイトでためになるコンテンツを掲載していても、ユーザーに通知をしなければ見てもらえません。

ショッピングセンターや企画の強みを知り集客する

コンテンツを掲載するためには、イベント内容やショッピングセンターの設備自体にどんな強みがあるのかを把握しておくことが大切です。

  • フードコートに子ども用の椅子が用意されている
  • 毎週イベントを開催している
  • トイレの数がたくさんある
  • イベント会場は屋外だけど屋根があり雨でも大丈夫
  • 子どもが遊べるスペースを無料で利用できる

こうした特徴というのは他のショッピングセンターやイベントなどを調査していないと、担当者自身もなかなか気づくことができません。

さらにこんな方法も「知人の紹介」という強力な集客施策

あるサービスや商品について、ネットで何度もバナーや紹介記事を目にしていても(テレビで宣伝していても)まったく興味を持たなかったのに、知人・友人や家族から紹介されたら、急に試してみたくなった、欲しくなったという経験は誰にでもあると思います。

この強力な訴求力と信頼力をもつ「紹介」を促進するレコメンド手法がリファラルマーケティングです。
リファラルマーケティングでは、まだ数は少ないのですがSNSなどを利用した紹介促進ツールもでてきています。まだ数が少ない理由としては、LINEのような電話やメールを超えるコミュニケーション基盤が整備されてきたおかげで、やっと実現できるようになったという背景があります。

紹介促進システム・リファラルマーケティングツールについての詳細はコチラ↓↓

「リファラルマーケティング」自体の解説や展開のコツについてはコチラ↓↓ 
上手くリファラルマーケティングで成果を上げていくための方法を解説。

ショッピングセンターのイベントでWeb集客するなら豊富なサイト事例をもつ当社へ

Zenkenでは7000以上ものサイト製作実績があります。Webメディアでどんな情報をアピールするべきかの提案、マーケティングにてショッピングセンターやイベントがもつ特徴を見つけるサポートをさせていただきます。

  • イベントの集客方法がわからない
  • Webを活用しているがなかなかうまく集客できない
  • ポジショニングメディアを制作したいが技術のある担当者がいない

このようなお悩みをもっている場合には下記からご相談ください。

お問い合わせ先安定的な集客を実現されることに興味を持たれましたら、Zenkenマーケティングチームにご連絡をお願いいたします。全国どこでも対応。インターネットでのお問い合わせ、もしくはお電話で承ります。

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