PR

アフィリエイトASP広告管理ツール8選比較!

最終更新日:2025年01月15日

アフィリエイト広告の出稿作業はもちろん、一元管理することで作業の手間を削減してくれるASP広告管理ツール。

広告主向け・運営者向け・アフィリエイター向け、それぞれに利用できるサービスを紹介しています。ツール導入をお考えの方は、ぜひ参考にしてください。

目次

アフィリエイトASP広告管理ツール一覧表

会社名 サービスの特徴

QUORIZa

ABテストの成果・計測タグも一元管理!管理工数を削減したい企業へ

  • 導入済みASPと連携してスムーズに管理
  • A/Bテストレポートで気軽にPDCAできる
  • 掲載交渉・単価交渉などのサポートが充実している

アフィリエイトアド

ASP運営・ASP管理・計測システムが一つになったツール

admage

一元管理・配信・計測までワンストップ

エムフロ

アフィリエイト管理とWebサービスをワンストップ提供

アフィリコード・システム

オープン型ASP・クローズド型ASPの両方に対応

AdCent

タグ設置作業の簡略化で効率アップ

ドルーグ

ASPの選定からコンサルティング、クリエイティブまで支援

Robee

細かなデータ分析でCVRを最大化

ABテストの成果・計測タグも一元管理!
管理工数を削減したい企業へ

QUORIZa

QUORIZa
引用元: QUORIZa公式サイト(https://43s.co.jp/quoriza/)

QUORIZaの概要

QUORIZaは、ASPの一元管理とアフィリエイト広告データのレポーティングに対応しているASP管理ツールです。QUORIZaを導入することで、管理工数の削減に加えて、コスト削減、ABテストでの広告最適化、売上向上に繋げることなどが可能となります。

成果の識別番号のみだと詳細確認に手間がかかりますが、QUORIZaの成果コンバージョン一覧では成果の識別番号やクリック数、CVR、成果地点など、詳しい情報やデータもひと目で確認できます。QUORIZaなら「どのASPから」「どのLPから」成果が発生したすぐわかるように設計されているので、ストレスなく利用できます。

その他にも、LPを2本登録して気軽にABテストを実施できる機能を搭載。発生数や承認数・承認率を分析して改善を繰り返すPDCAを回すことで、広告運用・出稿コストの最適化のみならず、売上アップに寄与できます。

QUORIZa
\今見ているサービスについて知りたいなら/
この資料のみダウンロード
\他社サービスと比較したいなら/
まとめて資料をダウンロード

QUORIZaを選ぶべき理由

導入済みASPと連携してスムーズに管理

現在使用しているASP計測タグをQUORIZaの計測タグへと取り替えて設置すれば、多数の導入済みASPと、すぐに連携することが可能です。成果をASPごとに確認する手間を省き、広告運用をスムーズにできます。

また、現在利用しているASPや今後利用したASPの新規導入も可能です。媒体の新規開拓や単価交渉に関しては、QUORIZaの運営会社のサポートも受けられます。

A/Bテストレポートで気軽にPDCAできる

QUORIZaでは2本のLPを登録し、トラフィックを振り分けてパフォーマンスを検証するA/Bテストを、手間をかけずに実施できます。

発生数やCVR、承認数、承認率など、各LPから得られるさまざなデータを比較できます。このことにより、PDCAのサイクルが充実していくので、継続的な改善をはかりやすくなるという仕組みです。

掲載交渉・単価交渉などのサポートが充実している

ユーザー専任のスタッフが手厚いサポートを提供しているところも、QUORIZaを選ぶべき大きな理由のひとつです。たとえば、ユーザーのニーズや商材ジャンルの希望に合わせてASPや媒体への掲載の打診や単価交渉を代理で行ってもらえます。

サポートサービスを利用することで、アフィリエイト広告の運用にかかっている自社の手間を大幅に減らしながら、新規媒体の開拓など新しいビジネスチャンスの創出も実現できます。QUORIZaを手掛けるフォースリーは、事業の成長にも貢献してくれる企業です。

QUORIZaの導入事例

獲得数が3ヶ月で800倍

新商品の販売開始とともに運用スタートし、獲得数を3ヶ月で800倍に伸ばしました。1年後には5,000倍という驚異的な売上に貢献しています。

引用元:QUORIZa公式HP(https://43s.co.jp/quoriza/)

広告費20%削減に成功

計測タグを一本化することで重複した成果を排除し、広告費20%削減に成功。媒体を精査したことでユーザの質も向上しました。

引用元:QUORIZa公式HP(https://43s.co.jp/quoriza/)

運用開始から6ヵ月で獲得件数100倍

運用開始から6ヵ月後に獲得件数が100倍、22ヶ月後には4,000倍に成長。ユーザ数の増加に合わせて実店舗を拡大しました。

引用元:QUORIZa公式HP(https://43s.co.jp/quoriza/)

QUORIZaの料金

  • 初期費用:55,000円(税込)
  • 月額利用料:44,000円(税込)
  • 1成果ごとの成果報酬費用:商品やジャンルによって変動(要相談)

QUORIZaの会社概要

会社名 株式会社フォースリー
所在地 東京都目黒区青葉台4-7-7 住友不動産青葉台ヒルズ8F
URL https://43s.co.jp/

アフィリエイトアド

ASP運営・ASP管理・計測システムが一つになったツール

アフィリエイトアドは、ASP運営・ASP管理・計測システムが一つになった、アフィリエイト広告管理ツールです。広告主向けの一元管理機能に加え、運営者向け機能を搭載しています。ASPとして広告主にアフィリエイトサービスを提供できるほか、複数のASPを一元管理できます。

運営者は、広告紹介先の各メディアと広告案件を設定することで、集計作業負担を大幅に軽減。費用対効果の計測・レポート作成が容易になります。広告主に対して説明する資料づくりにも役立てられるのもポイントです。

日時分秒単位でのリファラ・IPアドレス・ユーザーエージェントが確認でき、配信時間の最適化やテスト時間の短縮につなげられます。また、クライアント専用の管理画面を発行できるため、運営者は取引先に対してレポート確認やタグ取得といった安心材料を示すことが可能です。

また、同一広告であっても各サイトで報酬単価を変更できます。効果によって報酬を設定することで、コスト削減を実現。広告主は、成果を広告案件単位で設定する必要はなく、ページ単位での設定で情報を取得できます。広告案件が増えてもページにグループタグを設定していれば、新たにタグ付けする手間がかかりません。

アフィリエイトアドの会社概要

会社名 株式会社 マルジュ
所在地 東京都豊島区千早1-15-17 第一上州ビル4F
URL https://markecats.co.jp/affiliatead/

admage

一元管理・配信・計測までワンストップ

admage(アドマージ)は、広告の一元管理と効果測定・他システム連携ができる、アフィリエイトシステムです。主にASP運営者に利用されていますが、カスタマイズできるシステムのため、広告主やアフィリエイターも利用できます。

クラウド型のパッケージシステムで、10年以上蓄積してきた知見を活かして開発されました。自社開発で提供しているので、パッケージ商品の利便性を兼ね備えつつもカスタマイズが可能なのがポイント。広告主・ASP運営者・アフィリエイターで必要となる専用の管理画面・機能を提供しています。

幅広い広告ネットワークを利用できるほか、アフィリエイト広告・メディアの一元管理・配信・計測までをワンストップで行うことが可能です。他社システムと連携すれば毎度異なる管理画面へのログインが必要なくなり、アドマージ上の管理画面で入稿・レポーティングが行えるようになります。

admageの会社概要

会社名 株式会社ディマージシェア
所在地 東京都千代田区飯田橋1-5-10 教販九段ビル6F
URL https://admage.jp/

エムフロ

アフィリエイト管理とWebサービスをワンストップ提供

エムフロは、アフィリエイト出稿を10年以上続けてきた実績のある、アフィリエイト広告一元管理サービスです。広告主向けに、複数のアフィリエイトASPを一元管理できます。

<

“メディアの提携承認・掲載交渉・成果承認”といったオフェンスから、サイトパトロールやリスティング巡回などブランドイメージを守るためのディフェンスや、効果検証によるPDCAの実行が可能。アフィリエイト出稿のノウハウがない企業でも、面倒な作業負担を削減して、スピード感を持って対応できます。

また、エムフロの提携交渉では、獲得の見込みが高いメディア(アフィリエイター)を調査したうえで掲載交渉ができるほか、注文が成果条件を満たしているかどうかの確認も可能です。

ディフェンスのサイトパトロールでは各掲載メディアを一つずつ確認して、誤表記がないか、イメージ低下につながる記述がないかをしっかりとチェック。定期的にリスティング巡回で掲載状況を確認するため、規約違反の媒体の契約解除や修正を早期に行うことが可能となっています。

エムフロの会社概要

会社名 株式会社エムフロ
所在地 東京都渋谷区代官山町8-7 Daiwa代官山ビル 6F
URL https://www.mfro.net/

アフィリコード・システム

オープン型ASP・クローズド型ASPの両方に対応

アフィリコード・システムは、ASP運営・広告配信の一元管理・広告効果測定が行えるASP管理ツールです。広告主・運営者・アフィリエイター向けの機能を有しており、幅広いシーンで活用できます。

ASP事業を展開できる機能が搭載しており、アフィリエイトシステムを構築できるのが強みです。広告主が依頼する広告をWebサイトで配信し、成果報酬を得ることが可能に。また、オープン型ASP・クローズド型ASPの両方に対応しています。

オープン型は取り扱える広告案件が多くなる一方で、広告掲載先のメディアが多くなる分、ブランド毀損などのリスクも生じます。一方でクローズド型ASPは、審査が通過したメディア運営者のみに掲載先を絞り込むので、ブランド毀損のリスクはなくなり高単価の広告案件が増えるのが魅力。

しかし、その分掲載先が限られてしまうため、収益に影響を与えるリスクがあるのも事実です。

アフィリコード・システムは効率的な運営のためのASP機能を有しており、他社ASPと連携して承認作業・成果確認作業の工数を削減します。ツールによりタグ設置や承認作業などがスムーズになりますが、さらにバックオフィス業務の負担軽減を図りたい企業には、運営代行オプションサービスの提供が可能です。

アフィリコード・システムの会社概要

会社名 株式会社リーフワークス
所在地 滋賀県大津市今堅田2-10-4
URL https://system.affilicode.jp/

AdCent

タグ設置作業の簡略化で効率アップ

AdCent(アドセント)は、アフィリエイト広告の管理工数を削減できる機能を搭載しているASPです。広告主向けの機能を搭載していて、複数ASPの一元管理ができ、連携を図ることでログインの手間を省けます。

タグの設置作業を簡略化しており、広告ごとに都度タグを設置する作業が不要なのがポイント。リアルタイムでの効果測定も行えるため、改善点が明確になります。どのメディアでどのページから成果が発生しているのか、具体的な数値のチェックが可能です。

さらに、成果重複の自動排除機能も搭載しており、購入時の状況を自動で判別。どのメディア(ASP)が報酬につながったのかが明確になり、無駄な対応コストを削減。成果につながったASPだけを判別するので、複数タグを設置していてもどのASPが成果を上げたのかすぐに把握できます。

承認作業を一括で行えるため、異なるCSVフォーマットへ対応する手間が省けます。媒体分析機能ではどのメディア・ページが成果を上げたのか、詳細な情報まで分析できるため、費用対効果が伴わないメディアの選別が容易です。

AdCentの会社概要

会社名 a-works株式会社
所在地 大阪府大阪市西区江戸堀1-16-29
URL https://www.adcent.jp/

ドルーグ

ASPの選定からコンサルティング、クリエイティブまで支援

ドルーグはワンタグシステムに力を入れており、アフィリエイト運用の豊富な実績がある会社です。広告主向けのサービスを展開しており、ASPの登録代行から、市場調査や改善案の提案、媒体への掲載打診を行ってくれます。

ワンタグシステムによる複数ASPの一元管理と、コンサルティングによる成果を出すためのアドバイスをセットで提供。運用を開始して以来、1,000社以上の運用実績があり、培ってきたノウハウをもとにアフィリエイト広告の運用からクリエイティブ制作、企画にいたるまでさまざまなフェーズで支援を行っています。

ドルーグはどのASPに登録すればよいのか、50社以上あるASPの中から企業に合わせたASPを選定。広告出稿時には競合分析を行い、他社がどのような広告、クリエイティブを制作しているのか状況を調査し、制作すべきクリエイティブや適切な価格設定をアドバイスしてくれます。

顧客に合った広告内容や、適切な価格設定をしないと費用対効果が得られないリスクを避けるため、コンサルティングに加え、原稿作成・デザイン制作まで一気通貫でサポートしてもらうことが可能です。

ドルーグの会社概要

会社名 株式会社ドルーグ
所在地 東京都中央区日本橋蛎殻町1-30-5 SG日本橋ビル2F
URL https://www.droog.co.jp/

Robee

細かなデータ分析でCVRを最大化

Robeeはデータ取得や分析を強みとしているASP・Webホスピタリティツールです。分析結果をもとに、ポップアップデザインや掲出条件分岐などを行い、CVRの最大化を狙います。アフィリエイト広告からの遷移先となるLPのチャットボットのシナリオ修正や、LPOも可能。広告主やアフィリエイターが利用すると便利なツールです。

アフィリエイト広告の効果を自動分析することができ、運用の最適化に向けてCVR/CVQ向上につながる要素を可視化。A/Bテストの実施もできるので、アフィリエイト広告のクリエイティブやコピーライティングの見直しを図り、広告効果を自動分析でき運用最適化を狙うことができます。

ユーザーの商品単価・購入回数・来店率・解約ユーザー属性といった細かな情報を取得することで、企業の売上・収益性の向上につなげています。使用料金は利用サービスや機能、訪問ユーザー数によって変動し、各企業の状態に合わせたプランを提案することが可能です。

Robeeの会社概要

会社名 株式会社Macbee Planet
所在地 東京都渋谷区渋谷3-11-11 IVYイーストビル4F,5F
URL https://www.robee.tech/

ASPとは?

AFFILIATEの文字が書かれたパソコン

ASPとは、Affiliate Service Provider(アフィリエイトサービスプロバイダ)の略です。サービスプロバイダとは、サービス提供者という意味なので、日本語にすると”アフィリエイトサービスの提供者”となります。

ASPと略される言葉に、アプリケーションサービスプロバイダ(Application Service Provider)もありますが、本記事ではアフィリエイトサービスについてまとめています。

ASPは、広告主とアフィリエイターを仲介するサービスです。広告主(企業等)から広告出稿の依頼を受け、アフィリエイター(広告で報酬を得ているメディアや個人)へ案件を仲介します。

ASPの仕組み

企業がASPを利用してアフィリエイト広告を出稿する大まかな流れは以下です。

  1. 企業がASPへ広告を発注
  2. ASPが広告案件をアフィリエイターへ案内
  3. アフィリエイターが自分のサイト等へ掲載
  4. 広告経由で購入等が発生するとアフィリエイターへ報酬が支払われる

ASPは、アフィリエイターが登録できるWebサイトを運営しています。企業が広告出稿を依頼すると、既存会員のアフィリエイターに広告案件を公開し、希望者が案件を受託。

アフィリエイターは、自分が運営するブログ・SNS・サイトなどに広告リンク付きの記事を掲載します。エンドユーザーがアフィリエイト広告を経由して商品やサービスを購入すると、ASPからアフィリエイターに報酬が支払われるのが、基本的なASPサービスの仕組み。ASPの多くは成果報酬型の仕組みが採用されているのが特徴です。

ASPの種類

ASPには、オープン型・クローズ型の2種類があります。

オープン型は誰でも登録ができる分、報酬はクローズ型よりも低く設定されています。アフィリエイターとして活動をはじめたばかりの初心者から慣れてきた中級者向けです。

アフィリエイター側から見ると、単価が低い分参入しやすいので、試しにアフィリエイトをしてみたい人も利用しています。企業にとっては、多くのアフィリエイターに向けて広告出稿をアピールできるのが魅力です。

一方でクローズ型のASPは招待制となり、審査基準が設けられているので、アフィリエイト広告案件が高単価であるという違いがあります。人気サイト運営者やインフルエンサーなど、集客力のある上級者向けです。

報酬が高めに設定されていることから、アフィリエイターも力を入れて宣伝してくれるでしょう。アフィリエイターにとっても、高単価案件に絞ることで宣伝回数を抑えた活動が行えます。

ブランド毀損が起きにくいのは、アフィリエイターの審査を設けているクローズ型です。審査基準に合致したメディアや個人にしか案件が案内されないので、広告内容によってはクローズドのASPを選ぶと良いでしょう。

報酬についての注意点

企業(広告主)は、ASP側へ広告費としてサービス利用の料金を支払います。アフィリエイターへは、その広告費から事前に決めた報酬単価が支払われます。

ASPを利用する際に気を付けなければならないのは、重複注文や後日キャンセル、情報に不備による成果の取り消しが起こったとき。どのように検知するか、起こった際の対応方法などを検討しておきましょう。

複数のASPを利用している場合、サービスごとに確認する必要があるため、抜け漏れが起こらないように社内でフローを定めておくことが大切です。ASP広告管理ツールを使用することで、重複注文やキャンセルなどを検知しやすくなります。

ASPのメリット

吹き出しMERIT

企業がASPを活用するメリットを3つ解説します。他のインターネット広告とどう異なるのか、自社に合う広告展開が行えるかどうかを検討してみましょう。

1.成果報酬なので費用対効果が高い

企業がASPを活用するメリットの1つは、費用対効果が高い点にあります。

アフィリエイターが貼ったURLリンクを通して商品が購入される、あるいはサービスを契約したときのみ成果報酬の支払いが発生するので、売れなくても費用が発生するクリック課金型や期間掲載型に比べ、費用対効果が高くなります。

また、支払う報酬を予め設定できるので、想定外の出費が発生するリスクが少なく、運用の際のコスト算出もしやすいのが特徴です。

2.認知度がなくとも集客ができる

ASP側がアフィリエイターを集めてくれるだけでなく、人気のあるアフィリエイターに案件を案内してくれるケースもあります。自社の知名度や広告運用のリソースが無い場合でも、アフィリエイターの力で認知度を高められるのが魅力です。

また、アフィリエイターであるインフルエンサーや人気サイトについているファンが広告を見てくれるので、集客も同時に行えます。「自社商材の知名度を上げたい」、「幅広い層から集客したい」といった時には、ASPを利用すると良いでしょう。自社では考えていなかった市場にPRできるかもしれません。

とはいえ、ASPにはそれぞれ得意とする広告ジャンルがあるため、自社に合うASPを選ぶようにしましょう。自社の商品やサービスに合うASPなら、アフィリエイターも自社との親和性が高いと考えられるので、ブログやサイトでの紹介の質が良くなるといった期待もできます。自社の予算や要望、課題に応じてASPを使い分けることがおすすめです。

3.アフィリエイターが広告案件を掲載する際のハードルが低い

ネット広告を自サイトやブログに掲載して稼ぎたいという人は、アフィリエイトやGoogle AdSenseといった方法を用いています。

後者のGoogle AdSenseはアフィリエイトとは違い、クリック報酬型と呼ばれる広告です(Google AdSenseはクリック報酬型広告の1種)。広告掲載を希望しても、すぐには始められず、審査を通過する必要があります。

スタートまでのハードルはありますが、クリック報酬型は購買や契約に比べるとエンドユーザーが行動しやすいため、成果報酬型に比べると1クリックあたりの単価は安価ですが、報酬を得やすいのがメリットです。

対して、アフィリエイトはオープン型ASPに登録すれば、審査なしで広告リンクが発行されるため、すぐに始められます。「広告収入を得て稼ぎたい」という人にとって、ASPを利用するのはハードルが低いと言えるでしょう。

また、クリック報酬型に比べると報酬が高いため、力を入れて宣伝をしてくれるのがアフィリエイト広告です。

ASPサービス利用の注意点

POINTが書かれた黒板

これより先は、企業がASPサービスを利用する際の注意点をまとめました。アフィリエイト広告を活用するなら、以下の点を押さえたうえで広告出稿を依頼しましょう。

アフィリエイターが魅力的と感じないと掲載してもらえない

アフィリエイターは自分が持つメディアにサービスや商品を掲載し、集客してくれます。ですが、アフィリエイターが魅力に感じないと、時間をかけて広告記事を作成しても成果につながらないと判断され、掲載してもらえません。

つまり、ASPを利用すれば必ずアフィリエイターが広告をしてくれるとは限らないということ。商材の魅力が伝わるよう、ASP側に伝えるといった工夫が必要です。

コンバージョンまで時間がかかる

アフィリエイトは、商材の購入や契約といったコンバージョンが発生するまでに、時間を要するのが一般的です。有名なアフィリエイターが紹介してくれれば即効性も期待できますが、そうではない場合は1~2ヶ月ほどは様子を見ましょう。

もし、ランディングページ(LP)までは人が来ているのに購入や契約につながっていないのなら、LPの見直しを図るのがよいかもしれません。

総額表示

アフィリエイト広告はもちろん、出稿した際に遷移先となるWebサイトやランディングページも全て税額表示が必要です。アフィリエイターやエンドユーザーに対して金額を表示する際は、税込価格・総額表示になっているかを確認しましょう。

ただし、2023年1月時点では事業者間取引は税額表示の対象外です。総額表示の確認と合わせて、ランディングページの情報が古くなっていないかもチェックするのがおすすめです。

ASP広告管理ツールとは?

タイピングをしている人 ASP広告管理ツールとは、名前の通りASPへの出稿等を一元管理できるツールです。ツールによって搭載されている機能は異なり、大きく分けると3つのタイプに分類されます。

ここでは、ASP広告管理ツールの3つのタイプについて解説します。

運営者向け機能が搭載されているASP広告管理ツール

広告出稿・管理する機能から、費用対効果を確かめられるレポート機能などがあります。他にも、発生した成果を広告別に承認や否定できる機能、マッチするアフィリエイターに出稿を依頼できる提携管理機能を有するツールもあります。

広告主向け機能が搭載されているASP広告管理ツール

運営者向けなのでASP事業を展開する際に活用でき、アフィリエイターの管理やメディアの管理、アフィリエイターへのメール配信機能などを有しています。ポイントバックや効果測定といった機能も搭載しており、効率的な運営を後押ししてくれます。

アフィリエイター向け機能が搭載されているASP広告管理ツール

アフィリエイター向け機能が搭載されているASP広告管理ツールです。メディアを運営していてアフィリエイト広告で収益を出したい企業は、獲得報酬やサイトによって掲載する広告を申請・管理できる機能があると、広告紹介時の手間が省けます。

複数のASPを利用する企業は、ASPごとにログインして広告を管理する手間がかかります。その点、ASP広告管理ツールを活用すれば、管理ツールから一度に複数のASPの広告状況を確認できるため便利です。

ASP広告管理ツールのメリット

ASP広告管理ツールを活用する際のメリットを3つ紹介します。ツールを導入すべきか迷っている企業は、以下のメリットを踏まえたうえで導入を検討してみましょう。

1.広告主は人件費・作業時間を削減できる

複数のASPを利用したい・複数の広告を出稿したいと考えている場合、管理ツールがないと1つ1つの情報を手作業で集め、管理・運用しなくてはいけません。商材が多い場合、比例して人件費や作業時間も増えていきます。

管理ツールを用いると、複数のASPを横断的に管理できます。広告も同様です。例えば、各ASPの報酬単価・素材・原稿・費用対効果などを、ツール画面から一度に確認できます。初めてアフィリエイト広告を活用・運用する企業でも、運用のハードルが下がるでしょう。

確認作業に人手を割いてしまうと、単純にコア業務に従事する人員が減ることになります。そうした手間をできるだけかけたくないのであれば、ASP管理ツールの導入を検討してみましょう。

2.運営者は作業時間を短縮できる

ASP広告管理ツールを使用すると、運営者はアフィリエイター(メディア・個人)や広告主管理の手間が省けます。広告を登録したり、アフィリエイターに情報を発信したりといった時間がかかる作業工数が減り、効率的な運営ができるでしょう。

アフィリエイターへのポイントバックも簡単に行えるほか、広告・サイトごとの費用対効果を測定することも可能です。各広告・サイトがどの程度売上を上げているのかがハッキリとするため、力を入れるべき点が明確になるので、より広告主・アフィリエイターの双方にとって魅力的なASP運営が可能になります。

3.アフィリエイターは獲得報酬の管理が楽に行える

アフィリエイター側は、1箇所のASPだけでなく、複数に登録しているケースが多いのではないでしょうか。ASPによって報酬をいくらから支払ってくれるか・いつ支払ってくれるかは異なります。

1サイトずつ確認することもできますが、報酬以外にも提携申請やどの広告リンクを使うかといった管理も必要です。アフィリエイター向けASP管理ツールを利用することで、そうした煩雑な作業を一元的に管理できます。

アフィリエイターを本業として行っている方はもちろん、スキマ時間を効率的に使いたい副業の方にも便利でしょう。

まとめ

パソコンとスマートフォン

ASP運用をしたい運営者向けのツールから、複数のASPを効率的に管理したい広告主向けのツール、アフィリエイト広告で収益を上げたいアフィリエイター向けのツールまで、アフィリエイトASP広告管理ツールの種類はさまざまです。

各ツールの特徴を理解したうえで、企業に合うアフィリエイトASP管理ツールを導入しましょう。アフィリエイトASP広告管理ツールを選ぶ際は、予算とニーズを考慮し、企業が望む機能を搭載していて予算感に合うものを選定することをおすすめします。

免責事項
本記事は、2024年5月時点の情報をもとに作成しています。掲載各社の情報・事例をはじめコンテンツ内容は、現時点で削除および変更されている可能性があります。あらかじめご了承ください。