Instagramの運用方法がよくわからない?インスタで失敗しない5つのコツとは

Instagramの運用方法がよくわからない?インスタで失敗しない5つのコツとは
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「Instagramを活用して採用を行いたい」「ECサイト流入にInstagramを利用しようか迷っている」「Instagram運用をしたいがどうすれば良いのかわからない」――まさにインスタ運用あるある、ですね。

本記事では、Instagramの運用開始前~運用中に実施すべきこと、失敗を避けるコツについて解説していきます。

集客や採用だけでなく、企業ブランディングにも必須となりつつあるInstagramの効率的な運用を実行して認知度をアップさせ、ファン醸成や売り上げ拡大、採用戦略に活かしてください。

instagramの運用

Instagramの運用開始前にすべき下ごしらえ

Instagramを運用する前に、社内で行っておくべきポイントについてまとめました。以下のような下ごしらえをせずに、素人任せで運用して成果が出せるほど、Instagramは甘くありません。

Instagramの運用を社内でやることになった、さあ困った!

Instagramを社内で運用する時に、気をつけたいポイントは大きく分けて4つあります。1つ目に成果を出すまでの期間の設定、2つ目に目指す集客数や売上貢献度の設定

3つ目にコンテンツマーケティングの検討、4つ目に保存率とホーム率の指標の確認をしていきましょう。

Instagramの運用を急に任されてしまった場合などは、以下の内容を押さえて進めていってください。

1.成果を出すまでの期間の設定

Instagramの知見がある専門家が運用した場合、半年未満でフォロワー数1万人を突破すると言われています。リーチ数(閲覧数)であれば、約1カ月で1万回近くの確保が可能です。

とはいえ、上記は専門家に運用を任せた場合の結果によるもの。自社で運用とするとなれば、フォロワー数1万人に到達するにはもっと期間がかかります。

企業がInstagramを運用する際は、フォロワー数だけに着目するのは危険です。次項で解説する実際の集客数・売上貢献度も気にしなければなりません。

2.目指す集客数・売上貢献度の設定

Instagramを企業が運用する際は、実店舗への誘導や、ECサイトの売上拡大を図ることが最終目的です。フォロワー数がいくら増加したとしても、集客数・売上貢献度が低ければ、費用対効果を得られません。

Instagramで企業アカウントや投稿がきっかけで、商品を購入したことがあるユーザーは全体の約41.5%、実店舗へ訪問した経験のあるユーザーは全体の約42.9%だと言われています(※1)。購入者数や訪問経験者数を考慮したうえで、自社が目指す集客数や売上貢献度を設定しましょう。
※1 参照元:アライドアーキテクツ株式会社|SMMlab 【2023年版】Instagramユーザー実態が分かる!調査データまとめ(https://smmlab.jp/article/research-data-about-instagram-users/)

3.コンテンツマーケティングの検討

企業の最終目的が集客や売上拡大ならば、ブランディングよりもコンテンツマーケティングに取り組むのが得策です。実は、ブランディング目的のマーケティングをSNSのみで成功させるのが難しく、ある程度知名度がないと売上貢献に繋げるのは至難の業です。

ブランディングに成功している企業は、InstagramやTwitterなど他のSNSも横断的に活用して、長期間かけてブランディングを実施しています。長期間かけてファンを醸成する方法も決して悪くはありませんが、まったく知名度がない状態から始めるには時間や労力がかかり過ぎるという側面があります。

そこで、ユーザー起点のコンテンツを発信し、ニーズに合わせた投稿内容に限定することで、知名度がない状態からでもフォロワー数増加を狙える体制を構築してみてください。

4.保存率・ホーム率の検討

Instagramを運用する際に、最終的な目標である集客や売上拡大を狙うためには、ゴールに向かえているかを確認できる数値指標のKPIを設定すべきです。KPIとしては保存率とホーム率を検討したいところで、ホーム率は60%、保存率は2%~に設定することが望ましいとされています。

保存率とは、投稿がリーチしたアカウントの中で、どれくらい保存数を得られているのかを表す割合ことです。インスタグラムで投稿された画面の右側にあるリボンマークを押すとそのアカウントが保存され、投稿が再度閲覧されるようになります。

保存済みの投稿として記録され、プロフィールのメニューバーの中にある「保存済み」から見ることができるようになります。

一般的にホーム率が60%、保存率が2%を超えると、ユーザーの間で情報が拡散されやすくなります。そもそもホーム率とは、アカウントの質を図るための指標です。ホーム率が高いほど、Instagramのフィードに反映されていることが確認できます。

Instagramのホーム率は、ホーム(フィード)からのインプレッション数をフォロワー数で割って算出します。Instagramのフィードはアカウント同士の関係性の順に表示されるので、ホーム率が高いほど、ユーザーと良い関係性が築けている証となります。

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そもそもSNSの運用ってなにをするのか

ここまでは、SNSの運用開始前に準備しておきたい、「目標設定(期間・集客数・売上貢献度・保存率・ホーム率)」などについて説明してきましたが、そもそもSNSの運用自体、何をしたら良いのかわからないという方もいると思います。

そこでここからは、SNSの運用でするべきことについて、具体的に説明していきます。

1.運用担当者・投稿頻度・トーン&マナーを決める

ユーザーに興味をもってもらうアカウントにするは、運用の土台を整える必要があります。まず、自社のInstagramのアカウントを投稿や分析などを専属で行う担当者を決めてましょう。

そして、運用前にどのようなユーザーに向けて発信するかペルソナの設定を実施します。ペルソナがしっかりしていると自社が投稿すべき内容に統一性を持たせられます。

理想の投稿頻度は、ジャンルにより異なりますが、毎日まめに投稿できればベスト。頻度の決め方は、競合会社のInstagram投稿頻度を見て平均値を出してみるのがおすすめです。

まめに投稿していると、ユーザーにとって「飽きのこないアカウント」という印象を与えやすく、ファンの定着に繋がりやすくなります。

ただし、1日の投稿頻度が多ければ良いというわけではありません。何度も投稿したぶん、ユーザーの受け取る情報も増えます。すると、「見たくないかも」という気持ちが働き、ファンが離れる場合があるので注意しましょう。

また、一度ファンになったユーザーが離れないように、投稿内容にばらつきがないように注意し、トーン&マナーを統一することが大切です。

2. フォローしたくなるような企業アカウントを設計する

上記ではInstagram単体で取り組むなら、コンテンツマーケティングに取り組むのが得策だと紹介しましたが、集客目的なら企業アカウントを充実させる必要があります。ユーザーに役立つ情報、ユーザーが知りたい情報を盛り込み、集客に繋げます。

3.投稿配信と分析を繰り返す

Instagramの投稿頻度を決めたら、後は投稿配信と分析を繰り返し、精度を高めていくことが重要です。最初に設定した目標と大きくかけ離れている際は、都度調整を図る必要があります。

効果計測ができるツールを活用しながら、データを蓄積していきましょう。競合と比較しながら、自社に足りない部分を補わなければなりません。

Instagramの企業公式アカウントが増えた理由

Instagramの企業公式アカウントが増えた理由

投稿頻度の決定・アカウント開設・投稿・分析などInstagram運用はも大変な労力やコストがかかるものです。

にもかかわらず、労力やコストをかけてでも取り組む企業が増え続けるのには、理由があります。以下にその理由を説明していきますので、自社が当てはまるかどうかを判断する材料にしてください。

Instagramの企業公式アカウントは年々増加しており、SNSを使った集客に注目が集まっています。それでは一体なぜ、Instagramに注目する企業が増加しているのか、「企業がこぞってInstagram運用を始める背景」について解説していきます。

Instagramのユーザー数と企業アカウント数

Instagramの国内のアクティブ月間アカウント数は、2019年時点で3,300万件以上です(※2)。SNSの中でも利用率は52.9%と、多くのユーザーが利用していることがわかっています(※3)。

2022年時点では、国内のSNS利用率はLINEが最も高く79.5%、次いでYouTubeが62.0%、Twitterが55.9%となっており、Instagramは4番目に利用者が多いSNSとして注目が集まっています。

全世界でSNSの利用率が最も高いのは月間利用者数29億人を超えるFacebookですが(2022年1月時点)(※4)、国内ではFacebookの利用率が24.6%にすぎません。日本の場合は、Instagramの普及率のほうが高いのです(※3)。

したがって国内での需要を踏まえて、世界的な人気を誇るFacebookよりも、Instagram運用を始める企業が多いのです。

国内でユーザー数が多いのはLINEだが、企業利用率はInstagramが高い!

上述したように、国内のユーザーのSNS利用率で最も高いのは「LINE」です(2022年度時点)。しかしながら、企業が利用しているSNSの実態調査では、1,076名の回答結果から最も利用率が高かったのはInstagramとTwitterで52%、次いでFacebook46.1%、YouTube42.5%・LINE42.6%%という結果が出ています(※5)。

月間アクティブユーザー数の多いLINEよりも、InstagramやTwitterを重視する企業は少なくありません。とくに女性向けビジネスの場合は、公式アカウントの運用は必須、とも言えます。

※2 参照元:Meta|Instagramで新しいターゲット層を開拓するには(https://business.instagram.com/blog/how-to-connect-with-new-audiences-on-instagram?locale=ja_JP)
※3 参照元:ICT総研|2022年度SNS利用動向に関する調査(https://ictr.co.jp/report/20220517-2.html/)
※4 参照元:総務省|第2部 情報通信分野の現状と課題(https://www.soumu.go.jp/johotsusintokei/whitepaper/ja/r04/html/nd236200.html#:~:text=2 SNS,WhatsAppが続いている。)
※5 参照元:アディッシュ株式会社|アディッシュ、企業のSNS利用とソーシャルリスク対策の実態調査を実施(2022年版)(https://www.adish.co.jp/news/20220414_moni/)

なぜ企業がこぞって参入したのか

ここまで「企業のInstagram運用が増えている」と述べてきましたが、Instagramに企業がこぞって参入した背景には世界観をつくりやすいことが挙げられます。Instagramには写真・ビデオを投稿できるので、実際の商品や使い方を伝えられるメリットがあります。

文書のみで伝える場合、受け手によって印象が大きく変わる可能性がありますが、Instagramであれば、まずビジュアル面で共感が得やすく親和性の高いユーザーが集めやすいという特徴があるため、運用に踏み切る企業が増加しているのです。

モバイルのスクロールの速さに対応するため

Instagramを運用する企業が増えている背景として「親和性の高いユーザーが集めやすい」という点を述べましたが、実はスマホのスクロールの速度はデスクトップの1.5倍と言われており、“SNSでは一瞬で判断できるか否かが重要”となっています。

つまり、大半の投稿はユーザーがすぐにスクロールしてしまうため、一瞬で膨大な情報を伝えるには写真や動画が有効だと言えます。そこで、写真や動画をメインで投稿できる、視覚的にうったえかけられるInstagramの運用を始める企業が増えているのです。

Instagramの活用を始めるきっかけ

Instagramの「写真や動画投稿がもたらすインパクト」や、「ユーザーへの伝えやすさ」に注目して活用する企業が増えています。

そこで、以下にInstagram活用実態からわかること、企業がInstagramの活用を始めるきっかけをまとめました。

Instagramはただ闇雲に運用しても、フォロワー数を増やしたり、集客に繋げたりすることができません。しっかりユーザーとコミュニケーションをとって、効率的かつ戦略的に運用していけば、企業のブランディングにも役立ちます。

企業がInstagramの活用を始めるきっかけ

早速ですが、企業がInstagramの活用を始めるきっかけについて紹介します。現状で以下の4つの課題を抱えている企業は、Instagramの運用を検討してみると良いと思います。

1.新規顧客との接点づくり

Instagramの運用を始める企業の多くが抱えている課題として、新規顧客との接点(タッチポイント)が少ないということが挙げられます。自社ホームページを作成しても、目を止めてもらえなければ、閲覧数も集客数も伸びません。

SEO対策を実施しなければ、そもそも検索結果の上位にヒットしないのが現状です。接点づくりが行えていないため、ホームページまで誘導できないと悩む企業は少なくありません。

実際に、Instagram運用を行う274名のうち、新規顧客との接点づくり目的で運用していると答えた企業は、実に78.8%に上ります(※6)。つまり8割近くの企業が、新規顧客との接点づくりにインスタグラムを運用しているのです。

2.ブランディング

Instagramの運用を始めるきっかけとなる課題としては、ブランディングが挙げられます。自社の世界観を伝えてファンを醸成し、リピーターを増やしたいと思っても、文書だけで伝えるには限界があります。

その点、Instagramならば視覚的にうったえられるので、自社の世界観をシンプルに伝えられるのが魅力です。

繰り返し同じトーン&マナーで投稿すれば、世界観が安定したアカウントだとユーザーに認知され、流行り廃りに左右されないファンの獲得ができます。さらにインスタグラムは、コミュニケーションツールであると同時に「検索エンジン」でもあります。

先ほどインスタグラムには保存機能があると説明しましたが、インターネットのブックマークと同じように閲覧機会が増え、ブランド認知の確度も高まるのです。

実際に、Instagram運用を行う274名を対象とした調査では、71.5%もの企業がブランディング目的で活用していると回答しています。約7割もの企業が自社の固定ファンの獲得に向けて、Instagramを通してブランディングに取り組んでいることがわかります(※6)。

3.ファンとのコミュニケーションツール

リアルでの販売が当たり前だった時代では、企業が顧客に接触する方法は営業や店舗といったオフラインの手法しかありませんでした。

しかし、InstagramなどのSNSが登場してからは、顧客接点が増加。企業側から働きかけることで、いくらでも接点がつくれる時代に突入しています。競合との差別化を図る意味でも、顧客接点を増やすマーケティング戦略としてSNSの運用は優先度が高まっています。

Instagramは口コミに返信したり、いいねを返したりと、顧客と企業間でダイレクトにやり取りができます。今まで拾えなかった顧客の声に気づけるため、ファンとのコミュニケーションツールとして活用できる点も魅力的。

実際にInstagramを運用する274社を対象とした調査では、55.5%もの企業がファンとのコミュニケーション目的で運用を開始(※6)。消費者(顧客)との関係構築を望む企業が、顧客接点を求めてInstagramの運用を始めていることがわかります。

4.売上増加

Instagramの運用を始めるきっかけの一つとして、売上増加を掲げる企業は決して少なくありません。

実際にInstagramを活用して売上増加を望む企業は多く、運用中の274社のうち50.7%、2社に1社が売上増加を期待して活用しています(※6)。Instagramを活用するとバズる、いわゆる投稿拡散が起こる可能性があるため、知名度がない企業でも売上拡大を狙えます。

※6 参照元:テテマーチ株式会社|【企業のInstagram活用実態に関する調査】2020年と比較するとInstagramにかける“予算”・“担当者数”は増加傾向 一方で最大の課題は“ノウハウや知識の不足”(https://tetemarche.co.jp/news/tete-22040501)

Instagram運用でつまずく3大ポイント

Instagram運用でつまずくポイント
Instagramの運用に関する知見がないまま始めると、以下のような問題にぶつかる恐れがあります。ぜひInstagramの運用前に下記の3大つまずきポイントを確認して、スムーズな運用を目指してください。

1.ノウハウや知識不足を補うこともなく運用を始める

Instagramの運用を始めるときに、目標や運用方針を固めないまま突き進むと、集客に繋がらない恐れが出てきます。アカウントの開設や投稿・運用自体はどの企業でも気軽に始められるのがSNS運用の持ち味です。

しかし、ユーザーニーズに合致する投稿でなければ認知されず、他の多くの企業アカウントに埋もれてしまいます。ノウハウや知識が不足している企業こそ、Instagram運用のためのツールや代行会社に頼るなど、不測している知識を補う努力が必要です。

実際にInstagram運用を行う274社を対象とした調査では、ノウハウや知識が不足していると答えた企業が全体の64.2%となっています(※7)。

いわゆる投稿拡散を経由して商品の売上を増やす「TikTok売れ」のように、TikTokにはTikTokの特性が、InstagramにはInstagramの特性があることを理解して運用することが重要です。

2.データ分析や考察ができていない

Instagramの運用の開始前ではなく、大切なのは運用開始後のトライアンドエラーです。PDCAサイクルを回し、目標を立てて施策を実行した結果はどうだったか、目標に近づけたか省みる必要があります。

しかし実際には、データを取得したものの、ノウハウや知識不足で分析や考察にまで至らないという企業が多いというのが実情です。実際にInstagram運用を行っている企業274社のうち、54.4%もの企業が分析や考察ができていないと回答しています(※7)。

なぜ分析や考察不足が起こるかというと、人手・時間・予算・データ集計などのリソース不足が主な要因です。274社を対象とした調査では、

  • 人手不足の企業が全体の43.1%
  • 時間が不足している企業が33.6%
  • 予算がない企業が33.6%
  • データの蓄積や集計ができていない企業が31.8%

と、多くの企業がリソース不足に陥っていることがわかりました(※7)。

3.兼業状態でInstagram運用に集中できない

Instagramの運用を他業務と兼務している場合、本業に時間を取られてInstagram運用までに力を入れられないと、悩んでいる企業は意外と多いものです。

リソースが十分にある大手企業であれば、Instagram運用だけに費やす人材・時間を確保するのは難しくありません。しかしながら、中小企業などの人材が不足している企業では、Instagramにそこまで時間を費やせないのが現状です。

実際にInstagramを運用中の企業274社を対象とした調査では、1週間のInstagram運用時間の合計を30分~2時間と答えた企業が24.8%。30分未満と回答した企業が4.4%でした。Instagramに時間を割けないと感じている企業が多いことがかります(※7)。

利益につながるInstagram運用は、投稿内容や分析など細かくPDCAを回すことが大事です。
なので、片手間で行うのは難しい作業と言えるでしょう。注力が難しい場合は、運用代行によるプロフェッショナルの知恵や技術を借りるという手段もあります。

※7 参照元:テテマーチ株式会社|【企業のInstagram活用実態に関する調査】2020年と比較するとInstagramにかける“予算”・“担当者数”は増加傾向 一方で最大の課題は“ノウハウや知識の不足(https://tetemarche.co.jp/news/tete-22040501)

Instagramを運用する目的

いま一度、確認しておきたいのは、「なぜいま、Instagramを運用するのか」。当たり前すぎることでも、上長やチーム内でプレゼンが必要になったときにバタバタしないように、整理しておきましょう。

新規顧客づくり・ブランディング・ファンとのコミュニケーション・売上増加

274社を対象とした調査によると、Instagramを運用する目的の上位は、「新規顧客との接点づくりが78.8%」、「ブランディングが71.5%」、「ファンとのコミュニケーション55.5%」、「売上増加が50.7%」でした(※8)。

さらに運用目的を深掘りして、上記では挙げられなかった理由についても触れていきます。Instagramの運用を迷っている企業は上記に加えて、以下に該当していないか確かめてみてください。

来店・販売促進

Instagramの運用目的として、アンケート調査対象の274社のうち来店促進をあげた企業は33.6%です。約3割が実店舗への導線確保に課題を抱えて、運用に踏み切っていることがかりました。

実は、Instagramは購入検討段階でよく使われているツールとして知られています。いわば「自分の世界観にマッチした検索エンジン」のような存在です。

実際に上記アンケート調査では、Instagram運用の実感として「フォロワーへのアンケートでInstagramを見て購入した経験があると答えたユーザーは7~8割にも上った」と回答している企業もいるほどです。

他にも、「Instagramが立ち上げ初年度のECサイトの流入元として最も大きな割合を占めている」と回答している企業や、「Instagramがきっかけで月間2,000万円ほどの売上に到達した」とビジネス貢献を実感している企業もいます(※8)。

人材採用

人材採用にもInstagramを活用できます。実際に274社を対象にしたアンケート調査においても、1.1%の企業が人材採用目的で運用しています(※8)。まだ数字的には少ないですが、今後ニーズが高まると予想されています。

Instagramを人材採用に活用すると、採用サイトでは伝えきれない業務内容や、会社の雰囲気を確かめやすくなるのがメリット

採用サイトを運営するよりもコストを抑えられるという点もInstagram運用の長所です。企業について深く理解をした求職者が増えるので、採用後のミスマッチが起こりにくくなります

※8 参照元:テテマーチ株式会社|【企業のInstagram活用実態に関する調査】2020年と比較するとInstagramにかける“予算”・“担当者数”は増加傾向 一方で最大の課題は“ノウハウや知識の不足”(https://tetemarche.co.jp/news/tete-22040501

Instagram運用の基礎知識

Instagram運用の基礎知識
ここからはInstagramの運用方法の基礎知識をまとめて解説していきます。

1.ビジネスアカウントへ移行する

Instagramを運用する際は、企業向けの公式機能が利用できるInstagramビジネスアカウントを利用してください。ビジネスアカウントならビジネスプロフィールの掲載はもちろん、広告出稿やインサイトの取得、ショッピング機能の実装が可能です。

1-1.ビジネスプロフィールの掲載

Instagramの企業プロフィールにメールアドレス・電話番号・住所を掲載できます。「電話する」ボタンが表示され、問い合わせに繋げられます。

1-2.インサイトの取得

Instagramのインサイトとしては、フォロワー数の推移・男女比・年齢構成・反響のある投稿・オフライン時間といった情報を取得できます。自社に興味があるユーザーの動向から、自社が目指すべき方向性や改善すべき点が見えてきます。

1-3.広告出稿

Instagramのビジネスアカウントでは、過去の投稿を広告として出稿できます。目的・ターゲット・予算・配信期間を決めて広告を配信します。Facebookとリンクさせないと広告出稿できないので注意が必要です。

2.ターゲットを絞り込む

Instagramを運用する際は、「トーン&マナー」を徹底と同じくらいペルソナの明確化が重要です。つまりトーン&マナーとペルソナの明確化は表裏一体で、ペルソナが決まっていればトーン&マナーを統一できます。

自社が提供できる価値と、ユーザーが望む価値の交わるところを探すためには、ペルソナ設定やトンマナ設定をおろそかにしないことが大事です。

2-1.ペルソナの明確化

ペルソナとは商品やサービスを利用するユーザーのイメージ像を指します。近い表現に、ターゲットユーザーがありますが、違いは設定の細やかさです。

ターゲットユーザーは「20代未婚男性」といったように、年齢や性別などの大枠のこと。対してペルソナは、「名前」「性別」「年齢」「職業」「趣味」「居住地域」などを詳細に決めた架空の人物像のことです。

ペルソナを設定することで、どうすればその人物が自社商品までにたどり着き、購入するかなどの戦略が立てやすくなります。

2-2.ペルソナを設計してトーン&マナーを揃える

Instagramの企業アカウントの世界観を統一することが大切です。ペルソナを設計すると、「投稿時の口調」「イメージカラー」がイメージしやすくなり、ユーザーが惹かれる世界観を演出できます。

さらに、イメージ像が固まっているので、トーン&マナーを統一させやすくなり、チームでアカウントを運用してもブレが生じにくくなります。

3.フォロワー数を増やす投稿を行う

フォロワー数を増やす投稿を行う
フォロワー数を増やすには、ターゲットが好きな雰囲気・必要とする知識・感情が動く投稿かどうかが大切です。トーン&マナーを揃えてジャンルを統一し、ターゲットに役立つ情報を発信してください。

また、感情を動かす、エンタメ性に富んだコンテンツに仕上げることも重要です。人の気持ちを動かすコンテンツを作り上げて、実店舗へ誘導したり、ECサイトやInstagramのショッピングカードでの購入を促したりすることができます。

3-1.自社ブランドのキャラ付け・カラー決めが大切

Instagramのフォロワー数を増やす投稿を行うなら、自社ブランドのキャラ付けとカラー決めが大切です。キャラ付けをすると、自社が呼びかけるユーザーと、自社が大切にしている価値の接点が明確になり競合との差別化が図れます。

また、イメージカラーを決めるのも重要で、○○と言えばビビッドカラー、ダークカラーなど、カラーに統一性を持たせるようにしてください。カラーを統一させると、投稿に一貫性が生まれ、ファンを獲得しやすくなります。

ブランドカラーが決まっている場合は、Instagramの公式アカウントもそのカラーと合わせるようにします。企業のロゴや公式サイトのカラーを意識することも大事です。

4-1.ユーザーが必要とする知識を提供する

「このアカウントをフォローすると知識が身につく」といったお役立ち感を持たせることが、Instagramのフォロワー数を増やす投稿の秘訣です。ユーザーが必要とする知識とは主に、新しい情報・生活を豊かにする情報・悩みを解決する情報配信です。

ただテキストで伝えるのではなく、写真とテキスト、動画を活用するとユーザーの記憶に残りやすく、自社アカウントの付加価値を高められます

4.ユーザーと積極的にコミュニケーションを取る

Instagramで投稿を繰り返すうちに自然とフォロワー数やリーチ数が増えれば良いですが、多くは企業側からのコミュニケーションが必要となります。

フォロワー獲得までには、ユーザーがハッシュタグや検索から投稿を発見して、プロフィールへ遷移し、共感をしてフォローするという一連の流れがあります。

つまり、フォロワーは黙って増えるものではなく、「投稿表示数を増やし、プロフィールへ遷移させ、共感をしてもらう」という3ステップで臨まなければなりません。

投稿リーチ数・プロフィール遷移数・フォロー完了数の3つを指標として改善していくことが、フォロワー数増加への近道だと言えます。

そのために実行する具体的な施策には、下記のようなものがあります。

4-1.流入を増やす手法

流入を増やす方法としては、ハッシュタグやメンションの活用が挙げられます。ターゲットのニーズを掴んでタグ付けできれば、リーチ数の増加が可能

また、メンションでターゲットに反応して欲しい話題を投稿したり、自社の投稿からプロフィールへ遷移させてフォローを促したりすれば、ユーザーの流入の増加が期待できます。

4-2.ユーザーへの声かけ・反応

ユーザーへの声かけとは、投稿内容をユーザーへの問いかけにする方法を指しています。○○は好きですか?何派ですか?など、ユーザーへうったえかけるスタイルで投稿をします。

また、ユーザーからコメントが付いた際には、相手にいいねを返したり、内容によっては謝罪をしたりと、迅速に対応することが大切です。ネガティブな口コミにも丁寧に対応できれば、ユーザーに安心感を与えたり・企業の好感度アップにも貢献できます。

5.投稿とアカウントを分析する

フォロワー数やリーチ数の増加に向けて投稿、ならびにユーザーへの声かけを行った後は、投稿やアカウントの分析をします。投稿分析、インサイトを確認し、投稿リーチ数・プロフィール遷移率・フォロー完了率の3つを算出してみましょう。

投稿リーチ数はリーチ数をそのまま当てはめるだけですが、プロフィール遷移率は「プロフィールへのアクセス数÷リーチ数×100」、フォロー完了率は「フォロー数÷プロフィールへのアクセス数×100」で算出します。

5-1.インサイトを確認するには?

インサイトは企業プロフィールの下に表示される「インサイト」ボタン、または各投稿写真の左下に表示される「インサイトを見る」ボタンから閲覧できます。

インサイトの情報ページでは、いいね数・コメント数・シェア数・保存数が上段に表示されます。中段にてインタラクション数・プロフィールへのアクセス数・webサイトクリック数・メール数などを確認可能です。

また、下段にはフォロー完了数・リーチ数・ハッシュタグの表示数などが表示されます。いずれもユーザーの興味関心を把握するには大切な情報なので、インサイトを分析するようにしましょう。
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Instagram運用で失敗しない5つのコツ

Instagram運用で失敗しない5つのコツ
Instagramを運用するなら失敗したくない、そう思って取り組むものの、運用がうまくいかず成果につながらないという企業も少なくありません。ここでは、Instagram運用で失敗しない5つのコツを具体的に解説していきます。

5つのコツについて説明する前に、累計数十アカウントのInstagram運用を支援してきた実績のある、SAKIYOMIマーケティング責任者・田中 龍之介氏が執筆したコンテンツをご紹介したいと思います。

「本当に参考になるインスタの成功企業事例11選!アカウントを伸ばす具体的6ステップも紹介!」と題した記事には、Instagramの運用を成功させるコツとして、以下6つの項目をあげています。

プロフィールで差別化する 
滞在時間を伸ばす工夫をする
ストーリーズで親密度を上げる
トンマナを統一し、競合と差別化する
ユーザー視点を徹底する
インフルエンサーを活用する

SAKIYOMIマーケティング責任者 田中 龍之介
2019年11月に株式会社SAKIYOMIに入社。累計数十アカウントのInstagram運用を支援し、最短でアカウント開設後3ヶ月で1万フォロワーを達成。その後マーケティング領域を立ち上げ、現在はマーケティング責任者として、幅広く活動。SAKIYOMIの公式アカウントでも、インスタノウハウを解説中。(2.2万フォロワー:https://www.instagram.com/sakiyomi_/)引用元:株式会社SAKIYOMI「本当に参考になるインスタの成功企業事例11選!アカウントを伸ばす具体的6ステップも紹介!」(https://sns-sakiyomi.com/blog/tips/case-study/)

SAKIYOMIの田中氏は、アカウント開設から3カ月で1万フォロワーを達成した実績をもつ、マーケティングの専門家。Instagramのノウハウを、Instagram公式アカウントでも随時発信しています。

どんなユーザーに自社商品やサービスを届けたいのか、そんなユーザーを引き止めるにはどうすれば良いのか。田中氏のような専門家が発信している情報などもチェックしながら、ユーザーファーストな施策の立て方を取り入れていきましょう。

では次に、Instagramの運用で失敗しない5つのコツを見ていきましょう。

【1】アカウントを見るユーザー視点の運用を徹底する

Instagram運用で失敗をしない1つ目のコツは、「ユーザー視点の運用を心掛ける」ことです。ユーザーが最終的に企業アカウントをフォローするのは、投稿に興味を持ったからです。つまり、ユーザーにとって有益な情報でなければ、見向きもされない可能性があります。

ユーザーが有益と判断しないとフォローされない

ユーザー視点での運用を心掛ければ、どのような情報が必要か判断しやすくなるため、興味を持たせるタグ付けからメンション、関心を集められる投稿内容に仕上げられます。

フォローまでの過程には、タグでの検索やフォロワー拡散による投稿発見から、プロフィール遷移を経る流れがあります。

なので、プロフィールの充実化は、ユーザーに「このアカウントをフォローをして自分に得があるか」を最終的にフォローを判断させる重要なポイントです。

ユーザー視点のプロフィールづくり

ユーザー視点でプロフィールをつくると、プロフィールまでしっかりと読み込まれる可能性が高まります。アカウント内容を1行で端的に表現し、見やすく改行を適宜取り入れるといった工夫が大切です。

ユーザー視点の運用とは?
  1. ユーザーにとって有益な情報を届ける
  2. 興味を持たせるタグ付け・メンション・投稿を心掛けよう
  3. プロフィールの充実化もフォロワー獲得には大事な要素

【2】市場とアルゴリズムを理解した運用

Instagram運用で失敗を避けるには、市場分析で市場を把握し、アルゴリズムを把握してフォロワー数・リーチ数を増加させることが大切です。市場分析をせずに競合が多い市場で戦うと、他企業のInstagram投稿に埋もれてしまいます。

自社が勝てる市場を探して、キャラクター付け、自社の立ち位置を確保していきます。

独自性を確立させる

既に競合が戦っている市場に攻め入る場合、同じ武器を持っていても太刀打ちできません。他社にはない、自社の強みを活かせるキャラクター設定がSNS運用には重要です。

競合のサービス内容や強み・顧客のニーズと・自社の強みの3C分析を活用して、自社の独自性を見つけていきましょう。

アルゴリズムを理解してアカウントを成長させる

Instagram運用では、アルゴリズムを重視しなければなりません。フィード投稿では、ユーザーから「いいね・コメント・再シェア・プロフィールクリック・数秒の滞在」を獲得できれば、フォロワーのタイムラインに表示されやすくなるというアルゴリズムがあります。

リールでは、ユーザーからのアクションに加え、解像度・フレームレート・音源が重視されており、条件を満たすことでフォロワー外のユーザーにもおすすめ表示されるようになります。

さらに、発見タブでは、ユーザーからの「いいね・保存・シェア」といったアクション獲得にかかる時間が重視されていて、条件を満たすとフォロワー外のユーザーにもおすすめ表示されるようになります。アルゴリズムへの理解を深めると、投稿の閲覧数を増加させることができます。

市場とアルゴリズムへの理解とは?
  1. 自社が勝てる市場を探す
  2. アルゴリズムを学ぶとフォロワー外のユーザーにも認識されやすい
  3. フィード・リール・発見タブの違いを理解しておすすめ表示をさせる

【3】インサイトを取得・分析する

Instagram運用で失敗を回避するには、インサイトの取得・分析が大切です。インサイトとは、ユーザーの動向・ニーズを把握するための情報のことです。投稿閲覧数や検索キーワードといった具合に、ユーザーが閲覧するまでに辿った足跡を確認できます。

大勢のユーザーの動向がわかれば、動線やニーズを考慮したアカウント設計が可能になります。

インサイトの重要性について

インサイトが重視される理由は、ユーザーの隠れた本音を拾える点にあります。アカウント開設時にさまざまなニーズを仮定していたとしても、実際に運用をし始めた時に、ユーザーの動きは異なるケースがあります。

離脱しているポイントや、多くの人が集まるポイントがわかれば、効率的なアカウント設計を実現できます。

運用ツールや代行会社を活用すれば推移を追える

Instagramの運用ツールや代行会社を利用すると、インサイトを簡単に取得できます。Excelなどを使用して手作業で集計しなくとも、分析が楽に行えます。

インサイトの取得では推移を確認することが大切で、目標を達成できるのか、方向性は誤っていないか都度確認する必要がありますが、Instagramの運用代行会社を利用すれば、インサイト取得から分析、レポート報告までを一貫して依頼できる点が大きなメリット

自社にリソースが不足している場合は、専門家に依頼したほうが効率的です。

インサイトを取得・分析するとは?
  1. インサイトはユーザーの本音を拾うための情報
  2. インサイトを取得しなければ表層ニーズしか汲み取れない
  3. 本音を拾えればユーザーに有益なアカウント設計ができる
  4. ツールや代行会社なら取得・分析作業が楽になる

【4】PDCAサイクルでトライアンドエラーを繰り返す

Instagramの運用を失敗しないコツとしては、さまざまな施策を立てて実行すること。逆に失敗するInstagram運用とは、流れに身を任せた運用を行ったり、一つの施策に固執したりすることと言えるでしょう。

たとえ、アカウント設計で一度目標や方針を決めたとしても、思い通りにならないケースの方が多いものです。Instagram独特のアルゴリズムやユーザーニーズ、攻める市場によっても方向性はずれていきます。

目標を達成するには、その都度微調整を図れるように、PDCAを繰り返し実施することが大切です。

Instagram運用のPDCAとは

Planでは、保存率や滞在時間・ホーム率などの数値データから作成するコンテンツを提案、Doで実際にコンテンツを作成。Checkでは、Doで作成したコンテンツを分析して課題点を特定。Actionで課題解決策を実行します。

運用しながら課題特定と解決を繰り返すことで、どんどん質の高いコンテンツづくりができるようになっていきます。

リソース不足を補うには?

PCDAを回すには、人手や時間が必要になります。しかし、中小企業など人員・コスト・時間が限られている場合では難しい場合もあるでしょう。そこで、リソース不足の企業にこそおすすめしたいのは、Instagram運用代行会社の利用です。

運用を委託できるだけでなく、アルゴリズム・市場を理解した専門家が運用をしてくれます。外部に運用を委託する場合は運用費用が発生するため踏み切れない企業もあるとは思いますが、そこは思案のしどころです。

Instagram運用プロの知恵や技術を借りることで、短期間で成果につながる場合も多いので、かえってコスト削減になるケースもあるのです。

PDCAサイクルでトライアンドエラーを繰り返そう
  1. 当初設計した通りに物事は進まない可能性が高い
  2. PDCAサイクルを回し、計画・実行・評価・改善を繰り返す
  3. リソース不足なら代行会社の手を借りてみる
  4. アルゴリズム・市場を理解したプロが効率的な運用を実施

【5】運用ロジックを理解する

Instagram運用で失敗しないコツは、フォロワー数が増加する運用ロジックの理解です。

Instagram運用には4つのステップを意識して施策を立てることで効率的な運用ができます。4つのステップとは、フォロワーとの継続接触・投稿へのアクション促進・投稿とプロフィールとの導線改善・プロフィールの改善です。

フォロワーと継続接触すると投稿閲覧数が伸び、投稿へアクションすると評価が向上します。さらに、投稿とプロフィールの導線の改善により、プロフィールへのアクセスを増やせます。最終的にはプロフィールの改善により、フォロワー数を増やすといった仕組みです。

バズりよりもフォロワー転換率を重視

ただ投稿がバズって閲覧数が増えても継続的な集客には繋がりません。継続的に集客するには、プロフィールアクセス率やフォロワー転換率が重要です。

訪れたユーザーがどのくらいプロフィールまで確認してくれているか、プロフィールからフォローしてくれているかに着目してください。

フォロワー数を増やす運用ロジックに基づいたPDCAを回すためには、以下のアクションを繰り返していく必要があります。

  1. フォロワーとの継続接触
  2. 投稿へのアクション促進
  3. 投稿とプロフィールとの動線改善
  4. プロフィールの改善

さらに継続的な集客につなげるためには、プロフィールへのアクセス率やフォロワー転換率も重視して、数字を積み重ねていくようにしましょう。

ここまで読んでくださったのであればおわかりいただけたと思いますが、Instagramの運用で成果を上げたいのであれば、相当な覚悟が必要であり、手間も時間も、知識も必要なのです。

Instagramの運用方法とコツまとめ

Instagramの運用方法とコツまとめ
Instagram運用は、一筋縄ではいかないものです。運用開始前の準備から始まり、運用目的を明らかにしたうえで、効率的な運用を目指す必要があります。

特にユーザー・市場・アルゴリズムへの理解は必須で、攻める市場や狙うべきターゲットを間違わず、アルゴリズムを踏まえたPRができれば自ずと集客に繋げられます。とはいえ、自社だけで取り組むには、「人手・予算・時間・ノウハウ」といったリソース不足に陥る可能性もあるでしょう。

もし、自社でリソースを確保できないのであれば、リソース不足を補えるInstagram運用代行会社に依頼するのも一つの方法です。自社での運用ハードルが高いと感じている企業も、Instagram運用代行会社なら、プロが経験やノウハウを駆使して効率的にサポートしてくれます。

いずれは運用を内製化したい企業にもメリットがある、内製化をサポートするプランを用意している運用代行会社もあります。

運用代行会社のノウハウを習得しながら、自社運用を目指すことができます。知見を広げたい企業、データを蓄積したい企業は、ぜひInstagram運用代行会社の活用を検討してみましょう。

Instagram運用代行会社について詳しくまとめたページを用意しているので、ぜひそちらも参考にしてください。

Instagramの運用代行会社
30社を徹底比較!

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