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IT資産管理ツール26選を
比較!

最終更新日:2025年01月09日

IT資産管理ツールの導入にあたって、数あるツールの中からどれを選ぶべきか迷っている方もいますよね。企業の規模によって運用体制や必要な機能が異なるため、自社のIT資産管理に合うものを選ぶのがポイントです。

本記事では、管理や導入のしやすさを重視する中小企業向けのクラウド型ツールと、強固なセキュリティや柔軟な管理体制が求められる大手企業向けのオンプレミス型ツールに分類しました。IT資産管理ツールの導入を検討している方は、ぜひ参考にしてください。

【形態別】

IT資産管理ツール

Recommend

導入しやすいクラウド型
中小企業向け

柔軟に構築するオンプレミス型
中〜大企業向け

秘文

社内のIT資産を一元管理する機能を搭載。ソフトウェアの一斉配布やパッチ管理により、全体のセキュリティ向上に繋げ、情報漏洩などのトラブル防止や内部監査に備えることができる。

InfoBarrier

企資産管理や遠隔サポートができる大手企業向けの管理ツール。2000クライアント以上の一括管理が可能。企業の課題に合わせてシステム構築し、管理者の負担を軽減する。

Desktop Central

社内のデバイス・OSをまとめて管理できるUEMツール。インベントリ管理、パッチ管理に加えてUSBデバイスの利用制限や監視機能があり、テレワーク時のセキュリティ対策にも有効。

目次

IT資産管理ツール一覧表

会社名 サービスの特徴

Colorkrew Biz

スムーズな導入でらくらく管理!幅広いニーズに対応する管理ツール

  • 現場で使いやすいシンプルなツール
  • 様々なオフィスの管理業務もカバー可能
  • 機密情報も取り扱える高度なセキュリティ

Eye“247” Work Smart Cloud

IT資産の自動管理で、コスト削減とコンプライアンス強化を支援

  • IT資産を一元化し、無駄なコストと手間を徹底削減
  • 作業の集中・偏りを防ぎ、会社全体の効率を向上
  • 柔軟なポリシー設定で、業務に合わせたセキュリティ対策

AssetView

社内のIT資産を全て可視化する高セキュリティツール

MCore

オンライン資産を自動登録!ウイルス対策や不正防止もカバー

LANSCOPE エンドポイントマネージャー

脆弱なセキュリティを早期排除してリスクに備える管理ツール

秘文

IT資産を一元管理するセキュリティ対策に優れたツール

ビジネス・コンシェル デバイスマネジメント

デバイスと利用者情報の紐付けや遠隔ロックで安全に管理

MaLionCloud

情報の自動取得でソフトウェア管理を楽にする

SS1 (System Support best 1)

リモートコントロール対応のサポート体制でトラブル時も安心

ISM CloudOne

不要なソフトウェアの早期発見によりコストを削減

Pallet Control

リアルタイムの情報取得で効率的な管理が可能

HCL BigFix

IT資産を厳格に管理し、スマートなセキュリティ対策を実現

Freshservice

自動検知機能で組織内にあるIT資産を一括管理

SKYSEA Client View

ソフトウェア配布機能で作業時間外のアップデートに対応

ADVANCE Manager

確認漏れや記入漏れを防ぐIT資産管理ソリューション

InfoBarrier

2000クライアント以上を管理できる大企業向けシステム

Assetment Neo

データの紐付け管理でライセンスや更新時期の確認が容易

Seculio

テンプレートによるスムーズなIT資産管理を後押し

Desktop Central

禁止ソフトウェア検知でセキュリティ対策に役立つ

QND Premium/Standard

インベントリ収集でデバイス管理を簡単に

iTAssetEye

権限管理やアラート機能で高セキュリティを実現

Perfect Finder

全工程の可視化により属人的でないログ管理を実現

Ivanti

独自技術でネットワーク負荷を最小限にセーブ

ジョーシス

アナログ業務を自動化して業務コストを削減

ezNodeFinder

未管理端末を自動検知して管理漏れや不正端末を防止

TANIUM

国内外の拠点にあるIT資産を一括管理

スムーズな導入でらくらく管理!
幅広いニーズに対応する管理ツール

Colorkrew Biz

Colorkrew Biz
引用元: Colorkrew Biz公式サイト(https://colorkrewbiz.com/)

Colorkrew Bizの概要

Colorkrew Biz(カラクルビス)は幅広い用途に対応する中小企業向けのIT遺産管理ツールとして、スケジュール管理、座席管理、郵便管理など、豊富な機能を多く有しています。IT資産管理に利用できる機能としては備品管理機能を実装しており、資産や貸し出し品の管理をQRコードのスキャンで行うことが可能です。

貸し出しの際は備品予約機能を使って、貸し出し期間を30分から16週間までと柔軟に管理。また、備品の棚卸を行う際は従業員にQRコードをスキャンしてもらうだけで対応できるため、専用端末を使った煩雑な作業を簡略化できます。

印刷機能も盛り込まれており、管理に必要なQRコードは簡単にまとめて出力することが可能。また、アクセス制限機能も搭載しているので、利用端末数やIPの制限が設定できます。不正利用や外部からのアクセスを未然に防げるIT資産管理ツールです。

Colorkrew Biz
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Colorkrew Bizを選ぶべき理由

現場で使いやすいシンプルなツール

IT資産・備品の管理方法は様々ですが、Colorkrew Bizは管理・対応しやすいQRコードを利用しているIT資産管理ツールです。読み取りには専用の機器や端末が不要なため、貸し出しや棚卸作業をスムーズに進められます。またツールに搭載している印刷機能を使うことで、作業の準備も楽に行えます。

広く普及しているQRコードだからこそ、ツールそのものの導入も簡単です。Colorkrew BizのアプリとQRコードリーダーさえあれば利用できるツールなので、導入前や導入直後のトラブルを回避できます。

様々なオフィスの管理業務もカバー可能

Colorkrew BizはIT資産管理以外の機能も多く有しています。座席管理、郵便機能、社内決済機能、そして多言語対応は料金が一番安いスタンダードプランにも付いています。IT資産管理だけでなく、他の業務の効率化も図りたい企業に向いているツールです。

プレミアムプランを選ぶことで、通常機能にプラスで通知機能、スケジューラーと座席表・備品表の可視化ができる機能が追加できます。プレミアムプランは2段階にわけて用意されているため、自社のニーズに合わせての導入が可能です。

機密情報も取り扱える高度なセキュリティ

クラウド系のソフトウェアは使いやすい反面、情報セキュリティの問題が発生しがちです。会社で保有している資産や社員の個人情報を管理している以上、外部漏洩などのリスクへの注意が求められます。

Colorkrew Bizは、クレジットカードのセキュリティ管理にも利用されている日米特許から派生したセキュリティが搭載しており、リスク防止にこだわったIT資産管理ツールです。また、運営会社の株式会社Colorkrewは一般財団法人日本情報経済社会推進協会が個人情報保護の適切な扱いをしている企業に与える「Pマーク」に加え、情報セキュリティ認証であるISO27001も取得しています。

Colorkrew Bizの導入事例

ハイブリッド勤務のオフィスリノベーションに


弊社はテレワークとオフィス出社のハイブリッド勤務を推奨しており、オフィスリノベーションを行った際、フロアの従業員数に対して2/3程度まで座席数を減らしました。
個人の座席数を確保する代わりに2,3人で打ち合わせができるスペースやオンライン会議などに対応できる防音のスペースが欲しいというニーズが高かったので、それらのスペースも多く作りました。その座席にもMamoru BizのQRコードを設置しており、データログを見ると、人気が高いことが分かりました。(導入事例 株式会社ニチレイフーズより一部抜粋)

引用元:Colorkrew Biz公式HP(https://colorkrewbiz.com/case_study13.php)

Colorkrew Bizの料金

  • トライアルプラン30日間:無料
  • スタンダードプラン:初期費用無料+利用料44,000円/月(税込)
  • プレミアムプラン1:初期費用無料+利用料110,000円/月(税込)
  • プレミアムプラン2:初期費用無料+利用料165,000円/月(税込)

※従業員数300人以下の場合の料金です。

Colorkrew Bizの会社概要

会社名 株式会社Colorkrew
所在地 東京都台東区元浅草3-7-1 住友不動産上野御徒町ビル5F
URL https://colorkrewbiz.com/
IT資産の自動管理で、コスト削減と
コンプライアンス強化を支援

Eye“247” Work Smart Cloud

Eye“247” Work Smart Cloud
引用元: Eye“247” Work Smart Cloud公式サイト(https://www.eye247wsc.jp/)

Eye“247” Work Smart Cloudの概要

Eye“247” Work Smart Cloud(アイ247ワークスマートクラウド)は、従業員の業務内容や働き方をPC操作ログから可視化し、業務管理や労務管理に役立つクラウドサービスです。客観的な労働時間の把握が可能で、サービス残業や長時間労働の抑止にも貢献します。

さらに、情報漏えいのリスクを検出し、アラート通知で内部不正を未然に防止。IT資産管理機能ではPC端末情報やソフトウェアのバージョンを自動取得・更新することで、セキュリティ対策とコンプライアンスを強化します。業務可視化から健康経営、生産性向上まで一気通貫で支援し、1,900社以上の導入実績が信頼の証です。

Eye“247” Work Smart Cloud
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Eye“247” Work Smart Cloudを選ぶべき理由

IT資産を一元化し、無駄なコストと手間を徹底削減

PC端末にインストールされたソフトウェア情報やライセンス数、バージョンなどを一元管理し、IT資産情報を自動で収集、最新状態に更新します。

これにより、PC端末情報やソフトウェア情報など、40以上の項目の管理が自動化され、台帳作業の手間を大幅に削減できます

さらに、ソフトウェアの使用時間を分析し、どのソフトウェアが最も長時間使用されているかをランキング形式で表示することも可能。データから使用されていないソフトウェアを特定することで、無駄なコストを削減し、ライセンスの再分配や削減を検討できます。

作業の集中・偏りを防ぎ、会社全体の効率を向上

Eye“247” Work Smart Cloudは1分単位でPC操作を記録し、自己申告に依存しない労働時間の把握を可能にします。サービス残業や隠れ残業を見える化し、適切な労働時間管理が可能になります。

カレンダー連携機能では、正しく労働時間がスケジュール化され、申告された勤務時間と齟齬がないかを確認することができます。また、特定の社員に作業が集中していないかの確認や、作業の平準化を進めるための効果的なツールとしても活用できます。

柔軟なポリシー設定で、業務に合わせたセキュリティ対策

外部デバイスの使用履歴やファイル操作、印刷履歴などをログに記録し、不正操作や重要データの持ち出しを防止します。

USBデバイスや禁止ソフトウェアの制御、画面キャプチャによる操作履歴の可視化も可能です。職種や部署ごとに柔軟なポリシー設定ができるため、業務環境に応じた最適なセキュリティ対策を実施できます。

Eye“247” Work Smart Cloudの導入事例

資産の整理に役立てることができた


以前は、IT資産管理台帳はエクセルで管理していて、PCの種類は何か、CPUは何か、どこにあるか、最新はいつか等の情報を技術部がマンパワーで更新・管理していました。しかし、Eye“247” Work Smart Cloud を導入してからは、ボタン一つで、稼働しているPCの一覧が出てくるので、誰でも簡単にIT資産を確認・管理ができるようになり、IT資産管理に対する作業をゼロにすることができました。

また、IT資産を一元管理できるようになってから、半年間以上使用されていないPC等の会社に必要ない資産も見つかり、資産の整理に役立てることができています。ISOの取得の際にもIT資産の一元管理はとても役に立ち、審査員に管理画面を見せることで非常にスムーズに進みました。

引用元:Eye“247” Work Smart Cloud公式HP(https://www.eye247wsc.jp/bbc))

Eye“247” Work Smart Cloudの料金

  • 50ライセンスご契約の場合:25,000円/月(税不明)
  • ライセンス:500円/月(税不明)※50ライセンス以上の場合

Eye“247” Work Smart Cloudの会社概要

会社名 株式会社フーバーブレイン
所在地 東京都千代田区紀尾井町4-1 ニューオータニガーデンコート22F
URL https://www.fuva-brain.co.jp/

AssetView

社内のIT資産を全て可視化する高セキュリティツール

AssetViewはオンプレミス型・クラウド型のIT資産管理ツールです。アップデート一元管理からPC操作ログ管理メールの監視やデバイス制御まで一つのツールで行うことができます。内部不正の未然の防止が可能です。万が一流出した際に備えてファイルを全て暗号化し、個人情報の悪用を防ぐこともできます。

また、インベントリ管理にも対応しており、70種類以上のイベントリ情報を自動で取集可能です。ハードウェア・ソフトウェア・ドキュメントの情報収集に対応しており、ユーザーへのアンケート配布による情報収集まで対応できます。さらに、ハードウェア・ソフトウェア・ライセンス・関連部材の台帳作成機能も実装しているので、社内のIT資産を全て可視化することが可能です。

アップデート管理やバージョン管理、プロダクトID管理まで容易にでき、効率的な活用を実現できます。使用申請機能を実装しているので、ユーザーの申請が承認された時点で自動的にIT資産が割り当てられます。

AssetViewの会社概要

会社名 株式会社ハンモック
所在地 東京都新宿区大久保1-3-21 ルーシッドスクエア新宿イースト3F
URL https://www.hammock.jp/assetview/

MCore

オンライン資産を自動登録!ウイルス対策や不正防止もカバー

「MCore」は、IT資産管理・セキュリティ管理ができる管理統合システムです。インベントリ管理により、ハードウェア・ソフトウェア情報を定期的に自動取得できます。

PC台帳をスマートに作成し、ウイルス対策ソフトの状態管理も行えるので、危険をいち早く察知できます。資産情報はオンライン・オフライン管理が行えて、オンライン資産は探知機能により自動で情報登録が可能です。

また、ソフトウェア配布機能も搭載されており、条件に合致するユーザーのPCにインストール・アンインストールできます。ファイルサイズが大きいバッチでも負荷をかけずに分散して配信が可能です。不正防止機能として、オプションでログ管理や外部デバイス制御の実装も行えます。

MCoreの会社概要

会社名 住友電工情報システム株式会社
所在地 大阪府大阪市淀川区宮原3-4-30 ニッセイ新大阪ビル
URL https://www.sei-info.co.jp/mcore/

LANSCOPE エンドポイントマネージャー

脆弱なセキュリティを早期排除してリスクに備える管理ツール

LANSCOPE エンドポイントマネージャーは、ハードウェア情報を自動で取得し、資産台帳を作成できるクラウド型のIT資産管理ツール。インストールアプリの情報も管理ができるので、業務に不要なアプリのインストール状況をチェックすることが可能です。セキュリティの脆弱性や不正行為が起こる要因を早期に排除します。

また、業務に必要なアプリケーションやファイルは一括で配信ができるので、インストール時間を短縮できます。メッセージやアンケート機能も実装しているため、自動収集できなかったハードウェア・ソフトウェア・ライセンス情報の収集も容易に。オプションとして紛失サポートサービスもあり、24時間365日いつでも遠隔でリモートロック・リモートワイプが可能です。万が一デバイスを紛失した際に備えられます。

LANSCOPE エンドポイントマネージャーの会社概要

会社名 エムオーテックス株式会社
所在地 大阪府大阪市淀川区西中島5-12-12 エムオーテックス新大阪ビル
URL https://www.lanscope.jp/an/

秘文

IT資産を一元管理するセキュリティ対策に優れたツール

「秘文」は、セキュリティ対策ができるIT資産管理ツールです。クラウド型・オンプレミス型の両方に対応しており、IT資産を一元管理する機能を搭載しています。オンプレミス型の場合は特に一から自社開発するため高い品質を保持しており、要望に応じたカスタマイズにも対応します。

管理者の設定からハードウェア・ソフトウェアの利用状況の登録まで、一括で行うことが可能です。インターネットを利用してソフトウェアを一斉配布できるため、ユーザーによるインストールのばらつきを防ぎます

パッチ管理では、パッチ適用されていない端末や、更新プログラムのインストールを行っていない端末を一覧で表示可能。セキュリティパッチの配布・実行まで一元管理でき、セキュリティ性の向上につながります

また、操作ログを残せるので、どのユーザーがどういった操作を行ったのか可視化させられます。内部監査や情報漏洩といったトラブルにも備えられて安心です。

秘文の会社概要

会社名 株式会社アシスト
所在地 東京都千代田区九段北4-2-1 市ヶ谷スクエアビル
URL https://www.ashisuto.co.jp/product/category/information-disclosure/hibun/

ビジネス・コンシェル デバイスマネジメント

デバイスと利用者情報の紐付けや遠隔ロックで安全に管理

ビジネス・コンシェル デバイスマネジメントは、効率的なデバイス管理・運用をサポートするクラウド型のMDMです。IT資産管理、デバイス管理に対応しており、iOS・Android・4Gケータイ・Windows・Macのデバイス情報やネットワーク情報、セキュリティ情報、アプリケーション情報、位置情報を一元管理します。

デバイスは登録制限をかけられるので、条件外のデバイス登録を防止することが可能です。また、デバイス情報は利用者情報と紐づけて管理できるので、誰がどのデバイスを利用しているかが一目瞭然となります。

デバイスのリモートアップデートにも対応しているため、管理者側でアップデートをかけられます。遠隔設定・遠隔消去・遠隔ロックにも対応しており、万が一デバイスを紛失した際はデータの削除が可能です。

ビジネス・コンシェル デバイスマネジメントの会社概要

会社名 ソフトバンク株式会社
所在地 東京都港区海岸1-7-1
URL https://www.softbank.jp/biz/services/security/bcdm/

MaLionCloud

情報の自動取得でソフトウェア管理を楽にする

MaLionCloudは、クラウド型のIT資産管理・情報漏洩対策ツールであり、ハードウェア・ソフトウェア・ライセンスを調査し、過不足や利用状況を可視化します。IT資産の情報は自動取得できるので、プラグインなどインストールをしないソフトウェア管理まで対応が可能です。

社員管理台帳が作成でき、ハードウェア台帳と連動して貸し出し状況を一覧で表示可能。共有しているメンバーや独占的に利用しているメンバーが明らかとなり、不正行為の抑制になります。

また、アップデート防止機能を搭載しているので、個人の判断によるアップデートを防止できます(Windows 10環境のみ対応)。また、ファイル・ソフトウェアは管理者側で一斉配布・実行できるため、実施漏れを防ぐことが可能です。

MaLionCloudの会社概要

会社名 株式会社インターコム
所在地 京都千代田区神田練塀町3 富士ソフトビル
URL https://www.intercom.co.jp/malion/cloud/

SS1 (System Support best 1)

リモートコントロール対応のサポート体制でトラブル時も安心

IT資産管理ソフトで、ハードウェア・ソフトウェアの一元管理が行える、SS1 (System Support best 1)。IT資産管理機能としては、機器・システム・ソフトウェア・契約管理の4つの機能を搭載。さらには運用支援機能として、PC運用・更新プログラム・勤務時間・SS1運用の管理機能を実装しています。

セキュリティ性を向上するなら、オプションでデバイス制限ネットワーク遮断ログ管理機能を搭載することが可能です。Web閲覧から電子メール、PC操作や印刷、サーバ―に至るまでログを残せるので、不正行為の抑止に繋がります。

また、万が一トラブルが発生した際の対策として、リモートコントロールにも対応。ヘルプデスクがあるので、緊急時にも慌てず対処できます

SS1 (System Support best 1)の会社概要

会社名 株式会社ディー・オー・エス
所在地 大阪府大阪市西区江戸堀1-15-27 アルテビル肥後橋3F
URL https://www.dos-osaka.co.jp/ss1/

ISM CloudOne

不要なソフトウェアの早期発見によりコストを削減

ISM CloudOneは、PC管理・セキュリティ対策ができるIT資産管理ツールです。クラウド型のサービスで、サーバーレスで利用できます。「Active Directory」と連携ができ、IT資産情報を組織情報・ユーザー情報を紐づけられます。組織情報を変更により自動でユーザー情報も変更されるので、人事異動が発生しても運用継続が可能。実態に合わせて組織情報を変更できます。

社内で保有しているハードウェア・ソフトウェアの情報を一元管理でき、不要なソフトウェアの早期発見が可能です。契約日の管理まで行えるので、更新時期に合わせて契約数(ライセンス数)の見直しが図れレルので、コスト削減に役立ちます。ソフトウェアの一斉配布にも対応しており、セキュリティパッチの適用・アップデート等を一斉に行うことができます。

ISM CloudOneの会社概要

会社名 クオリティソフト株式会社
所在地 和歌山県西牟婁郡白浜町中1701-3
URL https://ismcloudone.com/

Pallet Control

リアルタイムの情報取得で効率的な管理が可能

Pallet Controlは、IT資産管理ができるソフトウェアです。端末から自動で情報を取得可能で、取得タイミングは自由に選択できます。セキュリティパッチの適用状況からウイルス対策ソフトウェアの情報、インストール済みのソフトウェア情報や利用者情報まで様々なデータを取得可能です。台帳作成にも対応しています。

PCの状況はリアルタイムで取得できるので、現在の状況を確認したうえで必要な操作や配布をリモートで実施できます。情報取得は変化のあった値のみを取得する方式を採用しているため、ネットワークにかける負荷を低減することが可能です。

また、オフライン端末の管理ソフトウェアの返却情報管理も一括で行えるので、効率的にライセンスやソフトウェアを割り当てられます。

Pallet Controlの会社概要

会社名 株式会社JALインフォテック
所在地 東京都港区芝浦3-1-1 msb Tamachi 田町ステーションタワーN12F
URL https://www.jalinfotec.co.jp/product/pallet/

HCL BigFix

IT資産を厳格に管理し、スマートなセキュリティ対策を実現

HCL BigFixは、端末(エンドポイント)管理ツールです。OS・端末上のライセンス保有・非保有ソフトウェアを特定できます。数千にも及ぶエンドポイントのハードウェア・ソフトウェアをトラッキングできるので、IT資産管理にかける時間・コストの削減に繋がります。未利用ソフトウェアを特定し、監査に備えることも可能です。

さらに、ネットワークの接続状況によらず、全エンドポイントのセキュリティポリシーを提供できるので、不正行為を抑止できます。13,000以上のコンプライアンスチェック項目を提供しており、スマートなセキュリティ対策が可能です。脆弱性を補えるだけでなく、IT資産を厳格に管理できるようになり、IT資産の効率的な活用も促します。

HCL BigFixの会社概要

会社名 株式会社エイチシーエル・ジャパン
所在地 東京都港区赤坂1-12-32 アーク森ビル32F EAST
URL https://www.hcljapan.co.jp/software/products/bigfix/

Freshservice

自動検知機能で組織内にあるIT資産を一括管理

Freshserviceは、ITサービス管理の時間短縮を図るツールです。統合型のサービス管理ソリューションで、IT資産管理機能も実装しています。管理対象はハードウェア・ソフトウェア・ライセンスの3つで、ソフトウェアはアプリケーション・システムの両方に対応しています。

ハードウェアは導入日から所在、リース番号、レンタル期限などを一元管理。ソフトウェアの管理では、ライセンス情報やインストール対象機器、料金などの管理を一括で行えます。

自動検知機能を搭載しているので、ハードウェア・ソフトウェアで新しいものは定期的に情報更新します。組織内にあるIT資産を可視化でき、変更点や更新状況を一覧で表示させることが可能です。トライアル期間を設けているので、無料で使用感を確かめたうえで導入できます。

Freshserviceの会社概要

会社名 Freshworks
所在地 2950 S. Delaware Street, Suite 201(本社カリフォルニア州)
URL https://freshservice.com/jp/

SKYSEA Client View

ソフトウェア配布機能で作業時間外のアップデートに対応

SKYSEA Client Viewは、セキュリティ強化や運用管理の支援機能を搭載しているIT資産管理ツールです。資産管理機能が搭載されており、ハードウェア・ソフトウェア等のIT資産情報を自動で収集。1つの台帳でIT資産を管理できます。

ハードウェアの所在からソフトウェアのインストール状況まで全てを可視化します。ソフトウェア配布機能を活用すれば、PCへの一斉配布・インストールも可能です。作業に支障がでにくい時間帯に実行を行えるので、業務の妨げになりません。

また、キャッシュ配布にも対応しています。ネットワークの帯域幅や同時配布数を制限することでネットワーク環境への負荷を低減させ、スムーズな配布を実現できます。配布の予約からロック中のPCへの配布まで対応しているため、退勤後のインストールやアップデートにも対応可能です。

SKYSEA Client Viewの会社概要

会社名 Sky株式会社
所在地 東京都港区港南2-16-1 品川イーストワンタワー15F
URL https://www.skyseaclientview.net/function/res/

ADVANCE Manager

確認漏れや記入漏れを防ぐIT資産管理ソリューション

ADVANCE Managerは、IT資産管理ソリューションです。IT資産の自動移動機能を実装しており、資産単位で利用者の異動先に移動するか設定ができます。部署異動に伴い端末を再割り当てする必要がなくなり、業務の効率化が図れます。

また、インベントリーで収集したIT資産情報をもとに、ライセンス単位で自動割り当てが可能です。自動割り当ては部署単位でも設定できます。インベントリーで収集したログインIDを使った新しい利用者を自動で割り当てる機能もあり、割り当ての手間を省きます。

管理対象の端末からソフトウェアがアンインストールされた場合は、自動でソフトウェア管理台帳からも当該データを削除します。管理台帳を編集する必要がなくなり、確認漏れや記入漏れを防ぐことが可能です。

ADVANCE Managerの会社概要

会社名 株式会社クロスビート
所在地 東京都北区赤羽西1-6-1 赤羽アボードII 504
URL https://www.x-beat.jp/advance-manager

InfoBarrier

2000クライアント以上を管理できる大企業向けシステム

InfoBarrierはセキュリティソリューションで、IT資産管理も行えるツールです。管理イベントリにより、ハードウェア・ソフトウェアの情報を集計しており、セキュリティ違反のある端末を早期に発見し、脆弱性を補うことが可能です。また、パッチ適用状況やインストール状況の可視化もできるので、セキュリティ性の向上に繋げられます。一度に2000クライアント以上の管理ができるため、大企業の導入にも向いています。

InfoBarrierは一括配布に対応しており、ポリシー・ファイル配信を一括で行えます。配布漏れを防ぐことで、適切なIT資産管理が可能です。

ログ取得機能も搭載しているので、ファイル操作・メール・印刷・URL・アプリ起動のログを残せます。万が一トラブルが発生した際に原因究明に役立ちます。アラート機能を設定しておけば、禁止行為に該当した際に該当ユーザー・管理者に通知が可能です。不正行為の抑止に繋げられるので、情報漏洩の防止にもなります。

InfoBarrierの会社概要

会社名 富士通株式会社
所在地 東京都港区東新橋1-5-2 汐留シティセンター
URL https://www.fujitsu.com/jp/solutions/business-technology/ai/ai-zinrai/barrier/infobarrier/

Assetment Neo

データの紐付け管理でライセンスや更新時期の確認が容易

Assetment Neoは、クラウドでIT資産を一元管理できるサービスです。持ち出し・貸し出し管理から、IT資産の使用状況管理に至るまで一括で行えます。

バーコード・QRコード・RFIDに対応しているので、現場に応じたIT資産管理の実施が可能です。IT資産をラベルやバーコードで管理することで、所在の把握が容易になります。IT資産の組織変更や棚卸しにも対応しているため、部署異動時の管理の手間を省けます。

また、ソフトウェアの管理やライセンス管理、保守契約の管理など様々なデータを紐づけて保管できるので、更新時期や購入時期を忘れる心配がありません。適切な管理によりIT資産管理にかかる費用の削減が可能です。ワークフローを活用すると変更履歴も管理できるため、再割り当てや変更作業の実施がしやすくなります。

Assetment Neoの会社概要

会社名 株式会社アセットメント
所在地 東京都豊島区東池袋3-1-1 サンシャイン60 54F
URL https://www.assetment.net/

Seculio

テンプレートによるスムーズなIT資産管理を後押し

Seculioは、情報セキュリティを向上させるためのクラウドサービスです。ソフトウェアの管理に対応しており、アップデート情報を一覧で確認できます。OSごとに確認ができ、各サイトのリリース情報へのリンクも掲載されています。公式情報を確認した後に、アップデータの可否を判断することが可能です。

情報資産管理台帳機能を搭載しており、クラウド上で情報資産のデータの一元管理が可能です。情報資産の洗い出しがスムーズに行えない企業に向けてテンプレートも用意されており、スムーズなIT資産管理に向けて後押ししてくれます。登録した情報の検索にも対応しているので、必要なタイミングで求めるデータを取得できます

Seculioの会社概要

会社名 LRM株式会社
所在地 兵庫県神戸市中央区栄町通1-2-10
URL https://www.lrm.jp/seculio/

Desktop Central

禁止ソフトウェア検知でセキュリティ対策に役立つ

Desktop Centralは、統合エンドポイント管理ツールで、モバイルデバイスやパッチ管理を一元化させます。マルチOSに対応しており、様々なIT資産の情報取得に対応しています。

インベントリ管理では、ソフトウェア・ハードウェア・ライセンスの情報を自動で取得し、禁止ソフトウェアを検知。禁止ソフトウェアのダウンロードを未然に防ぎ、不正行為を抑止します。

リモートコントロール機能を実装しているので、指定PCへWebベースでのアクセスが可能です。インストールなしでリモートコントロールが行えるので、ファイルの転送や内部監査に役立ち、テレワーク時のセキュリティ対策になるでしょう。パッチ管理機能も搭載されており、自動で適用させることが可能です。エンドポイントデバイスの脆弱性を補い、セキュリティを強化します。

Desktop Centralの会社概要

会社名 ゾーホージャパン株式会社
所在地 神奈川県横浜市西区みなとみらい3-6-1 みなとみらいセンタービル13F
URL https://www.manageengine.jp/products/Desktop_Central/

QND Premium/Standard

インベントリ収集でデバイス管理を簡単に

QND Premium/Standardは、IT資産管理・セキュリティ管理を支援するサービスです。インベントリ収集に対応しており、デバイスの管理を容易にします。さらにはデバイスの接続制御にも対応しており、URLデータベースをもとに接続先を限定できます。インターネットを介した情報漏洩を防ぐことが可能です。

自動脆弱性診断機能を実装しており、Windows10の環境下においてOSの更新プログラムやソフトウェアのバージョン、ウイルス対策のソフトの稼働状況などを可視化できます。脆弱性を早期発見し、セキュリティ性を向上させます。

クリックリモコン機能を搭載しているので、ヘルプデスクによる遠隔サポートが可能です。操作が分からない場合や、トラブルが発生した際も遠隔でサポートを受けられます。

QND Premium/Standardの会社概要

会社名 クオリティソフト株式会社
所在地 和歌山県西牟婁郡白浜町中1701-3
URL https://www.qualitysoft.com/product/lineup/qnd_premium_standard/

iTAssetEye

権限管理やアラート機能で高セキュリティを実現

iTAssetEyeは、ハードウェア・ソフトウェア・ライセンスに対応している資産管理ツールです。IT資産の管理工数を減らす台帳ツールを使用すれば、ハードウェア・ソフトウェア・ライセンスの管理が楽に行えます。また、権限管理やワークフローの機能の活用により、特定行為を禁止したり、不正行為を抑止したりできるようになります。

アラート機能も搭載しているので、危険な行為、不正行為にいち早く気づけます。IT資産の棚卸しにも対応しており、直接Webから棚卸し結果を入力することも可能です。IT資産の適性な管理で資産の無駄をなくし、コスト削減や人員削減にも繋がります。

iTAssetEyeの会社概要

会社名 NTTテクノクロス株式会社
所在地 東京都港区芝浦3-4-1 グランパークタワー15F
URL https://www.ntt-tx.co.jp/products/itasseteye/

Perfect Finder

全工程の可視化により属人的でないログ管理を実現

Perfect FinderはIT資産管理におけるアナログ作業をゼロにするオンライン上のデジタル統合管理ツールです。特に情報システム部への負荷が大きい「調達・管理・運用サポート」をオンライン上で一元的に管理します。

全工程を可視化して、効率化と属人的でないログ管理を実現。各部門で異なるデータベースや既存システムとも連携し、データマネジメント工数を削減します。ECサイトのような使いやすさが魅力のひとつです。ワークフローも完備しています。

Perfect Finderの会社概要

会社名 株式会社ピーエスシー
所在地 東京都港区浜松町2-4-1 世界貿易センタービル南館25F
URL https://perfect-finder.com/

Ivanti

独自技術でネットワーク負荷を最小限にセーブ

Ivantiは「エンドポイント管理」「セキュリティパッチ管理」「ヘルプデスク管理」「IT資産管理」を一元化する管理ツールです。独自の配信技術を持っているため、ネットワーク負荷を最小限に抑えます。複雑な配信運用設計は不要です。

Ivantiはベンダーサイトからの直接ダウンロードや中継サーバからのダウンロードに対応しています。中継サーバやVPNがなくても稼働するため、テレワーク環境にも最適です。散在しているハードウェア台帳・ソフトウェア台帳・リース契約台帳・保守管理台帳などを統合して、IT資産に関する情報を一元管理できます。ライフサイクルの管理も適切に行えるため、IT投資の適性化やコンプライアンス違反の防止にもつながります。

Ivantiの会社概要

会社名 SCSK株式会社
所在地 東京都江東区豊洲3-2-20 豊洲フロント
URL https://www.scsk.jp/sp/ivanti/index.html

ジョーシス

アナログ業務を自動化して業務コストを削減

ジョーシスはコーポレートITのアナログ業務を自動化するITデバイスとSaaSの統合管理サービスです。SaaSやデバイスの利用状況を可視化。利用料金もまとめて把握できます。従業員データと紐づいた管理が可能です。利用していないアカウントの棚卸しや無駄なITコストが一目瞭然。アカウントの新規発行から削除、デバイスの購入から廃棄と、IT資産のライフサイクルを一元管理可能です。

クラウド上の台帳は自動で作成・更新されます。アナログ管理から脱却し、業務コストの削減が実現可能です。また、情シスが把握しきれていないシャドーITや退職者アカウントも自動検知。セキュリティレベルも向上します。

ジョーシスの会社概要

会社名 ジョーシス 株式会社
所在地 東京都品川区上大崎2-24-9 アイケイビル1F
URL https://jp.josys.com/

ezNodeFinder

未管理端末を自動検知して管理漏れや不正端末を防止

ezNodeFinderは、未管理端末が「いつから」「どこに」「何台あるか」を簡単に把握できる自動検出型IT資産管理ツールです。管理漏れや不正端末の把握をして、管理台帳の最新化や情報漏洩リスクを低減します。

対象とするIPアドレス範囲を指定して、ハードウェアを検出して一覧を取得できます。最新の検出結果から、比較・解析・追跡をおこない、状況の把握までが可能です。比較機能があることで、IT資産台帳に未登録の端末や存在が確認できない端末を確認できます。IT機器の現状把握はもちろん、棚卸結果の裏付けやネットワークトラブル調査にも活用可能です。

ezNodeFinderの会社概要

会社名 株式会社ニッポンダイナミックシステムズ
所在地 東京都世田谷区桜新町2-22-3 NDSビル
URL https://www.nds-tyo.co.jp/ez-nodefinder/

TANIUM

国内外の拠点にあるIT資産を一括管理

TANIUMはアメリカのワシントン州に本社があるグローバル企業が提供しているプラットフォームです。世界中に分散する企業のIT資産を一元管理して制御します。データの所在を突き止め、すべてのデバイスに素早くパッチを適用。場所を問わずすべてのエンドポイントについて、リアルタイムでの可視化を実現します。

クラウドへの移行やM&Aをサポートするアドバイザリーパートナーと自動化や自己修復機能のサポートを行うテクノロジパートナーがシステムの活用をサポートしてくれます。大規模なアクションでも数分で実行できるのが強みです。

TANIUMの会社概要

会社名 TANIUM
所在地 東京都千代田区大手町2-6-4常盤橋タワー25F(東京)
URL https://www.tanium.jp/platform/

そもそもIT資産管理ツールとは?導入の目的は?

IT資産管理とは?オフィスでパソコンで作業をしている従業員

IT資産管理とは、その名の通りIT資産を管理するツールのことを指します。具体的にはハードウェア・ソフトウェア・付随するライセンス等が管理の対象です。目的としては情報漏洩の防止コンプライアンス・セキュリティへの対応が挙げられます。

社内で保有・利用しているIT資産の全体像を掴むことで、次の機材をより計画的に購入でき、不必要な資産を廃棄できます。浮いたコストは、他事業に回せるように。資産を活かしてコストを削減するためにも、IT資産管理を行う企業は増えています。

部署異動でIT資産の所在が行方不明になったり、ソフトウェアのライセンスや更新費用が把握できていなかったりする企業は、IT資産管理ツールを使うと効率的な活用が望めます。下記ではハードウェア・ソフトウェア・ライセンスについて詳しく解説していきますので、これを機に企業が保有するIT資産を今一度見直してみてください。

IT資産管理の対象となるハードウェア

IT資産管理の対象となるハードウェアとしては、PC・サーバー・スマホ・プリンター・モデムといった実際に目に見える機械そのものが挙げられます。IT技術の活用に必要な物理機器は全てハードウェアに分類され、キーボードやマウス、ディスプレイなども含まれます。

ハードウェアにはネット接続可能な物理機器と、ネット接続が不可能な物理機器が存在します。ツールを使用し管理を自動化する場合は、ネット接続可能な物理機器情報を自動で取得可能です。オフライン端末については手作業での収集が必要になるケースもあります。

IT資産管理の対象となるソフトウェアとは

ソフトウェアとは、物理機器で動くプログラムを指します。たとえば、パソコンにインストールされるエクセルをはじめとしたアプリケーションもソフトウェアに分類されます。業務効率化のために導入しているIT資産管理ツール・プロジェクト管理ツールそのものも含まれています。

また、ソフトウェアを活用する際に必要なライセンス(使用権)もIT資産管理の対象となります。ソフトウェア・ライセンスの全体数を把握できれば、活かしきれていないIT資産を可視化できます。

IT資産管理ツールの費用相場

IT資産管理ツールの費用相場

IT資産管理ツールは、大きくエージェント型エージェントレス型、またはインストール型クラウド型かのどちらかに二分します。インストール型は初期費用がかかりますが、長く使えば使うほどお得です。対して、クラウド型は初期投資を抑えて月額費用を払いながらでの導入が可能です。

費用は、利用する機能や管理対象のIT資産の数に応じて変動します。管理対象数が500以下であれば1ユーザーあたり110~500円程度で利用できるケースも。また、ある程度まとまったIT資産を管理する場合は、1台単位での契約が可能な場合もあります。

100~1000台程度のIT資産管理なら、費用相場は4~23万円となっています。サーバー管理まで含むともっと費用が必要です。200台の管理で88万円前後かかるケースも見受けられます。

IT資産管理ツールの基本機能

IT資産管理ツールの一般的な基本機能

IT資産管理ツールに付いている一般的な機能を紹介します。ツールを選定する際は、どの機能が搭載されているかどうかを確認したうえで、自社に合ったものを導入してください。IT資産管理ツールによっては実装していない機能があったり、他ツールで機能を補えたりするケースもあります。自社が保有しているソフトウェアの機能を考慮したうえで検討することが大切です。

インベントリ管理

インベントリ管理とは、ネットワークに接続されたIT機器を自動検索し、情報収集から管理までスマートにできる機能のことです。ネットワークに接続されたハードウェア・ソフトウェアなら自動的に情報を入手できるため、導入した機器・アプリケーションのリストアップが不要になります。

限られた時間や人手でIT資産管理を行うなら、なくてはならない機能だと言えます。専用ソフトのインストールが必要なエージェント型のツールのほうが、詳細な情報収集が可能です。簡易的な管理で問題なければ、インストール不要のエージェントレス型の導入が向いています。

台帳管理作成

台帳管理作成とは、IT資産の情報を収集したうえで台帳に記入する作業を指します。IT資産を台帳に記帳することで、一元管理ができるようになり、誤ってライセンスを余分に購入するなどの人為的なミスを低減できます。持っているIT資産を効率的に活用できるので、既存の台帳管理ツールを所有していない企業は、台帳管理機能が搭載されているツールを選定すると便利です。

ライセンス管理

ライセンス管理とは、ソフトウェアのライセンスを管理できる機能のことです。保有しているライセンスとソフトウェア情報を管理することで、ライセンスの過不足を可視化できます。社員の入社・退社に応じてライセンス数を見直せるようになり、コスト削減に繋がります。特に契約を自動更新する予定なら、ライセンスの増減は把握しておきたいところです。

セキュリティパッチ管理

セキュリティパッチ管理とは、機器にインストールしたソフトウェアで見つかった機能上の問題やセキュリティ上の脆弱性に対応するための機能です。パッチ管理を行うことで、顧客情報の漏えいやソフトウェアのエラーによる業務効率の低下を未然に防げます。システムが多いとセキュリティパッチ管理が困難になるため、機能を実装しているツールを選定することをおすすめします。

操作ログ管理

操作ログ管理とは、ハードウェア・ソフトウェアの操作履歴を残すことができる機能です。機器のオン・オフから操作ログまで残るため、コンプライアンスやセキュリティに対応できます。記録が残ることを全社員が共有しておくと、不正行為の抑止に繋がります。内部監査やトラブル時の調査に利用できるため、操作ログ管理機能があると安心です。

デバイス制御

デバイス制御とは、デバイスに使用制限をかける機能のことです。許可されたデバイスのみ使用できるようになり、外部デバイスの接続によるウイルス感染や個人情報の持ち出しを未然に防ぎます。USBデバイスでの個人情報の持ち出しによるトラブルの発生は少なくありません。紛失や盗難リスクもあるので、デバイス制御をかけておくことをおすすめします。

ソフトウェアモジュール配信

ソフトウェアモジュール配信とは、既に利用しているソフトウェアの拡張機能などのインストールモジュールを配信して、自動でアップデートやインストールを実施する機能を指しています。社員にアップデートやインストールの実施をゆだねると、人によって進捗状況が異なり、セキュリティが脆弱になるリスクがあるものです。企業側で機能を使って管理することで、セキュリティ性を向上できます。

リモートコントロール

リモートコントロールとは、社員のパソコンなどを遠隔で操作できる機能です。口頭説明では伝わらない操作も、遠隔操作なら対処しやすくなり、トラブルに対応できるようになります。IT関連の知見がない状態で運用するなら、ヘルプデスクやリモートコントロール機能を有するIT資産管理ツールの導入が向いています。

IT資産管理ツールのメリット

IT資産管理ツールを導入するメリット

ここからは、IT資産管理ツールを導入するメリットを詳しく解説していきます。IT資産管理ツールの導入を決めかねている企業は、下記のメリットを押さえて導入を検討してください。

社員の自主性を重んじてIT資産の管理を任せると、管理しきれないハードウェア・ソフトウェア・ライセンスが出てきます。セキュリティ性が脆弱になるだけでなく、不正行為が起こる要因となるので、IT資産に不安がある企業は早めの導入をおすすめします。

内部不正の抑止に繋がる

IT資産管理ツールを導入するメリットとしては、操作ログ管理やデバイス制御を行うことで、内部不正の抑止に繋がる点が挙げられます。

管理を行わずにハードウェア・ソフトウェアを使用した場合、業務に関係のないソフトウェアのインストールや、外部デバイスの接続によりウイルスに感染する恐れが出てきます。セキュリティの脆弱性の高まりにより、個人情報を漏えいするリスクが生じるため、IT資産は厳重に管理することが大切です。

セキュリティ対策になる

IT資産管理ツールを導入すると、セキュリティパッチ管理やソフトウェアモジュール配信が楽になります。個人にアップデートを任せる場合、実施時期にバラつきが生じてセキュリティが脆弱になる恐れがあるものです。

アップデート状況を一覧で管理でき、管理者側でインストール・アップデートを行える状況なら、対応漏れを未然に防げます。アップデートのための指示時間や作業時間が発生しなくなり、コア業務に集中もできます。

コスト削減に繋がる

IT資産管理ツールを導入すると、正しくハードウェア数・ソフトウェア数・ライセンス数を管理できます。活用していないハードウェア・ソフトウェアが明らかになり、IT資産を効率的に活用できるようになります。

また、社員数に応じたライセンス数を保有できるので、余分な購入を防ぐことが可能です。更新タイミングでライセンス数を増減できるため、コストの削減に繋がります。

IT資産管理が楽になる

IT資産管理を手動で行う場合は、ハードウェア・ソフトウェア・ライセンスの種類や数のリストアップが必要です。膨大なシステムになるほど目視で確認するには限界があるので、データ収集を自動化できるIT資産管理ツールがあると便利です。

ハードウェア・ソフトウェアによらずデータ収集できるツールなら、リストアップや台帳管理にかける時間を大幅に削減できます。

部署を横断して一元管理できる

IT資産管理ツールを導入すると、社内にあるハードウェア・ソフトウェア・ライセンスの保有状況が可視化されます。部署を横断してIT資産を管理できるようになり、活用されていない機器やアプリを可視化できます。使用していない部署のIT資産を他部署で利用できるので、新しい機器・アプリケーションの購入を回避することが可能です。

不正行為をいち早く察知できる

IT資産管理ツールを導入すると、外部デバイスの接続や許可のないソフトウェアのインストールなど、不正行為にいち早く気づくことができます。昨今では残業時間の削減のために、外部デバイスで個人情報を持ち出すといった不正行為が起こるケースは少なくありません。呼びかけだけでは人の動きを制御することは難しいため、全社の動きを管理できる体制を構築する必要があります。

IT資産管理ツールを導入する際の注意点

IT資産管理ツールを導入する際の注意点を5つ解説します。下記のポイントを押さえて、自社に合うIT資産管理ツールを導入しませんか。機能・提供形態・操作性・サポート・価格の5つを重視して選定すると、導入後にツールを持て余す心配がなくなるほか、ランニングコストの削減に繋がります。

搭載機能

IT資産管理ツールと一口に言っても、ハードウェア・ソフトウェア・ライセンス管理に特化したものから、操作ログ管理やデバイス制御に対応したものまでピンキリです。

インベントリ機能※に対応しているツールであれば、定期的にIT資産の情報を自動収集できます。基本的にはオンライン接続対応のIT資産は自動取得し、オフラインのIT資産は手動入力やアンケート調査による情報取得が必要です。

また、台帳作成機能を有するツールなら、収集したIT資産の情報を一元管理できます。社員情報と紐づけて保管できるものもあり、組織変更や部署異動にも柔軟に対応することが可能です。IT資産の物理機器に関してはQRコード・バーコード管理ができるツールだと、所在や貸し出し状況を管理しやすくなります。

※ツールによってはインベントリー機能と表示されています。

提供形態(クラウド / オンプレミス等)

IT資産管理ツールの提供形態は大きく分けて2パターンあり、クラウド型・オンプレミス型に分かれます。クラウド型はサーバ―不要で利用でき、ネット環境があれば遠隔からの操作に対応しているツールもあります。テレワーク等、オフィス以外での勤務がある企業はクラウド型がおすすめです。

一方でオンプレミス型は、サーバ―設置が必要でオフィス内でのみで活用できるIT資産管理ツールです。セキュリティ性を考えてオンプレミス型を導入する企業し、外部からの利用を制限するケースもあります。

ただし、オンプレミス型は自社で更新が必要ですが、クラウド型は更新作業が自動で行われるので、管理する手間が省けるのが特徴的です。ツールによりオンプレミス型・クラウド型の片方のみ対応、あるいは両方対応しているなど、仕様が大きく異なるので注意してください。

ユーザビリティ

IT資産管理ツールを導入する際は、操作性・デザイン性などを考慮することが大切です。機能がたくさん搭載されていても操作性が悪いと、ツールを使いこなせないリスクがあります。特に部署異動や人の入れ替わりが激しい企業であれば、引継ぎ作業が十分にできない可能性も。

初めて操作するユーザーでも直感的に利用できるツール、UI/UXデザインが採用されているツールを選定することが大切です。自社のITノウハウで問題なく使用できるツールを選定すると、導入後のトラブルを少なくできます。

また、管理者が危機的状況を察知できるように、禁止行為でアラートが通知されるシステムを選ぶと安心です。操作ログが残るツールやパッチ適用が自動化できるツール、操作制御を行えるツールなら、不正行為の抑止にもなります。

サポート体制

IT資産管理ツールを導入するなら、サポート体制が整っているツールを選定することが重要です。ITノウハウを蓄積している企業であれば、チャットや電話相談でも対応できるでしょう。ただ、自社にITノウハウがない場合は、チャットや電話相談ではトラブルを解決できない恐れがあります。 自社にITノウハウがない場合は、遠隔でのサポートや訪問サポート、導入時のレクチャーをしてもらえるツールを選ぶようにしてください。

遠隔でのサポートが受けられるツールであれば、万が一紛失した際にロックをかけたり、データを削除したりと対策を講じられることも。テレワーク等でデータの持ち出しが考えられる場合は、リモートコントロールできるIT資産管理ツールを導入するとリスクに備えられて安心です。

料金設定

IT資産管理ツールを導入する際は、料金設定を確認しておきたいところです。ユーザー数で料金が変動するのか、あるいは管理するIT資産数で料金が変動するのかはしっかりと確かめてください。

IT資産の数が多い企業では、ツールの導入費用がかさみがちです。料金が端末ごとに価格設定されているツールではなく、1,000や1万などある程度の数で固定化されているツールを選ぶと、管理するIT資産が膨大なケースにおいてもランニングコストを抑えられます。

反対に管理するIT資産の数が少ない場合は、端末ごとに価格設定されているツールを選ぶと、導入費用を削減できます。また、ライセンスの情報を紐づけて管理できるIT資産管理ツールならば、人員の増減に合わせて過不足のないライセンス数を保有できるので、ランニングコストを大幅にカットすることが可能です。

IT資産管理ツール徹底比較まとめ

IT資産管理ツールを導入するなら、自社にとって必要な機能を実装しているか、事前の確認が必要です。インベントリ管理はハードウェア・ソフトウェア・ライセンスに対応しているか、部署異動の際のIT資産の管理がどうなるか等、細かい仕様を確認しておきたいところです。

頻繁に部署異動がある、あるいは人員が増減する現場では、IT資産の自動割り当てや再割り当て機能があると便利と言えます。人の手で再割り当てを行わずに済み、引き続きIT資産を利用できるので、作業時間の短縮に繋がります。

本記事で紹介した内容を参考にして、ぜひ、自社に適したツールをお選びください。

免責事項
本記事は、2024年12月時点の情報をもとに作成しています。掲載各社の情報・事例をはじめコンテンツ内容は、現時点で削除および変更されている可能性があります。あらかじめご了承ください。