オンライン上でモニター越しにさまざまな相談ができる「遠隔相談システム」。専門的な相談ごとがあっても駆けつけることなく、オンライン上で相談に応じることができ、お客様も気軽に相談することができます。
この記事では各システムの強みや特徴、費用、導入事例などをまとめましたので、検討の参考にしてみて下さい。
遠隔相談システムの一覧表
こちらでは、遠隔相談システムについて紹介していきます。それぞれのシステムが持つ特徴についてまとめていますので、自社のニーズに合ったシステム選びにご活用ください。
会社名 | サービスの特徴 |
---|---|
テレ窓(テレマド) |
見た目も対応も等身大!の遠隔相談システム
|
LiveCall |
BtoCサービスに特化したビデオ通話プラットフォーム |
FreshVoice |
Web会議中も複数拠点での同時発言が可能 |
リモートテラーシステム |
専門スタッフによるコンサルティングサービスを提供できる |
ビデオトーク |
SMSで届いたURLをワンタップするのみでビデオ通話が開始 |
相談上手 |
人に優しい相談環境を実現する自治体向けの遠隔相談システム |
えんかくさん |
接客ログデータをもとにニーズや行動分析も行える |
VIDEO CONNECT |
スマホの標準ブラウザを使用してビデオ通話ができるツール |
prrrr(ぷるる) |
顧客心理を理解し開発したツールで、ニーズに応じカスタマイズも可能 |
遠隔相談システムとは

遠隔相談システムとは、施設などに設置されたモニターを通じて相談を行うためのツールです。互いに直接対面せず、画面越しで相談できる、といった点が特徴です。近年では、スマートフォンのビデオ通話を活用したものも増えてきています。
遠隔相談システムは、近年の新型コロナウイルス感染症の流行で多く取り入れられたことに加え、専門性が必要とされる業務の増加や、業務効率化の推進を目的として取り入れられるケースが多くみられます。例えば、自治体の窓口や金融機関、不動産などの窓口相談、オンライン診療などで活用されています。
遠隔相談システム導入のメリット・デメリット
遠隔相談システムを導入すると業務の効率化や省力化が実現できるとともに、遠隔地にいるお客さまに対しても専門スタッフからの案内や説明を行えるため、質の高いサービス提供が行えるといったメリットがあります。また、お客さま自身にとっても満足度の高いサービスを受けられます。
その反面、対面で対応するよりも相手の表情や雰囲気を掴むのが難しい、また通信状況に左右されることがあるといったデメリットが考えられます。
遠隔相談システムの選び方

遠隔相談システムを選択する際にまず大切なのが「誰でも簡単に扱える」点です。このシステムはさまざまな方が使うと想定されるため、IT機器に慣れていない方でも使いやすい、シンプルな操作性を持ったシステムを選択する点が大切です。
そのほか、スムーズなやり取りを行うためにも映像や音声の品質が優れていることや、情報漏洩のリスクに対応するためにもセキュリティ対策がしっかりと行われているシステムである、といった点もしっかりと確認しておきたいところです。
遠隔相談システム導入の際によくある質問
Q1.遠隔相談システムはどんな場面で活用できますか?
たとえば自治体の窓口相談での活用が想定されます。特に支所や出張所などでは専門的な知識を持つスタッフや担当者が配置できず限られた業務のみとなっているケースもあります。このような場合、遠隔相談システムを設置すれば対応業務の幅が広がりますし、利用者の負担軽減にもつながります。
そのほか、金融機関や不動産、弁護士法人での相談といったように専門的な知識が必要な場面やオンライン診療、外国人向けの通訳サービスといったように、遠隔相談システムは幅広い場面での活用が期待できます。
Q2.遠隔相談システムの選び方を教えてください
遠隔相談システムは、さまざまな人が使用すると想定されるため、「誰もが簡単に使えるシステム」を選択する点が大切です。複雑な操作が必要なものは使い勝手が悪く、せっかく設置しても使ってもらえない可能性もあります。
また、相談窓口に訪れた方とスムーズなやり取りを行うためにも音声や映像の品質が良いものを選ぶ点、場合によっては機密性の高い個人情報を扱う可能性もあることからセキュリティ対策がしっかりと行われているシステムを選ぶのも重要なポイントです。
遠隔相談システムにはさまざまな種類があります。自社のニーズにはどのシステムが合っているのか確認したいといった場合には、本記事の最初の方に記載している「遠隔相談システムがひと目で分かる早見表」をご覧ください。
Q3.遠隔相談システムとWeb会議システムは何が違うの?
Web会議システムは、ビジネスやプロジェクトチームの会議、情報共有、プレゼンテーションなどビジネスシーンで利用されます。主な目的は社内や社外の情報共有です。
大人数で利用できるのも特徴の一つ。
遠隔相談システムは、専門家やサービス提供者とクライアントとの間で遠隔で相談やコミュニケーションを行うためのツールです。主な目的は、個別のアドバイスやカウンセリング、コンサルティングなどの提供です。遠隔相談システムの選び方まとめ
こちらの記事では、さまざまな遠隔相談システムについて紹介してきました。
それぞれのシステムごとに機能などが異なってきますので、どのような機能が必要なのかを明らかにしてから検討すると、自社に合ったシステムを見つけやすくなります。ぜひニーズに合った遠隔相談システムを見つけてください。
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- 本記事は、2023年8月時点の情報をもとに作成しています。掲載各社の情報・事例をはじめコンテンツ内容は、現時点で削除および変更されている可能性があります。あらかじめご了承ください。