「ストレスチェックサービスを導入したいがどのようなサービスを選んだらよいかがわからない」といった悩みを抱える企業の方もいるのではないでしょうか。そこでこちらの記事では、WEBでの無料プランストレスチェックサービスプランを提供している企業や社員教育などの実践方法まで提案する企業、組織の健康も分析できるサービスなどさまざまなストレスチェックサービスを紹介していきます。各サービスの特徴や強み、費用や口コミをまとめました。
ストレスチェックサービスの一覧表
ここでは、ストレスチェックサービスについてご紹介していきます。それぞれのサービスが持つ強みや特徴をご紹介していきますので、自社のニーズに合ったサービス選びにお役立てください。
会社名 | サービスの特徴 |
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ストレスチェック(パソナセーフティネット) |
個人と組織の健康をチェック!全国・業界比較で自社の状況を把握できる
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総合心理教育研究所 |
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HoPEヘルスケア |
160名の専門家が従業員の健康をトータルサポート!データ統合で効率的な健康管理を実現
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やってよかったストレスチェック |
メンタル不調のケアから人材育成まで!1人110円※で充実のストレスチェックサービス
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ストレスチェッカー(HRデータラボ) |
初期費用0円。無料で利用できるプランも用意 |
LLax forest |
ヘルスケアの専門職が制作したオンラインコンテンツを100種類以上用意 |
COCOMUストレスチェックサービス |
企業にフィットしたサービスを提供する「セミーオーダー対応型」である点が特徴 |
WELSA |
健康セミナーやフィットネスアプリといったコンテンツを通じた健康増進施策も提案 |
HM-neo |
健診に関連する管理業務が一元管理できるシステム |
ドクタートラスト |
ストレスチェックの実施料金のみでスタッフによる事務サポートや集団分析も提供 |
リモート産業保健 |
産業医+産業看護職の2名体制で行われる完全リモートストレスチェックサービス |
Carely |
使いやすさにこだわった設計のシステム。保健師や臨床心理士によるサポートも可能 |
M-Check+ |
ストレス耐性に関する独自項目の追加によりより深い気づきを得られる仕組み |
ORIZIN |
14ヶ国語以上の外国語受検も可能 |
中災防 |
個人リポート・グループ集計リポートの2パターンの報告書を提出 |
同友会 |
ストレスチェックに加え運用体制や実施方法についてのアドバイスも提供 |
ソシキスイッチ ストレスチェック |
東京都や仙台市、宇治市など自治体の導入実績も豊富。外国語14言語をカバー |
ストレスチェックサービスとは?
![ストレスコンサルティングの様子](https://www.shopowner-support.net/wp-content/uploads/2022/06/consulting-consultant-meeting-e1657175624443.jpg)
「ストレスチェックサービス」は、従業員に対するストレスチェックを実施し、さらにチェックを行った後の対策まで行うサービスを指しています。ストレスに関する質問に対し従業員が回答し、集計・分析することによって、労働者が抱えているストレスについて把握できます。
ストレスチェックは、従業員の精神面における不調を未然に防ぐためにも大切な取り組みです。取り組みを行う場合には、産業医との連携や判定基準選定、高ストレス者への対応といったように、チェック以外にも行う業務が多くありますが、サービスの活用によってスムーズにストレスチェックを行えます。
また50人以上の従業員がいる事業所では、労働安全衛生法が改正により2015年12月から毎年1回検査を実施することが義務付けられています。さらに、ストレスチェックの面談指導の実施結果は毎年労働基準監督署に報告しなければなりません。
ストレスチェックサービスを利用するメリット
![「メリット」をスペルしている木の人形](https://www.shopowner-support.net/wp-content/uploads/2023/03/merit-dolls.jpg)
従業員自身が自分のストレスについて把握できる
ストレスは知らないうちに溜め込みやすいものですが、なかなか自分では気づきにくい場合も。ストレスチェックサービスの活用により、従業員自身が自分の心身状態を把握できるといった点が大きなメリットといえます。ストレスに早めに気づき、対処できるようになれば健康を守ることにもつなげられます。
労働環境改善につなげられる
ストレスチェックサービスを利用すると、その結果の集計・分析が可能となります。年代や職種、部署別といった形で集計が行われるため、この結果をもとにして負荷の高さやストレスの原因などを把握して労働環境の改善につなげられます。原因の把握によって、より良い対応につなげられます。
企業側の負担を軽減できる
ストレスチェックにはさまざまな業務が発生するため、サービス利用により企業側の負担軽減にもつなげられます。
従業員との面談や高ストレス者への対応など、企業が独自に行った場合には大きな負担となると予想されますが、サービスの活用によって関連業務をお任せできます。このことにより企業への負担が軽減されて他の業務に注力できるため、業務の効率化にもつなげられます。
従業員の率直な回答を得やすい
自社内でストレスチェックを行った場合には、従業員の率直な回答が得にくい可能性もあります。これは、上司にチェック結果を共有されることを考えてしまい正直に回答できないといったケースがあるためです。
しかし、ストレスチェックサービスを導入した場合には外部業者がチェックを実施します。この場合の担当者には守秘義務があり、人事権をもつ者に結果が開示されることはないといった点から率直な回答を得やすくなるといったメリットもあります。
ストレスチェックサービスでよくある質問
![大きなはてなマーク](https://www.shopowner-support.net/wp-content/uploads/2023/01/question-mark-lying-down.png)
ストレスチェックサービスの費用相場は?
ストレスチェックサービスの費用相場は、こちらの記事で紹介しているサービスを参考にすると「1人あたり年額300〜2,500円程度」といったサービスが多いようです。
ただし、サービス内容によってはそれ以上の費用が必要になる場合や初期費用が必要な場合などもありますので、自社のニーズと予算に応じたストレスチェックサービスを選ぶことがおすすめです。
ストレスチェックサービスを選ぶ際の注意点は?
ストレスチェックサービスを選択する場合には、まずどのような点を重視するのかを考える必要があります。
例えば「ストレスチェック受検率を上げたい」といった場合にはスマホやPCから受検できるタイプのサービスがおすすめですし、「チェックを実施した後のアフターフォローを重視したい」場合には、面談調整機能や分析機能が充実したタイプのサービスを選ぶとしっかりとフォローが行えるようになります。
また「業務効率を重視したい」というニーズがある場合には、データ管理や報告書の作成などを含め、クラウドでデータを一元管理できるサービスがおすすめです。このように、ストレスチェックサービスを導入する上でどのようなニーズがあるのかを把握してからサービスを選ぶことがポイントといえます。
ストレスチェックサービスのまとめ
![付箋に「まとめ」の文字](https://www.shopowner-support.net/wp-content/uploads/2023/05/summary-noteblock.jpg)
ストレスチェックサービスを導入したい企業向けに、さまざまなサービスを紹介してきました。それぞれのサービスにより内容が異なってくるため、自社ではどのような点を重視したいのかといった点をまず明らかにしてからどのストレスチェックサービスを導入するかを検討することがポイントです。
また、ストレスチェックサービスの導入によって、企業側・従業員側にどのようなメリットが考えられるのか、サービスを選択する際のポイントについてもまとめています。これからサービスの導入を行いたいと考えている企業の方は、ぜひ参考にしてみてください。
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- 本記事は、2023年8月時点の情報をもとに作成しています。掲載各社の情報・事例をはじめコンテンツ内容は、現時点で削除および変更されている可能性があります。あらかじめご了承ください。