Webキャンペーン抽選システムとは、Web上で行うキャンペーンの応募受付、抽選、応募者管理などを効率化するシステムです。この記事では、各社が提供するWebキャンペーン抽選システムの特徴や費用目安、機能、導入方式、得意なキャンペーン形式などを課題別で整理・紹介しています。
「Webキャンペーンを行いたいが、どうやればいいのかわからない」「Webキャンペーンシステムは選択肢が多すぎて、どれを導入すればいいかわからない」… そのような悩みはありませんか?
本記事では各社の提供システムの他にシステムの選び方も紹介していますので、選定に迷っている方はぜひ参考にしてみてください。Webキャンペーン抽選システムごとに対応しているキャンペーンは異なり、その販促効果も様々なので、システムは導入目的に合わせて選ぶのがポイントです。
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| 会社名 | サービスの特徴 | こんな企業におすすめ(課題別) | 料金プラン | 主要キャンペーン形式 |
|---|---|---|---|---|
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コスパよく、効率的にシリアルキャンペーンのPDCAが回せるシステム
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レシートやLINE応募など
形式が複雑で運用管理が大変 |
22万円~(初期費用+月額コスト込み)
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後日抽選
即時抽選 LINE応募 シリアル |
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Dohbo(ドーボ) |
LP構築から抽選まで本格的なキャンペーン実施を定額料金でサポート |
SNSフォロワーはいるが
ファン化やUGCが進まない |
スタンダードプラン:
初期費用33万円 + 月額2.2万円 |
後日抽選
即時抽選 マイレージ |
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Booster |
XやInstagramなど主要SNSに対応したツール |
メールアドレスなどの
顧客情報が集まらない |
Starter:10,780円 / 月
Pro:43,780円 / 月 Business:76,780円 / 月 Enterprise:カスタム見積(要問合せ) |
即時抽選
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キャンペーンGO |
システム連携不要で簡単導入!運用コスト削減も実現 |
短期間でキャンペーンを立ち上げたい
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公式HPに記載なし
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即時抽選
後日抽選 |
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WebCAN |
初心者向けUI&わかりやすい応募管理 |
初めてキャンペーンをしたいが
ノウハウがない |
公式HPに記載なし
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即時抽選
後日抽選 |
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NetPromo |
大量データ処理・メール配信の自動化に強い |
キャンペーン応募数が多く
運用・集計がつらい |
公式HPに記載なし
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後日抽選
即時抽選 レシート シリアル |
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デジコ |
即時デジタルギフトを発行してCVR向上 |
キャンペーン応募率が低い
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ギフトコード代金
発券手数料10% |
後日抽選
(OCR+抽選) |
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ポチッとギフト |
100円から選べる商品ラインナップ!ミニマムに実施できる |
Twitter/Xキャンペーンが
形骸化している |
基本料金:商品代 + 手数料
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ギフト配布
(抽選自体は外部と連携) |
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PARKLOT |
レシートやEC購入データとの突合キャンペーンが可能 |
購買とキャンペーンをつなげたい
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初期費用:110,000円
定額プラン:66,000円〜 / 月 |
即時抽選
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フェアマネ |
来場者管理・抽選・特典配布に強い |
来場者フォローや
ハウスリスト化が弱い |
ライトプラン:
13,200円 / 日 設定費用 55,000円 標準プラン: 66,000円 / 月 初期導入費 220,000円 |
即時抽選
シリアル抽選 ガチャ型 |
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CamPAL |
不正応募検知・複数SNS連携など運用機能が充実 |
不正対応や運用負荷が重い
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初期費用:15万円~
月額費用:3.5万円~ ※税不明 |
後日抽選
即時抽選 |
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Be Game |
高いカスタマイズ性でやりたいキャンペーンを実現 |
ブランド独自演出の
高品質キャンペーンを実施したい |
スタンダードプラン:
初期設定費 20万円~ システム利用料 5万円~ / 月 ※税不明 ※抽選回数、シリアルコード発行数、SMS送信数、 またオプションの有無によって変動します。 |
ゲーム型
シリアルコード QR認証 |
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SmartKuji |
ガチャ・くじ機能で継続利用を促す |
サイト滞在率・回遊率が低い
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Starter:
初期費用 198,000円 月額費用 77,000円 Standard: 初期費用 198,000円 月額費用 110,000円 |
スクラッチ
ガチャなどの 即時抽選 |
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SUGUU |
最短5営業日でキャンペーンを開始 |
とにかく早く始めたい
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初期費用:110,000円
月額利用料:33,000円 ※税不明 |
ルーレット抽選
景品交換 |
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WEBCAM(ワールドコウゲイ) |
キャンペーンサイトの制作から賞品発送までおまかせ可能 |
社内でかかる工数を抑えたい
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基本費用:60.5万円(税込)
月額費用:71,500円/月(税込)
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後日抽選
即時抽選 レシート シリアル |
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Dline |
キャンペーン規模に合わせた柔軟なプランを提供 |
LINE友だち増加や
CRM強化ができていない |
初期費用:0円
月額費用:5万円~ ※税不明 |
後日抽選
即時抽選 ポイント型 |
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SMARTCROSS |
ID連携マーケやポイント管理が可能 |
オンライン・オフラインポイントを
統合できていない |
公式HPに記載なし
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後日抽選
即時抽選 SNS投稿 |
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クレアンスメアード |
多様な応募方式で会員向けキャンペーンを柔軟に設計 |
自社の会員基盤に
合う仕組みが見つからない |
単発・年間プラン
詳細は要問い合わせ |
シリアル
アンケート ポイント蓄積 |
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グッドラ |
短期イベントや来店施策に強い |
短期施策を試してみたい
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初期費用:165,000円
月額:55,000円~ |
即時抽選
QRコード応募 |
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MarkONE Campaign |
一斉メール配信や会員管理機能とパッケージ化されているシステム |
抽選機能に加え会員管理など
充実した機能ラインアップが欲しい |
公式HPに記載なし
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即時抽選
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itsmonレシート |
レシート特化型AI-OCRで購入情報を自動判別できるシステム |
レシート応募キャンペーンを効率化したい
はがき応募や目視確認の手間を削減したい |
公式HPに記載なし
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レシート応募キャンペーン
マストバイキャンペーン インスタントウィンキャンペーン |
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WEBCAS formulator |
応募フォームにフォーカスを絞ったキャンペーンシステム |
導入ツールをフォーム作成に絞って
コストを抑えたい |
公式HPに記載なし
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後日抽選
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Webキャンペーン抽選システムおすすめ22選の詳細情報
キャンペーン目的別に見るWebキャンペーン抽選システムの選び方
Webキャンペーン抽選システムは、実施したいキャンペーンの目的によって選ぶべきタイプが変わります。「抽選ができるか」だけで選ぶと、応募数は集まっても購買や来店につながらなかったり、取得したデータを活用できなかったりする可能性があります。
まずはキャンペーンで達成したい目的を明確にしたうえで、必要な機能を備えたシステムを選ぶことが大切です。選定時には自社の条件などを考慮したうえでの判断が必要ですが、下記では一般的な選び方について解説します。
| キャンペーン目的 | 向いているシステムタイプ | 主な活用機能 |
|---|---|---|
| 認知拡大 | SNS連携・インスタントウィン型 | SNS応募、即時抽選、拡散導線、当選確率設定 |
| 購買促進 | レシート応募・シリアル応募型 | OCR、購入証明確認、シリアルコード管理、重複応募防止 |
| 顧客データ活用 | ①LINE連携型 ②アンケート・CRM連携型 |
①友だち追加導線、LINE応募、クーポン配布、セグメント配信 ②アンケート、応募者データ管理、CSV出力、CRM連携 |
| 来店促進 | QRコード・店頭応募型 | QR応募、店頭限定設定、クーポン発行、店舗別集計 |
| リピート促進 | ポイント・スタンプラリー型 | スタンプ付与、ポイント管理、複数回応募、景品交換 |
認知拡大を狙うならSNS連携・インスタントウィン型
商品やブランドの認知を広げたい場合は、SNSキャンペーンやインスタントウィンに対応したシステムが向いています。X(旧Twitter)やInstagramなどでフォロー、リポスト、ハッシュタグ投稿などを応募条件にすれば、参加者のアクションを通じて情報拡散を狙えます。
また、その場で当たり・外れが分かるインスタントウィン型であれば、参加者の期待感を高めやすく、短期間で応募数を集めたいキャンペーンにも適しています。
購買促進を狙うならレシート応募・シリアル応募型
商品の購入を直接促したい場合は、レシート応募やシリアル応募に対応したシステムがおすすめです。レシート画像をアップロードして応募する形式であれば、対象商品の購入証明を確認しながらキャンペーンを実施できます。シリアルコードを使う形式では、商品パッケージや店頭配布物と連動した施策が可能です。
レシート応募・シリアル応募では購入者だけを対象にできるため、マストバイキャンペーンや既存商品の販売促進に適しています。
キャンペーン後の継続的なマーケティングならLINE連携型
Webキャンペーンシステムの中には、LINE連携機能が充実しているものもあります。LINE公式アカウントの友だち数を増やしたい場合は、その機能を活用したキャンペーンの実施が効果的です。
友だち追加後に応募フォームへ誘導したり、トーク画面上で抽選やクーポン配布を行ったりすることで、キャンペーン後も継続的に接点を持てます。単発の応募で終わらせず、キャンペーン後のセグメント別メッセージ配信や再来店促進、リピート購入施策につなげたい企業に適したタイプです。
LINE以外には、アンケート機能やCRM連携に対応したシステムも選択肢の一つ。応募時に年代、性別、居住地域、購入商品、利用店舗、興味関心などの情報を取得できれば、次回キャンペーンやメール配信、LINE配信、商品開発に活かせます。
ただし、アンケートやフォームは入力項目が多すぎると応募離脱につながるため、取得する情報はキャンペーン目的に合わせて絞り込むことが大切です。
来店促進を狙うならQRコード・店頭応募型
実店舗への来店を増やしたい場合は、店頭POPやレシート、商品棚などに設置したQRコードから応募できるタイプが有効です。店舗に足を運んだ人だけが参加できる仕組みにすることで、来店行動とキャンペーン参加を結び付けられます。レシート応募やシリアル応募と比べて参加障壁が低いため、景品面ではコスト削減できるのもメリットの一つです。
飲食店、小売店、商業施設、イベント会場などでは、店頭限定のインスタントウィンやクーポン配布と組み合わせることで、その場での購買や再来店を促しやすくなります。
リピート促進を狙うならポイント・スタンプラリー型
継続的な購入や来店を促したい場合は、ポイント付与やスタンプラリーに対応したシステムがおすすめです。購入回数や来店回数に応じてスタンプやポイントを付与し、一定数に達したら抽選や景品交換に参加できる仕組みにすれば、ユーザーの継続行動を促せます。
商業施設、飲食チェーン、観光地、地域回遊施策など、複数回の接点を作りたいキャンペーンに向いています。
Webキャンペーンとは?
Webキャンペーンとは、インターネット上の特設サイト、SNS、アプリ、メールなどを主なチャネルとして実施される販売促進活動やマーケティング施策の総称です。
Webキャンペーンは、ブランディング、売上向上、データ収集など多様な目的で行われます。技術の進化により、リアルタイム抽選やデータ連携など、ユーザーの参加体験の向上と効果測定の精度向上が可能になっています。
Webキャンペーン抽選システムとは?
Webキャンペーン(抽選)システムとは、Web上で実施するキャンペーンの応募受付や抽選、当選通知、応募者データ管理などを効率化するシステムです。レシート応募、シリアルコード応募、SNS連携、LINE連携、インスタントウィンなど、さまざまなキャンペーン形式に対応できるサービスもあります。販促施策の運用負担を減らしながら、応募データの分析や次回施策への活用にもつなげられる点が特徴です。
たとえば「くじを引く」というボタンをタップすると自動で抽選が実施されるシステムをイメージしてください。「QRコードを読み取り、キャンペーンサイトへアクセス、そこから各種抽選が実施される」「Web でホームページにアクセスした人が1日1回くじ引き抽選に参加できる」など、活用方法は様々です。
システムも多種多様です。Webキャンペーン抽選システムを選ぶときは、自社でどのように活用するかを考えて、その使い方に合うシステムを選びましょう。
Webキャンペーン抽選システムが注目される背景
Webキャンペーン抽選システムは、企業や自治体がさまざまなキャンペーンを実施する上で、今や欠かせない存在になっています。コロナ禍以降、非接触・非対面のコミュニケーションが広がったことで、オンラインで手軽に参加できる抽選体験が一般化しました。
特に、SNSとの連携やデジタルギフトの即時付与など、参加者に「ワクワク感」を与える仕掛けが広がり、さまざまな業種で導入が加速しています。
Webキャンペーン抽選システムで解決できる課題
これまでの抽選会は現地に足を運ぶ必要がありましたが、Webキャンペーン抽選システムなら自宅や外出先から簡単に参加できるようになりました。SNSでの拡散やシェアを通じて、より多くの人へプロモーションを届けられる点も大きな強みです。
また、当選するとすぐに受け取れるデジタルインセンティブ・デジタルギフトの普及も、参加意欲を高めるポイントとなっています。電子マネーやポイント、壁紙、メッセージアプリ用スタンプといったデジタルインセンティブ・デジタルギフトを活用すれば、景品の購入・保管・配送などにかかるコストも削減できます。
下記では、Webキャンペーン抽選システムで解決できる課題をカンタンにリストアップしました。
- 集客・マーケティング用個人情報の取得 … 来店や商品購入を促しつつ、メルマガといったマーケティング施策の実施に必要な個人情報も取得できます。
- キャンペーンコストの削減 … 従来のリアル抽選会に比べ、運営コストや作業時間を大きく減らせます。
- キャンペーンデータの蓄積・管理 … アンケートや購買データ、抽選の履歴を一元的に管理できるようになります。
- SNSでの拡散による集客効果 … SNS施策と連動させることで、自然なユーザー投稿(UGC)も生みやすくなります。
Webキャンペーン抽選システムを活用すれば、キャンペーンごとのコストを抑えるだけでなく、データの一元管理や結果分析を通じて次のキャンペーンの成功率も高められます。
Webキャンペーンの種類
Webキャンペーンは、大きくオープンキャンペーンとクローズドキャンペーンの2つに分類されます。
オープンキャンペーン
オープンキャンペーンは、商品購入なしで誰でも参加可能なプロモーション手法です。
LINEの友だち追加やSNSのフォロー&リツイート、アンケート回答などの簡単な参加条件を設け、参加のハードルを低くしています。
このキャンペーンの主な目的は、ブランドや商品の認知度向上です。SNSの普及により、より多くの消費者が気軽に参加し、キャンペーンの拡散力を高めることができます。売上向上よりも、ブランドイメージの構築や顧客との関係強化に寄与する手段として有効です。
SNSキャンペーン
SNSキャンペーンは、X、Instagram、TikTokなどのSNS上で実施するWebキャンペーンです。フォローやいいね、リポスト、コメント、ハッシュタグ投稿などを参加条件にすることで、ユーザーのアクションを通じた情報拡散が期待できます。
SNSキャンペーンは商品やブランドの認知拡大やUGC(口コミなどユーザーが自ら生成しているコンテンツ)の獲得、公式アカウントのフォロワー増加を実現したい場合におすすめです。
ただし、参加条件が複雑すぎると応募率が下がるため、ユーザーが迷わず参加できる導線設計が重要です。
LINE友だち追加キャンペーン
LINE友だち追加キャンペーンは、LINE公式アカウントの友だち追加を応募条件とするキャンペーンです。応募後もメッセージ配信やクーポン配布を通じて継続的に顧客と接点を持てるため、再来店やリピート購入の促進にも向いています。
また、レシート応募やインスタントウィンと組み合わせれば、購買促進と顧客リスト獲得を同時に行うことも可能です。実施時に友だち追加後の配信設計まで考えておくと効果の最大化を図れます。
ゲーム・診断型キャンペーン
ガチャ、スロット、くじ、クイズ、診断コンテンツなどを通じて参加してもらうキャンペーンです。単純な応募フォームよりも体験性が高く、ユーザーの印象に残りやすい点が特徴です。
商品理解を促したい場合や、SNSで話題化を狙いたい場合にも活用できます。ただし、企画内容やデザインの完成度が参加意欲に影響するため、ターゲット顧客に合ったゲーム性や診断テーマを考えてから実施することが重要です。
クローズドキャンペーン
クローズドキャンペーンは、商品購入やサービス利用など特定の条件を満たした人のみが参加できる限定プロモーションです。
応募方法はレシート提示、QRコード使用、特定商品のシール集めなど多岐にわたります。
この手法は特に既存顧客に向けた販売促進やブランド忠誠心の向上に効果的で、複数の事業者が共同で行う場合もあります。
クローズドキャンペーンは景品表示法に基づき管理され、参加者に公平な機会を提供します。特定顧客層をターゲットにしたマーケティング戦略に利用されます。
なお、クローズドキャンペーンにもいくつかの形態があるので、その詳細を見ていきましょう。
マストバイキャンペーン
マストバイキャンペーンは、特定の商品購入が参加条件となるマーケティング戦略で、クローズドキャンペーンの一形態です。参加者は購入証明としてレシート画像をアップロードしたり、商品に関連するシリアルナンバーやQRコードを入力するなどの方法で応募します。
このキャンペーンは、消費者の購入を促しブランド認知度を高めることを目的としており、商品購入のインセンティブとして機能します。購入促進や顧客ロイヤルティの向上に有効な手段とされています。
レシートキャンペーン
レシートキャンペーンは、購入レシートを利用したプロモーションで、消費者が台紙に貼るか写真撮影してWebにアップロードする形式で応募します。
この方法のメリットは、ユーザーが簡単に応募でき、企業はシリアルナンバーの準備が不要で、購入傾向の分析が可能な点です。
留意すべき点は、商品パッケージのみでの告知では不十分で追加の施策が必要であること、及びプライバシーへの配慮と明確な情報取り扱いの説明が求められることです。
効果的なキャンペーン実施には、これらの点に注意することが重要です。
シリアル応募キャンペーン
シリアル応募キャンペーンは、商品やレシートについたシリアルナンバーやユニークQRコードを利用して参加するプロモーションです。QRコードからキャンペーン専用サイトにアクセスし応募する簡便性がユーザーにとっての大きなメリットです。
しかし、商品パッケージの変更コストや小売との調整、さらにユーザーのデジタル環境の前提が必要な点は留意が必要です。効率的な参加プロセスとターゲット層の明確化が魅力である一方で、実施にはコストとユーザー環境への配慮が求められます。
店頭限定キャンペーン
店頭限定キャンペーンは、Webを活用しながらも、消費者に特定の実店舗へ足を運んでもらうことを目的としたクローズドキャンペーンです。
店頭のPOP、商品パッケージ、またはレジ横などに掲示されたQRコードや専用のキーワードが応募の入り口となります。
店頭限定キャンペーンを行うことでオンラインとオフラインの行動を連携させ、Web集客だけでは難しい実購買を促進することが可能です。
インスタントウィン形式の施策と組み合わせられることが多く、店頭でQRコードを読み取って応募すると「その場ですぐに」抽選結果が判明するため、消費者の参加意欲を高められます。
会員限定キャンペーン
会員限定キャンペーンは、企業が保有する顧客リスト(アプリ会員、ECサイトの登録者、メールマガジン購読者など)を対象に実施するクローズドキャンペーンです。
一般の消費者は参加できず、既存顧客やロイヤルカスタマーに対して特別な優遇を行うことで、顧客との関係強化を図ることを目的としています。
会員限定キャンペーンのメリットは、優良顧客の維持に効果がある点に加え、アプリやECサイトへのログイン頻度を高め、結果的にリピート購入を促進できることです。また、長期休眠している会員を再活性化させるきっかけとしても有効です。
オープン・クローズドのどちらにも使えるキャンペーン形式
インスタントウィンキャンペーン
インスタントウィンキャンペーンは、応募後すぐに当落結果が分かる即時抽選型のキャンペーンです。結果を待つ必要がないため、参加者の期待感を高めやすく、応募完了率の向上にもつながります。
インスタントウィン形式はSNSキャンペーン、LINEキャンペーン、レシート応募などと組み合わせて実施されることが多く、参加条件による分類ではなく、抽選方式による分類になっています。短期間で応募数を集めたい場合や、キャンペーン参加の体験価値を高めたい場合に向いています。
デジタルギフトキャンペーン
デジタルギフトキャンペーンは、当選者に電子マネーやポイント、ギフトコード、クーポンなどをオンラインで付与するキャンペーンです。現物景品と比べて発送作業や配送コストを抑えやすく、当選者への景品付与もスムーズに行えます。
インスタントウィンと組み合わせれば、応募から当選、ギフト配布までをオンラインで完結させることも可能です。大量当選や短期間の販促施策を実施したい企業におすすめのキャンペーンタイプです。
Webキャンペーン抽選システムを導入すべき企業
店舗・店頭販促とWeb応募を連動させたい企業
小売店、飲食店、メーカーなど、実店舗や店頭販促を起点にキャンペーンを実施している企業は、Webキャンペーン抽選システムの導入を検討する価値があります。紙の応募券やはがき応募だけでは、集計作業や当選者管理に手間がかかるだけでなく、応募者データを次回施策に活用しにくいという課題があります。
Web応募に切り替えることで、店頭POPや商品パッケージに掲載したQRコードからキャンペーンページへ誘導し、応募・抽選・当選通知までをオンライン上で管理できます。購入や来店をきっかけにしたキャンペーンを行いたい企業にとって、応募状況を可視化しながら販促効果を確認できる点もメリットです。
SNSやLINEのフォロワー・友だちを増やしたい企業
SNSアカウントやLINE公式アカウントを運用しているものの、フォロワー数や友だち数が伸び悩んでいる企業にも、Webキャンペーン抽選システムは向いています。単に投稿を続けるだけでは接点を増やしにくい場合では、SNSへの投稿を抽選や特典を組み合わせることで、ユーザーが参加するきっかけを作りやすくなります。
また、キャンペーン参加条件に「SNSフォロー」「指定投稿のシェア」「LINE友だち追加」などを組み込めば、広告配信だけに頼らず、継続的に接点を持てるユーザー基盤の拡大につなげられます。キャンペーン後にクーポン配信やセグメント配信を行いたい場合にも、LINEや会員情報と連携できるシステムを選ぶことで、単発施策で終わらせにくくなります。
購買促進やリピート購入を促進したいメーカー・EC事業者
商品購入を促したいメーカーやEC事業者にも、Webキャンペーン抽選システムは適しています。値引き施策だけに頼ると利益率が下がりやすく、ブランド価値の低下にもつながる可能性もあります。購入者限定の抽選キャンペーンを設計すれば、価格を大きく下げずに購入動機を作ることができます。
たとえば、対象商品を購入したユーザーがレシート画像やシリアルコードを登録して応募する形式であれば、実購買とキャンペーン参加を紐づけやすくなります。応募データを蓄積することで、どの商品・店舗・時期に反応があったのかを分析し、次回の販促企画や商品展開に活かしやすくなります。
イベントや展示会で獲得した接点を顧客化したい企業
イベント、展示会、商業施設での催事など、短期間で多くの来場者と接点を持つ企業にも、Webキャンペーン抽選システムは有効です。来場者にその場で抽選へ参加してもらうことで、アンケート回答やメールアドレス登録、LINE友だち追加などのアクションにつなげやすくなります。
紙のアンケートや名刺回収だけでは、入力・集計・フォローに時間がかかり、見込み客へのアプローチが遅れることがあります。Web上で応募情報を取得できる仕組みにしておけば、イベント終了後の集計やフォロー施策をスムーズに進められます。来場者数は多いものの、その後の商談化や再来店につながっていない企業に向いています。
キャンペーン運用の手間や不正応募を減らしたい企業
キャンペーンの応募数が増えるほど、抽選作業、重複応募の確認、当選通知、景品発送、問い合わせ対応などの運用負荷は大きくなります。Excelや手作業で管理している場合、入力ミスや抽選ミスが発生するリスクもあります。 Webキャンペーン抽選システムを導入すれば、応募データの一元管理や自動抽選、当選数の上限設定、不正応募の検知などを行いやすくなります。特に、複数店舗・複数ブランド・複数期間でキャンペーンを行う企業では、運用ルールを統一しやすくなる点もメリットです。担当者の負担を減らしながら、安全にキャンペーンを実施したい企業に向いています。
Webキャンペーン抽選システムの活用シーン
Webキャンペーン抽選システムを導入するなら、用途のイメージ作りが大切です。ここでは、Webキャンペーン抽選システムの活用シーンの例を紹介します。ぜひ自社でどのように使うかイメージしながら読み進めてください。
サイトへのアクセスアップ
ユーザーがサイトを訪問するたびに「くじ引き」ができるシステムを公式サイトに導入すれば、アクセスアップを期待できます。
この場合、表示する景品などの工夫が必須です。気になる商品が目に入れば、くじ引き目的の訪問からでも購入につながる可能性があります。
SNSのフォロワー獲得・認知度アップ
Webキャンペーン抽選は、SNSでのフォロワー獲得や認知度アップ施策としても活用できます。
X(Twitter)でよく実施されているハッシュタグキャンペーンやフォロー&リツイートキャンペーンも抽選システムと連携すれば、抽選商品目的の投稿を意図的に増やして認知を高めることが可能です。キャンペーン運営業務も楽になります。
商品購入特典・新商品の販促
メーカーや小売、アパレルなどで使いやすいシーンとしては、商品購入特典として抽選を実施するという活用方法があります。
購入のお礼というニュアンスです。また、その購入商品を新商品に限定することで、新商品の販促にも活用できます。既存ユーザーへの新商品購入を促せる活用方法です。
アンケート調査
SNSや会員向けにギフトを活用してアンケートの収集ができます。商品開発でリアルな声を聞きたいときなどに便利です。サンプルを配布したいときも抽選システムのギフトとして活用できます。
会員の獲得
デジタルギフトや抽選によるリード獲得を狙えます。メール会員など見込み客を増やし、プッシュ型のアプローチができるようにしたいときに活用しやすいです。
来店・販売促進
来店・販売促進では、抽選形式のクーポンを配信する方法などがあります。
また、イベント会場でのスタンプラリーにも活用可能。来場を促進すると同時に、イベントを盛り上げることにも貢献します。
Webキャンペーン抽選システムの仕組みと導入のポイント
Webキャンペーン抽選システムの仕組み
消費者が公式サイトやチラシからキャンペーンサイトへアクセスして、メールアドレスやシリアルコードなどの必要事項を入力した上で、スクラッチカードやスロットなどのデジタルゲームに参加するというのがWebキャンペーン抽選の大まかな流れです。
ゲーム参加者の中から抽選でデジタルノベルティを送付します。Webキャンペーン抽選システムでは、参加や応募の条件、自動抽選、プレゼント送付までを一括対応するものがほとんどです。
ゲームは、スロットやスクラッチの他にくじ引きやルーレットもあります。
システムに搭載されている主な機能は、キャンペーン自動抽選機能、QR・シリアルコード発行、フォーム・LP作成、ゲーム抽選、デジタルギフト連携などです。
LINEでの応募・会員化を見据えるならLINEマーケティングツールとの連携が有効です。
キャンペーン自動抽選は、予約抽選と即時抽選があり、システムによってはどちらかにしか対応していないことがあります。また、参加の回数制限や当選確率の設定ができるシステムも少なくありません。
キャンペーンフォームやランディングページをツール上で作成できるシステムなら、キャンペーン告知作業が大幅に軽減できます。
Webキャンペーン抽選システムの導入方法
Webキャンペーン抽選システムを導入する方法には、自社開発するか、Webキャンペーン抽選システム作成会社に依頼する方法があります。
自社開発を行う場合は、社内のWebエンジニアに作成してもらうことになります。自社のカラーに合うユニークなシステムを開発してもらえるのがメリットです。
社内にエンジニアがいない場合は、専門業者が開発したWebキャンペーン抽選システムを導入します。既存のシステムなので、使用実績があり、活用シーンやフローが分かりやすいです。
運用のノウハウ共有やサポートをしてくれる会社もあるので、はじめてWebキャンペーン抽選を実施するなら、サポートが手厚い会社に依頼するのも良い選択肢と言えます。
何を目的に導入したいかを明確にした上で、自社に合うWebキャンペーン抽選システムを提供している会社に問い合わせてください。会社によっては、カスタマイズにも対応してくれる可能性があります。
既存システムの機能に不足を感じる場合は、社内にエンジニアがいなくても、既存システムをベースにカスタマイズしてもらう方法があります。
Webキャンペーン抽選システムの導入効果・メリット
ここでは、Webキャンペーン抽選システムを導入するメリットについて解説します。
1.開発不要ですぐにキャンペーン抽選ができる
自社開発しなくても、Webキャンペーン抽選システムを導入すれば、すぐにキャンペーン抽選をスタートできます。自社で開発しようとすると、エンジニアが必要なことはもちろんですが、コストも必要です。
しかし、Webキャンペーン抽選システムなら、人材の確保や開発コストをかけずに導入可能。Webキャンペーン抽選を実施したいときにすぐスタートできます。市場の好機を逃しません。
自社会員サイトとの連携ができるシステムの場合は、参加者の情報を取得して、リピート施策などのマーケティングが実施可能。
ポイントキャンペーンやアンケート送付を会員にも配信したいとき、会員属性や会員ランク、参加履歴などで配信するユーザーを選別して、効果的に実施できます。必要な機能は会社によって異なるため、自社に必要な機能があるシステムを選びましょう。
2.見込み客の獲得が期待できる
Webキャンペーン抽選を行うことで、抽選商品目的の新規顧客が参加してくれる可能性が飛躍的に高まります。
「SNSでフォローを条件にする」「メールアドレス入力を必須にする」「X(Twitter)のリツイートを条件にする」など、参加条件を加えることで、プッシュ型のアプローチが可能になったり、認知度の向上につながったりなど、見込み客獲得が容易です。
イベントへの参加を促すことも可能。また、サンプルの配布にも活用できるため、自社商品を使用したことがない人に自社商品の良さを知ってもらうきっかけ作りもできます。
商品購入を参加条件にすれば、今まで迷っていた新規顧客が購入してくれる可能性も。見込み客や新規購入客、リピーターが増えるため、結果的に、売上や利益の増加が期待できます。
3.使い方が簡単
Webキャンペーン抽選システムは、ユーザビリティも考慮して作成されているため、ユーザーも運営者も簡単に使えます。参加方法が複雑な抽選には、新規顧客がなかなか参加してくれません。
QRコードを読み取るだけで参加できるくじなら、手軽に参加可能です。QRコードは、イベントに来てくれたお客様に紙で手渡しできるのはもちろん、Web上に掲載もできます。
運営者も手間がかかるようならキャンペーンを運用できない可能性があります。Webキャンペーン抽選システムは、管理画面で景品管理も簡単にできるので、「当たりをひいたのに商品がない」といったトラブルがありません。当たりの上限を設定すれば、予算に合わせた運用も可能です。
4. アンケート調査と連携できる
企業にとって重要な情報は、生の声。Webキャンペーン抽選システムなら、アンケートと組み合わせて活用できます。アンケートで市場のニーズを把握したり、ユーザーの好みをチェックしたりが可能。
商品開発に活かせるのはもちろん、リピート施策にも活用しやすいです。アンケートに答えてくれた顧客に向けて、後日コンタクトをとれば、商品購入にもつながる可能性があります。
Webキャンペーン抽選システムとアンケート調査を連携すれば、大規模なアンケートも可能です。
Webキャンペーン抽選システム導入のデメリット
導入・運用コストがかかる
Webキャンペーン抽選システムのデメリットとしてはまず、システム導入・利用のコストが挙げられます。
費用はシステムによって異なりますが、初期費用・月額費用の費用相場は数十万円となっています。どんなキャンペーンでもシステムを導入したほうがいいということではありません。Webキャンペーン抽選システムを導入する際は、システムなしでキャンペーンを実施した場合とシステムありでキャンペーンを実施した場合のコストを比較することが重要です。
使いこなせるまでに一定の時間が必要
もう一つのデメリットとして挙げられるのは担当者の学習(教育)コストです。
いくらわかりやすさにこだわって開発されたシステムでも、慣れるまでに一定の時間がかかってしまいます。選定にあたって、自社で問題なく利用できるかという事前の確認も重要です。社内に適切に対応できる人材がない場合は、サポートが充実しているWebキャンペーン抽選システムを選ぶことをおすすめします。
システムをクライアントに直接提供せず、必要な作業をすべて代行で行ってくれる会社もあります。常に自社で対応した場合の人件費やほかの時間的コストを考慮しながら、選定を行ってください。
Webキャンペーン抽選システムの選び方
目的と予算に合わせてツールの種類を選ぶ
Webキャンペーン抽選システムには、フルパッケージ型、システム開発型、システム利用型の3つの種類があります。
フルパッケージ型は、キャンペーンサイトの制作から集計・景品発送まで一貫して依頼できるタイプで、手間やコストを削減できますが、初期費用や月額費用が高くなります。
システム開発型は、自社でキャンペーンサイトを制作し、抽選システムだけを外部に依頼するタイプで、カスタマイズ性が高くなりますが、開発費用や運営費用がかかります。
システム利用型は、既存の抽選システムを利用するタイプで、初期費用や月額費用が安くなりますが、機能やカスタマイズ性に制限があります。目的と予算に合わせて最適なツールを選びましょう。
ツールの機能や契約期間を確認する
Webキャンペーン抽選システムには、様々な機能があります。
例えば、インスタントウィンやハッシュタグキャンペーンなどの抽選方式や参加方法、QRコードやシリアルコードなどの応募条件、デジタルギフトやAPI連携などの送付方法などです。自社のキャンペーン企画に必要な機能が備わっているかどうかを確認しましょう。
また、契約期間や料金プランも重要です。長期的に利用する場合は月額制よりも年間契約の方がお得になる場合があります。逆に短期的に利用する場合は月額制や定額制の方が便利です。契約期間や料金プランについても事前に確認しましょう。
ツールの実績や評判をチェックする
Webキャンペーン抽選システムを提供する会社やサービスには、それぞれ実績や評判があります。実際にどんな企業や業界で利用されているか、どんな効果や満足度が得られているかをチェックしましょう。
また、サポート体制やセキュリティ対策も重要です。トラブルや不正行為が発生した場合に迅速に対応してくれるかどうかを確認しましょう。
Webキャンペーン抽選システムの導入前に決めておくべき項目
キャンペーンの目的・KPI
まず決めるべきなのは、キャンペーンの目的です。認知拡大、購買促進、LINE友だち追加、会員登録、来店促進など、目的によって適した応募方法や抽選方式は変わります。また、応募数、購入数、友だち追加数、クーポン利用数などのKPIも併せて設定しておくことで、実施後の効果検証もしやすくなります。
対象ユーザーと応募条件
誰に参加してほしいキャンペーンなのかを明確にすることも重要です。新規顧客向けか、既存顧客向けか、購入者限定か、誰でも応募できる形式かによって、必要なシステム機能が変わります。例えば購入者限定であればレシート応募やシリアルコード認証、認知拡大目的であればSNS応募やオープンキャンペーンが適しています。
キャンペーン形式と抽選方式
導入前に、即時抽選・後日抽選・レシート応募・シリアル応募など、採用したい抽選方式を整理しておきましょう。インスタントウィンは参加直後に結果が分かるため参加意欲を高めやすく、後日抽選は高額景品や厳密な審査が必要な企画に向いています。形式により必要な機能が異なるため、事前設計が欠かせません。
景品内容と当選者対応
景品の種類や当選人数、発送方法も事前に決めておく必要があります。デジタルギフトであれば即時付与やメール配信がしやすい一方、現物景品では配送先情報の取得や発送管理、問い合わせ対応が必要です。景品の魅力は応募率に直結するため、ターゲットに合った内容かどうかも含めて検討しましょう。
取得する個人情報と利用目的
応募時に取得する情報は、必要最小限に絞ることが基本です。氏名、メールアドレス、住所、電話番号、購買情報など、何を取得するのかを事前に整理し、その利用目的を明確にしておきましょう。キャンペーン後にメルマガ配信やCRM施策へ活用する場合は、同意取得の方法やプライバシーポリシーの整備も必要です。
不正応募・重複応募への対策
キャンペーンでは、同一人物による複数応募や不正レシート、ボットによる応募などが発生する可能性があります。公平性を保つためには、端末・メールアドレス・電話番号・シリアルコードなどによる制御方法を決めておくことが重要です。応募数が多い企画ほど、不正検知や重複排除に対応したシステムを選ぶ必要があります。
運用体制と問い合わせ対応
キャンペーン開始後は、応募者からの問い合わせやエラー対応、景品発送、当選通知などの運用業務が発生します。社内で対応するのか、事務局代行まで外部に任せるのかを事前に決めておきましょう。特に大規模キャンペーンでは、問い合わせ対応の遅れがユーザー満足度やブランドイメージに影響するため、運用体制の設計が重要です。
キャンペーン後のデータ活用
Webキャンペーンは、応募数を集めて終わりではありません。取得した応募データや購買情報、アンケート結果を次回施策やCRM、商品改善にどう活用するかまで設計しておくことが大切です。分析項目やレポート形式を事前に決めておくことで、キャンペーン終了後の振り返りがしやすくなり、次回施策の精度向上につながります。
セキュリティと法規制
Web抽選キャンペーンを安全に運用するためには、法令の順守とセキュリティ対策が不可欠です。ここでは、信頼される運営のために押さえておくべき基本ポイントをご紹介します。
個人情報保護の基準をクリア
個人情報を扱う際は、Pマーク取得企業やISMS認証を持つベンダーを選ぶと安心です。暗号化通信やアクセス制御、定期的なバックアップの仕組みなども備えているかも合わせて確認してください。
また、管理画面へのアクセスにはIP制限や多要素認証を導入し、不正アクセスのリスクを減らすことも大切です。
要件定義の前提として、PマークとISMSの違いは整理しておきましょう。
景品表示法との関係
抽選キャンペーンを行う場合は、景品表示法(景表法)のルールも必ず守る必要があります。
- 例えば、クローズドキャンペーンでは景品の最高額や総額に上限が定められています。オープンキャンペーンの場合は景品額の制限はありませんが、誤解を招かない明確な表示が求められます。
- 告知ページでは、抽選方法や当選人数、参加条件などをきちんと記載しましょう。
- また、景品の予定数量が終わった時には自動的に「はずれ」と表示されるようシステムで制御することで、参加者の誤認を防ぐことができます。
違反があった場合、行政指導やブランドイメージ低下のリスクもあるため、事前のチェックを徹底しましょう。
ログ管理と監査
信頼性を高めるために、抽選の結果や管理画面の操作履歴は一定期間保管し、不正やトラブル発生時に備えることも重要です。データのCSV出力時には権限を分けることで内部不正の抑止にも繋がります。
また、キャンペーン終了後は不要なデータを速やかに削除し、プライバシー保護を徹底してください。
Webキャンペーン抽選システムの費用相場
Webキャンペーン抽選システムの費用相場は、ツールの種類や機能、規模、期間などによって異なりますが、大きく分けて以下の3つのパターンがあります。
| タイプ | 概要 | 費用(※) |
|---|---|---|
| フルパッケージ型 | キャンペーンサイトの制作から集計・景品発送まで一貫して依頼できるタイプです。 | 初期費用:75万円〜 月額費用:別途 |
| システム開発型 | 自社でキャンペーンサイトを制作し、抽選システムだけを外部に依頼するタイプです。 | 初期費用:50万円〜 月額費用:無料〜 |
| システム利用型 | 既存の抽選システムを利用するタイプです。機能やカスタマイズ性に制限があります。 | 初期費用・月額費用:無料〜 |
(※)参照元:インスタントウィンツール比較16選!(https://orend.jp/mag/a0228)
(※)参照元:キャンペーン代行の価格相場を徹底解説(https://impact-mirai.co.jp/knowledge/574/)
内製が難しい場合はキャンペーン事務局の代行も比較検討してください。
Webキャンペーン抽選システムを導入する際には、自社の目的や予算に合わせて最適なツールを選ぶことが重要です。また、ツールの機能や契約期間、料金プランなども事前に確認しておくことがおすすめです。
Webキャンペーンの成功事例
ここでは、Webキャンペーンの成功事例を紹介します。
【マストバイキャンペーン】X(Twitter)の投票型キャンペーン
カルビーは「カルビー総選挙」マストバイキャンペーンと並行し、X(Twitter)でのオープンキャンペーンを実施しました。
最初の27日間はフォロー&RTで即時抽選が行われ、50名に堅あげポテトが当たる企画を展開。
この手法で参加意欲を高め、マストバイキャンペーンへ約44万の送客と、カルビーアプリ応募者の約18%がX(Twitter)からの応募だったという成果を達成しています。
参照元:echoes (エコーズ)公式サイト (https://service.aainc.co.jp/product/echoes/voices/calbee-seminar-report)
【マストバイキャンペーン】集客効率の大幅な改善を実現
洗顔料を取り扱うこちらの会社ではマストバイキャンペーンの従来の課題を克服するため、TVCMとSNSキャンペーンの連動、X(Twitter)でのオープンキャンペーン実施、フォロワーの多いアカウント利用による情報拡散、インスタントウィン形式への変更を施策として採用。
キャンペーン情報の店頭での伝達不足を改善し、集客方法の多様化、キャンペーン中盤以降の応募促進に成功しました。
結果として、Xからマストバイキャンペーンへ約16万の送客を達成し、そのうち約32%がXキャンペーンをきっかけに参加したと報告されました。
参照元:echoes (エコーズ)公式サイト (https://service.aainc.co.jp/product/echoes/voices/rosette-seminar-report)
【レシートキャンペーン】地域活性化施策としてのWebキャンペーン
こちらの事例では、地域飲食店の活気を取り戻すべく、デジタルシステムを活用した2か月間のレシートキャンペーンが実施されました。県内対象店のレシート画像をサイトへ送ることで、地元の特産品が当たる仕組みで展開。幅広い店舗を対象としたため、複数枚の合算応募を可能にするなど参加のハードルを下げ、地域全体の人流促進を図りました。
キャンペーンを行った結果、応募数は想定以上に伸び、目標の5倍を突破。条件設定の工夫により、利用者だけでなく加盟店や地域住民からも「街の活性化につながった」と支持を得る結果となりました。
【インスタントウィンキャンペーン】地域活性化施策としてのWebキャンペーン
ハウスクリーニング予約サイト「おうちにプロ」では、口コミ投稿を促進するため、デジタルギフトキャンペーンを実施。以前はAmazonギフトカードを活用していましたが、ユーザーの選択肢を広げ、さらなる投稿数を確保するために移行が決まりました。
導入後は、月間約200件もの口コミ獲得に成功しました。これまで投稿がなかった業者にも声が届くようになるなど、ギフトによるインセンティブが確かな訴求効果を発揮し、予約サイトとしての信頼性向上に寄与しています。
Webキャンペーン抽選システムでよくある質問
Q1. Webキャンペーン抽選システムとは?
Webキャンペーン抽選システムは、Web上での販促用システムのひとつです。文字通り抽選に使用できるシステムでSNSやアプリなどで導入できます。たとえば「くじを引く」というボタンをタップすると自動で抽選が実施されるシステムをイメージしてください。
「QRコードを読み取り、キャンペーンサイトへアクセス、そこから各種抽選が実施される」「Webでホームページにアクセスした人が1日1回くじ引き抽選に参加できる」など活用方法はさまざまあります。
どんな活用シーンがあるのか、詳しくは「Webキャンペーン抽選システムとは」をご覧ください。
Q2. Webキャンペーン抽選システムと一般的な抽選システムの違いは?
Webキャンペーン抽選システムは、抽選はもちろん、Web上での応募受付や当選通知、景品配布、応募者データ管理まで対応できる点が特徴です。一般的な抽選システムが抽選処理中心なのに対し、販促キャンペーン全体の運用を効率化できます。
Q3. Webキャンペーン抽選システムを導入するとどんなメリットがありますか?
自社開発しなくても、Webキャンペーン抽選システムを導入すれば、すぐにキャンペーン抽選をスタートできます。自社で開発しようとすると、エンジニアが必要なことはもちろんですが、コストも必要です。
しかし、Webキャンペーン抽選システムなら、人材の確保や開発コストをかけずに導入可能。Webキャンペーン抽選を実施したいときにすぐスタートできます。
Q4. 単発キャンペーンでもWebキャンペーンシステムは利用できますか?
システムによります。十数万の初期費用がかかるWebキャンペーンシステムも多いですが、単発キャンペーンの実施に向いている月額費用のみのシステムもあります。単発キャンペーン向けシステムを探す際は最低契約期間(1ヵ月だけ使えるかどうかなど)の確認も重要です。
Q5. Webキャンペーンシステムはどのくらいの期間で導入できますか?
導入期間は、キャンペーン形式や必要な機能によって異なります。シンプルな応募フォームや抽選機能のみであれば短期間で始められる場合もありますが、LP制作、レシート応募、SNS連携、景品発送まで含める場合は、余裕を持った準備が必要です。
まとめ
webキャンペーン抽選システムは、抽選方式などが様々です。システムをそのままクライアントに提供している会社もあれば、システムとパッケージで代行サービスを提供している企業もあります。各ツールの特徴を確認したうえで、自社に合うシステムを選びましょう。
- 免責事項
- 本記事は、2026年6月時点の情報をもとに作成しています。掲載各社の情報・事例をはじめコンテンツ内容は、現時点で削除および変更されている可能性があります。あらかじめご了承ください。
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