スポーツや塾を対象にしたスクール管理システムは、レッスンの予約や生徒の出欠管理、月謝の集金などを管理することができます。
導入することで、スクールの業務効率化を図ったり、顧客のデータを基に新規顧客への集客に活用することが可能です。
この記事では、各システムの機能や導入事例、料金プランなどを紹介しています。スクール管理システムの導入を検討している方は、自社にあったサービス選びにお役立てください。
スクール管理システムの一覧表
会社名 | サービスの特徴 |
---|---|
wagaco |
生徒数によらず定額内でチャットを含めた全機能が使い放題
|
スクール管理システム+バスキャッチ |
スポーツクラブや習い事教室などのグループレッスンに対応したシステム |
会費ペイ |
初期費0円、月額費も0円で使えるシステム |
TechnoSMS |
パッケージシステムとスクラッチシステムを組み合わせた設計で柔軟な拡張性を実現 |
STORES予約 |
予約機能を中心とした、13万以上の導入実績を誇るシステム |
サブスクペイforスクール |
国際的セキュリティ基準を満たした決済システムを採用 |
スク×スク |
ベガルタ仙台、北海道コンサドーレ札幌などスポーツ系スクールの導入事例が豊富 |
ZIPヨガ運営システム |
ヨガレッスン向けに開発されたシンプルなシステム |
SCHOOL MANAGER(スクールマネージャー) |
独自の機能開発・カスタマイズにも対応しているシステム |
SELECTTYPE(セレクトタイプ) |
定期的な授業から1DAYレッスンなど、様々なスタイルに対応 |
ChoiceRESERVE(チョイスリザーブ) |
予約管理を中心としたシステム。JALやSUUMO、資生堂など大手の導入事例が多数 |
hacomono(ハコモノ) |
月謝性のスクールに必要な機能が揃っているシステム |
スクール管理システムとは
スクール管理システムとは、スクール運営管理を簡素化・効率化するためのシステムです。アナログ作業で負担を強いられているスクール運営を、システム化することで効率的に管理することで、スクール運営をより良い方向へと導くためのものです。
これまでのスクール運営はアナログな形で運営されているケースが多く、負担や手間がかかっているとは思っていても他の手段がないことから、大きな負担と向き合いながら手間をかけつつスクールを運営してきた方も多いことでしょう。
しかしスクール管理システムでは、システムによってスクール運営に関するデータを管理。また、特別なスキルを必要とする難しいシステムではなく、直感的に利用できる簡素なシステムも特徴です。
実際にスクール管理システムを導入したスクールから高い評価を得ていることから、業界内で注目を集めるに至りました。
特にこれまで時間をかけていた会員の管理、把握するためには大きな手間を必要としていた会員情報が、システムによって簡単に管理できることで、効率性だけではなく利益率を高めることにも一役買っています。
ただし、スクール管理システムはお伝えしたように様々なタイプが登場しています。コストがかからないもの、豊富な機能が搭載されているものなど、強みが多々異なります。
決して「どれも似たようなもの」ではなく、それぞれ特徴が異なるので、それぞれのニーズに合ったスクール管理システムを選ぶことが大切です。
無料のスクール管理システム(アプリ)
スクール管理システムの中には無料で使用できるシステムやアプリもあります。また、一部のプランや機能が無料で、コストを抑えてシステムを使うことも可能です。
下記では完全無料のシステムと、一部無料のシステムを紹介しています。
- tol(トル)
- FreeLesson
- SELECTTYPE
- STORES
スクール管理システムの主な機能
HPへの予約フォーム作成
公式ホームページに予約フォームを作成します。結果、スクールに興味を持っている見込み客が気軽に申し込めるようになる予約フォームを作成し、見込み客との「接点」を創出する際に役立ちます。
スケジュール管理(出欠の確認)
出欠確認など、スケジュール管理機能は多くのスクール管理システムに搭載されています。システム化されているのでアナログでの作業・確認が不要で、スタッフ間での情報共有も可能です。
体験プランの入会管理
体験プランを利用してくれたお客が入会するのかを管理できます。スクールの多くが、体験プラン後の入会に特典を用意していますが、その対象となるのかや、体験後に入会してくれたのかをシステムによって管理するので、スクール運営にも役立ちます。
メール配信
スクールから配信するメールを管理する機能です。メールの作成だけではなく、いつ送るのか、全員に送るのか、一部の会員のみに送るのか、誰が作成して送信するのかまで選べるものもあります。
月謝管理
スクール運営の肝となる月謝の管理機能です。会員が月謝を支払ったのか、未納なのかを把握するだけではなく、月謝の合計額を算出することもできるので、会計業務の効率化をもたらします。
顧客管理
会員(顧客)の特徴を管理する機能です。出席するスクールの管理だけではなく、得手不得手や成績の推移、出席頻度等、パーソナルな部分まで管理できるものもあるので、顧客の成長促進に繋がります。
スクール管理システム導入に関するQ&A
Q1.スクール管理システムとはどのようなサービスですか?
スクール管理システムとは、スクールの会員やスタッフを管理するためのシステムで、それまでアナログだったがために手間がかかっていた点をシステムによって効率化することで、業務・運営効率化をもたらします。
Q2.スクール管理システムにはどんな機能が備わっているのですか?
スクール管理システムは「管理」がメインではありますが、具体的な機能は各システムによって異なります。本記事で紹介したように、様々なスクール管理システムが登場しているので、それぞれの違いを把握することが大切です。 システム導入をご検討中の方は、導入可能なさまざまなシステムをまとめた「スクール管理システム早見表」をご覧ください。
スクール管理システムのまとめ
スクール管理システムは多数登場していることが分かっていただけたのではないでしょうか。スクール運営をサポートし、運営負担軽減を得られる一方で、それぞれ特徴や強みが異なります。
そのためスクール管理システムの導入を考えている方は、管理システムそれぞれの特徴を把握し、自社の環境・ニーズにマッチした管理システムを選ぶことで、より効率的なスクール運営をもたらします。
業務効率化のためには、まずはスクール管理システムそれぞれの特徴を把握することが大切なので本記事を是非ご活用ください。
- 免責事項
- 本記事は、2024年07月時点の情報をもとに作成しています。掲載各社の情報・事例をはじめコンテンツ内容は、現時点で削除および変更されている可能性があります。あらかじめご了承ください。