行政書士の集客では複数の宣伝方法で効率を上げる

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行政書士事務所の宣伝方法としてまだまだ使えるオフライン広告

オンラインでの宣伝と同じように、行政書士の必要性や対応できる業務範囲などをアピールすることができるのが、オフライン広告での宣伝です。インターネットが普及している今日、オフラインでの宣伝は不要と思われるかもしれません。

ただ、オフラインでの宣伝を行うと、顧客になりえる人に事務所を知ってもらえる機会が多くなります。オンライン宣伝は比較的コストがかかることが難点ですが、比較的コストがかからないオフライン宣伝を上手く組み合わせることで、トータルの宣伝費用を抑えることができます。

オフラインでの宣伝は、まだまだ活用できるものです。支出を継続的に抑えるようになると、事務所経営が安定しますよ。

チラシで宣伝する際の注意点

行政書士が印刷物で宣伝する場合、リーフレットやパンフレットのように開かないと読めないようなものにしない方がいいでしょう。面倒だと思われ、そのまま読まれずに捨てられてしまう確率が高くなります。

事務所案内では、地図・サービス内容・費用・代表挨拶・キャリアなど、全部の情報を詰め込んでしまうと、一つ一つの情報が目に留まりにくくなります。一番伝えたいことは何なのか、考えた上でバランスを調整してください。優先順位の低いものは、時にはそぎ落とすことも大切です。

またどこにでもあるような文言を使ったり、事務所を具体的にイメージできないイラストやビルの写真を使ったりは、しない方がいいでしょう。事務所名を変えれば、他の事務所のチラシとして使えるような感じのものは好ましくありません。オフライン広告ではしっかりと事務所の個性を出していきましょう。

2種類のチラシを用意するのが行政書士事務所の宣伝のためにはいい

無料相談に来てもらうためのチラシを用意した方がいいでしょう。

ここで、気をつけたいポイントが、

  • 集客のために特化すること
  • 人柄を伝えること

です。訴求力を上げるために、内容を集客用に特化する必要があります。雑誌の1ページのような感じにすると、インパクトがあり訴求力が上がりますよ。人柄を伝えるようにするのは、売り込みだと思われ、見てもらえないことを防ぐためです。無料相談は、裏面の最後にさらっと載せるのがいいでしょう。

もう一つは成約するためのチラシを、用意するのがおすすめです。成約用のチラシは、各依頼の分類ごとに特化したものにするのが好ましいです。「なんでも対応できる」は逆に無個性となってしまいます。

そのため一つのチラシで一つの依頼や相談について案内するようにした方が、訴求力が上がります。受任率を上げるには、無料相談後に渡すのがいいでしょう。

ポスティングも意識したチラシづくりを

チラシはよく見られないまま捨てられることが多く、ポスティングの場合はなおさらそうです。多くの人が行政書士の業務内容を理解しておらず、また、依頼時のメリットも分かりません。

ゴミ箱に捨てられないための対策として、潜在的なニーズにアプローチする、具体的には「問いかけるようなキャッチコピー」をチラシの目立つところに入れるといいです。人は問いかけられると無意識で返事をしようとします。

たとえば、「その契約書法的に問題ないですか?」「その土地に関する申請手続、何か見落としていませんか?」「その作成した遺言書あとでトラブルになりませんか?」と問われれば、自分はどうだっけ?とつい考えてしまものです。

チラシ配りはターゲットを考えてから

チラシによる宣伝のメリットは宣伝範囲を指定できるということです。対費用効果を最大にするために、宣伝範囲にいる見込み客のニーズに合うようにするのが効果的です。

たとえば、高齢者が多くいるエリアだと相続に関する業務の需要があることが分かります。高齢者が多くいるエリアに絞り、相続に関するチラシを配ると依頼をもらえる確率が上がるでしょう。高齢者は、チラシによる宣伝になれているので、よく見てくれることが期待できます。

ちなみに、高齢者は、昭和40~60年代に建築されたであろう古い団地や民家などで暮らしていることが多く、国税調査のデータをもとにある程度探すことが可能です。

行政書士事務所の宣伝時には名刺も立派な武器になる

ビジネスシーンでは、名刺交換が当たり前なので、名刺も十分宣伝効果があります。行政書士が使う名刺には、自分が行政書士だということをはっきり分かるようにする必要があるのです。自分が何者か分かってもらえば、

  • 早期に警戒心が解かれる
  • 話がスムーズに行くようになる

などのことが期待できますよ。

信頼してもらいやすくするには、人柄が伝わるような名刺にするのがいいです。ビジネスでは相性が大切ですが、人柄を伝えられると、その点も確認してもらえます。人柄を伝えつつ顔を覚えてもらうために、顔写真や似顔絵を入れるといいですよ。

得意としている業務内容も記載するのがいいでしょう。この人はこういった業務を依頼できると具体的にイメージさせることができれば、依頼につながります。

オフライン広告の効果を最大化するにはオンライン広告が大切

目にする機会が増えると、その対象に親近感を覚えるようになるのが人間です。オフライン広告は、日常的に人の目に触れることによって、認知を広める効果があります。

ただご自身の得意分野や実績を伝えるためには、オフライン広告だけでは十分ではありません。なぜならオフライン広告には盛り込める情報が少ないからです。

「ポジショニングメディア」という集客方法も

ポスティングや看板などは商圏エリアのお客さんへアプローチには重要な役割を果たしますが、その範囲は限定されます。ご自身の強みや得意分野をアピールして商圏を広げたいのであれば、「ポジショニングメディア」というWeb戦略が有効です。

エリアを指定して行政書士を探している人だけでなく、「〇〇の認可について知見のある行政書士はいないか」「口コミで評判がいい誠実な行政書士事務所を探したい」といったニーズを拾えるのが、じつはこのポジショニングメディアなのです。

競合にはない自社の強みや専門分野、優位性などを「バリュープロポジション」といいますが、ポジショニングメディアはこのバリュープロポジションを活かしたメディアです。

下記に行政書士の集客に役立つ戦略の資料をまとめてあります。無料でダウンロードできますので、ご一読いただければと思います。

ポジショニングメディアの紹介資料


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Webマーケティング戦略のひとつである、バリュープロポジションと弊社のWebサービス「ポジショニングメディア」について、わかりやすい資料にまとめました。すでにポジショニングメディアを導入されたお客様の声や、一般的なWeb集客手法の課題もまとめています。

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オフライン広告で事務所を知った人が見るホームページなども整備すると、依頼につながりやすくなります。インターネットで宣伝をする場合には、SEO対策を意識する、つまり検索上位に表示させる対策を意識することが必要になります。行政書士のWeb集客については、下記ページで詳しく説明しています。

行政書士の集客力は「Web集客」で決まる

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