医療系オウンドメディアの集客方法とは?成功事例とコンテンツ案を紹介

医療系オウンドメディアの集客方法とは?成功事例とコンテンツ案を紹介
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オウンドメディアで成果を上げたい医療系事業の方へ
ユーザーが興味を持つコンテンツ制作・配信し、ユーザーと良好な関係が築けるメディアとして近年注目を集めている「オウンドメディア」。オウンドメディアを導入する主な目的には、「リードの獲得」や「ブランディング」などがあります。

この記事では、オウンドメディアのメリットや注意点のほか、すでに成功をおさめている医療系オウンドメディアの事例を紹介します。

また、これからオウンドメディアを立ち上げて本格的に集客したい方向けに、8,000サイト以上を制作して得たノウハウをまとめた「オウンドメディアの教科書」も用意しております。

ご興味がございましたら今後のオウンドメディア作りにお役立てください。

企画から制作・運用まで全部わかる「オウンドメディアの教科書」

オウンドメディアの教科書

オウンドメディアの運用メリットや、企画から制作・運用までのステップについて紹介します。集客だけでない「売上」まで繋げるオウンドメディアもご案内します。

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医療系オウンドメディアのメリット


とあるWeb制作会社によると、月間平均PV数の目安はブログなら10万PV、コーポレートサイトなら3千PV、ECサイトなら1万PVだそうです。

ユーザーにとっては健康という切実なテーマにも関わるため、医療系オウンドメディアは一般的なWebメディアよりもPV数は伸びやすい傾向にあります。

見てもらいやすいということ以外にもメリットが多いといわれる医療系オウンドメディア。まずはどんなメリットがあるのかお伝えしましょう。

SEO上の評価を受けやすい

医療系オウンドメディアのメリットといえば、やはりSEO上の評価を受けやすいこと。実際に専門知識のある病院や医師が自ら監修することで信頼性も高まります。

さらに、医療系のコンテンツを検索するユーザーは実際に症状や悩みを抱えている場合が多く、見込み患者をつくることにもつながります。

専門分野をアピールできる

医師や医療機関の専門分野を強くアピールできることもメリットです。

専門分野に特化したコンテンツを展開することで、患者さんは自分の病気や症状と発信元の情報を照らし合わせることができるため、病院やクリニックの認知度や医師への信頼感を向上させる効果が期待できます。

医療系オウンドメディアを立ち上げる際の注意点

このように開設することのメリットが非常に大きい医療系オウンドメディアですが、立ち上げるにあたっては注意しなければならないことがあります。

広告規制

まずはなんといってもコンプライアンス遵守。医療系オウンドメディアも広告の範疇に入ります。そのため、医師法や医療法、薬機法などに定められている広告規制をクリアしなければなりません。

コンテンツを公開する前に、厚生労働省が通知している「医療広告ガイドライン」「医療機関ホームページガイドライン」の内容をしっかり確認しましょう。

YMYL

また、YMYLについても配慮する必要があります。YMYLは「Your Money or Your Life」の頭文字を取った略語で、直訳すると「あなたのお金、あなたの人生」。検索市場においては、医療や美容、金融業界などのジャンルを指します。

Googleでは、YMYLのジャンルに対して、独自に検索品質評価ガイドラインを定めています。事実と違う情報や悪意のある情報の拡散を避けるため、コンテンツの信頼性や質が重要視されているのです。

医療系オウンドメディアもYMYLに該当し、厳密な信頼性と正確性が求められます。。Googleに信頼性がないと判断されたサイトは、評価を下げられ検索順位も上位になることはないでしょう。

医療系オウンドメディアの成功実例

それでは、実際の医療系オウンドメディアの実例を紹介しましょう。どれも成功例として重要な知見が含まれているものばかりですので、メディアを立ち上げる際のアイデアとして是非とも参考にしてみてください。

成功事例(1)歯医者が教える歯のブログ

医療系オウンドメディアの歯医者が教える歯のブログキャプチャ画像
引用元:歯医者が教える歯のブログ(https://hanoblog.com/)

冒頭で脅威の月間500万PVを達成した医療系オウンドメディアがあるとお伝えしましたが、それがこの「歯医者が教える歯のブログ」で、おかざき歯科クリニック(横浜市)が運営しています。

ここまでPV数が伸びる理由は、現役の歯科医師が配信する信頼性の高い情報であることに加えて、やはり徹底されたSEO対策の効果が大きいでしょう。

非常に多数の記事も一般歯科治療やインプラント、矯正というように患者さんが求める情報ごとにまとめられており、各記事にもSEO内部対策を施すことでクリニックの強みをしっかり患者さんに届けることができるようになっています。

名称 歯医者が教える歯のブログ
URL https://hanoblog.com/
運営会社 おかざき歯科クリニック

成功事例(2)厳選AGA

医療系オウンドメディアの厳選AGAキャプチャ画像
引用元:厳選AGA(https://aga-pro.jp/)

薄毛で悩む世の男性に向けた、コラム記事が満載の医療系オウンドメディアです。

株式会社デジタルトレンズが運営する当メディアは、シンプルで見やすいサイト構成となっており、ユーザーが知りたい情報への個別アクセス性は高いといえます。医師が監修しているため信頼性も権威性も高く、AGAの基礎知識以外にも人には聞きにくい内容のQ&Aコーナーなどが充実しており、SEO対策も十分に取られているのでコンバージョンに至る可能性も高いでしょう。

スマホでもストレスなく見ることができるデザインというのも、今の時代では重要なポイントですね。

名称 厳選AGA
URL hhttps://aga-pro.jp/
運営会社 株式会社デジタルトレンズ

成功事例(3)Pfizer PRO

医療系オウンドメディアのPfizer PRO(ファイザープロ)キャプチャ画像
引用元:Pfizer PRO(ファイザープロ)(https://www.pfizerpro.jp/)

大手製薬会社であるファイザー株式会社が運営する医療系オウンドメディアです。

すでに多くのメディアを立ち上げている同社にとって初めての試みがこのファイザープロですが、注目すべきは患者さんではなく医師や薬剤師をはじめとした医療関係者をターゲットにしているところです。

製薬会社の営業といえば担当者が医師を直接訪問するスタイルが主流でしたが、近年は院内セキュリティの問題や診療に支障をきたすことも懸念され、直接訪問は避けられる傾向にあります。そこでこのような医療系オウンドメディアを立ち上げ、医療関係者が必要とする専門情報や業界のニュース、医療講演のライブ配信などをコンテンツとして盛り込みました。

非常に高い評価を得ているファイザープロには、ターゲットの転換も含めてメディア運営に参考となるヒントが多く見られます。

名称 Pfizer PRO(ファイザープロ)
URL https://www.pfizerpro.jp/
運営会社 ファイザー株式会社

キャククルが手がけるオウンドメディアとは?

キャククルのオウンドメディアサイトのキャプチャ画像

120業界・8,000サイト以上の実績があるキャククルのオウンドメディア。
認知度向上、他社との差別化、従来と異なるターゲットにアプローチしたいなど、様々な目的で制作することができます。詳しくは以下のページでご確認ください。

制作事例を見てみる

成功事例(4)Welby Media(ウェルビーメディア)

株式会社Welbyが運営する医療系オウンドメディアで、同社が展開する疾患ソリューション事業、医療データ調査事業を活かした健康関連のコンテンツを提供しています。

内容はリリース情報が中心で、食事や運動に関するセラピーや医師、患者さんへのインタビュー記事がメイン。ユーザーひとりあたりの平均PV数も高く、繰り返しアクセスするユーザーが多いのもさることながら、関連投稿などからのページ内リンク、他サイトでの被リンクも機能的に作用していることが伺えます。

トップページは病気の基礎知識からはじまるので、そうした心配を抱えるユーザーをしっかりつかむ構成になっているのもポイントです。

名称 Welby Media(ウェルビーメディア)
URL http://media.welby.jp/
運営会社 株式会社ウェルビー

成功事例(5)漢方セラピー&コスメ 島田薬局

医療系オウンドメディアの漢方セラピー&コスメ 島田薬局キャプチャ画像
引用元:漢方セラピー&コスメ 島田薬局(https://kanpou-shimada.com/)

島田薬局(石川県)が運営する漢方セラピー&コスメ島田薬局は、専門性の高いコーポレート型の医療系オウンドメディアです。

専門性が高いというのは、ターゲットを女性、それも妊婦さんに絞り込んでいること。妊娠しやすい体づくりをコンセプトの第一に掲げたメディアのトップページは、優しい色調とほのぼのとしたイラストのアイコンで構成され、ユーザーの安心感をもたらします。

多くのコンテンツもコンセプトに沿った内容として展開され、妊娠のメカニズムを伝える子宝ブログや食生活に関する情報も注目を集めています。

名称 漢方セラピー&コスメ 島田薬局
URL https://kanpou-shimada.com/
運営会社 島田薬局

成功事例(6)Rheumatismm(リウマチズム)

とうきょうスカイツリー駅前内科が運営する医療系オウンドメディアです。リウマチや膠原病を専門とするクリニックだけあって、サイト名はそのものズバリのリウマチズム。専門分野に特化したコンテンツを患者さんに届けることで認知度と信頼度を向上させ、高い集患効果を生んでいます。

当クリニックの強みは診療の専門性に加えてオンライン遠隔診療を実施していること。オウンドメディアでのアピールも功を奏して、現在では全国の患者さんから診療予約が入るようになっています。

このように、集患施策から実際の診療までをオンラインで完結できるというのはなかなか例がありません。

名称 Rheumatismm(リウマチズム)
URL
運営会社 とうきょうスカイツリー駅前内科

成功事例(7)ねむりラボ

医療系オウンドメディアのねむりラボキャプチャ画像
引用元:ねむりラボ(https://nemuri-lab.jp/)

最後は医療機器に関するオウンドメディアを紹介しましょう。老舗の医療機器メーカーであるオムロンヘルスケアが運営する、ねむりラボというメディアです。

新たに開発した睡眠計の広告施策を検討していた同社では、新商品では機能を説明しても伝わりにくいと考え、睡眠の問題を抱えるユーザー向けにオウンドメディアを立ち上げました。

睡眠を計るという必要性を訴えたコンテンツはユーザーのニーズをとらえ、なんと製品発売前の時点で売り上げ目標の180%を達成したといいます。見込み客を得やすいというオウンドメディアのメリットを十二分に活かした事例といえるでしょう。

同メディアは寝具を扱う企業とのコラボも行なっており、その成果で現在も新たな見込み客を獲得し続けています。

名称 ねむりラボ
URL https://nemuri-lab.jp/
運営会社 オムロンヘルスケア株式会社

キャククルが手がけるオウンドメディアとは?

キャククルのオウンドメディアサイトのキャプチャ画像

120業界・8,000サイト以上の実績があるキャククルのオウンドメディア。
認知度向上、他社との差別化、従来と異なるターゲットにアプローチしたいなど、様々な目的で制作することができます。詳しくは以下のページでご確認ください。

制作事例を見てみる

医療系オウンドメディアの集客(集患)は専門性の活かし方がポイント


ここに挙げた医療系オウンドメディアの共通点は、いずれも高い専門性を活かしたコンテンツを発信しているということです。ユーザーが求める情報を提供することで受診や商品購入につなげるという、医療系オウンドメディアの本来の目的に沿った成功例として、大いに学ぶところがあるのではないでしょうか。

そしてもうひとつ注目したい共通点は、メディア運営にあたって明確な役割分担がされているということ。メディアのメイン要素であるコンテンツ、つまりブログ記事などは専門性を担保するために医師や医療関係者が執筆していても、運用管理は専門家が行なうという体制がしっかり構築されています。

やSEO対策といった専門的な部分を外部のコンテンツマーケティング業者に依頼しているケースも非常に多いです。

また医療機関監修・医師監修といった形であれば、コンテンツの作成は制作会社リサーチ&執筆し、最終チェックのみ専門家が行うといった効率化も可能です。

認知度も売上も両立する医療業界の味方「ブランディングメディア」

ソーシャルメディア
医療業界では、自社のブランディングや認知度向上のため、さまざまな施策が実施されています。近年では、インターネットを使った集客(集患)が注目を集めており、オウンドメディアを活用して成功する企業やクリニックが増えています

ブランディングメディアとは、キャククル運営下のZenkenが贈る、親和性の高い知る人ぞ知るブランドとして、認知度アップと売上アップにつながるオウンドメディアです。

通常、ブランディングをする場合は何千万単位の制作費や広告費、そして時間を掛ける必要があります。しかしブランディングに失敗してしまえば、効果が出ず莫大な費用を失うだけでなく、間違った印象がついてしまう可能性も。

キャククルのブランディングメディアでは、親和性の高いユーザーに絞った認知度の向上を行い、ニーズが顕在化した際の第一想起されるブランドとして広めていきます。

自社のブランドを確立し
売上アップも叶える
ブランディングメディアとは?

また、医療に関心のあるユーザーも同時にアプローチができます。その顕在的なユーザーにはなぜそのブランドや企業を使うべきかを解説し、さらに購買や契約につながるよう温度感を上げた集客が可能です。

ブランディングメディアを導入した結果、

  • 1ケタ分受注単価が増える売上を獲得できた
  • 求人広告に依存することなく、自社サイトから今までの10倍採用応募が来るようになった

というような事業拡大につながるブランディング効果も発揮できております。
下記で詳しく紹介していますので、ぜひ一度ご確認ください。

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