決定版・ネットショップサービスの集客力比較

決定版・ネットショップサービスの集客力比較
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ネットショップサービスの種類

ネットショップを始める際に悩むのが出店方法の選択です。ネットでの買い物が当たり前になってきていることからも、ネットでの出店方法もさまざまな形で用意されています。

出店方法の選択いかんによってネットショップの成否もわかれるほどですから、人気があるからと言った理由で安易に選んでしまうのは考えもの。自社サイトのコンセプトや商品、資金、ネット知識などから最も必要など思える方法を選ばなければいけません。そんな出店方法には、大きくわけてショッピングモール型とカート型とに分けられます。

ショッピングモール型

集客力があり、他店からのお客さんの流れも期待できるショッピングモール系。ただ、他店と並んで比較される事からも価格競争が激しくなってしまう事、またデザインへの自由度が低いことがネックになります。お店よりも商品力で勝負したい方には向いているかもしれませんが、こだわりのショッピングサイトを作りたい人には若干使いにくさを感じやすいです。

楽天市場

国内でも最大規模を誇るECショッピングモール。誰もが知っているだけあって安心感はあるものの、ライバルが多すぎるといった不安も。プランは4タイプあり、3ヵ月プランと1年プランとに分かれています。プランによって画像容量も異なりますので、プランの選択は慎重に行う必要があります。

運営にかかる費用は細かく設定されており、出店料金・基本料金以外にもオプションや楽天内広告、デザインなど費用項目もさまざま。売り上げ発生から入金までのサイクルも長めなので、ある程度の資金がないとオープン当初は運営が苦しくなってしまう可能性があることも考慮しておいたほうがいいでしょう。

Amazon

国内最大級のユーザー数を誇るオンラインECモール。大口出品と小口出品とに分けられ、どちらにするかで月額や販売手数料が異なります。大口の方が制限はほとんどなく、多くの機能を利用する事が可能です。

AmazonのFBA(フルフィルメント by Amazon)では、商品を預けることで保管から注文処理、配送、返品に関するカスタマーサービスまで代行してくれます。FBAで納品した商品はプライム商品になるので、購入者への訴求力が高まるといったメリットもあります。

ヤフーショッピング

モールの流通ポイントとして採用しているのが、いろんなお店で使えると人気のTポイント。ポイントが貯まる事による購入利用を狙えるといったメリットが。ショップ運営サポートとして専任のECコンサルタントが付くのも心強いです。

Tポイント・アフィリエイトパートナー報酬・アフィリエイト手数料はあるものの、初期費用や月額システム利用料、売上ロイヤルティはすべて無料。ただ、ヤフーユーザーは国内トップクラスのを誇るのですが、ショッピングに関しては少ないという特徴があります。

ポンパレモール

2013年にリクルートが始めたECモール。リクルート系の強みを生かし、じゃらんやホットペッパー、Beautyなどのユーザーにも強力アプローチが可能です。特に、ポンパレモールでの買い物ではPontaポイントが付くので、Pontaポイントを集めているユーザーにはファンを作りやすいといったメリットが。

ただ、初期費用や月額売り上げ手数料、決済手数料、ポンパレポイントやその他費用などの手数料が発生します。出店費用としては比較的高めといえます。

カート型

ショップの個性を一番に考えた運営をしたい方向け。デザインのカスタマイズも自由で、顧客とのコミュニケーションも取りやすく、価格競争も少ないです。ショップ運営に関してのサポートは充実していますが、集客に関してはオーナー自身に委ねられている傾向が強いのでなんらかの対策を練る必要があります。

BASE(ベイス)

公式サイトでは役立つノウハウも公開し、Web初心者でも比較的簡単にショップをオープンさせることが可能な独自カート系サービスです。ショッピングアプリも展開しています。

完全無料の独自ドメインや商品登録数の上限がないものの、決済手数料とサービス料の支払いがあります。SNSとの相性が良く、インスタグラマーの中にもBASE利用者が目立つほど。また、BASEのプッシュ通知機能は顧客に無料で送ることができると、直接的なアプローチができるのが他にはない特徴となってます。

カラーミー

シンプルなサイト運営を考えている方には最適な、GMOが運営するショッピングカートシステム。販売に必要な機能は揃っているものの、どちらかというと小規模から中規模向けの内容となっています。無料と有料とあるテンプレートも用意されており、それらを活用することでおしゃれなサイトを作ることができるので手間いらずなのが嬉しいところ。

プランは4種類あり、最も安いエコノミーでは月900円(税込)から始められます。商品登録数はどのプランも無制限で販売手数料は無料ですが、月額費用と決済手数料、広告費用の支払いがあります。

MakeShop

無料セミナー、集客相談、専任担当、徹底フォローと、ネットショップの運営を解決するべくサポート。提供されているツール「アイテムポスト」は、自社サイトの強みを生かした集客が可能です。

固定費や月額費用は無料で、ヤフーショッピングなどの有名サイトへの商品掲載もワンックで済むと簡単なのもいいところ。他にも、SEO対策機能や在庫管理機能とネットショップ運営に必須なサポート機能があります。

プランは3種類あり、サポート機能が豊富なプレミアムプランは無料のお試し期間もあるので、実際に使ってみるのがおすすめです。

まとめ

利用した事がある、もしくは知っている有名サイトをはじめネットショップのオープンをサポートしてくれるサイトは多数あります。

どれを選ぶかは、各サイトのメリット・デメリットをしっかりと理解しつつ、自社サイトをどのように運営していきたいのかを照らし合わせながら選択していくといいでしょう。売り上げ重視なのか、お店のファンを増やしていきたいのかなど、目指す道で変わってきます。間違っても、「手数料が安いから」なんて安易な選択は避けるようにしましょう。

保存版・ネットショップの集客方法総ざらい

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