生後間もない赤ちゃん写真「ニューボーンフォト」集客のコツとは

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生まれたての赤ちゃん写真を撮影する「ニューボーンフォト」集客に必要なこと

赤ちゃん写真のなかでも生後間もない赤ちゃんを撮影する「ニューボーンフォト」のニーズが高まっています。写真館やカメラマンがなぜニューボーンフォトに力を入れているのか、マーケットの現状を含め説明していきます。

生後2日目くらいから生後3週間くらいまでと撮影期間が限られている赤ちゃん写真「ニューボーンフォト」。いま20代から30代の若いカップルからのオファーが増えてきています。日本ではまだ認知度が高くありませんが、海外では定番となっています。

ニューボーンフォトの撮影件数が前年比で約5.7倍に

出張撮影のプラットフォーム「fotowa(フォトワ)」を運営するピクスタ株式会社の集計によれば、ニューボーンフォトは2018年から2019年にかけて急成長。

2019年1月から6月に撮影したニューボーンフォトの撮影件数が、前年比でなんと約5.7倍にも増えたといいます。

インスタグラムやPinterest(ピンタレスト)などにたくさんのニューボーンフォトが公開されていることから、その人気に火が付いたと考えられています。

「七五三」「お宮参り」に続く第3の利用シーンに

これまで記念日に撮影する子どもの写真と言えば、お宮参りと七五三、100日記念などが主役でした。そこに海外から「ニューボーンフォト」というニューウェーブが上陸。

もともとはアメリカやオーストラリア発祥といわれ、産婦人科のメニューに「ニューボーンフォト撮影」という項目があるほど、ポピュラーなもの。

日本では2017年ごろから撮影されるようになりましたが、まだ挑戦したことのないフォトグラファーには、ぜひ注目いただきたいジャンルです。

インスタグラムやピンタレストで発信がマスト

インスタグラムなどのSNSやピンタレストとの相性は抜群。まずは自分の渾身の作品を発信していくことが重要です。こんな写真が撮りたい、この人なら任せられそうという印象をユーザーに与えるためには、Webでの発信がマストです。アイデアの良さ、デザイン性、アングルの独自性などをアピールして集客につなげしましょう。

ニューボーンフォトの撮影講座や研修はしっかり受けるべき

ニューボーンフォト サンプル
新生児の撮影には専門知識が必要なため、ニューボーンフォトで集客を考えているフォトグラファーは、かならず専門の講座や研修を受けるようにしましょう。

新生児の扱いはもちろんのこと、以下のような認識を持つ必要があります。

  • カメラマン自身の体調を万全にする
  • 赤ちゃんのカラダの構造を熟知しておく
  • 母親や新生児の体調次第でキャンセルもある
  • 赤ちゃん次第で撮影時間は大幅に変わる
  • 新生児だけでなくママの体調にも注意する
  • 撮影時にママやパパに不安を与えない

ベテランの助産婦さんによれば、「ニューボーンフォトは産後ケアの一環」でもあるといいます。

出産後間もないママたちは夜寝られないなど体力的な消耗と、育児への不安など精神的に不安定な状態にあります。

ニューボーンフォトの撮影によって外部と接触を持つことが、新米ママにとってもプラスに働くと考えられています。

ただポージングを付けて撮影するだけではないところがニューボーンフォトの特徴でもありますので、必ず研修を受けることをおすすめします。

ちなみにニューボーンフォトの研修や講座にもいろいろなタイプがあり、回数や費用もまちまちです。身に着けたいスキルとスケジュールにマッチするものをリサーチしてみてください。

撮影件数だけでなく専門知識も安心材料に

ニューボーンフォトの撮影にはポージングや寝かしつけのほか、おくるみやバスケットなど大物・小物の道具が必要です。

したがって撮影経験が多ければ多いほど、アイデアやバリエーションも多くなるため、依頼も増えます。

ただ、新生児の撮影は先ほども説明したように、細心の注意が必要。集客のポイントとなるのは、むしろ「安心して撮影を任せられる」ことであることを忘れないように。

ニューボーンフォトを入り口に「顧客生涯価値」獲得の可能性も

ニューボーンフォト
フリーのフォトグラファーの場合あまり意識することはないかもしれませんが、代々写真館を経営しているかたであれば、「顧客生涯価値」を意味する「ライフ タイム バリュー(Life Time Value)」(LTV)という言葉を耳にしたことがあるかもしれません。

LTVを簡単に説明すると、「一人、あるいは一社の顧客が取り引きを始めてから終わりまでの期間(顧客ライフサイクル)内にどれだけの利益をもたらすか」という利益の指標です。

生後間もない赤ちゃん写真を撮影して顧客が満足すれば、その後の成長過程でも撮影の依頼が期待できます。赤ちゃんの成長を時系列で同じフォトグラファーが追い、写真やビデオで残していける可能性が広がります。

長い年月撮影を依頼してもらえれば、それだけLTVは大きくなります。そのきっかけを作ってくれるのがニューボーンフォトであり、ロイヤルカスタマー獲得の可能性を高めてくれるというわけです。このような背景もあり、フリーのカメラマンからもニューボーンフォトが注目されているのです。

自宅撮影が多いニューボーンフォトだからこそエリア対策が必要

ニューボーンフォトは、赤ちゃんの体調のこと、そして出産後の母親のカラダのことに配慮しながら写真撮影に臨みます。そして撮影場所のほとんどは依頼主の自宅です。

カメラマンは依頼主の自宅まで出向く必要がありますので、遠方のお客様より写真館の場所やカメラマンの事務所を中心にした商圏でビジネスをするのが理想です。ユーザーが検索する場合も、エリア名を入れて検索するケースが多いと考えられます。

そのため、写真館の名前や事務所の名前が「〇〇写真館 目黒」というようにエリアとの複合キーワードで上位表示されるようなエリア対策をする必要があります。競合が多い業界の場合、エリアで上位表示するのは簡単ではありません。

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引用元:全国スタジオガイド 子供写真館カタログ(https://www.children-photostudio.com/)全国スタジオガイド(子供写真館)
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赤ちゃん写真・ニューボーンフォトの集客戦略まとめ

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