入退室管理システムを導入することで、ICカードや生体認証を使って、会員の入退室状況を自動で記録し、不正侵入の防止や安全性向上が可能です。さらに、システムによっては、会員の利用データを分析してサービス改善に活用することもできます。
本記事では、ジム向けに厳選したおすすめの入退室管理システム12選をご紹介。それぞれのシステムの特徴や導入事例、費用感をわかりやすく解説しています。また、「より具体的な導入検討ができる資料」も無料でダウンロードいただけます。
ジムの運営をもっと効率的にしたい方、入退室管理システムの導入を検討している方は、ぜひ最後までお読みいただき、資料をダウンロードしてみてください。
ジム向け入退室管理システム一覧表
会社名 | サービスの特徴 |
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SLIM(スリム) |
入退室データの一元管理でスタッフの負担を軽減!中~大規模ジムの運営効率を最大化
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WelcomID無人店舗 |
無人運営でも安心!顔認証で入退室管理のセキュリティを強化し、人件費を削減
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会費ペイ |
会員の利用状況を正確に把握!入退室管理と会費徴収を一体化し、運営のムダをなくす |
スクール管理システム+バスキャッチ |
入退室通知機能で利用者との信頼関係を構築!リピート率向上を支える便利なツール |
フィットネス向け入退館ゲートシステム |
ICカードでスムーズな入退室を実現!不正利用を防ぎつつ大規模ジムの安全性を確保 |
Lメンバーズカード |
コストを抑えて入退室を自動化!小規模ジムの運営負担を軽減し、安心のシステム運用を実 |
DIGYM |
多様な認証方法で柔軟な入退室管理を実現!ジム規模に応じた最適なシステム構築が可能 |
入退室管理システム(PEACE) |
顔認証でセキュリティと利便性を両立!無人ジムのスムーズな運営を支援 |
Akerun入退室管理システム |
スマートロックで入退室の遠隔管理が可能!複数店舗の運営効率を飛躍的に向上 |
バルテック |
不正利用を防ぎ運営効率を向上!中規模ジムの信頼性と収益性をサポート |
RemoteLOCK |
クラウド型で入退室の遠隔操作を実現!セキュリティ強化と柔軟な管理で運営を最適化 |
ATOMS-V |
顔認証と検温機能で利用者の安全を守る!衛生管理と入退室記録を一括管理 |
AI Office Base |
AIで入退室データを分析!利用者動向を把握し、大規模ジムの運営効率を強化 |
ジム向け入退室管理システムとは
入退室管理システムとは、文字通り人の出入りを管理するためのシステムです。オフィスや店舗、施設など人の出入りが多い場所では、関係者だけでなく部外者が不正侵入するリスクがあります。
そんなとき、監視カメラや種々の認証方式(パスワード・指紋認証・顔認証等)と連携した入退室管理システムを活用することで、スムーズに人の出入りと入退室者の状況把握が可能です。
結果、入退室システムの効果として、部外者の不正侵入や盗難、情報漏洩といった犯罪リスクを低減し、施設のセキュリティ性を高めることができます。
一方、入退室管理システムの役割はセキュリティ対策だけには留まりません。入退出管理システムは、入退出者の管理や状況把握、追跡ができる機能を有することから、出退勤管理や勤怠管理など他分野でも応用されています。
システム導入の目的としても、セキュリティだけでなく、無人化、省人化、業務効率化など、企業が抱える様々な課題を解決する施策の一つとして有用です。
入退出管理システムに関するよくある質問
Q1.ジムに入退室管理システムを導入するメリットとは?
ジムへの入退出管理システムの導入には、以下のようなメリットがあります。
- 部外者の不正侵入を防止できる
- 多彩な認証方式を組み合わせてセキュリティを強化できる
- セキュリティ対策コストを削減できる
部外者の不正侵入を防止できる
不特定多数の人間による来訪が日常茶飯事の店舗や施設では、外部からの不正侵入や犯罪リスクが悩みの種です。しかし、入退出管理システムを導入することで、部外者の進入をシャットアウトできるだけでなく、トラブルが起きた場合の、発生時間帯や場所、現場の状況や人物を割り出すこともできます。
部外者の不正な侵入を防止できるだけでなく、トラブル発生時に情報収集を行い迅速な解決につなげられることも、入退出管理システムのメリットです。
多彩な認証方式を組み合わせてセキュリティを強化できる
入退出管理システムにおける、認証方式には様々な種類があります。パスワード入力(テンキー認証)やICカード、顔認証、指紋認証、虹彩認証等です。
認証方式の種類が多いことは、単に選択肢が広がるだけでなく、複数の方式を組み合わせて運用することで、状況に適したセキュリティ環境を整えたり、セキュリティレベルを強化できたりするメリットがあります。
認証方式はそれぞれタイプや特徴が異なるため、現場に適したものを導入するのがベストです。
セキュリティ対策コストを削減できる
入退室管理システムを導入することで、セキュリティ対策をシステム化・自動化すれば、警備員を採用する必要がなくなります。結果、人件費を節約することができ、業務効率化とともにコスト削減を実現できます。
また、システム化することでヒューマンエラーを無くせるほか、監視カメラや生体認証といった機器やテクノロジーを用いることで、効率よくかつ精度の高い入退出管理が可能となります。セキュリティ対策コストの削減も必至です。
Q2.無人ジムに入退室管理システムを導入する際の注意点とは?
無人ジムに入退室管理システムを導入する際は、以下のような点に注意が必要です。
- 共連れ防止対策が必要になる
- 認証方式ごとにメリット・デメリットがある
- システムの導入や環境整備に時間がかかる可能性がある
共連れ防止対策が必要になる
ジムの会員一人ひとりに入室権限を設定し、かつ認証システムを導入したとしても、権利を付与した人が入室する際に、権限のない人が一緒に入室してしまう「共連れ」のリスクが発生する可能性があります。
そのためジムで共連れのリスクを防止するためには、入退室管理システム(認証システム)だけでなく、監視カメラの設置や、共連れ検知システムの導入が必要です。コストは増えますが、セキュリティ性は格段に上がります。
認証方式ごとにメリット・デメリットがある
認証方式にはパスワードから、ICカード、各種生体認証まで多種類が存在しますが、それぞれ特徴が異なり、メリット・デメリットがあることを知っておく必要があります。
例えば、テンキー認証は低コストかつスムーズに導入できるのがメリットですが、一方で、暗証番号を盗み見されたり、部外者に暗証番号を漏らされたりする可能性があります。
また、生体認証は高精度な照合が利点ですが、他方で導入のためのコストや手間がかかるのがデメリットです。
このように認証方式には種類ごとにメリット・デメリットがあるため、それぞれの特徴を見分けたうえで、ジムに合った適切なものを導入することが大切です。
システムの導入や環境整備に時間がかかる可能性がある
入退室管理システムは、1日で導入できるわけではありません。
ICカードやテンキー認証の機器を選定したり設置したり、指紋認証の指紋を登録したり、ソフトをインストールするなど様々な準備が必要です。監視カメラや共連れ検知センサーを併用する場合は、それらの設置場所を検討したり、設置したりするための時間もかかります。
そのため予定した時期に導入し運用を開始するためには、しっかりとした計画とスケジュールを立てることが重要です。
ジム向け入退室管理システムのまとめ
ジム向け入退室管理システムは、ジムへの入退出者をシステムで適切に管理することによって、部外者の不正な侵入を防ぎ、セキュアな運営を実現できるシステムです。セキュリティ向上だけでなく、業務効率化やコスト削減にも貢献します。
ただし、導入するシステムによって機能性や費用が異なっているため、各社のサービスを十分に比較検討したうえで、現場の状況やニーズに合ったシステムを選ぶことが重要です。
ジム向け入退室管理システム選びで後悔したくない方は、ぜひ本記事の内容を参考情報としてご活用ください。
- 免責事項
- 本記事は、2024年1月時点の情報をもとに作成しています。掲載各社の情報・事例をはじめコンテンツ内容は、現時点で削除および変更されている可能性があります。あらかじめご了承ください。