展示会の出展に向けて展示会ブース制作会社への依頼を検討するなかで、多数ある制作会社からどうやって選ぶべきか迷っている方も多いですよね。
展示会では、業界や製品によって効果的な展示方法が異なります。そのため、業界で実績があり、製品やサービスに合わせた展示方法を提案してくれるブース制作会社がおすすめです。
ここでは、各業界の展示会でブース制作実績がある制作会社を紹介します。可能であれば、2〜3社で合い見積もりを取り、自社の企画や予算にマッチする会社を選んでください。
展示会ブースデザイン制作・施工会社
製造業界向け
雑貨・生活用品業界向け
美容・アパレル業界向け
食品・飲食業界向け
ディモルギア
ブース制作実績
- CSPI-EXPO
- インターネプコン・ジャパン
- 販促EXPO
強み
小間位置に合わせた照明やカラーリングで来場者の注目を集め、前年度を超える成果に繋げる。
付加価値創造合同会社
ブース制作実績
- 設計・製造ソリューション展
- 印刷機械メーカーパック展
- 国際ドローン展
強み
国際ドローン展2016で大盛況となったProDroneの展示ブースを設営。
ディモルギア
ブース制作実績
- 国際雑貨EXPO
- 東京インターナショナルギフトショー
強み
来場者が視認しやすく、手に取ってもらえる導線を設計。
SUPER PENGUIN
ブース制作実績
- DESIGN TOKYO
- インテリアライフスタイル展
- ギフトショー
強み
ブースデザインにこだわり、2023年にベストブースデザイン賞を受賞。
デザインカフェ
ブース制作実績
- インターペット
- J東京インターナショナルギフトショー
強み
大規模ブースでの展示方法や、来場者を惹き付ける演出にこだわる。
ディモルギア
ブース制作実績
- ビューティーワールド ジャパン
- ファッションワールド 東京
強み
ブランドカラーやパネル設置を工夫し、多くの来場者に体験コーナーに立ち寄ってもらう施策に成功。
デザインカフェ
ブース制作実績
- ジャパンドラッグストアショー
- ビューティーワールド ジャパン
強み
美しさと楽しさを両立した心地の良い空間のブースを制作。
SUPER PENGUIN
出展実績のある展示会
- SMTSスーパーマーケットトレードショー
- 国際ホテル・レストラン・ショー
強み
「センスの良いにぎわい」を大切に、イメージよく見せる工夫を施す制作会社。
インターステラー
ブース制作実績
- 食品開発展
- 健康博覧会
強み
企画〜施工まで完全サポート。展示目的を深く理解し、ブースへの集客に繋げる。
展示会ブースデザイン制作・施工会社の一覧表
会社名 | サービスの特徴 |
---|---|
ディモルギア |
提案力+現場力でブランド力を上げる展示会ブース制作会社なら
|
付加価値創造合同会社 |
何度も使える装飾で設営費のトータルコストカットを実現できる付加価値創造合同会社
|
エクスキューブ |
テンプレートを元にしたセミデザインで、コストを抑えての制作にも対応 |
CLAN |
韓国や香港、マレーシアなど…海外の制作実績も豊富なサービス |
CLAMP |
製品を中心とした配置や照明、集客導線の設計を得意とする会社 |
SUPER PENGUIN |
ブースデザインに加え、来場者集客のカウンセリングサービスも提供 |
インターステラー |
リアルイベントだけでなく、バーチャル空間での空間デザインも依頼できる会社 |
株式会社心電 |
ブランドデザインを重視した展示会ブースの制作を依頼するから |
デザインカフェ |
展示会ブースの他に、アンテナショップなどの空間デザインも依頼可能 |
ステップ |
小間数に応じ様々なデザインタイプを展開しているブースデザイン会社 |
TRAアート |
再利用可能な素材を活かして、環境に配慮したブースデザインを得意とする会社 |
パック スペースディレクション事業部 |
素材の開発・販売ノウハウを活かして、中間マージンを発生させない制作なら |
株式会社コムズ |
中小規模向けの展示会ブース制作が得意分野 |
展示会ブースデザイン制作を制作会社に依頼するメリット
展示会ブースデザイン制作会社に依頼するメリットに、展示会への出展をすべて代行してくれる点があります。費用はかかりますが、展示ブースの計画立案から、当日のブース設営まで一貫してサポートしてくれます。そのため、準備の手間を省くことが可能。
準備を代行することで、担当者は自分の業務に専念できるようになり、余裕をもって当日を迎えられます。当日になってブースを設営せずに済むため、その場で慌てることなく、冷静な対応が可能です。
展示会ブースデザイン制作会社の種類
展示会ブースデザインを手掛けている会社は大きく分けて4つあります。ここでは、展示会ブースのデザインを手掛けている4つの制作会社の種類について紹介します。企画プランニング会社
企画プランニング会社は出展から企画のすべてを代行してくれる点がメリットです。企画プランニングを得意としているため、戦略的に集客したい場合や初めてブースデザインを外部依頼する場合に利用することをおすすめします。
一方で企画を専門としているため、デザインや施工は別の会社に外注している場合があります。その場合は割高になってしまうため、注意が必要です。
デザイン事務所
デザイン事務所はデザインにこだわりたい場合に利用することがおすすめです。出展コンセプトがはっきりしている場合や、目の惹くデザインを施し他社と差別化を図りたい場合の利用に適しています。
展示会ブースの設営には安全性も必要です。デザイン事務所の場合は建築士のスタッフが在籍している場合もあるため、安全面に配慮した制作が可能です。
展示会施工専門会社
出展内容や発注のタイミングによっては、施工専門会社に依頼する方法もあります。施工専門会社は自社で資材などを有しているため、施工コストを抑えられる点が特徴です。
一方でデザインや企画の知識が少ない場合もあるため、その場合は、デザイン面をリードして進める必要があります。
広告代理店
広告代理店は企画会社やデザイン事務所、施工会社と連携し、広告面でサポートしてくれます。そのため、デザインや施工は広告代理店を経由した外注になるのがほとんどです。
対応可能範囲が広くなる一方で、コストが高くなる可能性があるため、注意が必要です。
展示会ブースの費用と料金相場
展示会ブースに出展するには出展料や出展ブースを利用する料金がかかります。ここでは、展示会ブースにかかる費用と料金相場について解説します。費用相場を抑え、無理のない展示会出展を目指しましょう。
出展費用
展示会に出展するには、出展費用を払う必要があります。出展費用は使用するスペースの広さによって変わります。使用するスペースの単位は1小間(コマ)と呼ばれ、3m×3mで設定されているのが一般的です。
従来のような大規模展示会に出展する場合、1小間30万〜50万円が相場です。なお、小間の単価は主催者やイベント規模によって異なるため、注意が必要です。
ブース施工費用
展示会ブースに出展する料金の一つにブースの施工費用があります。ブース施工費用とは設置するブースの床面工事や電気工事費用などのことを指します。このブース施工費用は、出展費用に含まれている場合とそうでない場合の2種類があるため、事前に確認しておくことが大切です。
ブース施工費用は下記に述べる装飾費用と合わせると、50万円〜100万円が相場です。場合によっては出展費用より高くなることも考えられるため、事前に入念なコストシミュレーションをしておきましょう。
ブースの装飾費用
ブース施工費用と同様、実際にブースを設置する際にかかるのが、装飾費用です。装飾費用はどこまでこだわるかによって、費用が大きく変わります。
目の惹くデザインにするために凝ってしまうと費用がかさんでしまうので注意が必要です。一方で閑散としたブースでは目を惹くものがないため、集客することが難しくなります。
装飾は目を惹くことに加え、費用対効果のあったデザインを依頼することがポイントです。
集客費用
展示会で集客するには、展示会への参加を対外的に告知することも大切です。この告知はメールなどを活用すれば安く済ませることもできます。
一方で直接、来場して欲しい相手には案内状を送付することなどが挙げられます。このように展示会を開催する場合には、案内状の送付や会場内で配布するパンフレットなど集客にも費用がかかることを事前に確認しておくことが大切です。
展示会ブースデザイン制作会社を選ぶ際のポイント
ブースデザイン制作会社は数多くあるため、依頼先を選ぶ際にはポイントを抑えておくことが大切です。ここでは、そんな展示会ブースデザイン制作会社を選ぶ際のポイント2点について解説します。
ポイントを踏まえた上で、自社に合う展示会ブースデザイン制作会社を選んでみてください。
デザインのテイスト
デザイン制作会社を選ぶ際のポイントの一つにデザインのテイストがあります。プロのデザイナーならあらゆるテイストのデザインの制作が可能ですが、制作会社によって得意とするテイストが異なります。ビジネスライクでクールなブースデザインを得意とする会社もあれば、遊び心地のあるブースを作る企業もあります。
自社の製品や好みに合ったテイストかどうかを、「制作事例」などを元に検討してみてください。
対応規模
デザイン制作会社を選ぶ際には対応規模を確認することも大切です。例えば、東京の企業が大阪の企業に依頼したいと考えた場合に、対応していない場合が考えられます。
市場や来場者の傾向が異なる点や会場まで資材を搬入できないなどがその原因です。デザイン制作を選ぶ際には対応規模についても併せて検討してください。
対応規模を検討する際には、まずどの会場に出展するのかも併せて検討するようにしましょう。会場から決めることで、対応している会社が選びやすくなります。
展示会ブースデザイン制作会社まとめ
今回は、展示会ブースデザイン制作会社についてまとめて紹介してきました。ここまでご説明したとおり、展示会ブースデザイン制作会社は、各社それぞれサービス内容は異なります。
以上から、自社に展示会ブースデザイン制作会社を選択するためには、各社の特徴をしっかり吟味した上で選択することをおすすめします。
本記事は、本記事は、2023年10月時点の情報をもとに作成しています。掲載各社の情報・事例をはじめコンテンツ内容は、現時点で削除および変更されている可能性があります。あらかじめご了承ください。