オウンドメディアにおける記事管理体制のポイントと役立つツールについて解説

オウンドメディアにおける記事管理体制のポイントと役立つツールについて解説
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広告に代わるWeb集客として、近年ますます注目を集めるオウンドメディア。日本の企業でもオウンドメディアを導入する企業が増えています。

オウンドメディアで効果的な集客を行うためには、社内の運用体制を整えることが非常に重要です。特に、煩雑になりがちなオウンドメディアの記事管理では、チーム内で円滑に情報共有できる体制が必要となります。

ここでは、オウンドメディアの記事管理体制のポイントと記事管理に活用できるツールについて解説します。これからオウンドメディアの導入を検討している企業の方や既存オウンドメディアの運用体制を見直したい方は、ぜひ参考にしてください。

また、オウンドメディアを作って本格的に集客したい方向けに、8,000サイト以上を制作して得たノウハウをまとめた「オウンドメディアの教科書」をご用意しました。ご興味がございましたら今後のオウンドメディア作りにお役立てください。

企画から制作・運用まで全部わかる「オウンドメディアの教科書」

オウンドメディアの教科書

オウンドメディアの運用メリットや、企画から制作・運用までのステップについて紹介します。集客だけでない「売上」まで繋げるオウンドメディアもご案内します。

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オウンドメディアの記事管理体制のポイント

近年、オウンドメディアを導入する企業が増えています。Webによる集客が重要視される中、広告運用だけでは集客が難しくなっており、オウンドメディアが注目を集めるようになりました。

そんなオウンドメディアには、コンテンツの作成やSNS運用、アクセス解析など、業務の種類は多岐に渡ります。そのため、オウンドメディアによる集客を成功させるためには、記事管理の前に運用体制を整えておくことが重要です。
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オウンドメディアの運用体制と手順

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上述の通り、オウンドメディア運用には様々な業務が発生するため、人員・時間・費用面でコストがかかります。具体的に、オウンドメディア運用の大きな流れは以下の通りです。

  1. テーマの企画・立案
  2. 記事制作・管理
  3. 記事の修正・編集
  4. 記事の更新
  5. サイト分析・効果測定
  6. コンテンツやサイトの改善

オウンドメディアを安定して運用するためには、上記のような各工程ごとの運用体制を整えておく必要があります。

記事管理の手順

オウンドメディアの工程の中でも、特にコンテンツの制作や管理は煩雑になりがちです。オウンドメディアの記事制作・管理には以下の手順があり、チーム内で問題なく共有・運用できる体制が必要となります。

  1. キーワード選定
    予め設定したオウンドメディアのテーマに基づいて、記事のキーワードを選定します。
  2. 構成の決定
    キーワードが決まったら、同じキーワードで上位表示されている記事などを参考にして執筆する記事の構成を考えます。
  3. ライターの選定(外部発注する場合)
    ライターを外部発注する場合は、テーマに合ったライターの選定を行います。
  4. ライターへ依頼
    ライターが決まったら、発注をして記事を執筆してもらいます。キーワードの選定や構成の決定は自社内で行う場合もあれば、ライターにキーワードの選定から依頼することも可能です。
  5. 記事の確認・校正
    ライターが記事を納品したら納品物を確認して、修正が必要であれば、ライターへ修正依頼を出します。
  6. 記事の入稿・更新
    記事が完成したら、入稿作業を行います。CMSの入稿までライターに依頼するケースや入稿作業は別の外部業者に依頼するケースなど、自社のリソースと相談して検討が必要です。

記事管理は運用体制が整わないと難しい

上記の通り、オウンドメディアの運用は記事管理だけでも様々な業務が発生し、記事の進捗状況や記事の納期、更新状況など、共有する事項も数多くあります。

複雑になりがちな記事管理は、記事制作に取り組む前に運用体制を整えておくことが非常に重要です。チーム内で効率的かつスムーズに記事管理を行うためには、社内体制に合ったツールを活用することがおすすめです。

キャククルが手がけるオウンドメディアとは?

キャククルのオウンドメディアサイトのキャプチャ画像

120業界・8,000サイト以上の実績があるキャククルのオウンドメディア。
社内で記事管理の運用体制が整わない場合は、社外に外注するのも手です。キャククルでは認知度向上、他社との差別化、従来と異なるターゲットにアプローチしたいなど、様々な目的でメディアを制作することができます。詳しくは以下のページでご確認ください。

制作事例を見てみる

オウンドメディアの記事管理に役立つ5つのツール

ここからは、オウンドメディアの記事管理におすすめなツールをご紹介します。ツールによって特徴や使える機能が異なるため、チーム内で情報共有がしやすいツールを選ぶようにしましょう。

Google スプレッドシート(Google合同会社)

google
画像引用元:Google スプレッドシート公式サイト(https://www.google.com/intl/ja_jp/sheets/about/)

Google スプレッドシートはGoogle社が提供している表計算ソフトです。Googleアカウントがあれば、誰でも無料で使用することができます。クラウドサービスのため、ソフトをインストールしなくても使用が可能です。

Google スプレッドシートの特徴

Google スプレッドシートは、1つのシートを複数人で共有可能で、リアルタイムで同時に編集できることが大きな特徴です。関数やフィルタ、表作成といった、Excelに似た機能を活用することもできます。

変更内容は自動保存されるため、保存し忘れて変更内容が消えてしまう心配もありません。

Google スプレッドシートの料金プラン

Google スプレッドシートは無料で使用できます。

Google スプレッドシートの口コミ

Google スプレッドシートの口コミは確認できませんでした。

企業概要

  • 会社名:Google合同会社
  • 所在地:東京都港区六本木 6-10-1六本木ヒルズ森タワー
  • URL:https://about.google/

Stock(株式会社Stock)

stock
画像引用元:Stock公式サイト(https://www.stock-app.info/)

Stockは、チーム内の情報を簡単に共有できるツールです。「チャットツールでは情報が流れてしまう」「ファイル管理は手間がかかる」といった、情報共有の煩わしさを解消し、チーム内の情報のストックに長けています。

Stockの特徴

Stockは難しい機能をなくして、シンプルな管理画面にすることで誰でも使いやすいのが大きな特徴。シンプルながらも、ノート機能を活用することで、テキストや画像などデータの形態にとらわれず、あらゆる情報を保管することができます。

タスクやメッセージ機能によって情報を分散することなく、効率的にチーム内で共有が可能です。

Stockの料金プラン

Stockの料金プランは以下の通りとなります。

  • フリープラン(無料お試し版):0円/月
  • ビジネス5プラン(5人以下のチーム向け):1,980円/月
  • ビジネス10プラン(10人以下のチーム向け):3,480円/月
  • ビジネス20プラン(20人以下のチーム向け):6,480円/月

※30人以上のチームは10人ごとにプランの選択が可能。
※2022年9月8日より新料金プランに移行予定。

Stockの口コミ

Stockを利用している企業の方の口コミは以下のとおりです。

少なくとも会計事務所であれば、どこの事務所であっても大幅に業務効率を改善できると思います。しかし会計事務所に限らず、フォルダ階層形式でサクサクと情報共有したり、または簡単にタスク管理したいチームであれば、どこにも強くオススメできます。引用元:https://www.stock-app.info/voice_detail_kizuna.html

Stock(ストック)は『ノート』単位で、各テーマごとに分かりやすく情報を管理できますので、『複数案件が同時並行で動いているチームの方』には特に価値を感じるのではないでしょうか。また、Stock(ストック)を使っていると自動的に『ノート』に情報が蓄積されていきますので、『ナレッジ管理が必要なチームの方』にも、是非お勧めしたいですね。引用元:https://www.stock-app.info/voice_detail_sbi.html

企業概要

  • 会社名:株式会社Stock
  • 所在地:東京都千代田区岩本町2-5-12 岩本町ツインビル3階
  • URL:https://www.stock-inc.co.jp/

Jooto(株式会社PR TIMES)

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画像引用元:Jooto公式サイト(https://www.jooto.com/)

Jootoは株式会社PR TIMESが提供するタスク・プロジェクト管理ツールです。ドラッグ&ドロップで直感的に使いやすいレイアウトのツールで、視覚的に分かりやすくタスクや進捗管理ができます。

Jootoの特徴

Jootoはエンジニアの案件進捗管理や営業の商談進捗管理など、業種問わずあらゆる情報管理に使用が可能です。記事制作管理にも対応しており、チェックリストやガントチャート機能によって、記事の進捗を随時確認できます。

Jootoの料金プラン

Jootoの料金プランは以下の通りとなります。

  • 無料プラン(お試し版):0円/月
  • スタンダードプラン(個人向け):417円/月
  • エンタープライズプラン(法人向け):980円/月

Jootoの口コミ

Jootoを利用している企業の方の口コミは以下のとおりです。

「できていない点」を明確にすることで、「人格」が問題ではなく「タスクをどう進めるのか」の会話ができるため、社員の自信やモチベーションを下げずにマネジメントをできるようになりました。引用元:https://www.jooto.com/casestudy/onetable/

Jootoを導入してからは更新が楽になり、情報共有がよりリアルタイムになりました。エクセルの時に必要だったソート作業も不要なので、抜け漏れや遅延も少なくなりました。週次ミーティングでは、前週の振り返りや進捗確認の時間が毎回30分から20分に短縮され、本来の目的である議論や相談に時間を費やすことができるようになりました。引用元:https://www.jooto.com/casestudy/teral/

企業概要

  • 会社名:株式会社PR TIMES
  • 所在地:東京都港区赤坂1-11-44 赤坂インターシティ8F
  • URL:https://prtimes.co.jp/

キャククルが手がけるオウンドメディアとは?

キャククルのオウンドメディアサイトのキャプチャ画像

120業界・8,000サイト以上の実績があるキャククルのオウンドメディア。
認知度向上、他社との差別化、従来と異なるターゲットにアプローチしたいなど、様々な目的で制作することができます。詳しくは以下のページでご確認ください。

制作事例を見てみる

Smartsheet (Smartsheet 社)

smartsheet
画像引用元:Smartsheet公式サイト(https://jp.smartsheet.com/)

Smartsheetは、プロジェクト管理やグループウェアなど、幅広い用途で利用できるクラウド環境のプラットフォームです。ITに関する知識がなくても、ワークフローによって各業務を自動化できます。

Smartsheetの特徴

SmartsheetではExcelをクラウドにて利用することができるため、効率的に共有が可能です。行ごとのファイル添付や会話機能など、チーム内のコミュニケーションをスムーズに行うための機能も充実しています。

Smartsheetの料金プラン

Smartsheetの料金プランは以下の通りとなります。

  • プロプラン(最大10ユーザー):784円/月
  • ビジネスプラン(3ユーザーから利用可能):2,768円/月

Smartsheetの口コミ

Smartsheetを利用している企業の方の口コミは以下のとおりです。

Smartsheet を活用することにより、効率性と透明性を向上させて、他のプロジェクト参加者とのコミュニケーションを図ることができます。 Smartsheet では、データ ソースを単一にすることで、重複した非効率的なコミュニケーションを取り除きます。引用元:https://jp.smartsheet.com/customers/hanmiglobal

Smartsheet は当社のマーケットプレイスを動かしてくれるエンジンです。 おかげで当社は、世界的なワイン コミュニティを一つにしてくれる真に動的なプラットフォームを獲得できました。引用元:https://jp.smartsheet.com/customers/wineaustralia

企業概要

  • 会社名:Smartsheet株式会社
  • 所在地:米国ワシントン州ベルビュー市
  • URL:https://jp.smartsheet.com/

AirTable(Formagrid社 )

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画像引用元:AirTable公式サイト(https://www.airtable.com/enterprise)

AirTableは、直感的にデータベースを取り扱えるクラウド型のサービスです。Excelのような操作感でありながら、表示形式や関数など、より高度なデータベース編集が行えます。

AirTableの特徴

AirTableではView機能を活用することで、簡単にデータの表示形式をカンバン形式やカレンダー形式へ切り替えることができます。誰でも操作しやすいシンプルな管理画面ですが、より詳細なセル入力ルールの設定が可能です。

AirTableの料金プラン

AirTableの料金プランは以下の通りとなります。

  • 無料プラン(小規模事業者向け):0円/月
  • プラスプラン:1369円/月
  • プロプラン:2,738円/月

AirTableの口コミ

AirTableの口コミは確認できませんでした。

企業概要

  • 会社名:Smartsheet株式会社
  • 所在地:米国、カリフォルニア
  • URL:https://airtable.com/

オウンドメディア記事管理ツールまとめ

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今回は、オウンドメディアの記事管理について気を付けるポイントと記事管理ツールについて説明しました。記事の進捗や納期など、記事管理は共有する事項が多いため、記事制作を行う前に運用体制を整えておくことが非常に重要です。

そして、チーム内で効率的に情報共有をするためには、ツールの活用がおすすめです。費用や機能面など、自社の体制に合ったツールを選びましょう。

もしオウンドメディアの作り方や運用について迷われている方はこちらの記事もぜひご覧ください。

オウンドメディアとは?
8,000サイト制作実績から見えた
成果の出る作り方

オウンドメディアの作り方

運用も記事管理も大切な内容ですが、そもそもオウンドメディアはどうやって作ればいいの? という疑問をお持ちかもしれません。
大まかに、オウンドメディアを作る際は以下の手順に従います

  1. 目的の設定: まず、オウンドメディアを運営する目的を明確にします。企業ブランディング、顧客獲得、製品情報提供など、具体的な目標を定めます。
  2. 目標の設定: 目的に基づいて、達成すべき具体的な数値目標を設定します。アクセス数やSNSでの言及数など、目標を明確に定めます。
  3. 担当者の選定: オウンドメディアの責任者を決定し、記事の作成や情報の管理を担当するチームを編成します。信頼できるチェック体制も整えます。
  4. 運用方法の検討: 内製と外注のどちらを選択するか検討します。外注の場合は、プロフェッショナルなサイト構築が保証されますが、内製の場合はコストを抑えられます。
  5. 記事作成: 記事の構成を考案し、ライティングを行います。読者のニーズやSEO対策を考慮し、情報をわかりやすく伝えることを心がけます。
  6. 分析: 運用後は定期的に成果を分析し、目標達成に向けて改善策を検討します。アクセス解析やユーザーの反応を元に、戦略の修正や記事内容の改善を行います。

これらの手順を踏むことで、効果的なオウンドメディアを構築し、企業の目標達成に貢献します。

Web集客の相談はZenkenまで

オウンドメディアは成功すれば長期的な集客が見込める一方で、手順が多く手間と労力のかかる集客施策でもあります。中長期的な施策であるオウンドメディアは、ノウハウがない状態で感覚的に運用すると、手間と時間だけがかかって集客できなかった・・という事態に陥ってしまいます。

Zenkenでは、これまでにオウンドメディアを始めとした、7000件以上のweb集客施策やマーケティング戦略、メディア戦略がございます。今まで培ってきた豊富なノウハウと経験に基づいて、オウンドメディアの運用をワンストップでサポート

「オウンドメディアを導入したいけど、何から始めればいいのかわからない・・」という企業の方は、ぜひ一度Zenkenまでご相談ください。

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