オウンドメディアの立ち上げ手順や費用を解説!事前に知っておきたいポイント

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本記事では、これからオウンドメディアを立ち上げたいという方に向けて失敗しないための手順やポイントを紹介しています。

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企画から制作・運用まで全部わかる「オウンドメディアの教科書」

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集客・マーケティングにおけるオウンドメディアの役割

集客・マーケティングにおいてオウンドメディアは重要な役割を担っています。インターネットやSNSが身近になった現代において、商品やサービスを実際に購入した人からの口コミを見ることは簡単です。

企業から発信される情報を検索しなくても、商品名・サービス名を検索するだけで実際の購入者からの感想を見ることができるので、企業が発信した情報が必ずしも商品・サービスを欲しているユーザーに届くとは限らない時代になっています。

しかしオウンドメディアは、商品・サービスへのニーズを抱くユーザーにとって役立つ情報を発信できるサイトとしての立ち位置を保っています。

ユーザーが「知りたい」と思っている情報を与え、抱える課題を解決するだけでなく、商品・サービスの認知度を高めてユーザーからの関心度を高めてくれるのがオウンドメディアです。

また自社サイトに商品・サービスの説明ページが設けられていても、すべての思いを商品説明だけで語ることは難しいもの。

しかしオウンドメディアであれば、製作者・開発者の思いを伝えることができ、思いに共感してくれる商品・サービスのファンを獲得することにもつながります。

オウンドメディアを立ち上げる際のポイント

オウンドメディアを立ち上げる際のポイント

集客・マーケティングにおいて重要な役割を担うオウンドメディア。効果的なサイトを立ち上げるためには、次のようなポイントを意識することが大切です。

オウンドメディアを新たに立ち上げる必要性を考える

まずはオウンドメディアを新たに立ち上げる必要性を、目的から考えてみましょう。目的が明確でなければ、オウンドメディアの存在意義が薄れてしまいかねません。

オウンドメディアを立ち上げることでどうなることを目指すのか必要性を考え、オウンドメディアによって目的が達成されるようなサイトを作っていきましょう。

ユーザーのためのオウンドメディアを心がける

オウンドメディアを立ち上げる際の2つ目のポイントは、「ユーザーに役立つサイトにする」ことを心がけることです。オウンドメディアは検索によるユーザーの自然流入を目的としています。

しかし検索上位に表示され、ユーザーを集客できるオウンドメディアを完成させるためには、ユーザーの検索意図に沿ったサイトでなければなりません。検索意図に沿わないサイトが、検索上位に表示されることはほぼないためです。

そのためオウンドメディアを作成する際には、「ユーザーは何を意図して検索しているのか」「どのような情報を欲しているのか」を第一に考え、ユーザーのためになるサイトを作成することが基本となります。

ユーザーがサイトのファンになってくれるような、ユーザービリティに優れたオウンドメディアを目指しましょう。

ターゲットに合わせたオウンドメディアを制作する

ユーザーの検索意図に沿ったサイトを作ることがオウンドメディアづくりの基本ではありますが、ユーザーにより検索意図は違っていて当然です。

特定のユーザーに響くコンテンツを作るためには、狙うべきターゲット層を明確にし、ターゲットに合わせたオウンドメディアを制作するようにしてください。

たとえば無農薬有機栽培の野菜を販売する企業であれば、高級志向・健康志向・ナチュラル志向・子育て世代のユーザーなどがターゲットとなり得ます。

また高級志向のユーザーなら食品に「品質の高さ」を求め、ナチュラル志向のユーザーであれば「人工的な処置が施されていないこと」の他に「地球環境にやさしい食品であること」などを求めることもあるでしょう。

狙うべきターゲットに合わせて訴求するべき内容も変わるので、ターゲットに合わせたオウンドメディアを完成させることはコンバージョン率を高めるためにも大切なポイントです。

ターゲットに合わせたコンテンツを制作できれば、狙ったターゲットにとって大変興味のあるサイトとなります。

オウンドメディア制作チームを立ち上げる

実際にオウンドメディアを制作する檀家になったら、サイト制作の専門チームを立ち上げましょう。

制作チーム内では企画立案・取材・執筆・撮影・デザイン・Webデザイナーなどが必要ですが、外注する場合でも打ち合わせで目指すべきターゲットと目標をチーム内で明確にしておくことが欠かせません。

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オウンドメディア立ち上げの手順

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オウンドメディア制作のためのポイントを踏まえ、実際にオウンドメディアを立ち上げるための手順について見ていきましょう。

STEP①:目的・コンセプトを設定する

まずはオウンドメディアの目的とコンセプトを設定することから始めます。オウンドメディアで達成できるのは、一例として次のような目的です。

  • 商品・サービスの認知度アップ
  • 新規顧客の増加を目指す
  • コンバージョン率を高める
  • エンゲージメントを高める
  • 企業のブランディング

どのような目的を達成したいかな、オウンドメディアを立ち上げる根本的な意義です。また制作チーム内の意思統一や基本への立ち返りの際にも必要となります。

目的やコンセプトに沿ったサイトを作成していくことになるので、根本がぶれないようにじっくりと考えましょう。

STEP②:ターゲットを設定する

オウンドメディアの目的やコンセプトが決まったら、ターゲットを設定してください。制作するサイトで発信する情報を伝えたいユーザー像がターゲットです。

ターゲットを設定すればオウンドメディア内でどのような情報をどう伝えれば良いのかが明確になるだけでなく、発信するべき情報も吟味されてきます。

ターゲット設定に迷う場合には、自社の既存顧客で多く見られる顧客像をターゲットとすることがおすすめです。

たとえば売上額上位20%内にはどのような顧客が多く存在するかを分析すれば、自社の商品・サービスへのニーズを抱くユーザー像が自ずと浮き彫りになってきます。

STEP③:オウンドメディアのタイプを選定する

ターゲットを設定したらオウンドメディアのタイプを選びましょう。オウンドメディアには主に次の8つの種類があります。

  • 専門メディア型:自社の商品・サービス・業界に関する情報を発信する
  • 自社PR型:自社の商品・サービスの情報を積極的に発信する
  • 提案型:商品・サービスに関する知識や情報を発信する
  • サポート型:顧客に対する商品サポート情報を発信する
  • オピニオン型:企業のスタッフが意見・意思を発信する
  • コミュニティ型:ユーザー同士がコミュニケーションを取る
  • 短期EC型:商品・サービスの詳細な情報を発信し購入に導く
  • 育成EC型:情報を提供しながらユーザーを顧客へと育てる

どのタイプを選択するかは、オウンドメディアの目的やコンセプトによります。オウンドメディアの目的をより効率的に6達成できると思われるタイプを選んでください。

STEP④:制作会社を選定する

次にオウンドメディアの制作を依頼する企業を選定します。制作会社を選ぶ際には次のようなポイントから、信頼することができ、目的に沿ったオウンドメディアを制作してくれる企業を見極めることが大切です。

  • ヒアリングが丁寧で提案力が高いこと
  • 料金体系が明確で適正であること
  • 編集も問題なくこなしてくれること
  • 修正の規定や実績を明確にしていること
  • コミュニケーションスキルがあること

信頼できるサイト制作会社を選ぶ際には、実績や料金体系ももちろん重要ですが、ヒアリング力や提案力、コミュニケーションスキルに問題がないこともチェックしてください。

STEP⑤:必要な機能を選択する

効果的なオウンドメディアを立ち上げるためには、必要な機能が備わっていなければなりません。

たとえばサイト内で検索できる機能であったり、各商品・サービスのページから直接問い合わせたできる機能であったり、ユーザー同士がコミュニケーションを取れる掲示板機能であったりなどです。

オウンドメディアに必要な機能性は制作段階で付与されるものなので、あらかじめ選択しておかなければ制作金額が上乗せされる、納期が長くなるなどの原因になりかねません。

STEP⑥:コンテンツマップを作成する

オウンドメディアの制作手順では、コンテンツマップの作成も大切な要素です。コンテンツマップとはサイトの設計図のことで、トップページから各カテゴリへの分類、さらにカテゴリ内で作成しなければならないコンテンツを階層構造で表現したものを指します。

コンテンツマップが作られていないと重複するページが現れたり、サイト内の導線が複雑になってしまったりします。オウンドメディアを制作する前にコンテンツマップを作成して、スッキリと導線が整えられたサイトを目指しましょう。

STEP⑦:デザインを決定する

オウンドメディアの方針が決まったら、次にデザインを考えます。サイトを自作する場合でも、WordPressなどであればデザインテンプレートが豊富に用意されているので、商品・サービス・企業のイメージに合うデザインを選びましょう。

サイト制作を外注するのであれば、外注先のデザイナーと綿密な打ち合わせをして希望通りのデザインになるようにします。

オウンドメディアはデザインで決まるものではありませんが、ユーザーにとってサイトのデザインは商品・サービス・企業のイメージに直結するものであるためブランディングも考慮して重視したいものです。

STEP⑧:コンテンツの詳細を決定する

いよいよオウンドメディアに掲載するコンテンツの詳細を決定する手順です。設定したターゲットに響く良質なコンテンツにすることは、サイトの品質を高めることにつながります。

コンテンツの詳細を決定するときのポイントは、ターゲットが欲している情報をわかりやすくまとめることです。

オウンドメディアを訪れたユーザーに満足してもらい、サイトからの離脱を防ぐためには、「検索してみよう」と思った動機を満たすコンテンツでなければなりません。ユーザーのためのサイトを作ることを第一に考えてください。

STEP⑨:コーディングをする

自社内でオウンドメディアを制作するなら、サイトを完成させるためのコーディングも必要不可欠な作業です。

ただしデザインテンプレートが用意されていればコーディングを一切しなくてもサイトは完成しますし、細部を変更するとしても難しいコーディングの知識は必要ありません。

パソコンやスマートフォンの画面で確認して、美しく、問題なく見られるサイトになっていれば良いでしょう。

STEP⑩:最終確認・公開

コーディングをしてコンテンツを掲載し、最終確認をしたらサイトを公開します。確認項目はさまざまなデバイスで正常に表示されることや画像が表示されること、リンクのクリックで正しく遷移するかなどです。

確認をして問題がなければ公開し、その後も随時コンテンツを追加していきましょう。

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オウンドメディア立ち上げ後に重要なこと

オウンドメディア立ち上げ後に重要なこと

オウンドメディアは立ち上げて終わりではありません。立ち上げた後に適切な手順で運用を行い、成果を出さなければオウンドメディアの効果は半減してしまいます。

運用チームを編成する

オウンドメディアを立ち上げた後は、スタッフごとに役割を決めて運用チームを編成し運営していきます。必要な役割はサイトにより異なりますが、主に統括者・ライター・編集者・マーケターの4つです。

ライターが記事を作成して編集者がチェックし、公開された記事の効果測定と改善を測るのがマーケターの役割となります。統括者はオウンドメディアの方向性を決定するリーダーの役割です。

運用チームを編成することでスタッフ1人への負担が分散され、質の高いサイトを運営していけるようになります。

データ分析を基に運用を続ける

オウンドメディアの効果を発揮させるためには、データ分析の結果を基に運用することが欠かせません。マーケターは公開された記事がどのくらい読まれ、集客やコンバージョンに効果があったかを分析してさらなる改善をはかるための戦略を練ります。

データ分析と改善により適切な運用を行うことは、オウンドメディアでの集客・マーケティングを成功するための基盤です。

オウンドメディア立ち上げに必要な費用相場

集客やマーケティングに効果的なオウンドメディアですが、立ち上げる前に知っておきたいのが必要な費用です。オウンドメディア立ち上げに必要な費用は制作・運用方法やサイト規模により変わるものの、300万円前後の費用がかかることもあります。

自社制作でクオリティにこだわらなければ20万円程度で作れますが、集客効果の高い本格的なサイトを目指すなら100~300万円が目安となります。

またサイト公開後に必要となるレンタルサーバー費用や人件費などのランニングコストも含めて考えなければなりません。

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オウンドメディアの効果を上げるにはコンテンツのクオリティが重要

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オウンドメディアは集客やマーケティングに効果的とされます。しかし効果を上げるためにはただサイトを公開するだけではなく、ターゲットを設定し、ターゲットの検索意図に沿ったコンテンツを登校し続けることが重要です。

ターゲットがサイトを訪れてくれたとしても、自分の求める情報が掲載されていなければサイトから離脱してしまいます。

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