アットポケットの利用料金や口コミ評判、導入事例をまとめて紹介

アットポケットの利用料金や口コミ評判、導入事例をまとめて紹介
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「アットポケット」は、専門知識がなくても業務アプリを作成できるノーコード開発ツールです。この記事では、アットポケットの特徴や口コミ、料金などをまとめて紹介していきます。

これまでには、業務用のアプリを開発するとなれば、自社のシステムエンジニア、あるいは外部企業に依頼するしか方法がありませんでした。DX化を検討している経営者や広報・マーケティング担当者の中には、予算の関係からノーコードで内製できるツールをお探しの方も少なくありません。

この記事では「専門知識やスキルがないと開発や構築ができない」という壁を乗り越えられるツールとして、アットポケットを紹介しています。

アットポケットの特徴

アットポケット公式HPキャプチャ
画像引用元:アットポケット公式サイト(https://at-pocket.com/)

アットポケットとは、ノーコードで自社のニーズに合わせた業務システムが作れるクラウドサービスです。ダウンロードしたテンプレートをもとにシステムの部品をドラッグ&ドロップで部品を組み合わせる作業するだけなので、特別な知識やスキルは求められません。

配置した部品の幅や高さの調整も自由にできるため、目的や見映えに合わせて簡単に修正や改善ができます。APIも公開されているため、ECやPOS、CMS、CRM、SAPなど、数多くの他社サービスや既存サービスとの連携も可能ですです。

クラウドソフトのため、どこからでも接続できます。テレワークを推進する企業や、外出先で突然対応しなければならなくなった場合などでも、ネット環境さえあれば接続が可能です。

また、フリーダイヤルやメールによる無料サポートがあるのもメリットです。不明な点が出てきた際には、気軽に質問できます。

時期によっては30日間無料キャンペーンをしている場合もあるため、まず自社に必要な業務アプリを作成してから、どの契約を結ぶか考えるのも一つの手です。

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直感的に使える操作性

アットポケットはドラッグ&ドロップで、テキストや数字、日付やラジオボタンなど好みのパーツを組み合わせるだけで業務アプリの作成ができます。従来の業務アプリやWebサイトの開発ではコーディングが必要で、知識やスキルが必要な専門性の高い作業でした。

しかし、アットポケットはドラッグ&ドロップで操作できるため、コーディングの知識はほぼ不要です。また、エクセルで管理している場合はファイルインポートしての作成も可能です。

これらの機能を活用すれば、業務アプリ開発のコスト、人件費、外注にかける手間を大幅に下げられます。

グラフ表示でわかりやすい集計と分析機能

アットポケットにはグラフ表示による集計と分析機能が備わっています。棒グラフや折れ線グラフ、円グラフなどデータに合わせて業務関連情報を把握しやすいように表示することが可能です。プロジェクトの進捗や担当別受注件数、顧客の男女比率などマーケティングに重要な情報を集計・分析できます。

顧客情報やその関連情報の管理も簡単

顧客に関する情報があらゆるところに分散していると、整理するのに時間がかってしまいます。アッとポケットは、その改題を解決するために顧客情報とアポ・商談といった関連情報の紐づけにも対応しています。商談の状況もわかり一元管理が可能です。

また、閲覧権限の振り分けができるのもポイント。たとえば、営業部専用のポータルページ、サポート部門のポータルページなど、閲覧権限を設けてそれぞれのチームに必要な情報を別々の画面にまとめられるのです。

また、各アプリにはコメント機能も備わっています。チームで動いている場合、ちょっとした誤解や理解の齟齬があれば、最初は小さなズレであっても結果的に大きくなりかねません。コメント機能を利用すれば、上長やメンバーが手軽に支持やメモが残せます。これにより、行き違いを防ぐことが可能です。

オプションも豊富

アッとポケットはオプション機能も多彩です。進捗管理ができる「かんばんビュー」で簡単に業務の進捗を把握できます。帳票出力オプションもあり、追加すると、エクセルやPDFなど社内の定型フォームにそのままアットポケットのデータを出力できます。プロセス管理機能では、承認フローなど業務の流れを標準化・効率化することが可のです。

スタンダード以上の契約をすれば、API連携ができるプラグインの提供もあります。プロフェッショナルプランでは、既存システムとAPI連携も可能です。

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アットポケットの利用料金

アットポケットの月々の利用料金は、全体的にリーズナブルです。推奨されているスタンダードプランは「月々550円(税込)/ 1ユーザー」で、作成できるアプリ数は50個のため、社内業務をデジタル化したい場合に向いています。

一部業務だけのデジタル化を検討している企業向けのライトプランの料金は月々330円(税込)/ 1ユーザー。作成できるアプリ数は5個。

全社すべての業務と記録をデジタル化したいなら、プロフェッショナルプランがおすすめです。月々770円(税込)/ 1ユーザー、作成できるアプリ数は100個です。どのプランでも初期費用は共通して無料に設定されています。

アットポケットの評判・口コミ

社員からの問合せが多い順に業務を洗い出し、簡単にできそうなアプリをいくつか作ってみたところ、「ドラッグ&ドロップで直感的に作れる(山本氏)と感じる。」

引用元:アットポケット|導入事例(https://at-pocket.com/customers/case06.html)

アットポケットの口コミを見ると「使いやすい」という点を評価している方が多く見受けられます。また、導入前の検討段階でも「使いやすそう」という印象を持った方もいます。

「@pocketを触ったところ、とにかく操作が直感的で簡単だなと思いました。価格も安価なので、あとは行いたいことができるかどうかの確認を中心に検証しました」 と田中氏。@pocketの個別相談会でアイアットOECの営業と運用イメージ合わせを行い「自社で運用できる自信がついた(田中氏)」ことで導入を決める。
ITツールに不慣れな営業もいたため、2週間の試験運用を行ったが問題無く運用開始できた

引用元:アットポケット|導入事例(https://at-pocket.com/customers/case04.html)

こちらの例も操作が直感的で簡単と感じたようです。ITツールに慣れていないスタッフがいる中で、2週間の試験運用を行っても、問題なかったというのは操作性の良さが表れています。アットポケットは、IT関連の業務が苦手でも導入できることが分かります。

アットポケットの導入事例

その他にも「忙しく業務をしている上長の方も、外出先からスマホで営業日報が見られますし、コメントも入れられます」(齊藤氏)というように、よりコミュニケーションが円滑になり、業務効率の向上にも繋がっているようだ。

引用元:アットポケット|導入事例(https://at-pocket.com/customers/case03.html)

アットポケットを実際に使われていた方は、効果を実感しているようです。

こちらの事例で挙げる企業では、高齢者の困りごとに対し解決できる提携企業や士業へつなぐ事業を行っています。課題は事務作業による負担と対応状況が不透明になりやすい点でした。

受付窓口で高齢者の情報と相談内容をアットポケットに記録し、提携企業に共有。提携企業も対応状況を記録し、状況を把握できるようになったのです。見積もりや工事の進捗も受付窓口からわかるようになり、容易に状況を把握できて、負担の軽減につながりました。

@pocketのアプリ作成では、入力や表示するフォームやレイアウトを自由に作成できる。会員情報を入力する画面や会員情報を表示する画面を、使う側が使いやすいように作れるわけだ。使う側の視点で作るので、入力しやすく見やすいアプリが作成できるというメリットを感じる。

引用元:アットポケット|導入事例(https://at-pocket.com/customers/case08.html)

こちらの事例で課題となっていたのが、エクセルからの脱却とセキュリティ面の不安です。導入企業はファイルの破損や漏洩といったセキュリティ面に不安を抱えていたのです。そこで入力しやすく、見やすく、探しやすい会員管理システムを探す運びになりました。

会員管理、顧客管理システムを探している中でアットポケットに注目しました。本番運用を想定し、会員管理アプリを作成し、テスト。その結果、想定したことを問題なく実現できるとわかりました。簡単な操作性とリーズナブルな費用も社内で高評価でした。

アットポケット導入後は、入力しやすさ、みやすさ、探しやすさという使い勝手の部分で大きなメリットを感じているようです。今では会員管理以外にも活用を検討しています。

まずは当初の導入目的だった経費管理。
経費や領収書の情報を@pocketに記録や添付で残すことができ、情報は@pocket上に集約された。@pocketを見れば経費全体が把握できるレベルになる。情報を関係者へ共有もでき問題は無事解決した。

引用元:アットポケット|導入事例(https://at-pocket.com/customers/case05.html)

こちらの導入企業の課題は、企業内の情報管理と共有の基盤整備でした。また、リアルタイムでの閲覧による意思決定の支援、関係者への情報共有や社内連絡での活用なども含めて業務効率の向上を検討していました。建て替え経費や領収書情報をどこにまとめて記録するのか、関係者と共有する方法を模索していたのです。

解決のために情報管理ツールを検討していたところ、コストが安いアットポケットを見つけました。実際に使ってみたところ、Web開発経験者から見ても使いやすいと感じるもので、機能も十分。カスタマイズもできる自由度を評価しました。

経費や領収書の情報を、アットポケットに集約しました。経費全体が把握でき、情報も関係者に共有できて課題は見事に解決。他にも社内の情報整備に役立つアプリを作成して成果を出しました。

商談が成立しなかった時の経緯や理由についても、記録しておくことは将来役に立つと考えている。過去の商談履歴を参考に、今度の商談は前に進むのか進まないのかという判断の参考に使えるということ。これも商談履歴が残っているために感じられていることだ。

引用元:アットポケット|導入事例(https://at-pocket.com/customers/case02.html)

上記の財務チームは複数の金融機関から提案を受けていたのですが、数年が経過してから進行する内容もありました。特に息の長い商談では、過去の商談履歴は担当者しか把握しておらず、更に商談履歴を探せない点が課題でした。

個々の担当者は属人的に記録し、紙の資料をバインダーに閉じたり、スキャン後、共有フォルダに保存したりするなどの運用をしていたのです。そのため、担当者以外が資料を探すときに苦労する、見つからないといったことが問題としてありました。

そこで、ローコストで多機能、使いやすさという点に着目してアットポケットを導入。アットポケットで商談履歴の記録フォームを作って記録するようになり、商談履歴の記録と共有という目的を果たしました。

まとめ

「まとめ」をスペルしている木のブロック

アットポケットは、ドラッグ&ドロップによるノーコードで業務アプリが作成できるツールです。業務アプリを作成したいが、専門知識や技術を持っておらず、外注するにもコストの高さがネックだという企業の助けになります。

情報管理の方法についても、データをグラフ化できて、集計表に表示できるためわかりやすいです。一覧表のような集計も簡単に作成できますし、集計パターンを複数登録できます。顧客や案件、日報や議事録の管理にも活躍できるツールです。

顧客管理をすべてエクセルでしており、セキュリティ面やデータの破損が不安だという企業にも適しています。また、お手頃な料金体制のため、リーズナブルで導入後の運用面においても負担が軽い業務アプリを探している企業にも向いています。

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