オウンドメディアとSNS活用が集客やファンづくりに欠かせない理由

オウンドメディアとSNS活用が集客やファンづくりに欠かせない理由
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インターネットの普及に伴い消費者の価値観や行動が変化しているため、従来型のマーケティング手法は通用しにくくなっています。そこで注目を集めているのがオウンドメディアとSNSを活用したマーケティングです。

この記事では、オウンドメディアとSNSの関係性と違い、集客にオウンドメディアとSNSを活用したい理由などを紹介しています。

また、これからオウンドメディア作って本格的に集客力を高めていきたいとお考えでしたらオウンドメディアを作る上で知っておきたいノウハウをまとめました。8,000サイト以上制作して得た知見をまとめていますのでお気軽にダウンロードください。
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オウンドメディアとSNSの違い

オウンドメディアとSNSの違い

マーケティングを展開するうえで理解しておきたいのが、オウンドメディアとSNSの関係性です。オウンドメディアを広義で用いる場合、自社が保有するメディアを指します。

具体的にはコーポレートサイト・ブログ・SNS・カタログ・会員誌などが該当します。自社が保有している場合、SNSもオウンドメディアのひとつです。

ちなみにメディアは、オウンドメディア・アーンドメディア・ペイドメディアに分けられます。アーンドメディアは消費者やインフルエンサー、ジャーナリストなどが口コミや評価を発信するメディアで、ペイドメディアは対価を払って広告を掲載するメディアです。

自社が保有していない場合、SNSはアーンドメディアまたはペイドメディアになりえます。
オウンドメディアを狭義で用いる場合、コンテンツマーケティングを展開するWebサイトを指します。

コンテンツマーケティングは、ユーザーにとって価値のある情報を発信することで自社製品などの購買につなげ最終的にファン化を目指すマーケティング手法です。

一般的に用いられているオウンドメディアは、コンテンツマーケティングを展開するWebサイトを指していることが多いでしょう(この記事も同様です)。

SNSはソーシャルネットワーキングサービス(Social Networking Service)の頭文字をとった略語です。利用者同士が交流を図れる会員制サービスを指し、代表的なSNSとしてはTwitter、Facebook、Instagram、Tiktokがあげられます。

企業にとって、SNSは見逃せないマーケティングツールになりつつあります。なぜSNSの重要性が高まっているのでしょうか。

オウンドメディアにSNS活用が効果的な理由

マーケティングにSNSを活用するメリットとして、以下の点があげられます。

短期的に流入数を増やせる

SNSを活用することで、オウンドメディアやECサイトなどへの流入数を増やせる可能性があります。インターネットの普及により消費者の購買プロセスが変化しているからです。

従来の購買プロセス

  1. 認知・注意(Attention)
  2. 興味・関心(Interest)
  3. 欲求(Desire)
  4. 記憶(Memory)
  5. 行動(Action)

新しい購買プロセス

  1. 認知・注意(Attention)
  2. 興味・関心(Interest)
  3. 検索(Search)
  4. 行動(Action)
  5. 共有(Share)

欲求が検索、記憶が共有に置き換わっています。検索・共有で重要な役割を果たすのがSNSです。気になる商品やサービスをSNSで検索する消費者、使用した商品やサービスの感想をSNSに投稿する消費者が増えています。

したがって企業がSNSを活用することで、オウンドメディアやECサイトなどへ見込み客を送れる可能性があるのです。

SNSは利用者登録をするだけで誰でも始められます。運用方法次第では、短期間で流入数を大きく増やすことも可能です。

アルゴリズムアップデートの影響を受けにくい

SNSと検索エンジンのアルゴリズムは異なります。したがってSNSからオウンドメディアに一定数の見込み客を送れるようになっておけば、検索エンジンのアルゴリズムアップデートが行われてもアクセス数を保てるようになります。

検索エンジンのアルゴリズムは、検索結果の順位付けを行うプログラムです。アップデートが行われると、検索結果の順位は大きく変動することがあります。

検索結果の上位に表示されていたコンテンツが圏外になってしまうことも少なくありません。SNSを活用しておけば検索エンジンとは別の流入経路を確保できるため、アルゴリズムアップデートの影響を最小限に抑えられます。

ユーザーとコミュニケーションを取りやすい

オウンドメディアとSNSでは、ユーザーとのコミュニケーション方法が異なります。オウンドメディアは基本的に情報を発信するだけです。SNSはユーザーと双方向コミュニケーションを図れます。

具体的にはユーザーに話題を提供する、ユーザーの質問に答える、ユーザーの投稿に反応するなどが可能です。

したがって顧客との距離を縮めることや顧客の声を聞いてコンテンツ制作に活かすことができます。SNSとオウンドメディアを連動させることで、よりファンを獲得しやすくなるでしょう。

既存顧客に対するアプローチがしやすい

双方向コミュニケーションを図れるため、SNSを活用すれば既存顧客に対するきめ細かなフォローも行えます。

例えば販売した商品の新しい使い方を提案する、SNSで寄せられた不満に対処する、SNSを使って会員向けサービスを展開するなどが考えられます。

きめ細かなフォローを行うことで、新規顧客をリピーターへ、リピーターをファンへ育てることが可能です。SNSを活用すれば、オウンドメディアだけでは実現できないアプローチも行えます。

キャククルが手がけるオウンドメディアとは?

キャククルのオウンドメディアサイトのキャプチャ画像

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具体的なオウンドメディアのSNS活用方法

具体的なオウンドメディアのSNS活用方法

企業は、SNSをどのように活用すればよいのでしょうか。主な活用方法を紹介します。

商品・サービスの紹介

基本の活用方法といえるのが、新商品や新サービスを紹介することです。広告費をかけることなく、新商品や新サービスをユーザーに知ってもらえます。情報の広がり方をもとに、話題性や興味をもっている層などを分析できる点も魅力です。

ただし自社の商品を一方的に紹介するだけのメディアになると、ユーザーから支持されにくくなります。ユーザーにとって価値のある情報を提供しつつ、自社の商品やサービスも紹介することが重要です。

普段から自社の強みとユーザーの興味が重なり合う部分に関する投稿を行っておけば、新商品や新サービスに関心をもつユーザーを集めやすくなります。

スタッフや社内の様子を紹介

スタッフや社内の様子を投稿して、自社に対する理解を深めてもらうことも可能です。採用活動の一環としてオウンドメディアを運用しているケースなどで有効な活用方法といえるでしょう。

動画などを使って社内の空気感を伝えられるため、求職者が安心して応募できるようになります。ただし投稿内容には十分な注意が必要です。親近感を抱いてもらおうとするあまり羽目を外しすぎると、信用を失ってしまう恐れがあります。

SNSの投稿は基本的に、自社の顧客など求職者以外も閲覧できるため、自社のイメージを崩さないように活用することが重要です。事前に運用の方針、投稿のルールなどを定めておきましょう。

オウンドメディア内コンテンツの発信

オウンドメディア内のコンテンツをSNSで紹介することもできます。メリットは、検索結果の上位に表示されていないコンテンツであっても紹介できることです。

例えば公開したばかりのコンテンツを紹介してアクセスを集めることもできます。集客のポイントは、ユーザーがクリックしたくなるようにコンテンツを紹介することです。

ペルソナを設定して顧客の分析を進めると、クリックしたくなる一文を作れるようになります。ペルソナは、自社にとって理想的な顧客の特徴をまとめたものです。ペルソナの設定は、オウンドメディアのコンテンツ制作にも役立ちます。

キャンペーンやクーポンの発信

SNSと相性のよい活用方法といえるのが、キャンペーン情報やクーポン情報の発信です。お得な情報は拡散しやすい傾向があります。キャンペーンなどの内容によっては、大きな注目を集められるでしょう。

オウンドメディアで会員登録をしたユーザーにクーポンをプレゼント」などのキャンペーンであれば、SNSとオウンドメディアの運用をうまく連動させられます。

ユーザーからの声の募集

SNSの魅力は、双方向コミュニケーションが可能になることです。ユーザーに呼びかけて、オウンドメディアのコンテンツ案やサービスの改善案を募ることもできます。

企業の目線とは異なる意見が集まるため、非常に有益な取り組みになる可能性があります。多くの声を集めるため、普段からユーザーとの信頼関係構築に努めておくことが重要です。

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オウンドメディア×SNS活用の成功事例

オウンドメディア×SNSの成功事例

オウンドメディアとSNSを活用して、ファンを増やすなどの目的を達成している企業は少なくありません。ここでは、主な成功事例を紹介します。

SHARP

SHARP
画像引用元:SHARP 公式サイト(https://jp.sharp/)

成功例の代表といえるのが、大手電気機器メーカーのSHARPです。2011年5月にTwitterのアカウントを開設してから、多くのファンを獲得しています。2022年2月時点のフォロワー数は82.8万人です。

特徴は、当時としては斬新であった人間味あふれるフランクな投稿を行っていることです。大手電気機器メーカーにもかかわらず、反応したユーザーに返信している点も見逃せません。

もちろん製品の紹介なども行っていますが、製品の紹介がメインではありません。SNSを活用してユーザーとの距離を近づけたいときに、参考にできるアカウントといえるでしょう。

クラシル

クラシル
画像引用元:クラシル 公式サイト(https://www.kurashiru.com/)

料理レシピ動画サービスのクラシルも、SNSを活用して自社サービスの認知拡大に成功しています。2022年2月時点におけるInstagramのフォロワー数は421.4万人です。

Instagramでは主にクラシルで公開しているレシピ動画を紹介しています。特徴は、美味しいレシピ動画をおしゃれに、且つわかりやすく紹介していることです。質の高さがファン獲得に役立っています。

「#クラシル」をつけて、レシピ動画を投稿するファンも少なくありません。若い女性が多いInstagramを選択した点も、成功のポイントといえるでしょう。

無印良品

無印良品
画像引用元:無印良品 公式サイト(https://www.muji.com/jp/ja/store)

衣料品・生活雑貨・食品などを幅広く展開する無印良品も、SNSを活用して認知拡大や売上アップに成功しています。2022年2月時点におけるFacebookのフォロワー数は約103万人です。

特徴は、新商品やキャンペーン情報を交えつつ自社商品の使い方や生活のアイデアなどを紹介していることです。Facebook上で、無印良品の世界観をうまく表現しています。

関連コンテンツや関連商品をさりげなく紹介している点も見逃せません。小売事業者が参考にしたいSNSアカウントです。

オウンドメディアとSNSの活用は欠かせない

オウンドメディアとSNSの活用は欠かせない

インターネットの普及に伴い消費者の購買プロセスや価値観は変化しています。一方的に自社商品を紹介するなどの従来型のマーケティング手法に頼っていると、消費者に効率よくアプローチできない恐れがあります。

売りつけられていると捉えられて、自社の印象が悪くなることもあるでしょう。現在の環境に対応するため、オウンドメディアとSNSを活用したマーケティングは欠かせなくなっています。

ただし効果的な運用には、それぞれの専門知識が欠かせません。できるだけWebマーケティング会社へ相談しましょう。

キャククル運用元のZenkenであれば、オウンドメディアの制作運用とSNS運用をあわせて行うことが可能です。8,000社・120業種以上のWeb集客実績のノウハウを活かした、魅力的で集客力に優れるオウンドメディアを構築いたします。
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