人流データ分析とは？注目を集める理由や活用事例・サービス企業まとめ

最終更新日：2023年11月22日

近年のスマートフォンの普及に伴ってGPSやWi-Fi、Beaconなどの技術も進み、高精度・高頻度に位置情報データを観測できるようになりました。

これらの位置情報データを活用する「人流データ分析」についてご存じでしょうか。

本記事では、人流データ分析の基礎知識や人流データ分析が注目される理由について触れながら、人流データ分析によってできること、活用事例を紹介していきます。

後半では、人流データ分析を提供している企業の特徴や得意領域などの情報もまとめたので、自社が導入できそうなサービスがないか、この機会にチェックしてみてください。

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人流データ分析（人流分析・人流解析）とは

人流データ分析とは、携帯電話ネットワークのデータや位置情報で人の移動や滞留などのデータを集計・分析することです。

本来の「人流」は人がどこからどこへ移動しているか、人の流れや移動場所、それぞれの場所での滞留時間など「人の動き」を指していました。

しかし、スマホの普及とともにGPSや携帯電話基地局、Wi-Fiなどの環境も整い、そこから得たデータを分析できるようになったため、これらの通信技術を利用した分析方法を、人流データ分析と呼ぶようになったのです。

人流データが注目を集める理由

人流データ分析は、2020年の新型コロナウィルスの流行をきっかけに注目を集めるようになりました。行動制限を呼び掛けるために、都市の主要駅や人気エリア周辺の人出に関する情報など、人流データを参考にしたニュースが取り上げられるようになったからです。

人流データは国勢調査などの常住人口データといったデータとは異なり、特定の場所のタイムリーな人の流れを把握できます。

人々のリアルな行動を捉えられることから、人口統計データを用いるよりもさらに踏み込んだマーケティングができるようになりました。これからは学術や研究などへの応用も期待されています。

人流データ分析・人流分析でできること

人流データ分析を行うと、

いつ（季節・曜日・時間帯）
どの場所に
何人の人がいるか

を把握できます。また、分析した人流データを可視化することで、人流の変化や来店分析、集客、オンライン施策との融合など、マーケティングのさまざまな場面で利用することが可能です。

他にも防災や開発計画、都市計画などのまちづくり、観光、行動経済学など、さまざまな場面や分野での活用が期待されています。

人流データ分析活用事例

人流データ分析を用いた事業の活用事例を、業種別にご紹介します。

小売業・飲食業

人流データ分析と人口データ、購買データなどを組み合わせることによって、ニーズ予測や売上予測ができます。株式会社インテージと株式会社ドコモ・インサイトマーケティングによる検証では、小売販売動向のデータとリアルタイム人口データを掛け合わせた各店舗の販売額推計が行われました。

販売額推計値のタイムリーな算出によって、適切な施策の実行に繋がると期待されています。

広告・プロモーション

販促キャンペーンを開始した日の人流データから、キャンペーンの来店効果を計測できます。また、人流データを反映させた「ジオターゲティング広告」への応用も可能です。

京都の人気飲食店「酒場トやさいイソスタンド」では、新商圏の開拓にあたり人流データ分析を活用しました。

店舗を訪れた経験のある人が多く住むエリアに絞ってポスティングを行った結果、テイクアウトやデリバリーの注文が急増したという事例が報告されています。

交通

人流データ分析を行うと、曜日や時間帯ごとの利用者数や人の流れが分かるようになります。それに基づいて、運行路線数の検討やルート修正などの業務改善が可能です。

新規路線の開業にあたっても、路線の最適化ができます。実際に、西東京バス株式会社では、人流データを応用した高速バス路線開業を成功させました。

見込み客の多い住宅街への停留所設置で、乗り換えや混雑の解消にも繋がっています。

人流データ分析サービスを提供する企業一覧

人流データ分析を依頼できる会社名と特徴を、分かりやすく一覧表にまとめました。表下では、各社サービスの特徴や企業情報も紹介していますので、ぜひこちらも参考にしてみてください。
画像をクリックすると、資料ダウンロードページに移動します。

会社名	特色
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株式会社Agoop	独自の流動人口データを活用する
LocationMind株式会社	測位信号に対するセキュリティサービスで特許技術を持つ
株式会社データワイズ	アプリのデータを活用したマーケティング戦略立案
株式会社unerry	人の行動や場所に合わせた情報・広告配信
株式会社HULIX	大阪大学発のベンチャー企業
クロスロケーションズ株式会社	人流データ分析のサブスクサービスを展開
国際航業株式会社	Wi-Fiデータを活用した人流計測

【PR】700万人の位置情報から人流統計データをオーダーメイド作成！

こちらでは、株式会社ゼンリンデータコムが取り扱っているサービスソリューションのひとつである「混雑統計®」について紹介しています。時間の経過とともに推移していく人流を把握したり分析したりするための、ビッグデータサービスです。

およそ700万人もの位置情報から、数分間という短い間隔で得られる多くの位置情報を解析することで、人流統計データを作成しています。オリジナルのノウハウを活かした高精度な解析技術を活かし、ユーザーのニーズに応えられるオーダーメイドデータを提供し、人流データ分析に活用できるようにしています。

参照元：株式会社ゼンリンデータコム公式サイト（https://www.zenrin-datacom.net/solution/congestion）

混雑統計®（株式会社ゼンリンデータコム）

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混雑統計®が提供する人流データ分析サービスの特徴

さまざまなシーンで効果的に利用できる

混雑統計®の人流データ分析は、多数の用途に利用できます。たとえば次のような分野では、実際にどのような形で活用されているのか、それぞれ見ていきましょう。

【マーケティング分野】
出店の計画や営業先のリスト作成、競合店を含めた店舗の商圏分析、そして進出を検討しているエリアのマーケティングなどを行う際のデータとして活用。
【交通分野】
来訪者が利用した交通手段や選んだ経路の分析、そしてエリア間のOD調査などを実施することで、都市計画を立てたりやインフラ整備による効果を検証したりする際に活用。
【観光分野】
観光客の居住地・属性や帰宅までの日程で利用する宿泊施設、周遊の内容、そして人出の多い観光スポットなどをリサーチして得られた結果を、地方創生や観光調査を推進する際に活用。

複数の形式でデータ提供に対応している

自分でデータを可視化したり分析したりするのに適したCSV形式でのデータ提供のほか、リクエストがあれば、BIツールでのダッシュボード作成にも対応しています。このように自社のニーズに適した方法を選んでサービスを依頼することができるところも、人流データ分析を提供する混雑統計®の魅力のひとつです。

【公共・民間】どちらのユーザーもそれぞれのメリットを得られる

人流データ分析のサービスで得られる主なメリットとしては、次のようなものが挙げられます。

公共の場合

高い自由度で仕様設計をカスタマイズすることができるようになる
データ母集団が多いことに加え、アクティブユーザーも多いので、データの信頼性がおのずと高くなる
かつてはリサーチが困難だった分析も可能になる場合がある

民間の場合

おもに経験則に基づいて行うしかなかった業務を、根拠のある定量的なデータに基づいて進めることができるようになる
期間網羅性やエリア網羅性があるので、より効率的にリサーチを実施することが可能になる

こんな企業におすすめ

高解像度かつ歯抜けのない位置情報データを取得したい企業
自由度の高い期間軸での調査に対応した、高度な解析技術を必要としている企業
データを思い通りに分析したり可視化したりすることができるCSV形式でのデータを求めている企業

混雑統計®を選ぶべき理由

【理由1】高解像度の位置情報と正確な行動判定

提供される位置情報データの解像度が高く、また、行動判定の精度も高いところが、混雑統計®の人流データ分析サービスの魅力。9割を超えるアクティブユーザー達が毎日測位点をあげているため、より正確な行動データが取得できます。さらにゼンリンの保有する高鮮度・高精度な地図データと行動データを紐づけることで、正確な行動判定を可能にしています。

参照元：株式会社ゼンリンデータコム公式サイト（https://www.zenrin-datacom.net/solution/congestion）

【理由2】GPSの即位誤差を補正できる地図データ

人流データ分析サービスを含む、ゼンリンデータコムの充実したサービス内容の基礎をなしているのが、高精度かつ高鮮度な地図データです。たとえば、GPSを使用して測位をおこなった際に誤差が生じても、地図データでそれを補正することができます。位置情報の点列を地図・ネットワークデータに紐づけることで補正し、精度アップを実現しています。

【理由3】クライアントのニーズに応える人流データの提供が可能

クライアントが取り扱っている業務を把握したうえで、その用途に沿った人流データの提供をおこなっています。カスタマイズ性の高さを活かしたサービス品質だといえます。

また次のようなデータ群を組み合わせたり、あるいは、必要であればさらにクライアント（ユーザー）のデータやサードパーティーデータなども組み合わせたりしていくことで、幅ひろいソリューションを提案しています。

【属性データ群】
性別・年代・居住地・勤務地　など
【行動データ群】
日時・出発地・到着地・宿泊地　など
【その他データ群】
移動数・滞在数・移動経路・交通手段・立ち寄り場所・滞在時間・来訪頻度　など

【理由4】豊富なノウハウに基づいた技術

10年以上にわたり、さまざまなソリューションを提供してきたノウハウと実績があることも、人流データ分析サービスを提供するゼンリンデータコムの強みです。最長7年までさかのぼり、ニーズに応じた期間軸での調査設計に対応できるような、精緻な解析技術を持つ会社です。

また、100を超える種類の特許技術も保有しており、それらを活用することで、幅ひろい集計エンジンの実装のほか、推定ロジック・データ加工・補正などによる解析もおこなっています。

参照元：株式会社ゼンリンデータコム公式サイト（https://www.zenrin-datacom.net/solution/congestion）

長年積み上げた実績とノウハウ
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混雑統計®の料金

案件によって料金が変動するシステムになっています。人流データ分析サービスの導入検討の際には、株式会社ゼンリンデータコムにお問い合わせの上、相談や見積もり依頼をしてみてください。

混雑統計®の導入事例

マーケティング分野での導入事例

ニーズ・課題
来訪客へのアンケート調査等でしか属性や居住地構成等の情報は把握が出来ず、情報量および客観性が乏しく、位置情報を活用したい。

解決方法
・平休日別、人数の集計
・性年代別、人数の集計
・居住地別、人数の集計
引用元：株式会社ゼンリンデータコム公式HP (https://www.zenrin-datacom.net/solution/congestion/casestudy/leadcontent02）

交通分野での導入事例

ニーズ・課題
鉄道会社が各社が公表しているデータ以外に、一律で網羅的に状況を把握できるデータがほしい。

解決方法
時間帯別、路線別での移動人数の集計
引用元：株式会社ゼンリンデータコム公式HP (https://www.zenrin-datacom.net/solution/congestion/casestudy/leadcontent06）

観光分野での導入事例

ニーズ・課題
対象道の駅の数が多く、効率的に調査できる手法を探している。

解決方法
対象となる都道府県内のすべての道の駅に対して、来訪者の出発地と道の駅以外の立寄り地を集計。
・出発地別、人数の集計
・立寄り地別、人数の集計
引用元：株式会社ゼンリンデータコム公式HP (https://www.zenrin-datacom.net/solution/congestion/casestudy/sightseeing25）

多様な業種への導入実績を誇る
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企業概要

URL	https://www.zenrin-datacom.net/solution/congestion
所在地	東京都港区芝浦3-1-1 msb Tamachi 田町ステーションタワー N22F
設立年月	2000年4月
得意ジャンル	観光客の動態分析・交通状況分析

ニーズに合わせて選べるデータ形式
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そのほかの人流データ分析サービス

株式会社Agoop（アグープ）

株式会社Agoopが提供する人流データ分析サービスの特徴

需要予測や要因分析に適している
CRMとの連携やGSI・BIなどの可視化も可能

位置情報を専門としたビッグデータの収集・解析や生成、スマホアプリ開発などを依頼できるのが、人流データ分析サービスを提供するAgoopです。設立当初は、ソフトバンクグループのモバイルユーザーに対する、繋がりやすさの改善事業を行っていました。

2009年より流動人口推計データを販売しており、今ではスマホの位置情報を活用したビッグデータ事業やソフトバンクモバイルのネットワーク改善・解析に活用されています。

道路や建物単位の細かな人の動きまで、しっかりと把握可能。位置情報とビッグデータを融合させて、ビジネスに直結する施策を提案してくれます。

これまでに小売店の多店舗展開を見据えたエリア調査や自動運転のルート策定、観光スポットの周遊調査など、さまざまな業種での導入実績を持っているのも強みです。

株式会社Agoopの企業概要

URL	https://www.agoop.co.jp/
所在地	東京都渋谷区神宮前3-35-8 ハニービル青山6F
設立年月	2009年4月
得意ジャンル	観光調査・ルート策定

LocationMind（ロケーションマインド）株式会社

LocationMind株式会社が提供する人流データ分析サービスの特徴

独自開発のAIアルゴリズムによる人流予測
IoTセンサを用いた位置情報解析を実施

はじめて位置情報データを活用する企業から、データオーナーや人流データ分析を行うプロに対する活用提案まで、広範囲なニーズに対してさまざまなテーマや切り口でこたえてくれるLocationMind株式会社。
諸外国向けのソリューション提案も行う、測位サービスの次世代化を目指す企業です。

位置情報を扱う「全球測位衛星システム（GNSS）」の安全性を守るためのシステム「信号認証技術」の開発特許を持っており、日本独自の衛星測位システム「準天頂衛星システムみちびき」への実装実績を持っています。

測位信号にセキュリティ対策を施して、位置情報の次世代化を推進するサービスや、人工衛星で得られたデータから地表面を分析する画像処理技術サービスを実施。

施設内や建物内など、屋内の人流を細かに計測したいニーズや、特定の場所の込み具合を把握したいなどのニーズに応えています。

LocationMind株式会社の企業概要

URL	https://locationmind.com/
所在地	東京都千代田区神田司町2-8-1 PMO神田司町4F
設立年月	2019年2月
得意ジャンル	交通（バス・自動車）・基礎データ処理・人流モニタリング・位置情報解析

株式会社データワイズ

株式会社データワイズが提供する人流データ分析サービスの特徴

位置情報を活用した分析ツールを開発
ドコモアプリの位置情報からマーケティングデータを抽出

GPSの位置情報に基づいた人流データを身近に利用してもらうために、企業や自治体での活用方法を提案している株式会社データワイズ。

特定の場所ごとに、どんな時間帯にどの年代や性別の人が何人滞留しているかという人流データ分析をし、さまざまなマーケティング戦略に活かせるツールを提供しています。

8,700万人以上の会員数を持つ「ドコモdポイントクラブ」のアプリの位置情報や属性データを使った戦略立案が可能。

来訪者の属性や興味関心はもちろん、家族構成や年収、店舗の来訪者数、商圏エリア、滞在人口、道路の人の流れなどあらゆるビッグデータを解析して、店舗運営の改善や新規出店に役立てられます。

独自に開発した位置情報AIによって高精度の情報を摘出・解析するサービスもあり、ターゲットがその場所を訪れるプロセスや次に行く場所、競合店の来客数予測など、さまざまな情報把握や予測ができるようになります。

株式会社データワイズの企業概要

URL	https://www.datawise.co.jp/company
所在地	東京都港区虎ノ門1-23-1 虎ノ門ヒルズ森タワー21F
設立年月	2019年1月
得意ジャンル	アプリデータ解析・店舗運営・マーケティング戦略構築

株式会社unerry（ウネリー）

株式会社unerryが提供する人流データ分析サービスの特徴

アプリ・SNS連携による広告配信
56万個の屋内ビーコンで行動データを解析

リアルとデジタルが融合した「環境知能」の実装を目指して、実社会のさまざまな人流データを解析している株式会社unerry。屋外GPSと屋内56万個のビーコンを使って、日本全国の人流データ分析をしている企業です。

店舗やイベントの混雑状況をAIが自動推定する「混雑マップサービス」や、来店計測に基づいたデータや競合店舗との比較から業務改善を図るツール、消費者の実行動を捉えて集客効果を最適化できる広告配信サービスなど、人流データを活用したさまざまなソリューションを提供しています。

新型コロナウイルスの流行をきっかけに開発された「お買い物混雑マップ」は、ショッピングエリア近辺の混雑状況を分かりやすく地図で表示。「買い物はしたいけれど、密を避けて行動したい」といった人々のニーズに応えています。

人々の行動データをタイムリーに測定し、インサイトやニーズを見抜いた上でさまざまなサービスを開発しているのが特色です。

株式会社unerryの企業概要

URL	https://www.unerry.co.jp/
所在地	東京都港区虎ノ門1-17-1 虎ノ門ヒルズビジネスタワー15F
設立年月	2015年8月
得意ジャンル	混雑状況の把握行動や嗜好に合わせた広告配信

株式会社HULIX（ヒューリックス）

株式会社HULIXが提供する人流データ分析サービスの特徴

高度な空間理解と空間制御を実現
AI知覚ソフトウェアで特許申請

人の屋内位置測位技術の研究開発に取り組むメンバーによって設立された株式会社HULIXは、大阪大学発のスタートアップとして注目されるベンチャー企業です。

阪大の研究成果をもとに開発された「ひとなび」は、独自のセンシング技術を搭載した人流空間解析プラットフォーム。

さまざまな場所に設置されたセンサーから人の流れを把握し、個人情報を取得せずに混雑状況を把握できる技術として、事業化が進められています。

また、対象物に光を照射して距離を測定する「LiDAR」を使って人やモノのデータを取得し、空間時系列データへ変換するAIエッジ技術を保有。大阪大学の特許ライセンス技術として出願中で、特許取得される予定です。

デジタル時代における「人間中心」の環境づくりを目指して、今後も生活分野に密接にかかわる技術開発が進められるでしょう。

株式会社HULIXの企業概要

URL	https://www.hulix-tech.com/
所在地	大阪府吹田市山田丘2-8 大阪大学吹田キャンパス内テクノアライアンスC棟8F
設立年月	2020年7月
得意ジャンル	人流・時空間解析に関する研究・屋内の人流把握

クロスロケーションズ株式会社

クロスロケーションズ株式会社が提供する人流データ分析サービスの特徴

人流を可視化するクラウドサービスを提供
AIによる位置情報ビッグデータ解析

位置情報や空間情報を「誰でも意味のあるかたちで活用する」をミッションに掲げ、人流データを活用したさまざまな製品を開発・販売しているクロスロケーションズ株式会社。

さまざまな分野で位置情報データを活用できるクラウドサービスや、商圏エリアの消費者のリアルな行動傾向をモニタリングするためのアンケート調査サービスを提供しています。

スマホの位置情報分析によって人流を可視化して活用できるサービス「人流アナリティクス」を開発。月額11,000円の利用料金で、誰でも気軽に人流データを事業に活用できるのが魅力です。

店舗開発や集客・マーケティングはもちろん、公共や交通、不動産・建設、都市開発など、多業種・多分野の企業による利活用がはじまっており、スーパーマーケットの利用者調査といった、身近なところで技術が応用されています。

製品によってはデモ体験を行っているので、使用感を確かめてみたい方はフォームより申し込んでみてください。

クロスロケーションズ株式会社の企業概要

URL	https://www.x-locations.com/
所在地	東京都渋谷区恵比寿南1-2-9 小林ビル6F
設立年月	2017年11月
得意ジャンル	モバイル広告・ジオターゲティング広告・行動モニタリング

国際航業株式会社

国際航業株式会社が提供する人流データ分析サービスの特徴

航空写真測量のパイオニア
環境に合わせた計測方法を提案

1947年に設立された国際航業株式会社は、戦後直後から航空写真測量を行ない、国土再建に貢献してきた老舗企業。太陽光発電や再生可能エネルギー事業、屋内測位、気候変動対策など、社会課題解決への取組みに積極的に参加してきました。

1960年代より総合建設コンサルタントをはじめ、今では創業より培ってきた航空測量・分析の技術を応用した、多面的なコンサルティングを行っています。

国内でも地形解析にいち早く取り組み、1980年代には、地理空間情報コンサルティングをスタート。地上から地中、水中や宇宙まで、測量の技術でさまざまな空間情報を把握し、防災や環境保全分野でも多くの成果を上げてきた歴史があります。

GPS/GNSSによる測位や定点カメラを使った画像解析、航空レーザー測量、SAR解析など、さまざまな解析技術とノウハウを持っており、AIをはじめとした最先端技術を組み合わせたモニタリングサービスの提供が可能です。

国際航業株式会社の企業概要

URL	https://www.kkc.co.jp/
所在地	東京都新宿区北新宿2-21-1 新宿フロントタワー
設立年月	1947年9月
得意ジャンル	GPS /GNSS計測・衛星SAR地表変位測位解析

人流データ分析でよくある質問

Q1.人流データ分析は無料で利用できますか？

人流データ分析は、基本的に有料で利用することとなりますが、一部無料で展開しているサービスもあります。また、人流データも有料の場合が多いですが、オープンデータとして無料で公開されている場合もあります。会社によって費用は異なるので、利用を検討している会社に問い合わせ、費用を把握してから利用するようにしましょう。