「商品やサービス内容が多く、資料や口頭での説明だけでは理解されない…」
「説明する工数を省き、動画でわかりやすく伝えて理解してもらいたい…」
研修会やセミナーを開催しても、参加者に十分理解してもらえず、上記のようなお悩みやご要望を持たれる方も多いのではないでしょうか?
説明しにくい商品を分かりやすく伝える有効な手段が「動画」です。「動画の質」こそが、「研修会の質」をも左右するといっても過言ではありません。
そこで、この記事では研修動画制作を依頼できる制作会社を紹介しています。各社の口コミ評判や費用、制作事例について紹介しているので制作会社を選ぶ際の参考にして頂ければ幸いです。
研修動画制作会社の一覧表
ここでは、研修動画を依頼できる制作会社を比較・紹介します。それぞれの会社が提供しているサービスの特徴を参考にしながら、制作会社選びにお役立てください。
会社名 | サービスの特徴 |
---|---|
Lumii |
選ばれたトップクリエイターが予算に合わせて高品質動画を制作
|
インディゴ |
研修動画制作をトータルサポート!企画から撮影、編集まで一括対応
|
プルークス |
制作だけじゃない!専属プランナーが動画マーケティングも提案 |
ゼータ・カンパニー |
お客の要望に合わせた映像を制作 |
ジャパンライム株 |
プロが学ぶための映像教材の制作・販売を手がける |
キューシード |
企業の研修用映像制作を得意とする会社 |
Crevo(クレボ) |
実写とアニメーションを組み合わせた直感的に理解できる動画作りが得意 |
ビーアーティスト |
さまざまな企業や団体の映像を制作してきた実績あり |
CINEMATO |
専任プロデューサーが動画制作を支援してくれる |
エルモ |
多彩な表現方法から「伝わる表現」を提案 |
シグメイト |
教育用映像や教則用映像などさまざまな動画を制作 |
デフコンファイブ |
シンプルでわかりやすい動画を提供 |
麓匠(ろくしょう)大阪 |
動画活用の目的をしっかりと聞き取った上で制作を行う |
ムビサク |
伝わりやすいアニメーション動画制作サービス |
ネットラーニング |
企画・制作・運営のトータルディレクションが可能 |
研修用動画の種類
マニュアル動画
「マニュアル動画」とは、企業で行う作業の手順や動作などをまとめた動画形式のマニュアルを指します。例えば、営業担当向けの動画ではセールスプロセスを視覚化した「営業マニュアル」や、業務の手順や使用する機械の操作方法などを伝えるための「作業マニュアル」などがあります。
作業手順やセールスプロセスなどについては、これまでは現場のOJTで指導を行っていた内容だったものの、研修動画の使用によって、「大人数に」「わかりやすく」伝えられる、というメリットが得られます。
作業手順などは文字だけではどうしてもわかりにくい部分がありますが、映像にすることによって作業の流れやポイントについてもしっかりと伝えられますし、わからないところがあったとしても繰り返し視聴可能です。さらに、講師役を務める先輩社員などの手を止める必要がないといった点もメリットです。
自社製品(サービス)の紹介動画
研修動画における「自社製品(サービス)の紹介動画」とは、その名の通り社員や店舗のスタッフなど向けとして自社の製品やサービスを説明するための動画です。新しい製品やサービスをリリースしたときに、情報をできるだけ早く発信する、また操作方法などを動画で詳しく解説し、社員やスタッフが理解できるようにする、という目的があります。
製品やサービスの紹介動画の使用によって、店長など講師を務める人のスキルに左右されず、一定の品質の内容をスタッフに伝えられるというメリットが得られます。さらに、動画を使用して従業員の意識を向上したり、伝えたい内容をスタッフにダイレクトに伝えることも可能です。
トップメッセージ動画
「トップメッセージ動画」とは、社長や経営陣からのメッセージを収録した動画です。研修用としてトップメッセージ動画を用意する場合の例としては、年初めの抱負や期末の振り返り、新卒などに向けた会社案内のほか、特定の取り組みに対するコメントといった内容があります。
この動画を活用するメリットとしては、トップの想いをダイレクトに伝えられるという点です。メッセージを受け取った社員に対して会社としての方向性を示せるため、モチベーション向上が期待できます。
もし会社にオリジナルのキャラクターがいる場合には、そのキャラクターを登場させることでブランディングの強化を図ったり、トップからのメッセージのほかにも社員インタビューや社内の普段の様子を含めて社内の雰囲気を伝えるといった内容の動画の制作も可能でしょう。
新人研修用動画
「新人研修用動画」とは、新人研修の際に使用する動画です。例えば新入社員に教育しておきたい一般マナーなどについては、多くの部分について動画教材を使用した研修を行えます。マナーなど普遍的な内容の動画であれば、一度作成したものを繰り返し使用可能です。
また、研修用動画を使用する場合に動画で事前に知識をインプットして集合研修やOJTでその知識を確認するといった流れでも利用できます。
研修動画を制作するメリット
コスト削減
研修動画を使用すると、講師の人件費や会場費などのコスト削減につながります。さらに、講師や会場を選ぶ時間的コストも削減可能です。また企業で集合研修を行う場合には、遠方の支社から来る社員の交通費や宿泊費などが必要になることもありましたが、この点についても研修動画の使用によってコストが不要になります。
研修動画を制作する際の初期コストは必要になるものの、上記のようなコストを削減できるといった点を考えると長期的にコストが削減できるといえるでしょう。
効果が高い
テキストでの説明はどうしても伝えるのが難しい部分がありますが、その内容を動画にするとわかりやすく伝えられるようになります。
例えば機器の操作方法などについては、どうしてもテキストと写真のみの手順書だと作業のイメージがつきにくいですが、動画で操作方法を説明することで実際に操作をしたときのイメージを持てるでしょう。また、繰り返しの視聴によってさらに作業についての理解を深められます。
同じクオリティの研修を少ない負担で行える
講師を招いて研修を行う場合には、誰が講師を務めるかまた研修場所などによって教え方や内容にムラが出てしまうといったケースもあります。しかし、研修動画の活用によって、教え方や環境に左右されず、一定の講師の質を保てるという点がメリットです。
さらに、動画研修を使用する際には学習管理を行うシステムを使用するのもひとつの選択肢です。このシステムの活用によって、誰が研修を受講したのか、またしっかりと最後まで研修を受けたのかといった点について管理が可能。
決まった時間に動画を配信して社員やスタッフに受講促進を行うことで、運営側の負担削減につなげられます。
時間や場所を選ばずに開催できる
研修動画はどこでも・いつでも視聴ができる点が大きな特徴です。この特徴を活かして研修を行った場合には、時間や場所を選ばないというメリットが得られます。
これまでの集合研修は、「いつ・どこで開催」といったものが決められていたため、人によっては参加が難しくなることもありました。また、遠方で開催される研修は時間と交通費がかかるといった面もあります。
しかし研修動画を使用すれば、受講生は自分のスケジュールに合わせた視聴が可能なので、業務に支障を与えずに対象者全てに均等な研修の機会が提供できます。
研修動画制作の費用相場
企業の研修プログラムは、社員のスキル向上とモチベーション維持に不可欠です。その中心となるのが、研修動画の活用です。しかし、研修動画を制作するにあたっては、そのタイプによって費用相場が大きく異なります。ここでは、セミナー型、マニュアル型、ドラマ型の動画に焦点を当て、それぞれの特徴と費用相場について解説します。
研修動画の種類 | 制作依頼を出したときの費用相場 |
---|---|
セミナー型動画 | 約5〜15万円 |
マニュアル型動画 | 約5〜15万円 |
ドラマ型動画 | 約80〜200万円 |
セミナー型動画
セミナー型研修動画は、講義やセミナーの様子を撮影したものです。この形式の特徴は、比較的低コストで制作可能な点にあります。一般的に、30分の動画を1台のカメラで撮影する場合の費用相場は約5万円から15万円程度です。
また、eラーニングシステムを導入することで、学習の効率化と管理コストの削減が見込めますが、これには月額約5万円から8万円の追加費用がかかります。
マニュアル型動画
マニュアル型動画は、業務の作業プロセスを細かく解説する研修動画です。このタイプの動画は、テキストだけでは伝えにくい情報を視覚的に示すことができるため、具体的な作業手順の理解を深めるのに適しています。
費用相場は基本的に5万円から15万円程度ですが、動画の長さや編集の複雑さによっては10万円から30万円程度に上昇することもあります。
ドラマ型動画
ドラマ型研修動画は、実際の職場環境をドラマ化し、ストーリーを通じて研修内容を伝えるものです。このタイプは、視聴者の関心を引きやすく、情報の理解と記憶に効果的です。
ただし、高品質な映像制作とプロのキャストを必要とするため、費用相場は約80万円から200万円となり、特殊機材の使用がある場合はさらにコストが上がります。
研修動画を制作する際は、目的と予算を明確にして、最適な形式を選択することが重要です。各タイプの動画が持つ特徴と費用相場を参考に、社員研修の充実を図りましょう。
研修動画制作に関するFAQ
Q1.研修用動画にはどんな種類がありますか?
研修会用の動画としては、企業で行う作業手順をまとめた「マニュアル動画」、商品やサービスを説明する「紹介動画」、新卒採用などで活用する「トップメッセージ動画」があります。
他にも、新人が入社した際に使用する「新人研修動画」や、実際に働いている社員を撮影した「ドキュメンタリー動画」もあり、場所を選ばず視聴環境さえ整えばいつでも閲覧することができます。
Q2.研修用動画を制作するメリットは何ですか?
研修動画を使用すると、講師の人件費や会場費などのコスト削減につながります。さらに、講師や会場を選ぶ時間的コストも削減可能です。
企業で集合研修を行う場合には、遠方の支社から来る社員の交通費や宿泊費などが必要になることもありますが、研修動画の使用によってコストが不要になります。
また、テキストでの説明はどうしても伝えるのが難しい部分がありますが、その内容を動画にするとわかりやすく伝えられるようになります。
内製で動画を作ることもできますが、社内だけの視点で作るより、客観的な目線で制作した方が、第三者にも分かりやすく伝えることができます。
研修用動画制作会社もさまざまありますので、詳しくは「研修動画制作を依頼できる会社まとめ表」をご覧ください。
Q3.研修用動画の制作をフリーランスに依頼することはできますか?
研修用動画の制作をフリーランスに依頼することは可能です。メリットとしては依頼費用が制作会社に依頼するのと比較して、6~7割程度に抑えられる点でしょう。
しかしフリーランスへの依頼は、対応者によってクオリティに大きなばらつきがある、納期の遅延や情報漏洩が発生するといったリスクも考えられます。メリットだけでなくデメリットも踏まえた上で、発注先は慎重に決めることが大切です。
研修動画制作会社のまとめ
研修動画制作会社ついて紹介してきました。一言でいっても提供できるサービスが異なりますので、自社が必要とする研修動画制作会社はどこかを吟味した上で判断しましょう。
- 免責事項
- 本記事は、本記事は、2023年9月時点の情報をもとに作成しています。掲載各社の情報・事例をはじめコンテンツ内容は、現時点で削除および変更されている可能性があります。あらかじめご了承ください。