フランチャイズ加盟店(FC)は集客・募集方法と広告戦略で決まる!
最終更新日:2023年01月05日

フランチャイズ事業を展開する本部にとって「加盟店オーナーをいかに集められるか」が、事業成功のカギを握ります。とはいえ、オーナーを集めるにも、どのような方法を選択すれば良いのでしょう?
近年では、Webを使った集客が主流ですが、一口にWeb集客といっても、その種類はさまざまあります。この記事では、キャククルが培った120業種以上の集客ノウハウを活かした加盟店オーナーを増やす「Web集客方法」の種類を中心に解説します。
さらに、
- 自社ビジネスの利益率を理解した問い合わせが増え、月1件ずつ加盟契約を獲得できた。
- 商談3件で1件加盟契約が取れ、主要出店エリアを全て押さえたので全国展開を開始した。
などを実現できた自社の魅力を理解したユーザーから資料請求や問い合わせを獲得できる集客方法「ポジショニングメディア」についても紹介します。
フランチャイズ加盟店オーナーをオンラインで集客する主な方法
自社サイトのユーザビリティ改善
Web集客方法として、まずは自社サイトで情報を発信します。その際に注意すべきことは、
- 誰が見ても分かりやすいデザイン構成
- 問い合わせしやすい情報設計
- スマートフォンでも最適化された表示
にしておくことです。たとえば、パソコンからサイトを見ると正しく見ることができるが、スマートフォンから見るとホームページが一部分しか表示されなかったり、全て表示されなかったらユーザーからすると利用しにくいです。
このような状態を回避するためにも、パソコンやスマ―フォン、タブレットなど、どんな情報端末からでも見やすい「ユーザビリティ(使いやすさ)」を改善する必要があります。
SEO検索エンジン最適化
自社サイトの情報をユーザー(加盟店オーナー)に見てもらうには、検索エンジンで上位に表示されるようにしなければいけません。そのために必要なのが「SEO対策」です。
SEO対策では、特定の検索キーワードで上位表示を狙うだけでなく、ユーザーが調べたい複数のキーワードでも上位を狙う必要があります。たとえば、ラーメンのフランチャイズ店を出したい人が「ラーメン フランチャイズ」と検索して上位に表示されたとします。
しかし、ラーメン業界で独立したい人が必ずしも「ラーメン フランチャイズ」のキーワード検索するとは限らず「ラーメン 経営」と検索する人もいるかもしれません。
限られたキーワードだけ上位になっていても集客率が高まるとは限りませんので、類似する複数のキーワードでもアプローチできるSEO対策が必要です。
リスティング広告
リスティング広告では、ユーザーが検索するであろうキーワードに対して広告を入れることができます。また、PPC広告といって1クリックあたりで費用が決まるので、予算を決めて広告を入れることができます。
しかし、ある程度IT知識のある人は、広告と知っているためクリックしない場合もあります。しかし、狙ったキーワードで検索結果の上位に表示されるため、「今すぐ集客したい」方に向いているWeb集客方法です。
ポータルサイト広告
加盟店募集中のフランチャイズ情報が満載
フランチャイズ加盟店検討者に対して、「オーナー募集」の情報を確実に届けたいなら、検討者が必ずといって良いほどチェックするメディアへ広告を掲載するのが効果的です。その代表的な媒体が「ポータルサイト」です。
フランチャイズ業界でも、フランチャイズ専門のポータルサイトが数多く存在しています。加盟検討者は、各ポータルサイトの「加盟店募集」の広告をチェックし、
- 商品サービス
- 経営方針
- 契約条件
などを比較しながら、「自分にとって、どの企業が最適か」を見極めます。
競合他社との差別化が難しい一面も
フランチャイズ専門のポータルサイトには、独立・開業支援サイトの「アントレ」などがあります。オーナーを募集する企業と検討者とのマッチングが主な目的です。
その他にも、フランチャイズ専門のポータルサイトは多数存在し、実際に多くの検討者が訪問しています。掲載企業にとって自社情報を閲覧してもらう絶好の機会です。
しかし一方、多くの競合他社も同じように広告費をかけて掲載しているため、競合との差別化がしにくく、検討者も「この企業と契約しよう」と初めから決めている訳ではなく、比較検討が目的で利用するケースが殆どといって良いでしょう。
リードは増えても「契約に繋がらない」企業も少なくない
ポータルサイトに広告掲載することで、資料請求などのリード(見込み客)の獲得数は増えるものの、検討者にとって、あくまでも「比較検討の1社」に過ぎず、他社と何が違うのか、自社の「強み」が伝わり切れずに契約にまで至らない企業も少なくありません。
そこで、資料請求数ではなく、
「契約率」を重視した、自社の「強み」に賛同する検討者だけを集めるWeb集客施策
を活用する方法もあります。フランチャイズ系の他、120以上の業界で導入済みで、導入した企業様より、
- 自社ビジネスの利益率を理解した問い合わせが増え、月1件ずつ加盟契約を獲得できた。
- 商談3件で1件加盟契約が取れ、主要出店エリアを全て押さえたので全国展開を開始した。
といった、契約に繋がる効果を実感していただいている「ポジショニングメディア」という施策です。
契約率を重視したWeb集客施策「ポジショニングメディア」とは?
フランチャイズ加盟検討者が求める事業に特化した専門メディア
ポジショニングメディアは、たとえば、
- 「エステ フランチャイズ」
- 「放課後等デイサービス フランチャイズ」
- 「プログラミング教室 フランチャイズ」
など、1つの業種に特化したメディアを独自に開設。
特定の業種について情報を集めるフランチャイズ加盟検討者のみ
を集めます。たとえ、業界知識が少なくても、自分に合った適切なフランチャイズビジネス、ビジネスモデルを提供するフランチャイジーが簡単に探し出せ、どのビジネスに加盟すべきかが判断できます。
ポジショニングメディア導入前と後の反響の違い
このように、掲載する企業にとっても、自社ビジネスモデルの「特徴」や「強み」をしっかりと理解してもらいながら、認知度アップや資料請求をはじめ、契約率の高いリード獲得が可能です。
フランチャイズのポジショニングメディア導入体験談
問い合わせの段階で当社の強みを理解する検討者が増えました。
飲食系A社(店舗数30店舗以下 従業員数:非公開)
当社の強みは「商品原価率の低さ」なのですが、ポータルサイトでは競合と差別化できずに強みが表現できていませんでした。しかし、ポジショニングメディアを導入したことで、競合他社との違いを分かりやすく伝えることができ、問い合わせの時点で、すでに強みを理解し当社に興味を持っているので、商談もスムーズに進み契約に繋げることができ事業成長に着実につながっています。
商談からの契約率の高さに驚いています。
飲食系B社(店舗数200店舗以下 従業員数:600名以下)
自社サイトで集客していましたが、問い合わせも殆どなく対策に困っていました。導入後、月平均5件ほど資料請求が来るようになり、ほとんどが商談に繋がっています。商談になれば、3件に1件は契約に至るので、契約率の高さに驚いています。今では狙っていた主要都市への出店計画をクリアし、積極的に全国展開するフェーズに移れています。
当社とマッチする検討者が増えて助かっています。
清掃系C社(店舗数50店舗以下 従業員数:50名以下)
毎月電話だけで10件ほど問い合わせが来ており、契約を安定的に獲得しています。以前はポータルサイトで集客し説明会を開いていましたが、当社の事業に本気で取り組みたいというよりは、何となく話を聞きに来ている方が殆どでした。
ポジショニングメディアを導入したことで、当社の強みでもある、経営サポート力に魅力を感じてたオーナーが集まるようになり、説明会を開いても以前とは違う本気度の強さが感じられます。当社とマッチする検討者が増えて助かっています。
ポジショニングメディアについてより詳しく知りたい方のために、従来のWeb広告との違いや、その他の成功事例を紹介した資料をご用意しております。
自社にマッチした検討者を集めて、契約に繋げたいなら、自社の「強み」を相手に理解してもらう伝え方が必要です。ご興味のある方はこちらよりダウンロードして下さい。
フランチャイズ加盟店オーナーをオフラインで集める方法
加盟店オーナーをオフライン(Web以外)で集客する方法には、折り込みチラシ、店先広告、電車の中吊り、看板広告などさまざまな方法があります。オフラインは、Web集客とは違って「エリア属性」を加味した集客・宣伝ができるメリットがあります。
折り込みチラシ
フランチャイズ加盟店の集客の折り込みチラシを配るときには、地域を絞って配ると効果的です。大規模にフランチャイズ加盟店を集客しているのであれば、広範囲に折り込みチラシ配布すると良いでしょう。
特定のエリアに絞って集客したい場合は、そのエリアだけに配布することで募集者が集めやすく費用も安くて済みます。また、ユーザーが知りたがっている情報を記載することでユーザーの目を引くことができます。
たとえば、フランチャイズ店舗を運営する上での費用や手順などの情報を記載することが重要です。チラシの作成費用などがかかってしまいますが、ユーザーにフランチャイズ加盟店の魅力を伝えることができます。
看板広告
オフラインの集客には看板広告もあります。看板広告であれば、その地域の多くの人の目に留まり、加盟店の運営に興味を持つユーザーが現れる可能性もあります。
また、Web上で広告した場合にはWebをあまり利用しない人には宣伝効果がありませんが、看板広告なら、Webを利用しない人でも宣伝効果が見込めます。看板の配置場所を工夫することで集客率を高めることもできます。
たとえば、多く集客したければ、人通りの多い大通りに配置するとより効果的です。
中吊り広告
フランチャイズ加盟店の集客には中吊り広告も効果的です。中吊り広告は、電車の中吊りにある広告ですが、ここに配置することで自然と目に入る位置で宣伝することができます。
電車などに設置しているので、大量に広告を準備する必要がありませんし、多数の人の目に入ります。このことからも、中吊り広告は、低コストのわりに効率よく集客することができるというメリットがあります。
店先広告
加盟店の集客には店先広告も効果的です。店先での広告は他の広告と違い、実際の店舗内で行う宣伝になります。そのため、店舗を利用した人が見ることになるので、ユーザーへの宣伝効果も高まります。
また、店舗についてのPRや良さなどを紹介することで、興味を持っていただける可能性があります。このように、店先広告はユーザーが知りたい情報を掲載しつつ、店舗の良さをユーザーに伝えることができる募集方法です。
フランチャイズ展示会への出店
フランチャイズ加盟店の集客にはフランチャイズ展示会への出店という手段があります。フランチャイズ展示会では、実際の店舗を模したブースがあったり、実際にサービスを提供している様子を見ることができる催しを行うことも可能です。
他の広告のように文章で魅力を伝えるのではなく、実際にブースを見たり、担当者の方に詳しい話を聞くことで魅力を伝えることができる集客方法です。
ユーザーが担当者に疑問に思ったことを質問することもできるので、ユーザーの知りたい情報を提供することができる集客方法といえます。
「こんなオーナー検討者が欲しかった」と言えるWeb集客をしたい方へ
自社のフランチャイズ事業に賛同しオーナーになって頂ける方を集めたいなら、競合他社と何が違うのかを明らかにし、自社の「強み」を打ち出したWeb集客戦略が必要です。
これまでに、ネット広告をいろいろ試したものの、
- 何の反響もなく次の打開策が見えない
- 問い合わせがあっても他社と比べられるばかり
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