ウィズコロナの時代を生き残るキーワードは「レジリエンス」

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目次

「レジリエンス」がウィズコロナを生き抜くヒント

新型ウイルス感染者が60人を超えた東京は、まだまだ不安を残したまま新たな社会生活に突入しています。
つい先日まで「アフターコロナ」だった論調は一気に、「ウィズコロナ」へと移行しています。なぜならいまだ収束が見えないコロナと、どう向き合っていくかが問われているからです。

今回キャククルがテーマとして取り上げるのは「レジリエンス」。
レジリエンスにはもともと「復元力、回復力、弾力」などの意味がありますが、逆境力や再起力といったとらえかたで、最近注目を集めているキーワードです。

これをいまのコロナ禍やウィズコロナの状況に当てはめると、

「たとえ転んでドロドロになっても、何事もなかったかのように汚れを払って立ち上がる力」

という説明が適しているかもしれません。

ウィズコロナ時代の覚悟の決め方

ウィズコロナ時代の覚悟の決め方
具体的に「どう覚悟を決めるか」を問う記事を多く目にするようになり、多くのメディアでクローズアップされているキーワード「レジリエンス」。

東京でも検査体制などの見直しも影響しているとはいえ、夜の街クラスターだけでなく職場感染や家族感染も増えており、いまだ経済とコロナの共生は手探り状態です。
自粛から自衛へと移行している状況下で経済活動を進めるにあたり、どのように覚悟を決めればよいのでしょうか。

このコンテンツではウィズコロナ時代を生き抜くために必要なレジリエンスと、投資家たちから見た、ウィズコロナを乗り切るためのヒントについて考察します。

さらに、多くのクライアントを抱える弊社(全研本社)のクライアントたちの声や、レジリエントな企業の具体的な事例も併せて紹介していきます。

投資のプロが語るウィズコロナ(NHK)

投資のプロが語るウィズコロナ(NHK)
最初に紹介するのは、NHKビジネス特集で「ウィズコロナ 生き抜くヒント」と題された、投資家・福島毅氏へのインタビューです。福島氏は世界中で資産運用を行うブラックロックの日本の運用責任者(CIO)を務めている投資の専門家です。

その福島氏がNHKの取材に冒頭で「かつて経験したことのないこのコロナ禍から実体経済が立ち直るには、時間がかかる」と語っています。

V字回復ではなくゆるやかなL字回復

戦後最悪の予想も出ている米国4-6月のGDP(国内総生産)ですが、日本の国内総生産も戦後最大の落ち込みになることが予測されています。

引用元:日本経済新聞電子版(https://www.nikkei.com/article/DGXMZO59259920Y0A510C2EA2000/

日本のGDPが持ち直すのは早くて2021年後半となり、V字回復は見込めないとエコノミストたちは予測しています。

「生産は回復しても人の行動は慎重になるため個人消費が伸び悩み、V字回復は難しい。L字型のような非常に緩やかな回復になってくるだろう」(ブラックロック福島毅CIO)
抜粋元:NHKビジネス特集「ウィズコロナ 生き抜くヒント」(https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200602/k10012455311000.html

リーマンショックを上回る経済的危機にもかかわらず、金融市場はむしろバブル状態になっています。福島氏によれば、金融と実体経済はかけ離れているといいます。

ウィズコロナ時代は「アメーバのように変わる」企業が生き残る

さらに福島氏は、変わる消費マインドをどうキャッチアップするかが重要な要素であるといい、つねに変化に対応していく柔軟性が求められると語っています。

「消費マインドが変わる。国と国の行き来も少なくなる。密集地を嫌がる。となればビジネスモデルを変える必要がある。(中略)常にアメーバのように変わっていく事が大事」(ブラックロック福島毅CIO)
抜粋元:NHKビジネス特集「ウィズコロナ 生き抜くヒント」(https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200602/k10012455311000.html

世界経済の情勢が予測不能な状況下で、その後に訪れるポストコロナがどのようなかたちで訪れるのか。確かなことは、変化をいとわない企業が生き残る、ということでしょう。

太陽生命が新型コロナに特化した保険を発売

アメーバのように変わるのはなにも企業だけではありません。ウィズコロナをにらんだサービスや商品も誕生しています。たとえば太陽生命保険は2020年8月18日に、コロナに特化した保険を発売しました。

「感染症プラス入院一時金保険」は、新型コロナウイルスに感染して入院した際に、最大40万円が支払われる保険。自宅療養やホテル療養の個人に対しても、一時金が支払われるという新保険です。

いまの時代にあわせて「何が求められるか」を変幻自在に考え、迅速に動いた好例ではないでしょうか。

「世界は戻らない」が大前提(ダイヤモンドオンライン)

「世界は戻らない」が大前提
ウィズコロナに関してインパクトのあるコメントを発信しているのが、クライスアンドカンパニー顧問兼Tably代表の及川卓也氏です。ダイヤモンドオンラインの記事によれば、コロナが収束して落ち着いたとしても、世界は元には戻らないといいます。

今後間違いなく新型コロナウイルスの第2波、第3波は来ます。そうすればまたリモートワーク族が増えてビジネス街の人は減り、飲食店も交通網も歓楽街も大きな影響を受けます。
国内の観光業が再開したとしても、いつ海外旅行がコロナ前と同じようにできるようになるかはまったく予測がつきません。

ワクチンが摂取できてインフルエンザ同等の予防ができるようになれば世界は戻るということではない、というのが及川氏の意見です。

コロナ禍は異常事態から「チェンジ」のトリガーへ

当然インバウンド消費は苦戦が続くわけであり、コロナと共に生きていくためにはまず「コロナ前の状態には戻らない」と認識することが必要だと及川氏は語ります。

「いずれ新型コロナ感染拡大は終息して元に戻ると考えている人は、今回のコロナ禍を『アノマリー』、つまり異常事態だと捉えているのではないかと思われます。しかし、私はこれをアノマリーではなく『チェンジ』だと考えています」(Tably代表及川氏)
抜粋元:ダイヤモンドオンライン「withコロナ時代のビジネスは『世界は元に戻らない』が大前提になる(https://diamond.jp/articles/-/238413

「安全・安心」の価値を売る

コロナ予防、コロナ感染拡大防止をきっかけに商品価値が最大化されたのが、安心・安全です。

「旅行、特に海外旅行は大航海時代と同じように高いリスクを伴うものとなりますが、一方で、それに対しての安全を売りにする航空会社や旅館が出てきてもおかしくないと思います。座席数を減らす代わりに、乗員乗客ともに感染症リスクが少ない人を厳選し、機内での対策も完璧に行う。ただし料金は高い、といった具合です」(Tably代表及川氏)
抜粋元:ダイヤモンドオンライン「withコロナ時代のビジネスは『世界は元に戻らない』が大前提になる(https://diamond.jp/articles/-/238413

現在でもコロナ対策をしている飲食店にステッカーを貼るといった取り組みはありますが、「安心安全のために多少なりとも高い料金を支払うことをいとわない」お客さんが、今後ますます増えていく可能性はあります。

日本は清潔で安心で安全であることが当たり前な国でしたが、ウィズコロナの新しい生活では同じようにはいきません。ウイルスを完全にブロックするライブハウスに、ひとりひとりがシールドカプセルに入ってライブを楽しむ…というスタイルが、当たり前になる可能性だってあります。

大好きなアーティストのライブが間近(といってもシールドで区切られますが)で観られるなら、10万円だって高くはないかもしれません。

【ウィズコロナ ケーススタディ1】

除菌液の販売会社が醤油さしメーカーと協働で「個人の衛生管理」をアピール

セーフハンドフィッシュ
参照元:瓦版「コロナに負けずがんばる企業大特集」https://w-kawara.jp/covid19/20200530-adot-safehand-fish/
大量に余った魚型の醤油さしが「ケータイする除菌」になる「#SafeHandFish」プロジェクトをエードット社などの協同で発足しました。相次ぐイベント中止や宴会中止で大量に余った調味料容器。これに除菌抗菌液(非人体用)を入れ、デリバリー事業者や中食業界に無償で提供しています。

食事前の衛生確保(デリバリー事業者への安全付加価値)と、100%天然素材の除菌抗菌液「クリアンスEX」(クリア電子株式会社)の販促にもつながるプロジェクトとして、ニュースなどでも取り上げられています。

「#SafeHandFish」プロジェクトWEBサイトhttp://cleanseex.com/safehandfish/

キャククルよりひとこと(セーフハンドフィッシュ)

どこかで余っているものを有効活用するという発想自体は新しいものではありませんが、「もったいないプロジェクト」のようにサステナブルな活動につながるアイデアがほかにも考えられそうです。

年内にさばけそうにない在庫を抱えている事業者同士で、経済活動を促すプロモーションにつながるような企画が、今後もどんどん誕生していってほしいと思います。

ショックに対して生き残る「レジリエンス」試される(NHK)

ショックに対して生き残る「レジリエンス」試される(NHK)
次に紹介するのはノーベル経済学賞を受賞した経済学者たちが言及した「レジリエンス」について。
こちらもNHKのビジネス特集「求められるのは“レジリエンス” ウィズコロナの世界経済は」より一部抜粋しながら紹介していきましょう。

ノーベル経済学賞の受賞者ら3人が口をそろえるのは「元に戻ることはない」。そのうえで“ウィズコロナ時代”に求められるのは、“レジリエンス”であると3人とも発言しています。

登場しているのは、ジョセフ・スティグリッツ教授、ローレンス・サマーズ教授、マイロン・ショールズ教授の3名です。

スティグリッツ教授

■米コロンビア大学のジョセフ・スティグリッツ教授(2001年ノーベル経済学賞受賞)
「経済が元の状態に戻ることはない」
多くの人が感染リスクを恐れ「われわれはあたかも二日酔いのように、常にパンデミックを意識するようになるだろう」というスティグリッツ教授。

さらに貧困層の間で感染が広がって「健康格差」が拡大したアメリカに危機感を感じているといいます。この点、国民皆保険である日本との差異を感じた人も多いはずです。
パンデミックが新興国や途上国で起こると経済的にも医療的にも崩壊することも懸念されています。

「目指すべきは経済危機、感染危機、気候変動がもたらす危機にも立ち向かえるような“レジリエンス”のある経済と社会だ」(スティグリッツ教授)
抜粋元:NHKビジネス特集「求められるのは“レジリエンス” ウィズコロナの世界経済は」(https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200605/k10012457941000.html)

サマーズ教授

■米ハーバード大学のローレンス・サマーズ教授(クリントン政権時の財務長官)
「いざという時に備えられる経済活動」
同じくサマーズ教授もなにかが起こってから対策を練るのではなく、いつでも有事に対応できる準備をすることが、ウィズコロナを乗り越えるために必須である、と語ります。

「個人、企業、社会のいずれもショックに対する“レジリエンス”が問われる。効率を重視して必要なものを必要なだけ、必要な時に調達する“ジャスト・イン・タイム”的な手法から、いざという時に備えて在庫や予備のキャパシティーを用意する“ジャスト・イン・ケース”に軸足を移さざるを得なくなる。あらゆる企業が戦略の見直しを迫られる」(サマーズ教授)
抜粋元:NHKビジネス特集「求められるのは“レジリエンス” ウィズコロナの世界経済は」(https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200605/k10012457941000.html)

また最後にサマーズ教授は「パンデミックは、国際協力が必要だというウェイクアップコール=警鐘の役割を果たすと願っている」と締めくくっています。

ショールズ教授

■米スタンフォード大学マイロン・ショールズ教授(1997年ノーベル経済学賞)
「コロナ危機は技術変革を推し進める“加速器”」
ショールズ博士は、生産現場へのロボット導入がコロナの影響で劇的に加速すると提唱しています。接触機会を減らし従業員の感染リスクを下げるために、人間がロボットを挟んで作業することになるだろう、と推測しています。

「ショックが起きた時にもっとも大事なのは“レジリエンス”だ。ショックに対して生き残れるかどうかは立ち上がる力こそが問われる。(中略)実現までに何年もかかると思っていた変革が一気に加速する」(ショールズ教授)                                                                                            
抜粋元:NHKビジネス特集「求められるのは“レジリエンス” ウィズコロナの世界経済は」(https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200605/k10012457941000.html)

ロボットなしには生きていけない日が来る?

ウィズコロナでは、ロボットなしには生きていけない日が来る?
これまでもロボットの活躍は目にしているはずですが、もっと日常生活にロボットやAIが浸透してくることは間違いなさそうです。人材確保と同時に、ロボット確保の予算編成が必要になるということが、現実味を帯びてきます。

最先端技術を必要とする大企業やグローバル企業の話ではなく、ごくごく一般人のわたしたちがロボットなしには生きていけないようになるかもしれないのです。

またロボットとは関係ありませんが、新型コロナウイルスとの共生を強いられることがトリガーになる、ということならば、日本が大学の9月入学制度導入を見送ったのは間違いだったかもしれません。
みすみす変わるチャンスを逃した、という意見も各方面から出ているのも事実です。

急いては事を仕損じる、ということもありますが、コロナ禍をきっかけに新たな局面に一歩踏み出すケースが今後も多々あるのではないかと思います。
そのような局面でアメーバのように変幻自在に変わっていける会社が、成功していくのではないかと思います。

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【ウィズコロナ ケーススタディ2】

休業中の旅館従業員と天童の果樹園がタッグを組み、サクランボを収穫

山形天童市さくらんぼ収穫
参照元:山形新聞「助っ人は旅館の従業員 天童の果樹園、サクランボ収穫し納税返礼品へ」(https://www.yamagata-np.jp/news/202005/23/kj_2020052300513.php)「サクランボ収穫、助っ人頼もしく 県内企業、活動の輪広がる」(https://www.yamagata-np.jp/news/202006/11/kj_2020061100236.php?utm_content=uzou_1&utm_source=uzou)
山形の天童といえばサクランボ狩りと温泉で知られる観光地ですが、コロナの影響でサクランボ狩りは中止、収穫しきれないサクランボを廃棄しなければいけない状況だったといいます。

そこで同じく休業していた天童温泉の旅館従業員に、サクランボ収穫の手助けを依頼、アルバイトとしての収入にもつながっているといいます。

人出が足りないところ、仕事がないところ。同じコロナの影響でも業態やエリアによって状況が異なりますが、自治体も巻き込んだ地域経済のウィズコロナも、このような副業にも活路が見出せます。

天童市の果樹園は、ラ・フランスなどほかの果物の収穫でも同じような働きかけをしていきたいと考えているそうです。

キャククルよりひとこと(天童の果樹園)

なお、収穫のようすを動画で撮影してQRコードで見られたり、天童温泉の旅館を紹介して観光解禁に向けアピールしたりと、逆境力を発揮してなんとか立ち上がろうとしています。

このサクランボはふるさと納税の返礼品ですが、このような助け合いからビジネスが生まれることもあります。

「働きたい」という気持ちがこめられ収穫されたサクランボ。新型コロナウイルスのせいで休業するしかなかった事業者同士が、こうして助け合うことが新たな商品価値になる。

このような事例がまだほかにもたくさんあるに違いありません。

コロナ禍から立ち上がるきっかけに

世界的経済学者も投資家も、「アフターコロナはこれまでの経済には戻れない」ことを断言しています。ここでレジリエンスを発動するためには、事業のありかたそのものを見直さなければならないかもしれません。

これを異常事態と捉えず「変わるきっかけ」として捉え、アフターコロナを見すえた投資を判断できるクライアントに、わたくしどもも大いに勇気をもらっています。

キャククルは集客に役立つ情報を発信するメディアですが、同時にレジリエンスを喚起するきっかけにもなりたいと考えています。
もっとこんな企画をやってほしい、こういう資料が見たいというリクエストも随時受け付けておりますので、いつでもご意見をお寄せください。

ウィズコロナとレジリエンスのまとめ

ウィズコロナとレジリエンス=逆境力
このページでは世界的投資家や経済学者の「ウィズコロナ」について紹介してきましたが、最後に要点をまとめておきましょう。

  • 世界経済はV字回復ではなくL字回復
  • 日本の4-6月GDPは戦後最大の落ち込みになる
  • 金融市場はむしろバブル状態、実体経済とは乖離している
  • 消費マインドが変わり、国と国の行き来も少なくなる。密集できない。したがってビジネスモデルを変えるしかない
  • ウィズコロナ時代はアメーバのように変わることで生き残る
  • コロナが収束しても世界は元に戻らない
  • 安全・安心は高く売れる
  • ウィズコロナ時代に求められるのはレジリエンスである
  • パンデミックは国際協力が必要だという警鐘である
  • コロナ危機は技術変革を推し進める“加速器”になるであろう

【ウィズコロナ ケーススタディ3】

建築用コンテナを活用、発熱外来用として陰圧設備を内蔵した「コンテナ移動型診療所モバイルクリニック」を販売

モバイルクリニック2020
参照元:瓦版「コロナに負けずがんばる企業大特集」https://w-kawara.jp/covid19/20200611-piecenote-elarc/

建築用コンテナを活用して陰圧設備を内蔵した「移動型診療所 モバイルクリニック」は、株式会社ピースノート、ヴィガラクス株式会社、FOREMOST株式会社の3社が共同開発。防災や医療の現場を支えるエルアークというブランドを手掛けるヴィガラクス株式会社が販売を手掛け、今後は自治体や病院、介護施設などに販売を予定しています。

また、クラウドファンディングによる支援も募集しているようです。

院内感染の拡大防ぐモバイルクリニック。いのち守る現場に安心を
https://readyfor.jp/projects/Mobile-Clinic2020

キャククルよりひとこと(モバイルクリニック)

本文でも「安心安全が高く売れる」ことを書きましたが、このコンテナはなんと、CDC(米国疾病予防管理センター)のガイドラインに準拠しているといいますから、医療従事者も安心して活用することができそうです。

コンテナ一台でどれくらいの費用がかかるのかは書かれていませんが、PCR検査や抗体検査、コロナが疑われる患者の診察といったニーズに応えられる新たな設備として認知されることを期待したいところです。

まさにウィズコロナを生き抜くための技術とアイデアが結集したプロダクトです。

キャククルにもコロナの影響による集客のご相談が寄せられていますが、まさにこのケーススタディのように新たなビジネスチャンス創出のサポートができるよう、戦略立案についてもご相談に乗っています。
集客についてのご相談はコチラ

1週間は、「昨日・今日・明日」の3日間で回っている


世界中の専門家によるコンサルファームを展開している、デトロイト トーマツのメディアに書かれていた言葉が目に留まりました。日々刻刻と変わる情勢への対応を余儀なくされるリーダーたちにとって、「COVID-19の世界では1週間は、昨日、今日、明日の3日間で回っている」のだといいます。

「そのような世界ではレジリエントなリーダーとチーム は、 回復に必要な重要な影響を及ぼすいくつかの 変更について『今日 』と『明日』の状態についての考え方を変えなければいけない」
抜粋元:デトロイト トーマツ「COVID-19からのビジネスの回復」(https://www2.deloitte.com/jp/ja/pages/about-deloitte/articles/covid19/essence-of-resilient-leadership-responding-to-covid-19.html)

まさに、振り返っている暇などない。まず「明日をどうするか」から始めなければならないということが、この記事で語られています。

【ウィズコロナ ケーススタディ4】

業界初の試み、フリーランスのエンジニアに毎月5万円のベーシックインカム支給

プレイサークル
参照元:瓦版「コロナに負けずがんばる企業大特集」https://w-kawara.jp/covid19/20200616-play-company-playcircle/
「PLAYCIRCLE」はフリーのエンジニアに無条件で毎月5万円を支給する、という業界初のベーシックインカムを導入したシステム。キックオフさせたのは、PLAY株式会社です。
新型コロナウイルスの影響を受け失職した人などはもちろん、本格的な転職を考えていない場合でも。キャリア相談やメンタルケアといった目的でもPLAYCIRCLEを利用することが可能です。

同社が営業・契約した案件を紹介してくれますが、スキルアップのための勉強会なども実施され、自立支援を行っていくサービスが用意されています。

キャククルよりひとこと(PLAYCIRCLE)

スキルがあっても仕事がない。資格を持っていても長年現場に出ていない。そんな宝の山がまだまだ日本全国にあるのではないかと思います。

看護士や臨床検査技師などでリタイアした専門家を現場に復帰してもらうという動きがありましたが、ほかにもまだ眠ったままの専門技術がたくさんあるように思えます。

資格や技術をもったシニアを積極的に再雇用するなど、人材確保の方法にも「チェンジ」が求められているように感じます。

ウィズコロナ時代には逆境力が不可欠

経済学の世界的権威である3名の教授が、ウィズコロナ時代に必要なものとして挙げたのがレジリエンスでした。

コロナによる影響で事業が立ち行かなくなるほどの大打撃を受けて打ちのめされても、とにかく起き上がってみる。立ち直るのではなく、起き上がる力があるかないか。

そのことをいま、あらゆる事業者が問われているのだと思います。

弊社のウィズコロナ

全研本社株式会社のロゴ画像
弊社のクライアントにも、コロナの影響を大きく受けている企業様がたくさんいます。そんなクライアントに対して、弊社のコンサルタントたちは、どのようにして向き合っているのでしょうか。

顧客の課題解決にピュアに向き合う

商品やサービスなどプロダクトを持っていると、社内の人間は「売らなければいけない商品」に縛られます。それはソリューションを持ちコンサル提供している弊社のような業態でも同じはずです。

しかし、です。弊社のコンサルにはひとつ大きな特徴があります。それが「顧客ごとに異なる戦略的コンテンツマーケティングを提供する」点です。なぜそのようなことが可能なのでしょうか。

レジリエンスの塊のような弊社コンサル軍団の統括者に、話を聞いてみました。
全研本社株式会社のウィズコロナ

「通常プロダクトを持っている営業の場合、それを売るために戦略を取りつくろうケースが多々あります。なんとか自社のソリューションを売りたいわけですから、当然といえば当然のことかもしれません。

ただ、弊社の場合は違います。真っ先にやるのは市場のニーズと競合の分析ですが、同時に行うのは『顧客の課題や問題に真剣に向き合う』ことです。

弊社はいくつものメディアを運営(キャククルもそのひとつ)していますが、顧客の真の課題解決に役立ちそうになければ、そのメディアは提案しません。

その企業の社員になったつもりで集客の問題や販促の課題に向き合わなければ、1社を勝たせる戦略的コンテンツマーケティングは創出できませんし、結果が出せません。

分析の結果、いくつかの戦略をカスタマイズして提案しますので、100社いれば100通りの戦略ができあがります。

運用していく中で新たな課題が見つかれば、運用方針を軌道修正するなどフレキシブルに対応するのも、結果を届けることにコミットしたいからです。

外部にWeb戦略の担当がいて、社員と同じ、もしくはそれ以上の熱量で仕事をしてくれる。そう考えていただいてかまいません」

場合によっては、クライアントに新しく商品やサービスを開発してもらい、それを強みとした戦略を組むこともあるといいます。

戦略的コンテンツマーケティングは、1分半ほどの動画にまとめています。

ウィズコロナの時代、弊社に期待していただいていること

ウィズコロナの時代、弊社に期待していただいていること
コロナ禍で壊滅的なダメージを受けている事業者は少なくありませんが、負けず立ち上がろうとしているという会社もたくさんあります。

もちろん弊社クライアントのなかにも、レジリエントな企業様がたくさんいらっしゃいます。

注文住宅の工務店様

コロナによる影響

コロナの影響で大幅な収益減少となった。まず賃料コストを削減するため移転。社員の削減(パート、派遣、アルバイト含む)。商品バリエーションの整理, 提携先・融資先などの開拓、補助金、助成金を使ってWEB施策に投じていく。

なぜ弊社に依頼したか

担当コンサルからいろいろ話を聞き、ポジショニングメディアというWeb戦略なら成果が期待できると感じたから。これまでいろいろ施策を試してみたが、なかなか成果がだせなかった。

結婚式場経営会社様

コロナによる影響

大幅に収益が減少しただけでなく、集客機会も失っている状況。提携先・融資先などの開拓、融資や保証金をもらいつつ、むしろ対面営業をしないための仕組みづくりなどに投資をしている。

なぜ弊社に依頼したか

戦略的コンテンツマーケティングの考え方に共感したし、コロナを乗り切るために仕掛けてみようと思ったから。アフターコロナに広告を強化する競合も増えるなか、競合からの転換が可能と聞いてさらに期待値が高まった。対面営業をしなくても、アフターコロナにお客さんに選んでもらえるように、質の高いリード獲得を成果として届けてほしい。

家具メーカー様

コロナによる影響

収益減、さらに外出自粛で集客機会もほとんどなかった。いまはデリバリーなど新たな販売チャネルでの販売を模索し、提携先・融資先などの開拓に注力している。

なぜ弊社に依頼したか

戦っているマーケットにおいて消費減少が見込まれるからこそ、明確なブランディングや市場におけるポジショニングの確立が重要であるという考えに強く共感したから。

求人・採用事業者様

コロナによる影響

売上は大幅に減っている。また集客機会もほとんどなかった。新たなチャネルでの事業継続を目指し、提携先や融資先などの開拓にシフトしている。

なぜ弊社に依頼したか

コロナによって生まれた市場にいの一番にリーチしたいと考えていたところ、戦略的なWebマーケティングとして、ポジショニングメディアについて話を聞き腹落ちした。自分の会社のことのようにうちの事業拡大について熱く語ってくれた。その担当者の熱量には、もう期待しかない。

ウィズコロナを乗り越えるレジリエントな経営を

正直を申せば、弊社とてコロナの影響を少なからず受けています。それでもつねに変化を恐れず、社員一丸となって「次の手」を考える集団であり、変わることを楽しみながら日々の業務にあたっています。

そして、激熱のコンサルから沈着冷静なクリエイターまで、レジリエントなメンバーがそろっていると自負しております。

キャククルだけでなく、1社1仕様、完全にカスタマイズした勝てる戦略に興味があれば、オンラインでもオフラインでもどちらでもいいので、貴社の課題についてぜひ話を聞かせてください。

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