食品会社・メーカーの広告手法・販促戦略の重要ポイント

食品会社・メーカーの広告手法・販促戦略の重要ポイント
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商品の入れ替わりが激しい食品業界。
消費者の中で定番とならなければ、新商品を投入→広告を展開するという繰り返しになっている現状があります。

食品の広告・販促マーケティングにおいても、消費者のニーズに基づいた戦略が必要になりますが、そのニーズが非常に細分化されているのが特徴です。

そもそも「食」に求めるものが人それぞれに違い、美味しいと感じるものも異なります。また自分で消費するのか、誰かに贈答品として送るのかといった場面の違いもあるでしょう。

食品会社・メーカーの広告手法・販促マーケティングの要点

食品会社・メーカーの広告手法・販促マーケティングの要点

それらを踏まえて、改めて食品の広告・販促マーケティングを考えたときに重要となるのは以下の点です。

  • 自社の商品を知ってほしい消費者に適切に情報を届けられているか
  • その食品を消費する場面を具体的にイメージさせられているか
  • 自社の食品を選ぶべき理由が明確になっているか

それぞれについて考えてみます。

消費者に適切に情報を届けられているか

これは、ターゲティングと広告手法の観点でのポイントになります。

まず自社の食品を求めている消費者は誰でしょうか?
おそらくは商品開発の時点で、コンセプトを決めるにあたりメインターゲットとなる消費者も想定しているかと思います。

その消費者に情報を届けて認知してもいたいわけですが、1度立ち返ってみてほしいのは、消費者のニーズに応える商品になっているかという点です。

もしずれてしまっている場合は、ターゲットを変えるか、商品コンセプトに手を加える必要が出てきます。

消費者の情報収集の方法に合わせて広告を展開

ターゲットとなる消費者が明確になったら、次は消費者がどういった方法で情報収集をしているかを探ります。

テレビや雑誌はもちろん、インターネットの検索やSNS、スマホのアプリなど、消費者が日常的に触れているメディアで広告を展開しましょう。

インターネット検索が当たり前になった今では、Webを活用したマーケティング施策の重要度は高いです。

興味を持ったユーザーが検索をした際に、しっかりと商品の魅力が伝わるように、ホームページやオウンドメディアなどのWebサイトもしっかりと整備しておきましょう。

食品を消費する場面を具体的にイメージさせられているか

食品を消費する場面を具体的にイメージさせられる広告か

食事は食べることが真の目的ではありません。健康な体づくり、体質改善、ストレス解消、誰かに喜んでほしいなど、食事を通じてなし得たい目的があります。

また食事の手前である、調理の段階においても、手間をかけたくない、時間をかけたくないといったニーズもあるでしょう。

これらの調理段階や食事の場面で、自社の食品や商品が消費されているイメージを具体的に抱いてもらう必要があります。

いま多くの食品メーカーが行っている、自社商品を使ったレシピ公開などはまさに代表的なものです。

食事は感情や感覚などの消費者心理に訴えかける広告内容にすることで、購買意欲を高めることができます。

自社の食品を選ぶべき理由が明確になっているか

これは自社商品の購入を決める、最後の一押しにあたる部分です。
上記では感情や感覚のお話をしましたが、この段階ではロジックや数値が重要になってきます。

数ある食品の中から、なぜ自社の商品を選ぶべきなのか。その理由になるポイントです。

価格以外にも、食材の産地や栄養素、添加物の有無をはじめ、受賞歴や口コミ・評判など、具体的かつ客観的な特徴や強みを伝えられるとベストです。
またECや食事宅配といったサービスであれば、配送方法や使いやすさを意識した包装状態になっているかといった点も購買理由になり得ます。

食品会社・メーカーの広告手法・販促戦略の一例

SNS広告の出稿やアカウント運用

SNS広告の出稿やアカウント運用での食品販促戦略

写真や動画などのビジュアル面でのPRが効果的な食の分野においては、SNSを通じた情報発信は効果的です。

SNSを活用するにあたっては、SNSに表示される広告を出稿するパターンと、自社のSNSアカウントをつくり情報発信を行うパターンがあります。

SNS広告においてはユーザー属性に合わせた広告配信を行うことができ、狙っているターゲットに対する露出や認知の向上が望めます。また即効性も期待できることが特徴です。

一方でSNSアカウントの運用・情報発信は、じっくりと時間をかける必要があり、継続的な情報発信が必要になります。
その分、アカウントが認知されればSNSの情報拡散力もあいまって、長期的なマーケティング戦略において効力を発揮します。

商品の情報だけではなくそこにかける想いやストーリーなども伝えることで、商品や自社の固定ファンをつくることができると、自社の別商品にも興味を抱いてくれたり、積極的に情報を拡散してくれるようになります。

既存のポータルサイト・比較サイトへの掲載

食品を使う場面に近い広告媒体としては、レシピ検索サイトの相性が良いことは言うまでもありません。
またギフト・贈答品、お取り寄せなどは比較ポータルサイトがあるため、そちらへの情報掲載も効果的です。

以下一例になります。

クックパッド

クックパッドキャプチャ画像
引用元:クックパッド公式サイト(https://ad.cookpad.jp/)

レシピサイトとしてトップクラスの知名度を誇る「クックパッド」。
バナー広告やタイアップ企画など、クックパッドを通じた認知度拡大施策が可能。その他にもマーケティングや商品開発支援にデータを活用することもできます。

楽天レシピ

楽天レシピキャプチャ画像
引用元:楽天レシピ公式サイト(https://adsales.rakuten.co.jp/media/interview/recipe.html)

レシピを投稿することで楽天スーパーポイントが貯まる「楽天レシピ」。
料理に関心の高い女性ユーザー・主婦の方に向けた情報発信・認知度向上が可能な媒体です。サイドバーや記事下部のバナー広告などが活用できます。

おとりよせネット

おとりよせネットキャプチャ画像
引用元:おとりよせネット公式サイト(https://www.otoriyose.net/shop/)
日本最大級のお取り寄せグルメの口コミ評判サイト「おとりよせネット」。
4つの出店プランがあり、お試しに無料で始めることもできます。出店プランごとに掲載できる広告方法に違いがありますので、確認してみてください。無料では商品情報の掲載、試食・試用アンケートの実施が可能です。

オウンドメディアによる情報発信

オウンドメディア戦略は、自社で運営するWebサイトを通じて情報発信をすることで、認知度向上や信頼感の醸成が可能なWebマーケティング戦略になります。

簡単に始められるものとしては、自社ホームページ内でのブログコンテンツなどですが、ホームページ以外にWebサイトを立ち上げることでよりテーマを特化させたコンテンツを発信できます。

消費者にとって有益な情報発信をすることで、ユーザーの課題解決や理想の実現に自社商品がベストといった導線でPR・販売促進を狙うことができます。
商品を認知していない消費者層にも認知してもらえる機会をつくれるため、潜在顧客・見込み顧客へとアプローチ範囲を広げられます

オウンドメディアの成功事例

ポジショニングメディアによる差別化

食品会社のポジショニングメディアによる差別化戦略

競合他社の商品と差別化しながら、自社商品の魅力を伝えられる、自社商品にもっとも魅力を感じてくれる顧客を集められるのがポジショニングメディア戦略です。

【漫画で解説!】
バリュープロポジションとは

ポジショニングメディア戦略はバリュープロポジションの考えを軸にしており、あるニーズには他社商品が良いが、別のニーズには自社商品がベストであると明確にすることで、消費者自身が「自分にはこの商品がベスト」と納得して購買にいたります。

また自社の強みそのものが認知されていない場合は、その強みの重要性を啓蒙しつつ、比較コンテンツを通じて自社を選んでもらうような訴求ストーリーも展開できます。

より強い自社商品のファンをつくりだすことができるとともに、競合商品の強みも同時に分析できるため、自社が攻めるべき市場や勝ちやすい市場を俯瞰して確認することができます。

ポジショニングメディア戦略
詳細はこちら

食品会社・メーカーの広告手法・販促戦略まとめ

商品の回転の早い食品業界では、広告戦略もまた短期集中になりがちです。
予算が潤沢にあり広告を連発できる企業ならよいですが、中小企業などでは難易度も高まるでしょう。

そこで中長期的な広告戦略・マーケティング戦略もぜひ検討してみてください。

例えばどんな食品会社・メーカーとして消費者に認知してほしいのか、食品メーカーとして大事にしていることや独自の強みをどう伝えるか。
オウンドメディアやポジショニングメディアを通じて発信することで、自社のファンをつくり、長く愛される企業や商品をつくることが可能になります。

食品会社・メーカーの広告手法・販促戦略まとめ

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