弁護士事務所には毎日相談者などからさまざまな入電があります。しかし「外出中や来客中の電話が取りきれない」「人手が足りず電話対応しきれていない」といった悩みを抱えている方もいるのではないでしょうか。
このような課題や悩みを解決するためには、電話代行会社のサービスを導入するのが一つの方法です。そこでこちらの記事では、弁護士向けの電話代行サービスを提供している会社をご紹介します。
弁護士向け電話代行会社一覧表
会社名 | サービスの特徴 |
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MyTeam108 |
ブランドイメージを大切にする高品質&英語対応可の電話代行サービス
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ビジネスアシスト |
自社のイメージに合う電話対応を依頼できる |
弁護士ドットコム |
通話後15分以内のメール報告で素早い情報共有を行う |
fondesk |
Webのマイページから簡単に手続き可能 |
ベルシステム24 |
業界での経験を持つオペレーターがスピーディーに対応 |
電話代行サービス |
チーム制の導入により高品質なサービスを提供 |
ニーズシステム |
ニーズに合わせて対応日数を選べる士業専門サービス |
セントラル・アイ |
契約実績15,000社以上の豊富なノウハウで業務効率を改善 |
アフターコールナビ |
個人事務所〜大手事務所まで対応する士業専門プラン |
エンジェル・ファンド・ジャパン |
1社1名担当制の秘書代行プランを用意 |
電話代行サービスとは?

「電話代行サービス」とは、事務所にかかってきた電話を転送し、オペレーターが職員などの代わりに電話対応を行うサービスです。電話の用件や対応内容については、電話終了後にメールやチャットツールなどを使用して連携されます。
電話代行サービスにはさまざまな種類があり、単に取り次ぎのみを行うサービスもありますし、弁護士事務所に特化したサービスを提供している会社もあります。そのため、サービスを導入する場合にはどのような内容に対応しているかを確認する必要があるといえます。
弁護士向け電話代行サービスでよくある質問

Q1.弁護士事務所が電話代行サービスを利用するメリットは?
相談電話の取りこぼしを防止できる
法律事務所にかかってくる電話の中で多いのが「相談に関する電話」です。1日のどのタイミングにかかってくるかがわからないため、来客中にかかってくる可能性もありますし、外出中や他の電話の対応中にかかってくる可能性も考えられます。
スタッフが多い事務所であれば取りこぼしは防げるかもしれませんが、スタッフが少ない事務所では電話を取りこぼしてしまう場合も。しかし電話代行サービスの活用により、このような電話の取りこぼしを防ぐことが可能になります。
今取り組んでいる業務に集中できる
電話がかかってきた場合、現在取りかかっている業務を中断して電話に対応するといったケースもありますが、この場合はどうしても作業効率の低下は避けられません。しかし、代わりに電話に対応してもらうことによって業務に集中でき、作業効率もアップします。
相談者に不安感を与えない
法律事務所に相談電話をかけてくる方は、何らかの不安を抱えている方が多いと考えられます。そのような時になかなか電話に出てもらえなかったりすると、余計に不安感が大きくなってしまう場合もあります。
高い電話対応スキルを持つオペレーターが対応することにより、相談者への親身な対応も可能になるため、相談者にとっても不安感を与えずに済むはずです。
人件費などのコスト削減
電話対応しきれない場合、新しく電話対応のスタッフを採用しようと考える場合もあるかもしれません。しかし、専門のスタッフを採用する場合には採用コストや教育コストなどさまざまなコストが発生します。
このような場合に電話代行サービスを活用すると、上記のようなコストを削減しながら高いスキルを持ったオペレーターに対応してもらえます。
Q2.弁護士向け電話代行会社の選び方のポイントは?
セキュリティ
セキュリティ面がしっかりと整備されているか、という点は特に個人情報を取り扱う弁護士事務所では必ずチェックしておくべき項目といえます。この点から、まずはISO認証やPマーク認証を取得しているか、という点を確認してください。この認証を取得している会社であれば、セキュリティ面に関する体制が整えられていると考えられます。
サービスの実績
電話代行サービスを提供している会社では、公式ホームページに実績を掲載しているケースもあります。契約件数や契約の継続率はどのくらいなのかといった点に加えて、どのような分野の企業がその会社のサービスを利用しているのかも確認しておきたいところです。特に弁護士事務所も利用している電話代行会社であれば、専門的な対応が期待できます。
オペレーターの対応品質
オペレーターの対応品質も非常に重要なポイントです。相談者の中には、今にも不安で押しつぶされそうな人、落ち込んでいる人、逆に興奮している人などもいます。そのため、どのような相談者にも寄り添った対応ができるオペレーターでなければその後の相談につながる可能性は低くなることも考えられます。
この点から、オペレーターの教育制度が整っている会社など、高い品質の対応が可能な電話代行会社を選ぶことが大切。品質を確かめるためには、無料でのお試し期間を活用するのもひとつの手です。
コスト面
品質の高いサービスは、一般的にその分費用も高くなることが考えられます。そのため、予算についても考慮しながらサービスを選択するのも大切なポイントです。費用目安はホームページに掲載している会社が多いものの、見積もりを取ることによってさらに詳しい費用について確認できます。
弁護士向け電話代行サービスのまとめ

この記事では、弁護士向けの電話代行サービスを提供する業者を紹介してきました。
弁護士や税理士といった士業における電話対応は、専門的な知識が求められます。電話対応の品質によってお客さんが持つ印象も変わってくるため、会社を選定する際は自社とのマッチ度やサービス内容はもちろん、これまで弁護士事務所向けに対応した実績があるかも確認しておきましょう。
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- 本記事は、2024年11月時点の情報をもとに作成しています。掲載各社の情報・事例をはじめコンテンツ内容は、現時点で削除および変更されている可能性があります。あらかじめご了承ください。