中小企業の求人方法・採用のポイントとは

中小企業の求人方法・採用のポイントとは
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中小企業の採用・求人のポイント

優秀な人材の確保は、中小企業が抱える課題のひとつです。
思うような人材に巡り合えなかったり、せっかく入社しても早々と退職してしまったりして、採用に悩む方が多いのではないでしょうか。

中小企業の採用では、自社ならではの強み、魅力を明確にして、それを伝えることが重要です。

スキルや人物像など、どのような人が欲しいのかは考えると思いますが、重要なのはそのターゲットなる人物が仕事や働き方についてどのようなニーズを持っているかを分析することです。

自社が求めている人材がはっきり示すことは、求職者に「自分のことだ」と感じてもらうためには大切ですが、ではそのような求職者に対して、どのような価値や魅力を提供できるのかを伝えることがより重要になります。

自社で働くことの魅力はどういったものなのかを伝えるためには、採用ブランディングが有効です。

中小企業の採用力を向上するために

中小企業の採用力を向上するために

採用ブランディングできている状態とは、自社で働く魅力や価値がしっかりと伝わっている状態、つまり、「〇〇であれば、こんな働き方できる、やりがいがある」というイメージが定着している状態です。

採用ブランディングでは、会社の認知度は無関係。「この企業で活躍したい」「自分を活かせる」と、求職者が感じられるかどうかが重要です。

採用ブランディングには、以下のメリットが挙げられます。

  • 離職率の低下
  • 他社との差別化
  • 社内のモチベーションアップ

求職者に自社のことをしっかり理解してもらうことでミスマッチを防げます。

両者の認識が異なると、入社後に「希望していた企業・人材とは違った」ということになりかねません。ミスマッチを防ぐことで、新たに入社する社員の定着率が向上し、離職率の低下につながります。

そのため自社の魅力をしっかり定義したうえで、その魅力を求職者に伝えられる求人方法を選ぶことが重要です。

求人方法の費用対効果

コストも求人方法を選ぶ際の重要なポイントです。しかし、費用の安さだけを重視した求人方法は、求めている人材に辿りつくことが難しいでしょう。

また闇雲に多額の費用をかけた求人募集も、希望どおりの人材が集まるとは限りません。

順序としては自社の魅力をより伝えやすい媒体を選び、その上で費用を軸に比較検討してみてください。

また単純な費用の安さよりも、費用対効果で検討してみましょう。多くのターゲットの元にしっかり自社の情報が届けば、費用をかけた分が効果につながりやすくなります。

中小企業が活用できる求人方法

中小企業が活用できる求人方法

求人方法を選ぶ際は、自社が掲載したい求人情報の自由度の有無や、求職者の目に自社の魅力が映るどうかを考えましょう。

また費用対効果のバランスや、自社の強みや魅力を明確に打ち出せるかなども重要。求人方法はどれがいいということではなく、自社にとって最適な求人方法を選ぶことが大切です。

さっそく中小企業が活用できる求人方法を見ていきましょう。

ハローワーク

ハローワークの正式名は公共職業安定所。求職者に職業紹介をおこなう厚生労働省による施設です。特定の条件を満たした求職者を雇い入れると、助成金や給付金制度が活用できます。

ハローワークを活用する最大のメリットは、コストがかからないことです。

また、ほとんどの企業はハローワークの求人による企業情報が少ないため、空欄が目立ちます。そのため、自社の魅力や働きたくなるような情報を加えると他社との差別化が可能。他社よりも多くの情報が記載されていれば、求職者の目を引きます。

ただし、求人情報にはフォーマットがあるため、自由度が少ない求人方法です。

求人媒体

企業の求人広告を掲載する媒体には以下のものが挙げられます。

  • 求人メディア
  • 求人雑誌
  • 新聞折込チラシ
  • フリーペーパー

求人メディアには全国の求職者が利用するものや、地域に密着した求人ポータルサイト。オフラインの求人媒体は、古くから活用されるフリーペーパー、求人雑誌などがあります。

求人媒体を活用した際にかかるコストの目安は以下のとおりです。

  • アルバイト募集:5,000~5万円
  • 中途採用:10~30万円
  • 新卒採用:80~150万円

加えて掲載期間ごとに費用が変動します。

求人メディアでは自社が表現したい内容を掲載できます。
ただし情報量に制限が設けられているため、どういった情報がどれくらい載せられるのかを確認しておきましょう。

求人検索エンジン

求人検索エンジンとは、求人情報特化タイプの検索エンジンです。ネット上に掲載されている求人情報が、クローリングによって1つのメディアにまとめられます。

GoogleやYahoo!などの検索エンジンと同様に、求職者は探している業務内容や勤務地などの情報を検索。

業種や雇用形態にとらわれず、ネットに掲載されているすべての求人情報が対象となるため、自社の求人を見つけてもらいやすくなります。

求人検索エンジンには、以下のものが挙げられます。

  • Googleしごと検索
  • Yahoo!しごと検索
  • Indeed(インディード)
  • 求人ボックス

求人媒体とは異なり、自動で求人情報が掲載されます。そのため基本的な費用は無料です。

有料の広告枠では、求人情報の表示が上位になるため、多くの人に見つけてもらいやすくなります。
有料の場合は、クリックされた回数に応じて費用を支払うクリック課金が多く、コストは1クリック10~999円ほど。

ただし、求人媒体に掲載しているすべての情報が、そのまま転載されない場合もありますので注意が必要です。

人材紹介

転職エージェントとも呼ばれる人材紹介会社に、求職者を紹介してもらう求人方法です。

自社と求職者の橋渡しとなるのがキャリアコンサルタント。自社が求めている人物像やスキルなどを伝え、それにマッチした人材を紹介してもらいます。

人材紹介会社は、多くの求職者情報を抱えているため採用業務の負担が軽減できます。初期費用0円の転職エージェントを選んだ場合は、事前の広告費用はかかりません。

基本的に人材紹介は成功報酬になります。
紹介された人材の採用が決定してから、年収20~35%の報酬を支払うため、採用人数が多い場合はコストがかかります。

採用後のコストは安価とはいえませんが、企業情報の自由度が高い求人方法です。

人材派遣

人材派遣会社に登録している派遣スタッフを、自社に派遣してもらう方法です。自社は人材派遣会社と労働派遣契約を結びます。

人材派遣には、決められた期間内に業務をおこなう非正規雇用の一般派遣と、いずれは社員として入社することを前提に雇用する紹介派遣があります。

一般派遣では派遣スタッフの年齢、性別が指定、面談の実施や履歴書を見ることがでないため、自由度が高いとはいえません。一方紹介派遣では、やがては自社の社員となる予定があるため、人材の特定が可能です。

自社が負担する費用は、派遣スタッフの「時給×労働時間」を人材派遣会社に支払います。

一般派遣と紹介派遣は、どちらも業務時間が固定された時給制です。専門性が高い業種、人材のスキルに応じて時給が上がります。

ソーシャルリクルーティング

中小企業が活用できる求人方法

SNSなどのソーシャルメディアを活用した求人方法です。使用されるSNSにはTwitterやInstagram、Facebookなどが挙げられます。

SNSがもつ拡散力を利用し、自社のアカウントから求人情報を発信。投稿を通じて、コストをかけずに求職者へのアプローチが可能です。

また、求職者からの連絡を待つだけでなく攻めの姿勢をとることもできます。SNSの中で発見した自社が求めている人材には、こちらから連絡することが可能。

ただし、自社の求人情報を拡散するためには、日頃から情報発信をおこない、ユーザーにフォローしてもらうことが必要です。そのため、自社が希望する人材に情報が辿りつくまで時間がかかります。

リファラル採用

既存の社員に求職者を紹介してもらう求人方法です。自社と求職者、両者の希望の不一致を避けられるメリットがあります。

採用には自由度があり、自社採用のためコストも削減できます。

自社の社員が声をかけるため、転職エージェントや人材派遣会社など、どこにも登録していない人材を探し当てることが可能です。また、コストもかかりません。

ただし、自社が求めている人材のスキルや業務内容などを社員が正しく理解していない場合は、ミスマッチが起こる可能性があります。社員の理解を深めることが大切です。

自社メディア・採用メディア

自社のオウンドメディアにより、人材採用に特化させた採用メディアとして活用する求人方法です。オウンドメディアとは、自社が所有・運営し、情報を発信するメディアのこと。

採用オウンドメディアは自社メディアを活用するため自由度が高く、比較的短期間でコンテンツ制作、情報発信をおこない潜在的な求職者との接点をつくります。

「現在は求職していないけれど、近い将来求職する人」に有効。求職者が知りたい情報とともに自社の魅力を伝えられる求人方法です。

採用オウンドメディアのコストは以下のとおりです。

  • 制作費用:30~200万円
  • 運用費(月額):1~20万円

オウンドメディアの制作や運用は、自社でできる業務、外注する業務などの範囲で大きく異なります。

またメディア自体の構築への要望や、想定するコンテンツ内容によって設計・デザインが異なるため、費用目安も大きく幅がありますので、実際は見積りをとる必要があるでしょう。

採用オウンドメディアでは、求職者が求める情報に焦点を当てた発信が大切です。

制作・運用を外注するのであれがコンテンツマーケティング戦略を得意とする企業を選ぶことで、自社に最適なオウンドメディアリクルーティングができるでしょう。

中小企業の採用成功へのポイントまとめ

中小企業の採用成功へのポイントまとめ

商品・サービスのマーケティングと同じく、採用活動においても、求職者のニーズをつかみ自社が提供できる価値や魅力を伝えることが大切です。

自社で働く魅力や価値を考えるためには、採用ブランディングの考え方で一度自社の強みを整理してみましょう。

その上で、自社の魅力をしっかり伝えられる採用媒体や方法を選んでみてください。

既存のメディアや媒体でも、掲載できる情報量やコンテンツには差がありますので、自社との相性も検討ポイントになります。

また最も自由度の高い採用媒体は、自社で制作・運用する採用オウンドメディアです。
より自社とマッチする求職者を集めたい、今までと違う採用戦略をとりたいという場合は、ぜひ検討してみてください。

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