メタバースを活用したイベント開催方法や事例、プラットフォームを解説します
最終更新日:2023年09月15日

メタバースを活用したイベントで認知拡大を図りたい方へ
コロナ禍になってリアルイベントの数が減少している昨今。以前のような人を入れたリアルなイベントを行いたいと考えている企業も多いのではないでしょうか。そんな時に活用すると良いのがメタバースイベントプラットフォームです。
メタバースイベントプラットフォームは、リアルイベントに近い形で展示会や説明会などをオンライン上で開催できるサービスです。VRなど高度な技術を用いることで自社製品のPRを臨場感を用いて行うことができます。
今回はそんなメタバースイベントプラットフォームについて解説するとともに、利用可能なメタバースイベントプラットフォームについて紹介します。
【PR】世界最大級のメタバース
プラットフォーム!Z世代を中心に
認知拡大が図れるサービスを先に見る【PR】リアルのような臨場感のあるメタバース空間を演出するサービスも
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メタバースイベントプラットフォーム早見表
メタバースイベントを開催できるプラットフォームをピックアップして調査しました。プラットフォーム選びの比較検討材料として参考にしてみてください。
プラットフォーム名 | プラットフォームの特徴 |
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【PR】Roblox(ロブロックス) | 世界最大級のメタバースプラットフォーム! Z世代を中心とした広告展開・認知拡大・ブランディングができる ・月間のアクティブユーザー2億2千万人以上!国内はもちろん世界180カ国で利用 ・企業の世界観をリアルを再現したメタバース空間も制作可能 ・Z世代や海外向けた認知拡大のプロモーションに最適! 資料のダウンロードはこちら >> |
【PR】 ZIKU(ジクウ) | リアルイベントのような臨場感のあるオンラインイベントを実現 ・メタバース空間をアバターが登場!実際のイベントに参加している体験が味わえる ・費用を抑えたい方にはテンプレートを用意!低予算でもイベントが開催できる ・アバターを介することで気軽に会話が可能!商談化率アップが期待できる 資料のダウンロードはこちら >> |
DOOR | NTTが提供しているメタバースイベントプラットフォーム |
cluster | アプリやソフトウェアをダウンロードすることで様々なデバイスで利用可能 |
めちゃイベント | 社内のメタバースイベントを得意するプラットフォーム |
バーチャルキャスト | VR空間内には自分の作ったアイテムを持ち込むことが可能 |
V-expo | VRデバイス、PC、スマートフォンといった様々なデバイスに対応可能 |
ZIKU | 動画配信とも連携しバーチャル空間での講演動画の配信が可能 |
Medical Verse | 医療業界に特化したメタバースプラットフォーム |
OVice | バーチャルオフィスやバーチャルスクール、バーチャルモデルハウスを展開 |
Synamon | 自社の行いたいニーズに併せた形でサービスが利用できる |
V-booth | ビジネス活用に特化したメタバースイベントプラットフォーム |
【PR】世界最大級のメタバースプラットフォーム!
Z世代に人気の世界最大級のメタバースプラットフォーム「Roblox(ロブロックス)」を紹介します。月間のアクティブユーザーは2億2千万人以上!国内はもちろん世界180カ国で利用されており、Z世代や海外向けた認知拡大のプロモーションに最適なプラットフォームです。
Roblox(ロブロックス)

世界最大級のメタバース
プラットフォーム!Robloxの資料を
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Robloxの特徴
Z世代に人気の世界最大級のメタバースプラットフォーム
Roblox(ロブロックス)は、世界最大級のメタバースプラットフォーム。ユーザーはRoblox内の「メタバース」空間の中で、ゲームやコンテンツを楽しむことができます。運営しているnewtrace株式会社は、日本国内初のRobloxパートナーカンパニーとして知られています。
Robloxの最大の魅力は、世界中で非常に多くのユーザーが利用していること。そのため、Robloxを活用することで多くのユーザーとの接点を持つことができます。
また、Robloxは特にZ世代(主に1990年代中盤から2000年代序盤に生まれた世代)に人気があり、Robloxを通じてZ世代を中心としたファンを獲得することが期待できます。
Robloxを通じた広告展開・認知拡大・ブランディングが可能
Robloxのプラットフォームを活用すれば、3D空間を使ってリアルなメタバース空間が作れるため、Z世代も含めた多くのユーザーとの接点を作りながら、自社の広告展開、認知拡大、ブランディング、リード獲得などを行うことができます。
Z世代にも人気!
自社のブランディングも可能な
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Robloxはこんな企業におすすめ
- 国内だけではなく海外へ向けたプロモーションを行っていきたいと考えている企業
- メタバースを活用したプロモーションの展開について検討している企業
- Z世代に自社の商品やサービスの認知拡大を図りたいと考えている企業
Robloxを選ぶべき理由
【理由1】世界最大級のメタバースプラットフォーム
Robloxの大きな特徴として挙げられるのが、「世界最大級のメタバースプラットフォーム」である点です。月間のアクティブユーザーは2億2千万人以上、国内はもちろん世界180カ国で利用されています。
そのため、例えば訪日インバウンド施策のような、海外展開を視野に入れた企画などにおいて認知拡大が期待できます。
2006年にサービスを開始したRobloxは、世界的に名を知られる企業も多く参加している歴史と信頼のあるプラットフォームである点も大きな強み。数々の企業がブランディングやマーケテイング、プロモーションなどさまざまな目的に合わせて活用しています。
また、メタバースに来訪した方のデータを運営に即時反映・改善できるという点も導入するメリットのひとつ。例えば、「ユーザーどのボタンをクリックしたのか」「ユーザーが移動したエリアの範囲」といった点がわかるため、人気のあるアイテムやエリアを把握可能。
そのデータを活かして企画を行えます。
【理由2】リアルを忠実に再現したメタバース空間がつくれる
Robloxを運営しているnewtrace株式会社は、もともと建築会社を専門とするCG制作会社が原点。例えば、図面から正確なCG空間を制作する、スケッチからイメージCGを立ち上げるといったことができ、リアルなメタバース空間作りが可能であるといった点が大きなメリットといえます。
さらに空間を作るだけではなく、ゲーム世界に自社独自のキャラクターを登場させることもできますし、「キャラクターの企画制作をお願いしたい」という依頼にも対応できます。
Robloxの世界観を作り込んだ3D空間に適した、精度の高い3Dアイテムやアバターの制作も可能です。企業のブランドを反映した3Dアイテムを配布したり、アバターを介してイベントを行うなど、さまざまなコミュニケーションの機会を創出することにより、認知拡大とエンゲージ向上につなげられます。
【理由3】他のアプリより多くのデバイスで対応可能
Robloxが「数多くのデバイスに対応している」点も大きな特徴です。この特徴によって、より多くの人に使ってもらうことができ、プロモーションにも役立てられるというメリットが生まれます。
パソコンはもちろんのこと、タブレットやスマートフォンからも利用が可能です。利用する企業にとっても、デバイスごとの開発が不要となるため一括での開発が行えるようになり、開発費用を大幅に下げられるというメリットがあります。
そのため、コストが削減できた分を他のコンテンツなどに充てることで、より内容を充実させられる点も魅力のひとつといえます。
リアルを忠実に再現した
メタバース空間!Robloxの資料を
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Robloxを活用したイベント制作実績
志摩スペイン村 Ruuning of the bulls

志摩スペイン村の「Ruuning of the bulls」は、Robloxを活用したイベント制作の一例です。
このイベントは、メタバースRoblox上にある三重県志摩市の複合リゾート施設「志摩スペイン村」を3DCGで再現し、デジタルツインによる疑似体験と新しいコミュニケーションを提供します。
具体的には、「パルケエスパーニャ」と呼ばれる志摩スペイン村のテーマパークの一部を再現し、日本でもよく知られたスペインの奇祭「牛追い祭り」と「トマト祭り」をモチーフにしたゲームが楽しめます。
ゲームでは、エントランス・エスパーニャ通り・シベレス広場・マヨール広場などの会場で、逃げ回る牛を次々と避けるというルールがあります。体力がなくなるとゲーム終了となり、また落ちているトマトを牛に投げつけることで時間を稼ぐこともできます。
このゲームの制作は、国内初のRobloxパートナーカンパニーであるnewtrace株式会社が担当。現地の写真や3Dスキャンデータを使用し、建築CG技術を組み合わせて本物そっくりに再現しました。
ユーザーは牛から逃げ回るだけでなく、自由にメタバース内を歩くこともできます。建造物のガイドを読むなどして、施設についての理解を深めることもできます。志摩スペイン村を楽しむだけでなく、同じ空間を共有する仲間とのコミュニケーションも楽しむことができます。
国内初のRobloxパートナーカンパニー!newtraceの資料をダウンロードする
Robloxの料金プラン
公式HPに記載がありませんでした。
Robloxの運営会社の概要
会社名 | newtrace株式会社 |
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会社所在地 | 東京都渋谷区円山町28-3 いちご渋谷道玄坂ビル8階 |
会社設立 | 2022年5月20日 |
公式HPのURL | https://newtrace.net |
【PR】メタバースイベントによる話題性のあるオンラインイベントを開催
3D空間メタバースイベントを制作するメタバース制作会社、株式会社ジクウを紹介します。誰もが簡単に使用できるユーザビリティーでありながら、来場者の興味に合わせたコミュニケーションを提供。行動履歴のデータ取得により、確度の高いリード情報の獲得を支援します。リアルイベントのような臨場感のあるイベントをオンラインで実現します。
ZIKU(ジクウ)

臨場感あるオンラインイベントを
実現!ジクウの資料をダウンロード
ジクウの特徴
ジクウでは、オンラインイベントのノウハウを凝縮した、開催前から開催後までスムーズなオンラインイベントを実施するためのサポートをワンストップで行っています。
また、同社では独自のオンラインラットフォーム「ZIKU」を開発。臨場感のあるメタバース空間をアバターがブースを訪問する形式で提供しています。
メタバース空間でありながらも、その場で出展企業のスタッフとテキストやボイスチャットで双方向でコミュニケーションが取れる、まるでリアルイベントに参加している会話体験も味わえます。
臨場感あるオンラインイベントを
実現!ジクウの資料をダウンロード
ジクウはこんな企業におすすめ
- 毎回似たイベントばかりで個性的なオンラインイベントを実施したい
- 一方通行なコミュニケーションになってしまって困っている
- オンラインイベントの来場者・商談数が減少しているのでテコ入れしたい
ジクウを選ぶべき理由
【理由1】リアルイベントのような臨場感のあるオンラインイベントを実現
ジクウが提供するオンラインイベントは、リアルイベントのような臨場感が特徴です。オンラインイベントは、ともすると無機質なものになりがちですが、実際の展示会場のようなメタバース空間をアバターで歩き回り、偶然の発見や出会いの場を提供します。
さらに、喧噪音や足音などの効果音で没入感を演出し、イベントを盛り上げます。単に「サイトを見ているだけ」ではなく、自分が実際のイベントに参加しているような体験が味わえます。
【理由2】低予算でメタバースイベントが開催できる
ジクウのオンラインイベントは、予めテンプレートが用意されているため、新たにCGを制作する必要はありません。そのため、低予算でもメタバースイベントが開催できます。
豊富なブースバリエーションの中から、お好みのブースタイプを選択し、後は資料や動画を設定するだけで完了です。他にも、来場者の事前登録など、スムーズなイベント開催をサポートする機能も用意されています。
【理由3】出展ブースではリアルタイムに接客ができ商談獲得率がアップ
オンラインイベント来場者の行動履歴をチェックしながら、来場者への声がけが可能です。来場者がアバターで回遊するため、ブースの滞在時間も長くなり、コミュニケーションが取れる機会を作ります。
アバターを介することによって、気軽に会話ができるため、コミュニケーションのハードルも下がり、商談獲得率アップが期待できます。
臨場感あるオンラインイベントを
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ジクウの導入事例
接点をあまり持てていなかった経営層の方々にも参加いただき、接点を持つことができました
今回のイベントでは、ブースとセミナー形式で実施しましたが、弊社とっては初めての試みでした。
オンラインイベントでは、登壇者と来場者で個別に話ができる機会を提供することが難しく、オフラインイベントの時に比べ、登壇者と来場者の双方向でのコミュニケーションが減ってしまったことが課題でした。
今回は、イベントへの参加や入退場を自由にすることで、ブースへの来場者を増やすことができたので、メタバース空間の実施は効果的だったと考えています。
集客の面でいくと、いつもは実務者の方が中心のイベントなのですが、今回は経営層の方に多くご参加いただけました。我々としては、想定していなかった層の方々に参加していただき、新規の接点を持てたことは大きな成果だと考えています。
また、2週間という短い準備期間でメタバース空間を作り上げ、リリースまで持って行けたことも非常によかったです。ZIKUの方々のサポートと製品の完成度の高さによるところは大きかったです。
引用元:ジクウ公式HP(https://ziku.inc/casestudy/12.html)
出展したスタートアップ企業と来場者の双方向のコミュニケーションを実現できました
メタバースイベントということで、関心の高さもあり、普段イベントに参加いただけていない方にもご参加いただくことができ、集客という面でも非常によかったと思います。
また、これまでのイベントでは1on1のコミュニケーションが中心でしたが、今回は自由にブースを回れるという点で、気軽にイベントに参加できるという点も期待通りでした。チャットでのコミュニケーションなど、参加者がどのようなコミュニケーションをしているのかがわかるのも非常によかったです。
メタバースイベントに慣れていないこともあり、始めはコミュニケーションに戸惑う場面もありました。しかし、メタバースイベントの回遊性も相まって、普段のイベントより多くのブースに来場いただくことができ、出展企業とも積極的にコミュニケーションしていただけました。出展企業と来場者のコミュニケーションを促進できたことは狙い通りでした。
引用元:ジクウ公式HP(https://ziku.inc/casestudy/5.html)
メタバースイベントで来場者の回遊性が高まりました
正直、お客様にどれだけご利用いただけるか不安でした。使い方に関する問い合わせも多いのではと心配しておりましたが、問い合わせもほとんどなく、お客様に参加いただいたのはいい意味で期待以上でした。
また、お客様の行動ログを見ると多くのブースに来場いただいており、こちらの想定よりもメタバースイベントが受け入れられていたのは非常に良かったです。
引用元:ジクウ公式HP(https://ziku.inc/casestudy/11.html)
ジクウの料金プラン
初期費用:550,000円(税込)
1ブース
小中ブース:165,000円(税込)
大ブース:495,000円(税込)
来場者1000人につき220,000円(税込)
臨場感あるオンラインイベントを
実現!ジクウの資料をダウンロード
ジクウの運営会社概要
会社名 | 株式会社ジクウ |
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会社所在地 | 東京都港区三田3-13-16 三田43MTビル4F |
設立 | 2020年12月1日 |
資本金 | 記載なし |
公式サイトURL | https://ziku.inc/ |
他にもある!メタバースイベントプラットフォーム
DOOR

DOORの特徴
DOORはNTTが提供しているメタバースイベントプラットフォーム。アプリやソフトウェアを使用せずすべてブラウザで行えるため、様々なデバイスからイベントに参加することができます。
豊富なテンプレートから自社に合わせたブースを作成することが可能です。ルームの定期監視などNTTの技術を活用した高いセキュリティのもとイベントを行えます。DOOR ではこれまでに、展示会や著名人を招いたファンイベントやセミナー、講演会、学校の授業など多岐にわたるイベントが行われています。
1対多数のコミュニケーションに加えて、多対多のコミュニケーションもスムーズに行うことが可能です。また、アバターに加えて、自分の顔をWebカメラでリアルタイムに表示できるなど、場面に応じてアバターの機能を使い分けができる点が特徴です。同時接続人数は1ルーム25人までとなっていますが、部屋を複数に分けることで大人数でのイベント開催も行えます。
DOORの運営企業概要
会社名 | 日本電信電話株式会社 |
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会社所在地 | 東京都千代田区大手町一丁目5番1号 大手町ファーストスクエア イーストタワー |
公式HPのURL | https://group.ntt/jp/nttxr/ |
cluster

clusterの特徴
クラスター株式会社が提供しているメタバースイベントプラットフォーム「クラスター」。スマートフォン、パソコンなどアプリやソフトウェアをダウンロードすることで、様々なデバイスで利用ができます。
行いたいイベントに応じてCreator Kitを使用することで仮想空間のカスタマイズが可能です。アニメのようなキャラクターのアバターの制作や現実に近いような景色を表現できる背景も揃っています。
clusterの運営会社は手間のかかる会場のデザイン、演出、配信の運営までをワンストップでサポートしているため、簡単に導入を行えます。これまでに、横浜DeNAのバーチャルハマスタなど多数のイベントをサポート。
用途に応じ、会議や採用セミナーなど場面に適したサービスの提供を行っているため、まずは相談してみてはいかがでしょうか。
clusterの運営企業概要
会社名 | クラスター株式会社 |
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会社所在地 | 東京都品川区西五反田8-9-5 FORECAST五反田WEST 10F |
公式HPのURL | https://corp.cluster.mu/ |
めちゃイベント

めちゃイベントの特徴
めちゃイベントは株式会社ハシラスが提供しているメタバースイベントプラットフォームです。社内のメタバースイベントを得意としています。どのデバイスからでもWebブラウザを用いて社内コミュニケーションの活性化や社員のエンゲージメント強化を図ります。
めちゃイベントは他のサービスとは異なり、数千人規模まで同じバーチャル空間に入室が可能。また、Web会議ツールの課題としてあげられる、グループに分かれての雑談やワークショップ、レクリエーションのやりづらさを解決する多くの機能が盛り込まれています。
主な機能は以下の通りです。
- 近づくと動画が再生される
- テキストアナウンス
- 動画ライブ配信
- テキストチャット
PCとブラウザだけで完結するため、手間のかかるIT部門との調整なども必要ありません。社内イベント向けとしていますが、活用方法によっては展示会の開催も可能です。無料のトライアルやデモもあるためこちらも併せて活用してみてください。
めちゃイベントの運営企業概要
会社名 | 株式会社ハシラス |
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会社所在地 | 東京都北区田端新町1-20-5 |
公式HPのURL | https://hashilus.co.jp/ |
バーチャルキャスト

バーチャルキャストの特徴
教育やイベント、3D制作など多様なメタバースサービスを提供するバーチャルキャスト。ビジネスにおいては、VR教育システムやイベント、さらには接客システムとしてメタバースプラットフォームを提供しています。
主な特徴はキャラクターやカスタマイズ性。VR空間内には自分の作ったアイテムを持ち込むことが可能で、キャラクターや背景も簡単変更できます。さらに、3Dデータ投稿共有プラットフォーム「THE SEED ONLINE」と連携することで、新しいキャラクターなどをVR内で買って、すぐに使える即売会も行うことができます。
これまでの実績として、バーチャルマーケットや体験型のイベントしてVRキャンプを提供。他にも、教育現場への提供としてN高等学校にVR教育システムを導入した実績があります。バーチャルキャストは3Dを活用した生放送や動画の実績も持っています。イベントに加えて、接客もメタバースで行いたい場合に導入してみると良いでしょう。
バーチャルキャストの費用は以下の通りです。
- コンシューマー(一般の方向け):無料
- ビジネス(Vtuberを活用した企業プロモーションや映像制作):初期費用198,000円+月額費用98,000円
- エンタープライズ(プロフェッショナルな映像制作や、高度な演出):初期費用:298,000円+月額費用:298,000円〜
バーチャルキャストの運営企業概要
会社名 | 株式会社バーチャルキャスト |
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会社所在地 | 北海道札幌市中央区北一条東4-1-1 サッポロファクトリー1条館 |
公式HPのURL | https://corp.virtualcast.jp/ |
V-expo

V-expoの特徴
V-expoは株式会社m-Labが提供しているレンタルメタバースイベントスペース。「だれでもかんたんに低コストでメタバースイベントが開催できるサービス」を掲げ、メタバースイベントスペースを提供しています。
ブラウザで利用が可能なため、VRデバイス、PC、スマートフォンといった様々なデバイスに対応可能。独自の機能として距離感と方向性のある音声システムを採用しているため、臨場感あふれるイベントを開催できます。
またV-expoではWebカメラと画面共有を駆使したセミナーの開催も可能。これまでに、キャリアセミナーや国産SaaS Expoなどを行った実績があります。会場をレンタルするだけなので、最短で5分でイベントの開催を行うことができます。イベントのプランは以下の通りです。
- 展示場プラン:収容人数無制限
- イベントレンタルプラン:人数や用途に合わせた会場選択
- カスタマイズプラン:要望・用途に応じた機能やCG
さらに、イベントのあとの懇親会スペースとして懇親会Barを設置し、イベント後に商談も行えます。アバターにはコミュニケーションをしやすいようにリアクションも備えているため、コミュニケーションを取りやすいでしょう。
費用は5500円~と低価格で始められる点もメタバースイベントを始めやすいのではないでしょうか。
V-expoの運営企業概要
会社名 | 株式会社 m-Lab |
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会社所在地 | 東京都中央区銀座1-16-7銀座大栄ビル5階 |
公式HPのURL | https://m-lab.inc/ |
ZIKU

ZIKUの特徴
ZIKUは主にビジネス向けのメタバースイベントプラットフォームです。主催者と出展社、来場者を3D空間上のアバターでつなげることを目的としています。「ZIKU」では来場者がアバターで会場内を歩き回り、様々な出展担当者と双方向の会話ができます。
豊富なテンプレートの中から、3Dの展示ブースを簡単に作成することができます。また、動画配信とも連携し、バーチャル空間での講演動画配信も行えます。バーチャル空間の作成とともに、Webでのイベントサイトも同時に作成できるため、手間のかかる面倒な準備もスムーズに進められる点が特徴です。
イベント後には来場者行動履歴を元に、興味度がわかる仕組みが付いているのもサービスの魅力の1つ。リアルイベントと組み合わせたハイブリッドイベントにも対応しているため、幅広く活用を行えます。
ZIKUの費用は以下の通りです。
- 初期費用:50万円
- 小中ブース:15万円
- 大ブース:45万円>/li>
- 来場者(1000人ごと):20万円
- オプション:1講演につき:3万円
ZIKUの運営企業概要
会社名 | 株式会社ジクウ |
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会社所在地 | 東京都港区三田3-13-16 三田43MTビル4F |
公式HPのURL | https://ziku.inc/ |
Medical Verse

Medical Verseの特徴
医療業界に特化したメタバースプラットフォームのMedical Verse。大人数が同時接続可能なバーチャル空間の医療ビジネスを支援しています。独自に開発した技術で1000名の同時接続が可能。
イベントの登壇者と参加者の間で双方向のコミュニケーションが行えます。ブラウザやアプリなど自分の使用したい環境でサービスを利用できる点も大きな特徴です。主な活用事例として学会や講演会、懇親会があげられます。事前に登録したメールアドレスを活用した名刺交換機能もあるため、ビジネスとして活用しやすい設計になっています。
Medical Verseの運営企業概要
会社名 | monoAI technology株式会社 |
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会社所在地 | 神戸市中央区京町78 三宮京町ビル3階A号室 |
公式HPのURL | https://monoai.co.jp/ |
OVice

OViceの特徴
バーチャルオフィスやバーチャルスクール、バーチャルモデルハウスを展開しているoVice株式会社。
メタバースプラットフォームではこれまでにバーチャル介助犬フェスタやオンライン展示会を開催した実績があります。また、キャノンのバーチャルオフィスの実現支援や東日本税理士法人のリモートワーク環境の整備も行いました。
スクール分野では京都橘大学や大阪の国公立大学など様々な学校の授業を支援。これまでに2,000社を超える企業がサービスを導入しています。
周辺の状況を視覚的にわかりやすくしている工夫やリアルのような会話が行えるアバターがサービスの特徴です。また、GoogleドライブやYouTubeといった他のサービスと連携しやすい点も特徴です。
イベントの参加URLから誰でもが簡単に参加できるため、面倒な準備の手間が省けられます。専任のスタッフがこれまでの事例を元に適切な支援を行ってくれるので、初めて依頼する際に検討してみると良いでしょう。
OViceの運営企業概要
会社名 | oVice株式会社 |
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会社所在地 | 石川県七尾市本府中町エ113B |
公式HPのURL | https://ovice.in/ja/ |
Synamon

Synamonの特徴
SynamonはPCスマホ・VR機器などのマルチデバイスに対応したメタバースイベントプラットフォーム。同時に100人がアクセスが可能なので、大人数向けのイベントも問題なく行えます。
メタバース空間上でファンのエンゲージメントを向上を実現するために、NFT(偽造が不可能なデジタルデータ)を活用できる仕組みや機能、継続的な利用を前提としたUX設計など様々な機能を提供しています。
また、用途やイベントの規模に応じて「Large」「Ritch」「Parallel」の3つの空間の構築が可能。また、テーマに沿ったテンプレートがあるため、自社の行いたいニーズに併せた形でサービスを利用できます。
メタバースを活用したブランディングを行いたいと考えている場合におすすめです。費用についてサイト内の資料からご確認いただけます。
Synamonの運営企業概要
会社名 | 株式会社Synamon |
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会社所在地 | 東京都品川区西五反田8-3-16 西五反田8丁目ビル 2階 |
公式HPのURL | https://www.synamon.jp/ |
V-booth

V-boothの特徴
オンライン展示会のプラットフォームとして数多くの会社に活用されてきたV-booth。3Dブースを簡単に作成できるほか、アンケートや商談申し込みフォーム機能など、ビジネス活用に特化したメタバースイベントプラットフォームとなっています。
サービス特徴として、用途に応じてブースのサイズを変更できるなどのカスタマイズ機能が挙げられます。ブースのデザインも規模に応じて3つから選べるため、自社の要望に応じての利用が可能です。
ユーザー個別のアクセス状況が履歴として残るため、イベント終了後には営業に活用できる顧客管理ツールとしても利用できます。これまでに京都府看護協会や株式会社プラッツなど様々な業種、業界向けの展示ブースを制作した実績があります。
費用は以下の通りです。
- 標準:45万円
- Wide:60万円~
- Jumbo:95万円~
- Private Show:75万円~
V-boothの運営企業概要
会社名 | 株式会社ITP |
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会社所在地 | 京都市中京区丸太町通小川西入 |
公式HPのURL | https://www.itp.co.jp/ |
メタバースとは
メタバースとは英語の「Meta」と「Universe」を掛け合わせた造語です。主にインターネットなどを用いて構築される「仮想世界」や仮想空間でのコミュニケーションを指します。また、ユーザーが仮想空間で自身の分身である「アバター」を用いてゲームやコミュニケーション、さらにはビジネスを行うことも可能です。
メタバースは現在オンラインゲームを中心に活用が進んでいます。その例が以下の通りです。
- フォートナイト:ゲームでありながら、ユーザ同士が交流する場としても機能するメタバース
- あつまれどうぶつの森:アバターがゲーム内の動物や他のアバターと交流するメタバース
ビジネスにおいては、たとえば三越伊勢丹によるバーチャル伊勢丹新宿店の開設といった応用が見られます。また、メタバースは企業のリモートワークのオフィスとしての役割も担うなど多岐に活用が広まっています。
近年ではMicrosoftがTeamsをバーチャルオフィスにすると発表するなどメタバースは注目を集めています。メタバース活用した展示会を行うケースも増えてきており、今後メタバースはビジネスでの活用が増えるでしょう。
メタバースのイベントの特徴
メタバースイベントの大きな特徴はオンラインの利便性とリアルに近いコミュニケーション体験を組み合わせられる点です。来場者は自身の分身であるアバターを用いて会場内を自由に歩き回ったり、他の参加者と仮想空間でコミュニケーションを行うことができます。
参加者は会場にいるかのような感覚で参加できるため、臨場感をあふれる形でイベントを開催できるでしょう。また、会場内には、商談ブースやセミナールームなど、用途に応じた部屋を作成できるため、自社のニーズに応じたイベントを行えます。
メタバースでイベントを行うメリット
ここではメタバースを活用してイベントを行うメリットについて紹介します。
どこからでも参加できる
メタバースのイベントはオンライン上の仮想空間で実施されるため、場所を問わずどこからでも参加できます。従来のようにイベント出展のために、地方から東京に出るといった移動がなく、インターネットの使用できる場所ならどこからでも参加可能なため多くの人をイベントに呼び込むことも可能です。
さらに、これまでは国内をターゲットにしていた企業も、オンラインとなれば海外とも取引ができるようになるため、ビジネスのチャンスを拡大できるでしょう。
臨場感を提供できる
メタバースは従来のWeb会議やオンラインイベントに比べて臨場感を演出できる点がメリット。アバターや他の参加者の様子をリアルに見ることができる点や、実際のオフラインでのイベントのように見せることができます。従来のイベントでは、登壇者が話したり、双方向のコミュニケーションを行うことができますが、オフラインのようなイベント会場で参加しているような臨場感を味わうことはできません。
一方で、メタバースはブースに近づくと音声が大きく聞こえることや、会場を360度見回すなど実際のブースのように体験できるような仕掛けも可能。これらの点から、メタバースを活用したイベントを自社の製品やブランディングが印象に残る形で行えるため、商談や受注の獲得に効果的です。
参加者同士のコミュニケーションが取りやすい
メタバースは、自分自身の分身であるアバターを用いてコミュニケーションを行います。アバターは自由に見た目が変えられるため、理想の姿の自分を用いたコミュニケーションを行うことができます。また、アバターは自分自身の顔を出すことなく話せるため本音が言いやすく、周りを気にせず多く発言できる効果もあります。
さらに、アバターには表情や仕草などで感情を示す機能もあるため、実際のコミュニケーションに近いような会話が可能です。このようにメタバースは参加者同士の距離が近いため、現実に近いコミュニケーションを行える点がメリットです。
準備の手間がかからない
メタバースでイベントを開催することで準備の手間が省けます。従来のオフラインイベントでは会場のブースを設営したり、資料を印刷して設置するなど大きな手間がかかります。しかし、メタバースはオンライン空間のためこういった手間は一切不要。
イベントで使用するアプリやツールは、プラットフォーム内でリンクを共有するだけで参加者に使ってもらえます。また、配布物も事前にメールなどで送付したり、ダウンロードリンクを設置すればいいだけなので、手間なくスムーズなイベント準備が可能です。
メタバースイベントを行うデメリット
メタバースイベントはメリットだけではなく、下記のようなデメリットもあります。
参加者が多くなると回線に負荷がかかる
メタバースは従来のzoomやWebexといった会議ツールとは異なり、回線負荷がかかりやすい点がデメリットです。音声通話、動画、そしてアバターの動きをインターネットを用いてやり取りするため、通常よりも回線負荷がかかりやすくなります。
例えば、同じブースに複数の人が同時に集まった場合、回線の負荷がかかってしまい、動作が不安定になってしまう可能性があります。そのため、ブースを細かく分けるなど回線の負荷をかけない工夫が必要です。
高性能なコンピューターが必要となる
メタバースでは通信環境に加えて、コンピューターの性能も重要です。上記で述べたように、メタバースは負荷のかかる動作を数多く行わなければなりません。そのため、パソコンの性能が低いと動作が止まってしまい、正常なイベントを開催できなくなってしまいます。
アメリカのIT会社インテルの幹部によると、社会のあらゆるやりとりがメタバース上で行われる「メタバース時代」への移行には、コンピューティング機能は現在の1000倍が必要です。メタバースを活用したイベントには高性能なコンピューターが求められることがわかります。高性能なコンピューターが必要になると費用もかかる可能性があるため注意が必要です。
来場者に離脱されやすい
メタバースイベントはオンラインで手軽に参加できる点がメリットですが、一方で離脱されやすい傾向があります。オフラインのイベントではチラシや販促のためのグッズを配り、来場者に向けての呼びかけを行うことができますが、メタバースのイベントではそれができません。
資料を自らダウンロードしてもらう必要があるなど、来場者の行動がカギとなるため、来場者に資料をダウンロードしやすくするなどの工夫が必要です。
メタバースを活用したイベント事例
以下では、メタバースを活用したイベント事例について紹介します。
日産ショールーム

日産自動車では、メタバースのプラットフォーム「VR Chat」を活用してメタバース上に車のバーチャルギャラリーを設置。ニッサンインテリジェントモビリティの発信拠点として日産の様々な車種を見ることができます。
日産は他に新車発表会や自社に関する講演なども実施。ショールームに行くのが煩わしいユーザーとのコミュニケーションの場としてバーチャル環境のショールームを提供しています。
トーコン社員総会

株式会社トーコンでは社内コミュニケーションの可能性を追求するために、メタバースを活用した社員総会を実施。当日は170名の社員がリアルタイムで参加するなど大盛況のイベントでした。コロナ禍の中で、従業員同士の関係構築や結びつき強化のために実施した社員総会。開催後のアンケートでは、とてもよかったと回答する割合が68%と好評価となりました。
メタバース制作を依頼する際のよくある質問
Q1.メタバースとはどのようなサービスですか?
メタバースとは英語の「Meta」と「Universe」を組み合わせた造語で、インターネット上で利用できる仮想空間のことです。メタバースの特徴として、現実世界に近いコミュニケーションがとれます。
昨今では、老舗の百貨店がメタバース空間上のオンライン店舗を開設したり、自動車メーカーがメタバース上で車の展示場を作るなど、メタバースを活用したビジネスの拡大が予想されています。
Q2.メタバースを活用するメリットを教えてください
メタバースを利用することで、オンライン上でのコミュニケーションがスムーズになる利点があります。これは、メタバースの特徴である「アバター(自分の分身)」を活用したコミュニケーションが、従来のチャットやビデオ通話よりもより対面で話しているかのような感覚を与えるからです。
さらに、アバターを好み通りにカスタマイズできるため、自分の理想的な姿で他者とコミュニケーションを取ることができます。このように外見による初対面のハードルが低くなることも、メタバースのメリットの一つです。
メタバースプラットフォームには様々なタイプがありますので、どのメタバースプラットフォーム選ぶべきか検討中の方は、本ページに掲載している「メタバースイベントプラットフォーム早見表」をご覧ください。
メタバースイベントプラットフォームを活用するなら
選ぶべきメタバースプラットフォームは、行いたいイベントの規模や他の要望によって異なります。メタバースイベントで成果を得るには、自社のニーズに合わせたサービスを選ぶことが大切です。
自社のニーズに合わせたサービスをえらぶにはまず、イベントの規模や必要な機能、そしてイベントのそもそもの目的も明確にしましょう。そういった要点を明確にした上で、自社にあったメタバースイベントプラットフォームを探しましょう。
メタバースイベントプラットフォームまとめ
メタバースイベントプラットフォームについて紹介してきました。メタバースイベントは、場所を問わず、様々な人がオンライン上に集まり、コミュニケーションもとりやすい利点があるため、新規顧客の開拓にも活用できる方法です。メタバースイベント導入をご検討中の方は、自社にマッチしたメタバースイベントプラットフォーム選びに、本記事をぜひご活用ください。
本記事は、2023年6月時点の情報をもとに作成しています。掲載各社の情報・事例をはじめコンテンツ内容は、現時点で削除および変更されている可能性があります。あらかじめご了承ください。 。