オンラインイベントを成功させるためには、イベントの目的を明確にした上で、自社に最適なプラットフォームを選定することが不可欠です。
当記事ではイベントの目的別におすすめプラットフォームをご紹介しています。ぜひご参考ください。
オンラインイベントプラットフォーム
オンラインイベントプラットフォームの一覧表
オンラインイベントを効率的に開催できる専用オンラインイベントプラットフォームをはじめに紹介します。導入をご検討中の方は、ぜひ参考にしてみてください。
会社名 | サービスの特徴 |
---|---|
ネクプロ |
営業・マーケ部門向け/ウェビナー特化型の「ネクプロ」
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EXPOLINE(エキスポライン) |
営業・マーケ部門向け/セミスクラッチ型で個別課題も解決
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GALIMO(ガリモ) |
人事・管理部門向け/自治体・地方創生イベントなら
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eventos(イベントス) |
デザイン性を重視!申込者の管理・配信・商談化までこのツール一つで完結 |
eventory(イベントリー) |
世界750社以上で採用!イベントに必要な機能がオールインワン |
HubSpot(ハブスポット) |
オンラインイベントの他に普段のマーケティング活動にも利用可能できるツール |
EventBASE(イベントベース) |
イベント企画・コンサル部門向け。独自の「交流ラウンジ機能」搭載 |
EventHub(イベントハブ) |
ウェビナー向けとカンファレンス向けのツールを提供。3Dバーチャルイベントも対応 |
EventRegist-enavle(イベントレジスト-エネイブル) |
動画配信に特化したプラットフォーム。連携サービスや分析機能が豊富 |
EventPlus Online(イベントプラス) |
イベントから商談の流れがよりスムーズになる機能が搭載 |
ジクウ |
アバターを使って3D空間で動くメタバース型イベント向け |
SMP(シャノンマーケティングプラットフォーム) |
SFA機能一体型、2D・3Dに両方対応しているプラットフォーム |
オンラインイベントプラットフォームとは
オンラインイベントプラットフォームとは、オンラインイベントや、展示会に必要なシステムやツール、申込参加者の情報などを一元管理するシステムです。基本的な機能としては、
- 参加者のイベント入場時の認証機能
- セミナーの関連資料のダウンロード機能
- 参加者と出展者のコミュニケーションを促進するアンケート機能
- チャット機能
などが備わっています。
オンラインイベントプラットフォームを導入するメリット
オンラインイベントプラットフォームを導入するメリットについて整理しておきます。
イベント運営が管理できる
オンラインイベントプラットフォームを導入すると、イベントの企画から当日の運営、イベント後の見込み顧客へのフォローといった一連の流れを一元管理できるようになります。
オンラインイベントで使われるチケットの販売やプロモーション、アンケート機能などのツールがバラバラだと、効率的な管理ができません。
オンラインイベントプラットフォームなら、イベントの運営に関わる業務を集約して管理できるので、イベント運営が効率化されるメリットがあります。
参加者(視聴者)との交流が図れる
オンラインイベントプラットフォームを導入すると、イベントに参加した人とコミュニケーションをとりやすくなります。
イベント開催ツールには、リアルタイムのアンケート機能などがついており、それらを活用すれば参加者の興味や反応を確認したり、参加意識を高めたりすることが可能。
また、リマインド機能やフォローアップメールを自動送信する機能を活用して、ウェビナーなどの視聴忘れを防ぐこともできます。
参加者(視聴者)のデータが取れる
オンラインイベントプラットフォームの中には、参加者データを分析する機能がついているものもあります。
イベントの申込数や実際の参加者数から関心度を測る、PV数や交流履歴などのデータを数値化して今後のイベントに活かすなど、取得したデータを改善のためのPDCAに活用できます。
オンラインイベントプラットフォームを選ぶポイント
ここでは、オンラインイベントプラットフォームを選ぶポイントを紹介します。
- 参加者がログインしやすいか?
- イベントに必要な機能が備わっているか?
- サポート体制は整っているか?
参加者がログインしやすいか?
オンラインイベントでは、多くのユーザー(リード)を集客することが最も重要です。ダウンロードや、アカウント情報の事前登録が必要など手続きが煩雑なプラットフォームだと、参加のハードルを高めてしまい、集客には繋がりません。
URLを送信するだけでログインできるなど、参加者が簡単にログインしやすいプラットフォームを選ぶようにしましょう。,
イベントに必要な機能が備わっているか?
オンラインイベントプラットフォームには、イベント作成やプロモーション、決済機能といったイベント開催前に必要な機能がいくつかあります。
さらに録画機能やチャット機能といった「イベント開催中に使う機能」、アンケートや効果分析などの「イベント後に活用する機能」と、さまざまな機能があります。
自社の目的に合わせて、オンラインイベントフォームに必要な機能が備わっているかをチェックしましょう。必要なツールの数に応じて料金が変動するプラットフォームもあるので、ミニマムに予算を抑えたい場合などは機能を絞り込むのひとつの方法です。
サポート体制は整っているか?
イベント配信中にトラブルが起きてしまうと、せっかく集客したユーザーの離脱を招くことになります。
配信トラブルなどに迅速に対応できるよう、テクニカルサポートが充実しているプラットフォームを選ぶことをおすすめします。
オンラインイベントプラットフォームの種類
オンラインイベントプラットフォームには、大きく分けて「汎用プラットフォーム」と「専用プラットフォーム」の2種類に分けることができます。
汎用プラットフォーム
汎用プラットフォームは、マーケティングツールを主体に必要なツールを組み合わせたプラットフォームのことを意味します。ユーザーのセグメントがしやすく、イベント参加者を新規顧客と既存顧客に分けた対応が可能です。また、外部データや分析ツールとの連携がしやすいため、イベント後のフォローやマーケティング活動への活用に向いています。
専用プラットフォーム
専用プラットフォームは、オンラインイベント専用に開発されたプラットフォームで、イベント開催に必要な機能が予め搭載され「パッケージ化」されているのが特徴です。
申し込み、動画配信、チャットや問い合わせ機能など、オンラインイベントへスムーズに参加できる機能が最初から備わっているため、はじめてオンラインイベントを開催したい方にとって便利なプラットフォームです。
オンラインイベントプラットフォームでよくある質問
Q1.自社でウェビナーを配信するのは難しいのでしょうか?
社内にリソースがあり、オンライン配信の経験もあるなら、社内での対応も可能です。しかし、ウェビナー以外にも映像や音響などの専門スキル、進行や準備を管理するディレクター的な存在も必要です。
配信中のトラブル(途中で接続が切れる/映像が止まるなど)を避け、安全に開催したいなら、サポートサービスの利用をおすすめします。利用可能なサービスを一覧で紹介していますので、詳しくは「オンラインイベントプラットフォーム早見表」をご覧ください。
Q2.オンラインイベントプラットフォームの選び方を教えてください
選ぶ際には「参加者がログインしやすいか?」「イベントに必要な機能が備わっているか?」「サポート体制は整っているか?」の3つのポイントをチェックしましょう。自社のニーズに合わせてカスタマイズできるタイプもありますので、どんな機能が必要かも社内で検討しましょう。詳しくは「オンラインイベントプラットフォームを選ぶポイント」でご確認ください。
オンラインイベントプラットフォームまとめ
オンラインイベントプラットフォームは、オンラインイベント・展示会に必要なシステムや機能が集約された便利なツールです。汎用プラットフォームか、専用プラットフォームかによって使える機能や管理方法、イベント後のフォローアップなどに違いがあるのを理解した上で、自社に合わせたプラットフォームを選ぶようにしましょう。
- 免責事項
- 本記事は、2025年1月時点の情報をもとに作成しています。掲載各社の情報・事例をはじめコンテンツ内容は、現時点で削除および変更されている可能性があります。あらかじめご了承ください。