ブルーオーシャン戦略の事例解説「ユニクロ」編

ブルーオーシャン戦略の事例解説「ユニクロ」編
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ユニクロのブルーオーシャン戦略のポイント

ユニクロは、ブルーオーシャン戦略を成功させた企業として有名です。

ブルーオーシャン成功後も、次々に独自の製品を開発・販売し続けています。近年は、売上が伸び悩んでいるといわれているアパレル業界においても、今なお売上を伸ばしているユニクロ。

これほどまでに、優位性を維持しているユニクロのブルーオーシャン戦略は、どのようなものなのでしょうか。

ユニクロのブルーオーシャン戦略3つのポイント

ユニクロのブルーオーシャンを成功に導いたポイントには、次のようなものが挙げられます。

製造から販売までのプロセスを一貫して行う(低コスト化)

ユニクロのブルーオーシャン戦略は、SPA(製造小売業)というビジネスモデルなしには成功し得なかったかもしれません。

企画から製造、販売までを一貫して行うSPAモデルを先駆けて導入していたユニクロ。その結果、余分なコストをカットし、製品価格への転嫁が実現しました。

高品質の製品をより安く提供できる仕組みが確立しているため、今なおコスト優位性を確立できているのです。

「衣類に機能をもたせる」という新しい価値(差別化)

ユニクロの機能性衣類が販売されるまで、「衣類で快適性を作り出す」という発想はありませんでした。

こうした中で、機能性衣類というアイディアは、「まだどこも目をつけていないこと」「製品化すれば高い需要が見込めるもの」という、ブルーオーシャン戦略の成功に必要な要素が見事に合致していたといえます。

さらには、自社の経営資源をフル活用することで、高品質・低価格も実現。追随してくる他社との差別化に成功しました。

ニーズや時代の流れをとらえた新規商品の展開(優位性の維持)

ブルーオーシャン戦略が成功すると、時間とともに追随する企業が出てきます。ユニクロも例外ではありません。

しかし、今なお機能性衣類における、ユニクロの優位性は盤石です。長期にわたって、優位性を維持できている要因として挙げられるのは、常に新しい需要を探し求める努力を惜しまない企業体制にあるといわれています。

ブルーオーシャンの維持はユニクロの「革新性」がカギ

いまや、ユニクロの定番商品となっている「ヒートテック」「シルキードライ」「エアリズム」は、ブルーオーシャン戦略によって生み出された商品であり、今も進化し続けています。

ブルーオーシャンから年月が経ち、他社製の機能性衣類も販売されていますが、やはり「ヒートテック」「シルキードライ」「エアリズム」などの認知度には及んでいません。ユニクロは、今なお「機能性衣類=ユニクロ」というほど、不動の優位性を保っています。

これは、ユニクロが「革新性」のある企業であり、常に新しい製品を開発したり、機能性を高めたりしながら、新たな需要を掘り起こしているためです。

ユニクロのブルーオーシャン戦略まとめ

ユニクロのブルーオーシャン戦略は、「衣類に機能性を付加する」というアイディアで、大きな成功を収めました。また、斬新なアイディアとともに、自社のもつ経営資源をフル活用し、コスト削減と手頃な価格での提供を実現したこともポイントです。

今後、世界がさらにニューノーマルにシフトチェンジされていくことが予想されます。新しい時代がやってくるということは、価値観の多様化も生じやすくなるでしょう。つまり、ブルーオーシャンを見つけ出すチャンスといえます。

ユーザーや時代が求める「価値あるもの」を見つけ出すには、固定概念にしばられない柔軟かつ大胆な発想がカギです。

一見関連のなさそうな要素を組み合わせてみたり、現在の製造フローの課題を別の業種のやり方を応用して解決するなど、新しい要素や刺激を意識的に取り入れて考えてみてください。

ユニクロの成功事例を参考に、新しいブルーオーシャンを見つけ出し、ビジネスを飛躍させましょう。

ブルーオーシャン戦略とは?
事例&ポイント解説

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