【3分で理解】freeeのリブランディングのポイントとは?

【3分で理解】freeeのリブランディングのポイントとは?
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無料で使える財務・会計ツールを提供する「freee」が、2021年6月22日にリブランディングを発表しました。

この記事では、freeeはなぜリブランディングに取り組む必要があった原因や、リブランディングの狙いについて考察しています。自社の商品・サービスのリブランディングを検討している、ブランディング戦略について考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。

freeeのリブランディングの内容

今回のfreeeのリブランディングでは、freee社内のブランドチームとデザイン会社のTakramが提携し、ユーザーに「freeeらしさ」を伝えるさまざまな取り組みが行われました。

リブランディングの内容は、主に4つの項目に分けられます。

  • 企業ビジョンの更新
  • freeeが利用者に届ける価値(ブランドコア)の新たな設定
  • ブランドロゴのリニューアル

リブランディングのそれぞれの項目を詳しく見ていきましょう。

企業ビジョンとブランドコアの更新

リブランディングにあたり、freee株式会社は企業の新しいビジョンとして「誰もが自由に経営できる統合型経営プラットフォーム」を掲げました。また、利用者に届ける価値とブランドアイデンティティの土台である「ブランドコア」としては「自由」に合わせて「解放」「自然体」「ちょっとした楽しさ」という4つの要素を設定。

地味でドライなイメージが強い会計、申告、データ管理といった作業やその効率化にポジティブな概念を積極的に持ち込むことで、自社ツールの魅力を高める意図が垣間見られます。

ブランドロゴやプロダクト名の変更

freeeの新しいロゴタイプ
freeeの新しいシンボルマーク

引用元:freee公式サイト「freeeプレスリリース:さらにミッションの実現へ近づくために ビジョンおよびブランドロゴ リニューアルのお知らせ」(https://corp.freee.co.jp/news/Rebranding.html)

リブランディングを機に、freeeのロゴは形・色とも変更。ロゴの文字は見やすくなり、シンボルマークのつばめもシャープで見やすい印象に変わっています。また、イメージカラーの青は以前のややくすみのあるものからメイド・再度がアップしたよりさわやかなカラーに。

ロゴの変更はブランドのイメージをより明るくし、「自由」というブランドコアに合わせる取り組みと言えるでしょう。

ロゴの変更に合わせて、各プロダクトのロゴと名前も変更されました。以前は「会計freee」など、freeeよりも先に各プロダクト名が入るネーミングでした。リニューアル後は「freee会計」のように、「freee」が前にくるようになっています。

またプロダクトの新ロゴでは、シンボルマークのつばめがそれぞれ違うアイコンをくわえています。プロダクトの種類が増えても、freeeeの製品であることがすぐにユーザーに分かる工夫が見られます。

デザインの一括変更に伴い、freeeは社内のデザインシステムもアップデートしました。リブランディングにあたってカラーコードを定数化して、いつでも再生成ができるようにしました。コードを統一して実装することで、コードの品質も向上し、社内でメンテナンスしやすいシステムへと進化しています。

freeeのリブランディングの狙いとは

狙いやターゲットを象徴するクロスヘア

freee株式会社は、企業の新しいビジョンとして「誰もが自由に経営できる統合型経営プラットフォーム」を掲げました。それに伴い、事業の幅を広げやすくするためにブランドイメージを統一することを目的としたリブランディングを実施しました。

製品の魅力を高める

freeeは新たらしくなったブランディングを通じて、主なターゲット層であるスモールビジネスに対して自社製品によって手に入れられるベネフィットをアピールしています。

ブランドの根幹に「自由」という概念を置いてそれをロゴや各製品に落とし込むことで、製品の機能や会計といった作業の重要性よりも「その先にある成果や楽しい人生」というベネフィットにフォーカスを当てています。

全体的に見て、freeeのリブランディングは自社製品をより魅力的に見せる狙いで打ち出されたと言えるでしょう。

一定の質感を出す

freeeのリブランディングでは、ブランドロゴのデザインリニューアルが行われました。これは、ユーザーにブランドの「freeeらしさ」を感情的に理解してもらうのが狙です。

また、ブランドブックや特設サイトで共通して使うアイコンやイラストパーツの色味と質感を統一。イラストを描く人によってテイストが変わってしまわないよう、イラストのパーツごとのテイストも統一されました。さまざまなWebサイトや資料、すべてのfreeeのプロダクトでイラストや色、質感を一定にすることで、freeeらしさが視覚的に伝わりやすくなっています。

メンテナンスしやすくする

アイコンやイラストパーツのテイスト、色など、さまざまなエレメントを、決められたガイドラインの中から使うルールにすることで、制作側の作業する人によってテイストに差が生まれないようにしました。

これには、「freeeらしさ」を分かりやすくするだけではなく、新たに改修や追加項目が出た際に、メンテナンスしやすくする狙いもあるのです。イメージの差異による制作側の修正のやりとりを減らし、効率的に業務を進めることにつながっています。

freeeのリブランディングまとめ

ブランディングのイメージ画像

freeeはリブランディングを通じて、ロゴやデザインのリニューアルによってブランドイメージに統一感を持たせることで、自社ならではの「らしさ」を表現しました。ランドカラーやイラストパーツなどの質感を統一するために実施した「ガイドライン」の策定が、社内での業務効率化にもつながっています。

freeeのように、リブランディングはユーザーに与える印象効果だけでなく、社内の認識統一を促進させ、プロダクトや業務の質にまで好影響を与える可能性があるのがメリットです。リブランディングを検討している方は、一貫したデザインテイストや色選定など、できることからブランドの認識統一を図ってみてはいかがでしょうか。

ブランディングについて詳しく知りたい方は、成果に繋がるブランディング戦略の基礎知識を詳しく紹介している下記の資料もぜひご覧ください。

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