株式会社明治のブランド戦略について分析しました

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この記事では、「食と健康」のプロフェッショナルとしてこれまで安定して成長を遂げている「明治のブランド戦略」について詳しくまとめました。自社ブランドの戦略を考える上で参考としていただけたら幸いです。

また、自社ブランドのイメージを向上させるためには基礎知識が必要になります。下記では、ブランド戦略の概要や流れを分かりやすくまとめた資料「ブランディングガイドブック」をご用意いたしましたので、ご興味のある方はぜひご活用ください。

ブランディング
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明治のブランド戦略のポイント

明治公式サイトキャプチャ画像
画像引用元:明治公式サイト(https://www.meiji.co.jp/)

明治は消費者の健康を第一に考えて、様々な商品を生み出している会社です。
以下では、明治がこれまで行ってきたブランド戦略について紹介していきます。

チョコレートの新しい楽しみ方を広める活動

明治の公式サイト画像画像引用元:明治公式サイト(https://www.meiji.co.jp/hello-chocolate/world_of_cacao/)

明治では、カカオの魅力に加えてチョコレートの新しい楽しみ方を消費者に広めていくことを目標としています。そのためには実際に参加してもらうことが一番と考えて、体験型の施設である「Hello, Chocolate」を開設。

その中の「ハローチョコレートホームツアー」では、VRを使用したカカオ産地ツアーやチョコレート製造実演を実施。

カカオの魅力をより多くの方に広められるよう取り組んでいます。また使用するカカオによって香りや味の変化を楽しめるように、「Hello, Chocolate LESSON」を実施。

より深くカカオについて触れられる機会を設けています

おやつという概念のチョコレートを変える取り組み

Bulancoの公式サイト画像画像引用元:Bulanco公式サイト(https://bulan.co/swings/meiji-the-chocolate/)

明治では、「チョコレートはおやつ」という概念から「大人の嗜好品」に変える取り組みを実施。初めは、パッケージを20代から30代の方が好むような落ち着いたデザインに変更し、チョコレート自体も大人が好む甘みの少ないタイプを販売しました。

さらに1年後にリブランディングを行い、お菓子の箱らしくないクラフト紙を用いたカラーバリエーションのカカオが印刷されているパッケージに、開封しても楽しめるようチョコレートに幾何学模様を入れて販売。大人らしさだけでなく、民族風の要素も取り入れることで老若男女問わず興味を示してもらえるようなパッケージに仕上げています。

クラフトチョコレートの販売戦略

明治では、meiji THE Chocolateをコンビニで200円ほどで販売をしていました。普通の板チョコと比べると1つ200円を超えるmeiji THE Chocolateは高く感じてしまいがちですが、板チョコだけでなければ同じメーカーのメルティキッス(246円)とほぼ同じ価格ということが分かります。

よってmeiji THE Chocolateは低価格での価格戦略であり、クラフトチョコレートを低価格でコンビニエンスストアで販売したことが販売促進の結果につながったと思われます。

【5分で理解】ブランディングとは?戦略策定方法や成功・失敗事例を解説

明治のブランド戦略まとめ

株式会社明治は消費者の健康を第一に、様々な商品を展開している会社です。チョコレートをただ販売しているのではなく、ニーズに沿ってカカオの魅力や常にチョコレートの新しい発見を試みていることが伝わったと思います。

貴社だけのブランディング戦略をご提案します

キャククルサイトキャプチャ画像
画像引用元:キャククル(https://www.shopowner-support.net/our-service/branding-media/)

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