プリンスホテルのブランド戦略を分析しました

プリンスホテルのブランド戦略を分析しました
share
Facebook Twitter はてなブックマーク Pinterest

本記事では、3つのホテルブランドを所有しているプリンスホテルのブランド戦略について考察してみました。自社のブランド戦略を考える上で、参考にしていただけると幸いです。

また、ブランド戦略を行うには、基礎知識やユーザーへの伝え方が重要となってきます。下記ではブランド戦略の概要や流れを分かりやすくまとめた資料「ブランディングガイドブック」をご用意いたしました。ご興味のある方はぜひご活用ください。

ブランディング
ガイドブックをダウンロードする

プリンスホテルのブランド戦略のポイント

プリンスホテルの公式サイト画像画像引用元:プリンスホテル公式サイト(https://www.princehotels.co.jp/about/)

プリンスホテルは、利用するお客の様々なニーズに沿ったサービスを提供しているホテル会社です。以下では、新たなブランドを立ち上げ、成長を遂げているプリンスホテルのブランド戦略について解説します。

3つのサブブランドを立ち上げ全体のボトムアップを図る

プリンスホテルでは、2007年に「ザ・プリンス」「グランドプリンスホテル」「プリンスホテル」の3つのブランドを立ち上げています。

ブランドごとに価格帯や用途が異なり、利用者のニーズに沿ったサービスを提供できることが特徴。

特にリゾートライフを満喫できるよう設置された軽井沢、箱根、富良野では、ホテル単体ではなく広大な自然を活かしたエリア展開を実施しています。各ホテルごとに、宴会場、会議用施設、ゴルフ場などを設置し、利用者がよりリゾート気分でホテルを利用できるよう配慮しています。

食とデザインに注目

プリンスホテルでは3つのブランドを立ち上げたことにより、ブランドイメージがバラバラになってしまう可能性があると危惧されていました。そのため、食事とデザインに注目した品質改善を実施。

食事面では、海外のスターシェフと提携し料理の質やラインナップを増やしていきました。また、プリンスホテルの建物は歴史的にも名高い有名建築家の作品であることが多いことが特徴的です。

スタッフのユニフォームもホテルデザインの一部と考えられるようになり、インテリアデザイナーが考案したデザインを採用しています。

シドニーに新たなホテルブランドを展開

プリンスホテルの公式サイト画像画像引用元:プリンスホテル公式サイト(https://www.theprinceakatokilondon.com/ja/)

プリンスホテルでは、「The Prince AKATOKI(ザ・プリンス・アカトキ)」を新たにスタートさせました。ターゲットとなるのは、主に世界のラグジュアリー層であり、和のデザインや海外での日本らしいおもてなしといった日本らしいサービスが特徴

国内でも高級感のイメージがあるプリンスホテルですが、日本特有の丁寧なサービスと掛け合わせることで、富裕層をターゲットとしています。日本国内で培ったブランド力を活かしグローバル化を図ることで、より一層ブランド力を高められます。

【5分で理解】ブランディングとは?戦略策定方法や成功・失敗事例を解説

プリンスホテルのブランド戦略まとめ

温泉イメージ画像
3つのブランドを立ち上げ、今もなお成長し続けるプリンスホテル。国内だけでなく海外進出を遂げグローバル化を図ることで、ブランド力を向上させています。

貴社だけのブランディング戦略をご提案します
全研本社では、これまで120業種8,000以上のメディアを制作して参りました。その実績とノウハウを活かしクライアントならではの強みを見つけ、必要とするユーザーにブランド価値を届ける「ブランディングメディア」の制作を得意としています。

ブランディングを成功させ、自社のブランド価値の向上につなげたい」とお考えであれば、全研本社へご相談ください。貴社だけが提供できる価値をベースにしたブランディング戦略と、貴社独自のメディアをご提案いたします。

ブランディングメディアを
詳しくチェックする

ページトップへ