PMOコンサルティング会社を選ぼうとしたときに「サービス内容だけだと各社の違いがわからない!」と思った経験はありませんか?PMOコンサルティング会社は自社業界の事例の有無で選ぶと、過去の成功・失敗事例を元にプロジェクトを進めてくれるので安心です。
ここでは「IT・通信」「金融」「流通」「その他」の業界別にPMOコンサルティング会社を紹介します。
PMOコンサルティング会社
IT・通信業界向け
金融業界向け
流通業界向け
その他業界向け
ライズ・コンサルティング・グループ
強み
ITサービス会社、通信キャリア、放送事業会社、広告代理店の実績あり。
Ascent Business Consulting
強み
多数のWeb事業会社の実績あり。
Strategy Consultant Bank
強み
大手通信事業会社、公共向けITなどの実績あり。
Ascent Business onsulting
強み
多数の大手金融機関の実績あり。
Strategy Consultant Bank
強み
国内銀行、大手金融機関、保険会社などの実績あり。
B・S・L
強み
銀行系クレジットカード会社、大手クレジットカード会社の実績あり。<
ライズ・コンサルティング・グループ
強み
アパレルメーカー、スーパーマーケット、EC事業者の実績あり。
Strategy Consultant Bank
強み
物流倉庫、港湾事業者、海運業などの実績あり。
MSOL
強み
多数の流通事業者の実績あり。
ライズ・コンサルティング・グループ
強み
製造、社会インフラ、官公庁、不動産などの実績あり。
Strategy Consultant Bank
強み
官公庁、インフラ、スポーツ、エンタメ業界などの実績あり。
MSOL
強み
電気、ガス、化学、航空などの実績あり。
PMOコンサルティング会社の一覧表
会社名 | サービスの特徴 |
---|---|
ライズ・コンサルティング・グループ |
構想策定や課題解決まで支援!専門領域のパートナー企業とも連携
|
Ascent Business Consulting |
リスクを想定した幅広いPMOサービスを提供
|
Strategy Consultant Bank |
高品質なコンサルタントを低コストでアサイン
|
B・S・L |
360度可視化したコミュニケーション型PMOサービスを提供 |
マネジメントソリューションズ(MSOL) |
通常のPMOのほかにグローバルPMO、アジャイル開発向けPMOなども提供 |
オーシャン・コンサルティング |
独自の社内教育システムを通じてコンサルタントの質を担保 |
日本プロジェクトソリューションズ |
部分的なプロジェクト支援にも対応しているコンサル会社 |
INTLOOP |
新規事業の立ち上げ支援や事業展開支援の一環としてのPMOなら |
Unite Partners |
戦略コンサルと専門人材を組み合わせたコンサルティングサービスを提供 |
アクアードコンサルティング |
マネジメントサービス「C-PMO」(Corporate-PMO)を提案 |
青山システムコンサルティング |
IT業界で経験を積み重ねてきた人材を中心としたコンサルサービス |
ベイカレント・コンサルティング |
ハイテクからエネルギー、流通、ヘルスケアまで、幅広い業界に対応 |
アクセンチュア |
大手企業向け!全世界で圧倒的な実績を誇るコンサル会社 |
ウルシステムズ |
基幹業務システムの刷新など、IT系PMOコンサルを得意としている |
デロイト トーマツ コンサルティング合同会社 |
「ビジネスとテクノロジー」に焦点を当てたコンサルティング |
アビームコンサルティング |
可視化・マネージメント機能・将来性の3つの価値を組み合わせた支援 |
ビジョン・コンサルティング |
PMOコンサルの他にも業務改革コンサルや内部統制コンサルを含む豊富なメニュー |
ノースサンド |
デジタルプロジェクトのコンサルティングが得意分野 |
Dirbato |
将来を見据えた「未来共創コンサルティング」を提供 |
NEWINGS |
SEの経験を持つITプロフェッショナルによるPMOコンサル |
PMOコンサルとは
PMOとは、一般的にプロジェクトマネジメントオフィスのことを指します。組織内のそれぞれのプロジェクトマネジメントをサポートするシステムや部門のことで、「プロジェクトマネジメント業務の支援・プロジェクトマネジメント方式の標準化・プロジェクトマネジメントに関する研修など人材開発」などの役割があります。
業務改革や大規模なシステムインテグレーションなどのプロジェクトにおけるプロジェクトマネジメントは、成功への近道といえます。PMOサービスを必要とする企業も多く、PMOコンサルタントのニーズも高まる傾向にあります。PMOコンサル会社の選び方
PMOコンサル会社に依頼することを検討する際は、「専門知識の有無、信頼できる担当コンサルタントの提案質、金額とサービス内容の釣り合い」をチェックする必要があります。
多くの場合、クライアント専属のPMOコンサルタントが派遣されますが、実績はもちろん、人柄やコミュニケーション能力、ビジネスマナー、誠実さも欠かせません。プロジェクトを遂行する業界における知識や経験が十分でなければ効果は得られません。コンサルタントの成果や資格、専門知識の有無を確認してください。また、費用が高額であっても、担当コンサルタントのスキルが高いとは限りませんので、適切に検討することをおすすめします。
PMOコンサル依頼の費用相場とは?
一般的なPMOコンサル、フリーランスのPMOコンサル、および大手コンサルティングファーム出身のPMOコンサル各々の費用相場を詳しく解説し、それぞれのサービスが提供する具体的なメリットとともに紹介します。
一般的なPMOコンサルティングサービス
一般的なPMOコンサルティングの費用相場は、月額約80万円から120万円です。この範囲で、中小企業を主な対象としてプロジェクト管理のサポートを提供します。
これらのサービスには、ロードマップ作成やスケジュール管理、議事録や資料作成が含まれることが一般的です。費用がプロジェクトの内容や期間、規模に応じて変動するため、予算に応じて適切なサポートを受けられる点は中小企業にとって大きな利点です。
フリーランスのPMOコンサルティング
フリーランスのPMOコンサルタントの費用は月額100万円から始まります。フリーランスのコンサルタントは一般的に、自身のスキルや経験に応じて費用が変動し、特に実績が豊富なコンサルタントはその価値を反映した費用を設定しています。
顧客折衝や進捗管理だけでなく、データ収集や分析を含む幅広いサービスが利用可能で、フレキシビリティと専門性の高さが魅力です。
大手コンサルティングファーム出身のPMOコンサルティング
大手コンサルティングファーム出身のPMOコンサルタントに依頼する場合、費用は月額150万円から200万円となります。これらのコンサルタントは、一般的にブランド価値が高く、大規模かつ重要なプロジェクトに特化しています。
大手企業や東証プライム企業向けのサービスを提供することが多く、その高度な専門知識と経験は大規模プロジェクトのリスク管理と効率化に直接寄与します。
各コンサルティングサービスは、特定のニーズに応じて最適なサポートを提供し、クライアントのプロジェクト成功に不可欠な役割を果たすことができます。それぞれのサービスを選択することで、プロジェクトの目的や予算に合わせた最適な結果を期待できるため、費用対効果を考慮した投資判断が可能です。
※参照元:PMOを外注する際の費用・単価を詳しく紹介 | 株式会社Experience (https://experience-mktg.com/pmo-outsourcing-cost/) ※参照元:おすすめのPMOコンサルティング会社18選!依頼するポイントや費用相場を確認【2024年度版】 | 比較ビズまとめ(https://www.biz.ne.jp/matome/2004852/)
PMOコンサル会社に依頼するメリット・デメリット
メリット
プロジェクトの品質を向上させることができる
企業IT動向調査報告書2022によると、プロジェクトを進める際、満足できる品質だったと答えた人は、全体の23%(※)です。この結果から、プロジェクトに関わる人数が増えれば増えるほど、PMの負担が増え、プロジェクトマネジメントに手が回らなくなるといえます。PMOコンサル会社に依頼すれば、このような問題を解決することにつなげられます。
参照元:「企業IT動向調査報告書 2022」(https://juas.or.jp/cms/media/2022/04/JUAS_IT2022.pdf)
専門人材のノウハウを入手できる
PMOで必要とされるスキルは非常に多いため、PMOコンサルからは、将来の自社のプロジェクト管理にも役立てられるノウハウを得られます。人材・コストのマネジメントやリスクの洗い出しなど、自社のPMを成長させることもできるようになります。
デメリット
初期費用が高い場合がある
PMOコンサル会社に依頼する際、月額料金に加えて、契約時の初期費用が発生するケースが多いです。決して少なくはない金額ですので、PMOコンサル会社を選ぶ際、まずは複数の業者に相見積もりをとり、実績やサービスと費用感、自社に合っているかどうかをチェックしておいてください。
情報漏えいのリスクがある
PMOコンサルに依頼して業務を遂行する上で、自社の情報を提供する必要が出てきます。そのため、ハッキングされたり、個人情報や企業情報を管理するシステムの紛失などのトラブルが発生したりすれば、情報が流出するリスクもあります。PMOコンサル会社を検討する際は、慎重に検討する必要があります。
PMOコンサル会社に関するよくある質問
Q1. プロジェクトマネジメント支援で何を解決できますか?
マネジメントに精通するコンサルタントがクライアント企業に寄り添い、「全社を横断する変革プロジェクトを立ち上げたが、具体的に進んでいない」「進行中のプロジェクトがあるので、第三者のプロの視点で客観的に評価してほしい」などのニーズに対応します。
Q2. コンサルタントはどんな仕事をするのですか?
コンサルタントの役割は、「クライアント企業のさまざまな課題を解決するため、どのようなシステムを活用するべきか戦略を提案・策定し、実行をサポートすることで企業活動に貢献すること」です。具体的には、企業におけるIT戦略策定についてのアドバイスや、日常的に発生する煩雑な業務に対するアドバイスなどが挙げられます。
PMOコンサル会社に依頼することを考えている方は、本ページに掲載している「PMOコンサル会社の早見表」をご覧ください。
PMOコンサル会社のまとめ
一般的に、PMOとはプロジェクトマネジメントオフィスのことで、組織内の各プロジェクトマネジメントをサポートするシステムや部門のこと。PMOコンサルタントの役割は、「プロジェクトマネジメント業務の支援・プロジェクトマネジメント方式の標準化・プロジェクトマネジメントに関する研修など人材開発」などです。
PMOコンサル会社に依頼するメリットは「プロジェクトの品質を高度化させられる・専門人材のノウハウを入手できる」ことで、「初期費用が高い場合がある・情報漏えいのリスクがある」といったデメリットもあります。
PMOコンサル会社に依頼する際は、「専門知識があるかどうか・信頼できる担当コンサルタントで提案の質がいいかどうか・金額とサービス内容が釣り合っているかどうか」をチェックし、メリット・デメリットをしっかりと確認しておいてください。
- 免責事項
- 本記事は、2024年1月時点の情報をもとに作成しています。掲載各社の情報・事例をはじめコンテンツ内容は、現時点で削除および変更されている可能性があります。あらかじめご了承ください。