医療広告の実績がある広告代理店リストと選ぶポイントまとめ

医療広告の実績がある広告代理店リストと選ぶポイントまとめ
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この記事では、病院や医療機関などの医療広告の実績がある広告代理店をいくつかピックアップして紹介しています。さらに広告代理店ともタッグを組めるメディア戦略についても解説します。

このメディア戦略はZenkenが多くの医療機関に提供している施策で、

  • 導入前はWebからのお客様が0件だったのに導入後は月間40件、施術全体の20%がWeb経由になっている
  • Webメディアを運用し始めてから予約待ち状態に。いまでは医師2名体制から4名体制に増やしてい
  • つねに3~4名の患者さまにお待ちいただいている。競合他院からベンチマークされるクリニックへと成長できた

といったお声が寄せられている、競合クリニックとの差別化を図るWebメディア施策「ポジショニングメディア」です。

顕在性の高い患者やその家族を獲得する効率的な施策として、医療業界でも多数導入いただいています。

広告代理店への依頼と同時に、自院独自の集客・集患広告を走らせることで相乗効果が期待できます。

※Zenkenが提供するポジショニングメディアについてはこちら(記事の後半へジャンプ)からすぐにご覧いただけます。

医療系広告代理店を選ぶときのチェックポイント

医療系広告代理店を選ぶときのチェックポイント
医療系の広告掲載を希望する場合、広告代理店選びは経験に基づいた知見を持つ会社を選ぶ必要があります。

医療広告ガイドラインや医療機器などのプロモーションコード、薬機法や景表法とさまざまな法令を熟知していることに加え、関連法規に抵触せずに広告を展開するノウハウがある広告代理店を選ぶようすべきです。

医療広告を任せる広告代理店を選ぶ際に留意すべきポイントを整理しておきましょう。

医療広告ガイドラインなど法令を熟知しているか

医療広告を広告代理店に依頼する場合は、その広告代理店が厚生労働省の定めている医療広告ガイドラインに沿った広告を運用できるかを確認する必要があります。

医療広告を規制する法律としては医療法をはじめとして、薬機法や景表法があります。医療広告はすべてこれらの法律の規制を受けます。

そのため法令に従いながらいかに効果的な広告を投下できるか、コンサルテーションできる広告代理店を選定しなければなりません。

信用できる広告代理店の選定に役立つ方法のひとつが、医療広告に関する資格を持っている担当者がいるかどうかを確認することです。

広告取扱担当者個人に与えられる資格には、「YMAAマーク」「KTAAマーク」があります。ただし資格がないからといって信用できない、というわけではありません。

YMAAマーク
YMAAマークは「薬機法・医療法適法広告取扱 個人認証規格」のことで、薬機法、医療広告ガイドラインの知識を習得した広告取扱担当者へ付与されます。


画像引用元:一般社団法人薬機法医療法規格協会(https://www.yakkihou.or.jp/system/ymaa.html)

KTAAマーク
KTAAマークは「景品表示法・特定商取引法取扱 個人認証規格」のことで、景品表示法・特定商取引法の知識を習得した広告取扱担当者へ付与されます。


画像引用元:一般社団法人薬機法医療法規格協会(https://www.yakkihou.or.jp/system/ktaa.html)

これらの資格を保有していなくても、医療広告を適切に取り扱っている広告代理店もありますので、あくまで参考のひとつとして考えればいいと思います。

広告代理店の中にはこのような資格保持者がいることをアピールしている会社もありますが、会社として医療広告の実績があれば、医療広告の運用の知見をもとに適切な広告プロモーションを展開してくれるはずです。

明確な目標数字を出してくれるか

広告活動は結果がすべてと言っても過言ではありません。目標数字の設定や契約期間中における成果を追求する姿勢に関しては、ぜひとも広告代理店と契約する前に確認しておきたいところデス。

ダメな広告代理店を選んだら最後、ネットマーケティングは確実に失敗すると、株式会社売れるネット広告社の代表取締役社長CEOの加藤公一レオ氏は発言しています。

「それで潰れていくEC企業を多く見てきた。広告代理店が作るクリエイティブはギャンブルのようなもので、レスポンスがないまま終わるのか、100倍になるのかはやってみなければわからない。なぜなら彼らは商品を売るプロではなく、数字に責任を持たない仕事を長年やってきたからです」
引用元:ECのミカタ「広告代理店に潰されるな!広告業界の闇と【広告代理店とのつき合い方】を大公開」(https://ecnomikata.com/original_news/22091/

それぐらい「その広告代理店は目標数字を出してくれるか」は重要な問題なのです。チェックポイントとしては過去の実績が豊富に確認できる広告代理店を選定基準にします。

優秀な広告マンが在籍しているか

依頼しようとする広告代理店に優秀な広告マンが在籍しているか、も確認できると理想的です。

大きなチームで運営しているところに広告を依頼するより、一人の超優秀な広告マンに依頼した方が結果は出しやすい、と前出の加藤CEOが述べています。

「広告代理店と会社として付き合ってはいけない。ECを伸ばした実績のある担当者を指名し、アサインするのです。通販の実績を持つスーパースターによる『ワンマン体制』の方が成功します」
引用元:ECのミカタ「広告代理店に潰されるな!広告業界の闇と【広告代理店とのつき合い方】を大公開」(https://ecnomikata.com/original_news/22091/

広告代理店を選定する際、実力のある広告マンをこちらから逆指名するのもひとつの手です。

「A/Bテスト」など改善のPDCAをしっかり実施してくれるか

「A/Bテスト」など改善のPDCAをしっかり実施してくれるか
広告はA/Bテストをくり返し行っていくことで、目標数字に近づけていくことができるものです。数字の改善にいかに前向きに取り組めるかが、広告代理店のポイテンシャルを図る指標であるとも言えます。

広告出稿で成果が出せる保証はないわけですが、担当者が自分の経験や感性だけで広告を運用することは好ましくなく、あくまで数字の裏付けがある根拠に基づいて、改良を重ねていく姿勢が重要です。

したがってABテストなどを繰り返し行い、PDCAをしっかり回してくれる広告代理店は信用に値します

そのほかの広告代理店チェックポイント

上記で挙げたもの以外の、広告代理店選定におけるチェックポイントをまとめました。

  • 幅広い知識を得ている広告運用担当者は在籍しているか
  • 広告数を一人でどの程度運用しているか
  • 専任型の運用体制か分業型の運用体制か
  • 契約期間を確認する
  • 途中で解約はできるか
  • 広告費の売掛はできるか
  • 広告アカウントの作り直しは可能か
  • 広告アカウントの開示はしてもらえるか
  • 運用状況の報告はこまめにおこなってくれるか

社内で広告代理店選びでなにを重要視するか意見のすり合わせをしたうえで、広告代理店の営業担当に事前に確認するようにすると安心です。

医療広告の実績がある広告代理店リスト


医療広告の実績がある広告代理店リスト
医療広告の実績がある広告代理店をいくつかピックアップして、ご紹介していきます。

ひとことで医療広告といっても、病院系や医学系、医薬品系など多岐にわたり、各企業とも得意分野が異なります。

ここでご紹介する企業情報はあくまでキャククル調べですので、最終的には各広告代理店が提供する会社概要などを参照してください。

※広告代理店へのご依頼は、各事業の公式サイトなどから直接お問い合わせをおねがいします。

株式会社メディカ・アド


画像引用元:株式会社メディカ・アド(https://www.medica-ad.co.jp/)

広告代理店の特徴
株式会社メディカ・アドは看護媒体を得意とする広告代理店です。もともと看護に特化した会社でしたがお客さんのニーズにより業務を拡大。

現在では企画デザインや映像コンテンツなども手掛け、医学全般の専門誌の広告提案まで行っています。

医療系広告実績
医療広告の実績が豊富にあることは、株式会社メディカ・アドのホームページをご覧になればわかります。

グラフィックデザインやメディカルライティング、イベント企画、ノベルティグッズの制作など多岐にわたっており、医療広告のさまざまなニーズに柔軟に対応できると思われます。

依頼できる業務内容
依頼できる業務内容としては「雑誌広告」をはじめとして、「パンフレットの制作」「動画やWebの制作」など紙媒体からデジタル媒体まで幅広く取り扱っています。

さらに取材や撮影なども行っており、より専門的なコンテンツの制作にも対応しています。

会社情報

  • 社名:株式会社メディカ・アド
  • 所在地:〒105-0013 東京都港区浜松町1-12-9 第1長谷川ビル2階
  • 公式サイト:https://www.medica-ad.co.jp/

株式会社コルボ


画像引用元:株式会社コルボ(https://www.colbo.co.jp/)

広告代理店の特徴
株式会社コルボはヘルスケア専門のセールスプロモーション会社です。医療分野による経験が豊富で、特に医療機器においては実績があります。

制作はほぼすべて内製化されており、ワンストップで医療広告全般を請け負っています。

医療系広告実績
制作実績は豊富にあり、PDF形式の制作実績集を無料でダウンロードできます。

非常に著名な医院や製薬会社が多数制作実績として掲載されており、なかには世界的製薬企業のグラクソ・スミスクライン株式会社の名前もあります。

依頼できる業務内容
依頼できる業務内容は「メディカルライティング」をはじめ「グラフィックデザイン」「映像・Web制作」「スペースデザイン」など幅広くこなしています。

特に映像制作では3DCGも作成できるということなので、医療系のコンテンツ制作にもさまざまなバリエーションを用意してもらえそうです。

会社情報

  • 社名:株式会社コルボ
  • 所在地:〒103-0027 東京都中央区日本橋3-10-5 オンワードパークビルディング7F
  • 公式サイト:https://www.colbo.co.jp/

株式会社 Rx Healthcare


画像引用元:株式会社 Rx Healthcare(https://rx-hc.com/)

広告代理店の特徴
株式会社 Rx Healthcareは医療系医薬品を専門とした広告代理店です。世界で広告会社を展開するグローバル企業「オムニコムグループ」の傘下にある広告代理店です。

プロモーション全般だけでなく、学会やイベント、治験広告などカバーしている範囲は多岐にわたります。

医療系広告実績
世界的に展開している企業だけに制作実績はとても豊富です。

慢性骨髄性白血病治療薬の「グリベック錠」や白血病細胞の増殖を抑える「タシグナ錠」、骨髄線維症に用いられる「ジャカビ錠」などの広告を手掛けています。

その他に学会イベント用のパンフレットなども、制作実績としてホームページに掲載されています。

依頼できる業務内容
依頼できる業務内容としては、医療系のライティングに特化している「メディカルコピーライター」をはじめ、グラフィックや映像などのクリエイティブ分野、そしてWebサイトの制作などがあります。

その他にもお薬手帳や治療の手引きなど、患者さん向けの資材も依頼できます。

会社情報

  • 社名:Omnicom Health Group Asia Pacific 株式会社 Rx Healthcare
  • 所在地:〒104-6039 東京都中央区晴海1-8-10 晴海トリトンスクエアX 39階
  • 公式サイト:https://rx-hc.com/

株式会社 真和


画像引用元:株式会社 真和(http://shinwa-inc.co.jp/)

広告代理店の特徴
株式会社 真和は製薬企業のパートナーとして現在まで運営してきており、医療系医薬品へのナレッジが豊富にあります。

また企画から広告の運用までを内製化しており、ワンストップで広告運用が依頼できます。マーケティング戦略にも長けており、PDCAを回した長期的な改善が期待できます。

医療系広告実績
医療系広告において優れた実績を誇る広告代理店です。2004年に日経BP広告賞を受賞して以来、2021年現在まで非常に長く日経メディカルの雑誌内で広告が取り上げられています。

またそれ以外にも第26回読売広告大賞のヘルス・ビューティー部門では最優秀賞を受賞。2009年中日新聞社の広告大賞では優秀賞を受賞。日本産業広告協会主催の、2009年日本BtoB広告賞では金賞を受賞するなど、輝かしい受賞歴が掲載されています。

依頼できる業務内容
依頼できる業務内容としてはメディカルライティングをはじめ、そのライティングの校正作業、グラフィックや画像などのクリエイティブ、コニュニケーションデザイン、コンベンションまで非常に多岐にわたります。

なかでもプランニング業務の依頼では施策立案からPDCAまでを一貫してサポートしてくれます。

会社情報

  • 社名:株式会社 真和
  • 所在地:〒110-0005 東京都台東区上野5丁目15番14号 ONEST上野御徒町ビル
  • 公式サイト:http://shinwa-inc.co.jp/

広告代理店に頼らない医療広告「ポジショニングメディア」

「ポジショニングメディア」なら差別化が図れる
インターネット広告を専門とする広告代理店が増えていますが、こうした広告代理店のなかには医療広告の実績があまりない会社も含まれます。

医療広告にもWeb広告にも知見が豊富な広告代理店があれば任せていいと思うのですが、すべてを広告代理店任せにするのは、
あまりおすすめできません。

できれば、広告代理店に任せるものと広告主(自院)側でコントロールできる広告施策とに広告予算を振り分けるのが理想です。

Zenkenは医療業界の広告を多数手がけてまいりましたが、なかでも他院との差別化に有効な「ポジショニングメディア」の活用をおすすめしています。

ポジショニングメディアとはターゲットとなるユーザーを分析・特定したうえで、ユーザーの求めるコンテンツを中心に盛り込んでいくメディア戦略です。

たとえばホームページとは別に、看板治療に特化した医療情報や専門家の解説などのポジショニングメディアを独自に立ち上げます。

患者の悩みや施術方法、トラブル対応など「患者の頭の中にある不安要素や疑問を解決」するコンテンツ、ユーザーが本当に知りたい内容が書かれている有益な情報をコンテンツ化して顕在層を獲得します。

その施術に対応している競合他院も紹介しつつ、自院の強みや他院との違いを第三者の立場、つまり制作会社であるZenkenが客観的視点でサイトを設計し、制作・運用を行ないます。

ポジショニングメディアのコンバージョンフロー

ポジショニングメディアでは、ホームページやポータルサイトではできなかった「差別化・効率的な集客・ブランディング」を図ることができます 。

ポータルサイトに比べるとアクセス数は劣りますが、「自院との親和性が高いお客様(患者)」つまり、「来院の可能性が高い」顧客がポジショニングメディアには集まってきます。

ポジショニングメディア導入医療機関の声

ポジショニングメディアを導入された医療機関からは、

  • 導入前はWebからのお客様が0件だったのに導入後は月間40件、施術全体の20%がWeb経由になっている
  • Webメディアを運用し始めてから予約待ち状態にいまでは医師2名体制から4名体制に増やしている
  • 競合他院からベンチマークされるクリニックへと成長、つねに3~4名の患者さまにお待ちいただくようになった

といった効果を実感していただいているとのお声を多数頂戴しております。

下記ページでは、ポジショニングメディアの導入事例を多数紹介しています。自院の強みを活かしたWeb集客に役立つ資料を無料で公開していますので、ぜひこちらもご活用ください。

【無料】ポジショニングメディア
の資料をいますぐダウンロード!

医療広告の実績がある広告代理店まとめ

医療広告の実績がある広告代理店まとめ
医療広告の掲載を希望する場合は、しっかりと医療広告ガイドラインなどの法令に沿った広告制作が行える広告代理店に依頼する必要があります。

医療系広告におけるさまざまな制約があっても広告効果が獲得できるプロモーション、これを実現できる広告代理店を選びたいところです。

医療広告の制作から運用までワンストップでできるZenken

全国の医療機関など医療系の広告を多数手がけているZenkenでは、法務担当はもちろんのこと、かかわる営業マンや制作メンバー全員が関連法規の研修とテストを繰り返しています。

医療系の広告代理店ではありませんが、医療系広告の制作からホームページのリニューアル、広告の運用までワンストップで承っています。

広告代理店に依頼するものと、医療機関自身で「欲しい患者をピンポイントで集める施策」の両輪をうまく回すために、これからの医療広告の戦略を考え直してみてください。

なお、Zenkenの医療広告実績などについてもっとくわしいお話を聞きたいという場合は、下記フォームより商談をお申し込みください。オンライン商談も可能です。

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