SEO設計で重要!内部・外部対策のポイントを解説
最終更新日:2026年03月18日
SEO設計を考えた際に取り組んでいきたいのが、内部対策による方法と、外部対策による方法です。これらはどちらも重要な役割を持っているので、組み合わせて行っていくことが求められます。検索エンジンで上位表示を目指すために具体的にどういった対策をとっておきたいのかについてまとめました。
検索順位で上位を取るためのSEO設計方法

売上向上のためには、できるだけ検索エンジンでの上位表示を目指すことが重要です。そのためのSEO設計について検討してみましょう。重要なのは、内部対策と外部対策の2種類です。それぞれどういったものかについて解説します。
内部対策を意識する
SEOにおける内部対策とは、サイトの内部で行うSEO対策のことをいいます。代表的なのは、
- 適切なタグの設定
- 質の高い記事の作成
- クローラー対策
などです。キーワードの調査と選定、信頼度の高いコンテンツの作成なども欠かせません。内部対策の選択肢は非常に豊富で、すべて行おうと考えると大変ですが、上位表示のために必要なことばかりです。検索エンジンで上位表示を目指しているのであれば、まずは内部対策から意識して実践していく必要があります。
外部対策を意識する
外部対策とは、サイトの外部で行うSEO対策のことです。例えばGoogleなどの検索エンジンは、外部のサイトからのリンクを高く評価しています。そのため外部対策としては、自社のサイトのリンクを貼ってもらうための対策が非常に重要なポイントです。
近年はSNSを利用した外部対策を取り入れる企業も増えてきました。外部から質の高いリンクを貼られているサイトは、検索エンジンからみて、
- 他のサイトから信頼されている
- シェアされるような良質なコンテンツである
と認めてもらいやすくなります。内部対策と外部対策は、どちらか片方ではなく、両方行った方が良いです。組み合わせて適切な形で実践することにより、検索エンジンで上位表示を実現しやすくなります。
ただし間違った形でSEO設計をしてしまうと逆効果になったり、スパム扱いされたりする可能性もあるので、注意しなければなりません。
SEOを意識したサイトの内部対策

SEOにおける内部対策として代表的な方法を解説します。特に注目したいのは以下の5つです。
検索INDEX(インデックス)の最適化
検索INDEXを最適化することにより、Googleなどの検索エンジンにサイトを正しく評価してもらえるようになります。
コンテンツを作成した後に検索エンジンから見つけられるようになるのは、自動的にGoogleのクローラーと呼ばれているロボットが情報を収集(クロール)し、インデックス処理するからです。
ですが、ページの中には検索ランキングの対象として評価してもらう必要がないようなもの、評価してもらいたくないものも存在します。例えば、重複しているコンテンツや、コンテンツとしての質が低いページ、ログイン後のユーザーに表示する案内ページなどです。
クロールされたくないページはmeta情報でそのページをインデックス対象から外してもらう「noindexタグ」を設置しましょう。クロールをブロックできます。
サイト巡回の効率化
クローラーにサイトを見つけてもらうための対策として、サイト巡回の効率化に取り組みましょう。
例えば、サイトマップの設置です。またクローラーは内部リンクをたどってサイト内を巡回するので、重要なページは必ず他ページからリンクを貼り、巡回されやすくしておくことが求められます。
リンク切れなどがあると、クローラーは効率よくサイトを巡回できません。特に古いページがリンク切れになりやすいので注意しましょう。
重要なページにリンクを集中
重要なページには、内部リンクによる被リンクを集中させるようにしましょう。リンクを集中させることにより、そのページが重要であるとクローラーに判断をされやすくなります。
たくさんのページからリンクされているページはクロールの優先度も高くなるため、必ず行っておきたい内部対策の一つです。
ユーザーのニーズに合わせたページ作成
重要な内部対策が、ユーザーのニーズに合わせたページ作成です。タイトルや各見出しなど、ユーザーから求められている内容になっているか確認しましょう。
検索エンジンでキーワードを入力してページにたどり着いた際「自分が求めている内容が掲載されていない」と判断されると、ページの離脱につながってしまいます。タイトルや見出しの内容と、掲載されている文章の内容が合致する形でページを作成しましょう。
検索ニーズと合致しない内容のページが多い場合、ユーザーからの信頼を失ってしまう可能性があります。また記事の内容をわかりやすく伝えるため、適切な形で文章の作成、画像の挿入などが必要です。
ランキング対策
ランキング順位を上げるための対策は非常に多くありますが、できることは積極的に取り組んでいきましょう。
例えば、ページスピードを改善するのも一つの方法です。タイトルをクリックしてページが表示されるまでに時間がかかってしまうようなサイトは、ユーザーにとって好ましくありません。重い動画は圧縮して軽くしたり、大きな画像は小さいものに差し替えたりするなどの工夫が必要です。
パソコンからは問題なく表示されたとしても、モバイル表示が遅いケースもあるので、両方で素早くページが表示されるようにしましょう。モバイルからでも快適に使えるサイトであるかについては、Googleが非常に重視しているポイントでもあります。
近年はパソコンではなく、スマホやタブレットからサイトを閲覧する方が増えました。そのためモバイル対応ができているサイトは高く評価されます。ランキングで上位表示を目指すためにも欠かせないポイントといえるので、対応しておきましょう。
SEOを意識したサイトの外部対策

SEO設計をする際、内部対策と併せて行いたいのが外部対策です。以下5つのようなポイントがあります。
検索以外の導線を多数引く
SEO対策は検索エンジンに対する施策ではありますが、検索エンジン以外からの流入を増やすための工夫も重要です。
例えば、SNSやメルマガからサイトへのアクセスを確保できるように導線を引きましょう。複数の導線を作り、それらから安定してアクセスされる状況を作っておけば、検索順位の大きな変動にも対応できます。
Googleのアルゴリズムが変更された際に、上位表示されていたサイトが大きくランキングを落としてしまうことは少なくありません。検索以外の導線を多数引くことは万が一の時に向けた対策にもなります。
興味をひく記事の作成
記事をより多くの方に閲覧してもらうためには、たくさんの人が興味を持ってくれるような記事を作成し、シェアしてもらうことが重要です。興味をひく記事を作成する際には、ターゲティングをしっかりと行い、ユーザーのニーズに合った形で記事を作成することが求められます。
外部への掲載の依頼
他サイトに自サイトの情報を掲載してもらい、リンクを貼ってもらえればGoogleから評価されます。外部リンクを集めて外部SEO対策を取りましょう。注意しなければならないポイントとして、
- 全く関連性のないサイトからのリンク
- 質の低いサイトからのリンク
は逆効果になってしまうことがあります。Googleから評価されるのは質の高い外部リンクです。自サイトと関連性があり、なおかつ質の高いサイトに対してリンクを依頼しましょう。
サテライトサイトの作成
質の高いサテライトサイトを制作し、そこから自サイトにリンクを貼ることにより、効果的な外部SEO対策ができます。サテライトサイトとは、メインとは異なるサイトでありWebマーケティングを目的として作るものです。
以前は簡単なサイトを作って、自サイトにリンクを貼るだけでもSEO効果があったのですが、現在は質の悪いリンクと判断され、ペナルティーが課せられる可能性があります。しっかり作りこんだサテライトサイトであればそういった心配は少ないので、自サイトと同様に丁寧に作りこみましょう。
サテライトサイト自体からの流入も期待できます。まずはどういったテーマでサテライトサイトを制作するのか、よく検討しなければなりません。
メインサイトと全く同じ内容にするのではなく、同様のジャンルでターゲットを少し変えると効果的です。ターゲットを変えることにより、メインサイトでは拾いきれなかったようなターゲットの流入が期待できるようになります。
例えば、グルメ総合に関するメインサイトを作っている場合、サテライトサイトは洋食に特化したものにすれば、関連性を持たせながらも異なるターゲットが狙えるはずです。メインサイトに流入させることを考えたうえでサテライトサイトを制作してみてください。
関連記事:サテライトサイトの正しい作り方とは?制作時に注意したいポイントを紹介
SNSでの拡散による被リンクの増加
SNSなど拡散性の高いコンテンツで記事を広めてもらえれば、それだけ多くの方の目に触れることになります。何も意識せずに作った記事がたまたまシェアされ、拡散されるようなケースは少ないです。シェアされやすい記事をねらって作ることが重要です。
その記事を他の人に教えたくなるような内容を目指しましょう。例えばシェアされやすい記事の特徴として、
- 自分にとってメリットがある情報が掲載されていた
- 面白かった
- 共感した
などの理由が挙げられます。ユーザーにとって魅力的な情報を配信していきましょう。SNSからの被リンクはSEOに直接的な関係がないとされているのですが、SNSでの露出が増えて多くのユーザーが興味を持ってくれれば、サイトへのアクセスは増えます。
その結果企業のファンが増えた、ブランディングにつながったなどの効果も期待できるはずです。SEO対策の一環としてSNSでシェアされやすい記事コンテンツの作成を心がけてみると良いでしょう。
BtoBのSEO設計:トピッククラスターとキーワードマッピングの実践手順
BtoB企業のSEO設計において、単発のページを積み上げるだけでは検索エンジンからの評価を高めることは難しい。2024年以降のGoogle評価アルゴリズムでは、サイト全体のトピックオーソリティ(特定テーマへの専門性)が重要視されている。
トピッククラスターで構成するBtoBサイトのSEO設計図
トピッククラスターとは、1つのハブページ(ピラーページ)と複数のクラスターページ(サポートページ)を内部リンクで連結する構造だ。以下の手順でSEO設計を行うことを推奨する。
| ステップ | 作業内容 | BtoB特有のポイント |
|---|---|---|
| ①テーマ軸の決定 | 自社サービスが解決する課題を中心テーマとして設定する | 業界特化キーワード(例:「製造業 コンテンツマーケ」)を軸にする |
| ②ピラーページ設計 | テーマ全体を網羅する長文コンテンツ(3,000〜5,000字)を作成する | 意思決定者向けに「ROI・効果指標」を必ず含める |
| ③クラスターページ展開 | テーマを細分化したサポートページを複数作成する | 担当者向け実務解説(ファネル別:認知→比較→導入)を網羅する |
| ④内部リンク設計 | ピラー↔クラスター双方向リンク+アンカーテキストの最適化 | 問い合わせページへの導線を各クラスターページに設置する |
BtoBサイトのSEO設計でよく起きる失敗パターン
- ボリューム優先で品質が下がる:検索ボリュームが高いキーワードを無理に狙い、自社の専門性とかけ離れたコンテンツを量産すると、ドメイン全体の評価が下がりかねない
- 内部リンクが孤立ページを生む:せっかく良質なコンテンツを作っても、内部リンクが少ないとクローラーに評価されにくい。リリース時点からリンク設計を組み込む
- コンバージョンへの動線がない:SEOで集客できても、問い合わせフォームや資料ダウンロードへの導線が不明確だとリードが取れない。各ページにCTAを明示する
既存コンテンツの棚卸し:残す・リライト・削除・統合の4段階判断フレームワーク
新規コンテンツの制作に注力する一方で、既存コンテンツの棚卸しを怠るとSEO設計全体の効率が大きく落ちる。Googleのコアアップデートでは「サイト全体のコンテンツ品質」が評価対象となるため、低品質ページが多いほどドメイン全体の評価を引き下げるリスクがある。
4象限フレームワークで既存コンテンツを仕分ける
コンテンツを「検索流入の有無」×「コンバージョン(リード)への貢献度」の2軸で評価し、以下の4象限に振り分けて対応方針を決定する。
| 象限 | 流入 | CV貢献 | 対応方針 | 具体的アクション |
|---|---|---|---|---|
| ①残す(現状維持) | あり | あり | 維持・強化 | 定期更新・内部リンク強化・構造化データ追加 |
| ②リライト(改善) | あり | なし | CTA追加・導線改善 | 問い合わせ誘導ボタン設置・関連サービスページへの内部リンク追加 |
| ③統合(コンソリデーション) | なし | なし(類似ページ複数) | 1ページに統合 | 301リダイレクト設定・最も品質の高いURLを正規URLに指定 |
| ④削除(noindex化) | なし | なし(独立ページ) | noindex設定 or 削除 | 情報が古く改善余地もない記事はnoindexまたは削除してクロール予算を節約 |
棚卸しの判断基準と実施サイクル
以下の指標をGoogle Search ConsoleとGA4で確認し、四半期ごとに棚卸しを実施することを推奨する。
- 検索流入判定基準:過去3ヶ月のオーガニッククリック数が月間10以下のページは「低流入」と判定する
- CV貢献判定基準:問い合わせ・資料DL・セミナー申込などのGoal completionがゼロのページは「CV未貢献」と判定する
- 鮮度判定基準:最終更新から1年超かつ情報が古いページ(法改正・サービス改廃等)は優先リライト対象とする
- 重複判定基準:タイトルやH1が80%以上一致する類似ページは統合を検討する
BtoBサイトでは特に「認知フェーズの記事は流入があるがCVしない」という現象が起きやすい。その場合、記事末尾にMOFU(比較・検討フェーズ)コンテンツへの内部リンクを追加することで、リードナーチャリングの起点として機能させることができる。
SEO設計は内部・外部の両方で行うことが重要

SEO対策は、Web担当者にとって最も重要な施策の一つです。どのように実施すれば良いのか、ネット上にはあらゆる情報で溢れています。
しかし、内製で時間と労力をかけてコンテンツを制作しているものの、「順位が上がらない」「流入が増えない」と困っている担当者も少なくありません。
せっかく時間をかけて一生懸命作ったコンテンツですから、相応の結果が欲しいと思うのは当然です。しかし、時間をかけたからと言って必ず上位表示されるとは限りません。
- 自社サイトの順位や流入を増やしたい
- 自社に合う見込み客が獲得できるコンテンツマーケティングを運用・外注したい
- SEOノウハウを学び、将来はコンテンツマーケティングの内製化を目指したい
といった要望がございましたら、Zenkenにお問い合わせください。120業種及び8,000件以上のWebコンサルティング実績と知見をベースに、ペルソナ設定から、検索キーワード選定、検索意図を組み込んだコンテンツ設計・制作等、SEO対策から貴社サイトへの流入を増やす戦略的なコンテンツをご提案します。詳しくは下記より資料がダウンロードできます。
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