サービスサイトとコーポレートサイト・LPの違いを比較!目的別の選び方

サービスサイトとコーポレートサイト・LPの違いを比較!目的別の選び方

サービスサイトは商品・サービスの比較検討、コーポレートサイトは企業全体の理解、LPは特定の提案からの行動を支援します。違いと自社の課題を照らし合わせ、既存サイトの改修・独立・併用を判断しましょう。

自社の商品やサービスへの問い合わせを増やしたいとき、コーポレートサイトを改修するのか、サービスサイトを作るのか、広告用のLPを用意するのかで迷うことがあります。目的を整理しないままページを増やすと、情報が重複し、更新や問い合わせ対応の負担も増えてしまいます。

判断の出発点は、誰が訪れ、何を判断し、どの行動に進むページなのかです。サービスサイトは商品・サービスの比較検討、コーポレートサイトは企業全体の理解、LPは特定の提案に対する行動を支える役割を持ちます。用途は重なるため、名称だけで制作方法を決める必要はありません。

サービスサイト・コーポレートサイト・LPの違いを比較

まずは、主な役割を比べましょう。表は制作方針を整理するための目安です。コーポレートサイトにも問い合わせ導線を置けますし、サービスサイトやLPでも企業の信頼性を伝える情報は必要です。

比較軸 サービスサイト コーポレートサイト LP
判断してほしいこと このサービスが自社の課題に合うか どのような会社で、何をしているか この提案に申し込むか、相談するか
主な対象者 サービスの導入候補を探す人、比較する人 顧客、取引先、求職者、株主など 広告やメールなどの訴求に関心を持った人
中心となる情報 用途、機能、料金、導入事例、支援体制 会社概要、事業、理念、ニュース、採用など 一つの課題への提案、根拠、条件、申し込み方法
ページの構成 知りたい情報を複数ページで探せる構成 訪問目的別に会社・事業情報へ案内する構成 一つの提案を順に理解して行動する構成
主な行動 資料請求、デモ、相談、見積もり、申し込み 事業情報の閲覧、問い合わせ、応募など 申し込み、購入、資料請求、問い合わせ
運用で見るもの 相談内容、商談への進捗、比較検討ページの利用 目的の情報への到達、窓口別の問い合わせ 流入施策別の反応、獲得単価、獲得した相談の質

例えば同じ資料請求でも、詳しく比較したうえで請求する人と、広告で初めて知って請求する人では、必要な説明やその後の対応が変わります。フォームの数を増やすより、訪問者が判断に必要な情報を得られるかを確認してください。

サービスサイトは商品・サービスを比較検討するためのサイト

サービスサイトとはどのようなもの?

サービスサイトでは、商品・サービスについて知りたい情報をまとめ、導入するかどうかの判断を支援します。機能の紹介だけでなく、向いている用途、導入条件、サポート、料金の決まり方まで整理することが大切です。

例えば業務システムを扱うなら、現場の担当者は操作方法を、管理者は権限や運用を、予算を判断する人は費用と導入理由を知りたいかもしれません。全員に同じ説明を読ませるのではなく、各自が必要な情報へ移動できる構成にします。

企業紹介よりも、利用する人の課題から説明する

会社の沿革や事業紹介を読むだけでは、製品が自社の業務に使えるか判断しにくい場合があります。サービスサイトでは「どの業務で使うか」「何を変えられるか」「利用に必要な条件は何か」を先に示し、会社情報は提供元を確かめたい人が参照できるようにします。

コーポレートサイト内でも役割を持たせられる

サービスサイトとして機能させるために、必ず別ドメインを取得する必要はありません。既存サイト内でも、サービス専用の入口とナビゲーションを設け、用途・料金・事例へ進めるようにすれば、情報のまとまりを作れます。

必要なページや制作工程まで検討する段階では、サービスサイトの構成・作り方・運用の解説をご覧ください。

コーポレートサイトは企業全体を理解するためのサイト

コーポレートサイトは、企業としての活動や事業を伝える窓口です。商品を検討する人だけでなく、取引先や求職者など、異なる目的を持つ人が訪れる前提で情報を整理します。

サービスサイトとの違いは、問い合わせを獲得できるかどうかではなく、情報を整理する中心が「企業全体」か「商品・サービス」かという点です。単一事業の企業など、会社を調べる人とサービスを探す人が重なる場合は、一つのサイトで両方の役割を担う選択肢もあります。

事業紹介から詳しいサービス情報へつなぐ

複数の事業を持つ場合は、会社全体の紹介と各サービスの説明を階層で分けると、必要な情報を探しやすくなります。会社のトップページでは事業の全体像を伝え、サービスの詳細へ案内する設計です。

反対に、サービスのページからも、運営会社や問い合わせ先を確かめられるようにします。サイトを分ける場合も、企業とサービスの関係が分かる導線を残してください。

LPは特定の提案から行動につなげるページ

サービスサイトとLP(ランディングページ)の違いとは

LP(ランディングページ)は、広告やメールなどの提案を受けて訪れた人に、申し込みや問い合わせなどの行動を促すページとして使われます。アクセス解析の文脈では、最初に訪れたページを指す場合もあります。ここでは制作・広告運用で使う、特定の訴求に集中したページを扱います。

一つの広告や提案に合わせて内容を絞る

例えばサービスサイトが製品全体の用途を説明するなら、LPは特定業界の課題や、個別セミナーへの参加などに焦点を当てます。訪問前に見た広告の内容と、ページ冒頭の説明、申し込み先を合わせることが重要です。

LPの出口は購入だけではありません。BtoBなら、資料請求やデモ予約、相談を出口にすることもできます。また、必要な会社情報や利用条件を伝えるためのリンクまで一律に外す必要はありません。

LPも公開後の更新・改善が必要になる

公開した時点で作業が終わるわけではありません。訴求が伝わっているか、フォームで止まっていないか、問い合わせが対象顧客から来ているかを確かめます。キャンペーン終了、料金変更、募集条件の変更などがあれば、掲載内容も更新します。

「サービスサイトは更新するが、LPは更新しない」という分け方ではなく、各ページの役割に合った情報更新と成果確認を続けましょう。

自社にはどのサイトが必要か?目的別の選び方

いきなり新しいサイトを作る前に、既存サイトで足りない役割を確認します。次の表で、取り組む候補を整理してください。

現在の課題 優先する取り組み 改善する内容
会社の事業や相談先が分かりにくい コーポレートサイトの整理 事業の全体像、運営体制、目的別の問い合わせ先
商品は紹介しているが、比較に必要な情報が少ない サービス情報の拡充 用途、条件、料金、事例、導入後の支援
特定の広告から申し込みを増やしたい 訴求に対応したLP 広告との一致、提案の根拠、申し込みまでの流れ
サービスごとに顧客層や更新担当が異なる サービス単位の情報設計 専用の入口、情報の管理範囲、更新の責任者
更新担当が少なく情報が分散している 既存サイトへの集約を検討 重複ページ、料金・事例の更新元、問い合わせの振り分け

サイトを分ける前に情報量と運用体制を確かめる

サービス専用のサイトを作ると、対象顧客に合わせた説明や見せ方を設計しやすくなります。一方で、更新するページ、フォーム、保守対象も増えます。運用担当や更新する情報が決まっていなければ、まず既存サイトのサービス情報を充実させる方法が考えられます。

URLやドメインの分離は、顧客層、ブランド、管理体制を整理した後で判断します。独立させるだけで検索流入が増えるとは限りません。移転を伴う場合は、既存URLやリンクへの影響も含めて設計してください。

制作費だけでなく運用に必要な仕事を見積もる

費用はサイトの名前だけでは決まりません。原稿や撮影素材を誰が用意するか、ページ数、フォーム、システム連携、公開後の更新範囲によって作業が変わります。LPでも複数の対象に合わせた制作や検証を行えば、その分の準備が必要です。

制作会社に相談する際は、予算だけでなく、対象顧客、期待する問い合わせ、現在の課題、自社で担当できる作業を伝えましょう。同じ条件で見積もりを比較しやすくなります。

サービスサイト・LPの制作方針をZenkenに相談する

併用する場合は入口・説明・問い合わせの役割をつなぐ

サービスサイト運用のメリット・デメリット

広告からの訪問と会社名検索からの訪問を整理する

例えば、会社名を調べた人にはコーポレートサイトからサービス情報へ、特定課題の広告を見た人にはLPから相談へ進んでもらう設計が考えられます。詳しく比較したい人が、事例や料金へ移動できる経路も用意します。

すべての訪問者を同じ順番で誘導する必要はありません。どの入口から来ても、提供元と条件が分かり、目的の行動に進めることを確認してください。

料金・事例・サービス条件の更新元を決める

同じサービスの説明が複数のサイトにあると、価格や対応範囲が食い違うおそれがあります。更新の責任者と確認対象を決め、変更時に関連ページをまとめて点検できるようにします。

共通情報は参照するページを決め、LPにはその提案を判断するために必要な内容を載せるなど、情報の持ち方を整理すると保守の負担を抑えやすくなります。

アクセス数と問い合わせ後の成果を分けて見る

アクセスが多くても、対象とする顧客から相談が来ていなければ、訴求や導線の見直しが必要です。サービスサイトでは、どのページを見た人がどのような相談をしたか、営業へ引き継いだ後に検討が進んだかを確かめます。

コーポレートサイトには採用など別の目的もあるため、会社全体のアクセス数だけで営業成果を評価しないようにします。広告用LPでは、流入元ごとに費用と相談内容をそろえて比べましょう。

プロモーションサイトやポジショニングメディアとの使い分け

プロモーションサイトは企画の目的から考える

プロモーションサイトは、新商品やキャンペーンなどの販促企画に合わせて設けるサイトです。企画によって、商品の認知、体験への参加、購入など、目指す行動は変わります。サービスサイトやLPと役割が重なる場合もあります。

期間限定の企画なら終了後の案内まで、継続する企画なら更新する内容まで決めておくと、訪問者が古い条件で申し込むなどの混乱を防ぎやすくなります。

自社の説明に加え、比較検討中の顧客との接点を作る

ポジショニングメディアのイメージ画像詳細についてはお問い合わせください

サービスの説明を整えても、候補を探している人との接点が不足していれば、比較の対象に入りにくいままです。自社サイトの改善とともに、どの市場の、どのような顧客に知ってもらうかを検討します。

Zenken株式会社のポジショニングメディアは、顧客のニーズと企業の強みを踏まえ、比較検討の場で選ばれる理由を伝えるための施策です。自社の商品・サービスを詳しく説明するサイトと、比較検討中の顧客との接点をそれぞれ設計します。

ポジショニングメディアのコンバージョンフロー

検討する際は、問い合わせ件数だけでなく、対象顧客との適合や商談の進み方まで評価する条件を決めてください。

ポジショニングメディアの特徴・資料を見る

サイトの名称より、顧客の判断に必要な役割を整える

ターゲティングによるマーケティング戦略にお悩みなら

サービスサイト、コーポレートサイト、LPは、それぞれ説明の中心と訪問者に期待する行動が異なります。ただし、一つのサイトで複数の役割を担うことも、複数のサイトを連携させることもできます。

まずは既存ページを確認し、会社への信頼、サービスの比較材料、申し込みまでの導線のうち、何が不足しているかを整理しましょう。必要な情報を既存サイトに追加するか、独立したサービスサイトやLPを作るかは、その後で判断できます。

Zenken株式会社では、自社に合う市場や顧客、選ばれる理由の整理から、Webでの情報提供と問い合わせ導線まで相談できます。サイトを作る目的や優先順位から検討したい場合は、現在のサイトと集客上の課題をお聞かせください。

自社に合うWeb集客の進め方をZenkenに相談する

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