制作管理ツールを導入しようとしても、数が多くて、何を基準に選んだらいいのかわかりづらいですよね。制作進行管理ツールを選ぶ際には、目的に合った機能があるかどうかを確認することがおすすめです。この記事では制作管理に役立つツールを一覧化し、その特徴や機能をまとめて紹介しています。ぜひ参考にしてみてください。
おすすめの制作進行管理ツール
動画制作なら
Web・デザイン制作なら
VIDEOWORKS
![VIDEOWORKS](https://www.shopowner-support.net/wp-content/uploads/2020/09/videoworks.jpg)
強み
動画制作プラットフォームを提供するCrevoが開発した制作進行管理ツール。修正箇所はイメージ上に直接書き込める
Fennec
![Fennec](https://www.shopowner-support.net/wp-content/uploads/2020/09/fenneccap.png)
強み
工程管理や予算管理など業務のほとんどを一括管理できる業務統合システム
AdFlow(アドフロー)
![AdFlow(アドフロー)](https://www.shopowner-support.net/wp-content/uploads/2023/10/adflow2.jpg)
強み
チャット機能、校正ツールなど、案件起票からデザイン校了までに必要な機能を搭載。案件ウォッチがしやすくなるほか、素材データの一元管理、ファイルストレージなどの工数削減にも対応
Brushup
![Brushup](https://www.shopowner-support.net/wp-content/uploads/2020/09/brushupcap.png)
強み
ファイルをいちいちダウンロードする必要がなく、Brushup上で確認が可能。フィードバックも、直接指示やアドバイスを書き込める
wrike(ライク)
![wrike](https://www.shopowner-support.net/wp-content/uploads/2020/09/wrikecap.png)
強み
Cloudの拡張機能を搭載。進捗中のクリエイティブ・デザインについては、承認や審査作業を通じて適切なタイミングで完成へ導く
クリエイティブ・デザインの制作管理に役立つツール一覧
会社名 | サービスの特徴 |
---|---|
CRUNCH(クランチ) |
直感的かつ細かく修正指示を入れられるレビュー機能が魅力
|
Asana(アサナ) |
経営やマーケティングなど、クリエイティブ以外の業務にも幅広く対応 |
backlog(バックログ) |
利用ユーザーによって料金が変わらないシステム |
Brushup(ブラッシュアップ) |
大学や専門学校向けの機能も搭載 |
VIDEOWORKS(ビデオワークス) |
動画に特化!連携サービスを活用してリソース確保も可能 |
Fennec(フェネック) |
広告制作向けのクリエイティブ進行管理ツール |
Save Point(セーブポイント) |
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SMOOTHie(スムージー) |
「日本一シンプルなガントチャート」がモットー。最短即日で使用できるツール |
synco(シンコー) |
CMなどの映像制作に特化した進行管理ツール |
wrike(ライク) |
Adobe Creative Cloudの拡張機能を搭載 |
AdFlow(アドフロー) |
サポートが万全!メール・電話で随時に疑問点について相談できる |
クリエイティブ・デザイン制作進行管理ツールとは?
![クリエイティブ・デザイン会議のイメージ画像](https://www.shopowner-support.net/wp-content/uploads/2021/07/work-5382501_640.jpg)
クリエイティブ制作管理ツールは、Webサイトやバナー広告、パンフレット、ポスター制作といった、クリエイティブな仕事に携わるデザイナーやディレクターの業務管理に活用されます。
発注から入稿までの各工程における管理ツールがバラバラで、
- 今の制作進捗はどうなっているのか?
- デザインの最新版はどれなのか?
- 初稿と見比べたいがどこに保管しているのか
クリエイティブ・デザイン制作進行管理ツールの導入メリット
![クリエイティブ制作管理ツールの導入メリット](https://www.shopowner-support.net/wp-content/uploads/2020/09/merit.png)
進捗管理が容易になる
制作進行管理ツールを導入する1番のメリットは、進捗管理が容易になることではないでしょう。現在進行しているタスクの進捗や優先度を一目で確認できることはもちろん、完了したタスクは完了済として処理できます。
制作管理に特化しているため、タスクの全体像を把握しながら進捗管理ができる点は、制作進行管理ツールの大きな強みと言えるでしょう。
タスクや制作の進捗をメンバーと共有できる
チーム全体の進捗を確認できるのはもちろん、担当者ごと、タスクごとに進捗が確認できるため、その一覧性による状況把握やリスクの早期発見なども制作管理ツールの強みです。
タスクによって担当を割り当てたり、1つのタスクでもフェーズによって担当者の切り替えができるため、今、誰が、どのような状態なのかを簡単に把握することができます。
効率的な制作管理ができる
進捗管理ならExcelで問題無いと感じる人がいるかもしれません。ですが、制作管理ツールは、管理に必要な部分がわかりやすいUIになっており、直感的に操作ができます。
誰でも使いやすく、作業履歴の確認なども簡単なため、管理者・作業者双方の管理・報告の工数を削減。効率化が可能です。
クリエイティブ・デザイン向けの機能を持った制作進行管理ツールも
実は管理ツールの中には、クリエイティブや制作により特化したものがあります。
制作物の場合、wordやExcel、PDFといったファイル形式ではない納品や確認が必要です。しかし一般的な進行管理ツールの場合、アップロードできるファイル形式が限定されていることも少なくありません。
制作向け進行管理ツールの場合、Adobe IllustratorやPhotoshop、3Dコンピュータグラフィックスなど、制作に必須となるツールの形式でのアップロードが可能です。
データの受け渡しや確認において、メールやチャットを介す必要がなくなり、よりスムーズに行うことができます。
クリエイティブ・デザイン制作進行管理ツールの選び方
![ミーティングイメージ](https://www.shopowner-support.net/wp-content/uploads/2020/02/mtg.jpg)
無料期間があるか?
正直、制作管理ツールは実際に使用してみないと使い勝手が分からない部分が大きいです。そこで無料期間やトライアル期間を活用し、実際に使用予定のメンバー、そして進捗予定のタスクを入力しながら管理してみると良いでしょう。
仮にひとつでも気になるポイントがあったら、他のツールを検討するなどの対応が必要です。制作管理ツールは初めて導入するよりも、載せ替える方に手間が掛かります。導入までの期間は使い勝手を吟味する期間だと理解し、丁寧に選定しましょう。
クラウド型かインストール型か?
制作管理ツールを円滑に利用する上で、避けて通れないのが利用形式です。クラウド型の場合、互換性を持っているツールが多く、自身が現在使っている多くのツールを連携できる可能性が高いです。
一方でインストール型は、アプリケーションに必要な要素をこちらで全てダウンロードしなければなりません。高いITリテラシーが必要となり、時間的にも大きな手間となります。
現在一般的なのは「クラウド型」
現在一般的なのはクラウド型の制作管理ツールですが、自社のセキュリティの都合などで活用できない場合があるでしょう。実際に使用できるまでにどの程度時間が掛かるのか、導入前にしっかり確認しておきましょう。
必要な管理機能は搭載されているか?
実際に制作管理ツールを使い始めたのに、必要な機能が揃っていなくては意味がありません。導入時に本当にこの機能で事足りるのか、しっかり把握するようにしましょう。
導入前に、関係者に必要機能のヒアリングなどを行い、優先順位をつけておくと便利かもしれません。何が最も必要な機能か、きちんと明確にしておきましょう。
修正管理はスムーズにできるか?
クリエイティブやデザイン業務の場合、もっとも時間がかかるのが修正のやりとりです。制作進行管理ツールを使用していない場合、パワーポイント(PPT)で簡易的な修正指示書を作成したり、赤入れしてスキャンした画像をPDFにするなどの作業が発生してしまいます。
これらの手間を省くことはもちろん、「修正前と見比べたい」「実際のメディアに載せたイメージを確認したい」など、進行管理をスムーズ化させる機能があるツールを選ぶことで、より業務の効率化が図れるでしょう。
本記事のまとめ
管理が複雑になりがちなクリエイティブ業務における管理ツールについて紹介してきました。一言でいっても様々な機能を搭載したツールがありますので、自社にとって必要な機能は何なのか?をよく吟味した上で判断してみて下さい。
クリエイティブ制作管理ツールのよくある質問
Q1.クリエイティブ制作管理ツールとは?
Webサイトやバナー広告など、クリエイティブな業務に特化した管理ツールです。主にWeb制作会社、通販会社、広告代理店、アパレル、化粧品など、プロのクリエイターが在籍する企業で使われます。
クライアントとのやり取りに必要なスケジュール管理、素材管理、制作物の共有など、発注から入稿までに必要な工程を管理します。
また、Web系の制作物のみならず、パンフレット、チラシ、ポスターといった制作物の管理でも使われます。詳細についてはこちらでご確認下さい。
Q2.導入すると何が変わりますか?
制作物の進捗管理が容易になります。これまでのような各工程における複数の管理ツールを逐一チェックする煩わしさがありません。
また、ひとつのプロジェクトに関わる担当者も割り振れるため、「今、誰が、どのような状態なのか」をチーム全体で把握することができます。詳しくはこちらをご覧下さい。
Q3.どんな基準で選べば良いですか?
制作業務の中でクライアントと頻繁にやり取りがあり、工数もかかるのが修正作業です。修正内容をパワーポイントで作成したり、赤入れした内容をPDF化したりするといった作業もあります。
「修正前と見比べたい」といった要望もあるため、修正作業のやり取りもスムーズ化できるツールが良いでしょう。選び方についてはこちらもチェックしてみて下さい。
クリエイティブデザイン制作管理ツールまとめ
クリエイティブデザイン制作業務を効率化するツールを選ぶ際には、自社の課題を洗い出し、課題を解決してくれる機能を備えたものを選びましょう。自社に合ったツールを導入するために、ぜひ、記事をお役立てください。
- 免責事項
- 本記事は、本記事は、2023年10月時点の情報をもとに作成しています。掲載各社の情報・事例をはじめコンテンツ内容は、現時点で削除および変更されている可能性があります。あらかじめご了承ください。