プロモーション会社とは?厳選12社の特徴や実績を紹介

プロモーション会社とは?厳選12社の特徴や実績を紹介
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プロモーション会社とは企業の販売促進を支援する会社のことですが、それぞれ得意とする分野・業種やプロモーション方法は大きく変わります。また料金や契約形態も、会社によりさまざまです。

プロモーションを外注して十分な効果を得て利益を生むには、自社の業種や業態に適した施策を打ってくれる会社を選ぶことが重要です。実績も確認したうえで、プロモーション会社の選定を行いましょう。

この記事では、12社のプロモーション会社の特徴や実績と、依頼先を選ぶ際のポイントを紹介しています。プロモーションに注力したいと考えている方はぜひ参考にしてみてください。

プロモーション会社とは?

プロモーション会社とは、企業の販売促進をサポートする会社のことです。

企業は自社の商品やサービスを販売するために、広告掲出や電話営業、セールやキャンペーンなど、さまざまなプロモーション施策を打ち出しています。しかしプロモーションは必ずしも成功しません。多種多様な手法を試すも、なかなかプロモーション効果が上がらず売上に結びつかないと多くの企業が悩んでいます。

そこでプロモーション会社が企業の代わりにプロモーションを行い、効果が最大限に引き出す支援すべく事業を展開しています。

プロモーションとPRの違い

プロモーションと同じ意味で使わることが多い言葉に「PR」があります。「PR」は「プロモーション」の略と思われがちですが、本当は「パブリック リレーションズ」(広報)の略で、顧客との関係構築を指す言葉でです。

「プロモーション」の定義は広くとらえると、主に次の4つとなります。

  • PR:双方的なやり取りで顧客との関係を築く活動
  • 広告宣伝:広告や宣伝と行い自社商品・サービスの認知度を高める活動
  • セールスプロモーション:売上を向上させるための活動(例: サンプル配布、割引キャンペーンなど)
  • 人的販売:営業や販売会の開催など顧客に直接的アプローチをする活動

「PR」は広義ではプロモーションの一種ですが、狭義でのプロモーションは「セールスプロモーション」に当たります。

プロモーション会社の一覧

プロモーション会社の一覧
それではプロモーション会社とは具体的にどのような企業なのか、見ていきましょう。ここではあらゆるプロモーションを行っている大手と、ニッチに特化した会社に分けて12社を紹介いたします。

大手プロモーション会社

まずは大手プロモーション会社4社についてご紹介していきます。大手プロモーション会社の特徴とは、企業の規模が大きく、幅広い業種のプロモーションに対応していることです。

電通

電通画像引用元:電通 公式サイト(https://www.dentsu.co.jp/)

「AX(広告コミュニケーション)」「BX(事業全体の変革)」「CX(お客様体験の変革)」「DX(マーケティング基盤の変革)」の4つの事業領域がある「電通」。

それぞれの領域で専門性の高いプロモーション支援を行いながら、事業の連携により変革と成長のサイクルの構築を目指すところが特徴です。

北海道日本ハムファイターズのスタジアム誕生を機とした周辺の都市開発や、大阪マラソンバーチャルのプロモーション支援など、スケールの大きな実績を持っています。

博報堂

博報堂画像引用元:博報堂 公式サイト(https://www.hakuhodo.co.jp/)

マーケティングやPR支援だけでなく、事業開発・イノベーションやコンサルティングも行うプロモーション会社です。

博報堂は企業の課題解決のためのソリューションを提供することをモットーとしており、各領域における専門チームがクリエイティブな支援を行います。またデータ・ドリブンマーケティングによるデジタルマーケティングを提供していることも特徴のひとつ。

企業の生き残りやマーケティング、ビッグデータ分析に関する書籍も多数執筆しており、電通よりも創業が古い歴史ある会社です。

サイバーエージェント

サイバーエージェント画像引用元:サイバーエージェント 公式サイト(https://www.cyberagent.co.jp/)

「サイバーエージェント」はインターネット広告を活用したプロモーション支援以外に、ゲーム事業も行っている会社です。インターネット広告事業としては国内でトップのシェアを誇り、AIを用いたアドテクノロジーにより総合的なサービスを提供するプロモーション会社です。

最近ではサントリーのウェルネスにおいて、効果予測AIである「極予測AI」を導入することでCVR170%改善を実現させました。

参考:サイバーエージェント公式サイト(https://www.cyberagent-adagency.com/works/681/)

ADKホールディングス

ADKホールディングス画像引用元:ADKホールディングス 公式サイト(https://www.adk.jp/)

「ADKホールディングス」では4つの分社した会社において、それぞれの領域への専門性を高めたプロモーション支援を行っています。

もともとは旭通信社と第一企画が合併して誕生した会社であり、アニメキャラクターの版権を多く保有していることが特徴です。そのため人気のアニメキャラクターを用いたり、タイアップさせたりするプロモーションを得意とします。

アジア太平洋広告祭「ADFEST2022」でのシルバー・ブロンズ受賞、ヤングスパイクスコンペティションデジタル部門においてゴールドを授業など、海外での受賞履歴も持ちます。

参考:ADKホールディングスサイト(https://www.adk.jp/news/?genre=news)

特徴別で見るプロモーション会社

続いては特徴を見ながらプロモーション会社を選びたいという方に向けて、特徴別にご紹介していきます。それぞれのプロモーション会社がどのような点で他の会社と違うサービスを提供しているのか解説します。

朝日広告社

朝日広告社画像引用元:朝日広告社 公式サイト(https://www.asakonet.co.jp/)

「朝日広告社」は朝日新聞グループに所属していることを強みをとする老舗の企業です。新聞社グループとしてのノウハウを駆使し、印刷物を用いたプロモーション活動をメインに提供しています。

ただし印刷物だけでなく、テレビ・ラジオなどのメディアやインターネットを活用したプロモーションにも対応可能。データとテクノロジーを駆使した総合マーケティングを行うプロモーション会社です。

Enjin

Enjin画像引用元:Enjin 公式サイト(https://www.y-enjin.co.jp/)

株式会社Enjinは、一般企業向けのプロモーション以外に、医療機関向けの専門的プロモーション支援も提供しています。

医療機関向け支援サービスでは、Enjinが保有するネットワークを活用し、メディアを活用することで広報を行います。プレスリリースの配信を行うプラットフォームサービスである「メディチョク」の運営も行っており、ブランディングによる認知度向上も狙えるでしょう。

創業から今までで支援してきた企業・クリニックは5,000社を超え、実績も豊富です。

参考:Enjin公式サイト(https://www.y-enjin.co.jp/who-we-are/)

共同ピーアール

共同ピーアール画像引用元:共同ピーアール 公式サイト(https://www.kyodo-pr.co.jp/)

「共同ピーアール」は危機管理広報や海外でのプロモーション、広報教育などを提供するプロモーション会社。

報道発表やメディア対応などのコンサルティングを実施することにより、企業に起こり得るリスクに対処するための支援を行います。

危機管理広報ではSNSアカウント投稿監視ツールである「BRAIN TECK」と、24時間の有人監視にて企業のイメージを守るサービスもあります。

サニーサイドアップ

サニーサイドアップ画像引用元:サニーサイドアップ 公式サイト(https://www.ssu.co.jp/)

株式会社サニーサイドアップは幅広い支援サービスを展開していますが、特にスポーツ関連事業のプロモーションに強いことが特徴です。

スポーツ関連のイベントやアスリート・チーム・サポーターのコンテンツを活用するビジネススキームの構築などが具体的な事例となります。またアスリートの肖像販売や、肖像を用いたコンテンツの開発へのサポートも行っていることは、他のプロモーション会社とは明らかに異なるところです。

もちろんスポーツ関連事業以外での実績も多く、最近では「ワイン県やまなし」や大王製紙の「生理の貧困問題プロジェクト」、「渋谷盆踊り大会」の初開催などへの支援を行いました。

Zenken

Zenken画像引用元:Zenken 公式サイト(https://www.zenken.co.jp/)

キャククルの運用もとであるZenkenは、成約率を重視したコンテンツマーケティング事業・メディア事業・SEO事業などインターネットを用いる支援を得意としています。

現代社会において、Web検索が消費に大きな影響を与えています。Zenkenでは顧客の潜在ニーズを読み取り、検索エンジン上位表示を確保できるコンテンツを制作することで成約率を高めるサービスを提供しています。コンテンツ・メディア作成にあたっては「制作」だけでなく事前の市場調査、関連法規チェック、メディア運用をワンストップで対応しています。

実績の数は8,000を超えており、これまでに対応してきた業界・業種も120と幅広くなっています。たてえば自動精算機の導入ガイドや、物流アウトソーシング会社を探せるポータルサイト、健康美容専門メディアなど、多くのメディアを展開しています。

Zenkenプロモーション支援
について詳しく

プラップジャパン

プラップジャパン画像引用元:プラップジャパン 公式サイト(https://www.prap.co.jp/)

「プラップジャパン」はIT関連・医療関連の事業プロモーションに数多くの実績を持ちます。

IT・テクノロジー企業に関してはロボットやAI、IoTなどの最新テクノロジーへの知識が豊富なチームによって、さまざまな広報活動とコミュニケーション活動を実施します。

メディアリレーションなど全方位型コミュニケーション活動により、医療業界ならではの専門性の高い疾患領域からアンチエイジングまで幅広い領域のプロモーションを提供しています。

これまでの具体的な実績は、乳がん早期発見促進キャンペーン、薬剤の認知に対する啓発、AIサービスの認知向上へのプロモーションなどです。

ベクトル

ベクトル画像引用元:ベクトル 公式サイト(https://vectorinc.co.jp/)

「ベクトル」はニュース配信プラットフォームである「PR TIMES」を保有しており、海外でのプロモーションやSDGsに絡めたプロモーションに対応できることが特徴です。

「PR TIMES」は月に10,000本のプレスリリースが発表される国内シェアNo.1を確保しているプレスリリース配信プラットフォームです。どのような規模の企業であっても広報発表に活用でき、消費者への認知度・信頼性向上に役立ちます。

またSDGs関連事業については、SDGsのストーリーを開発したり、ESGスコアの選定を行ったりと、持続可能性を主軸においたブランディングを提供。その他PR事業やデジタルマーケティング事業も展開しており、幅広い領域での支援を提供するプロモーション会社です。

メトロアドエージェンシー

メトロアドエージェンシー画像引用元:メトロアドエージェンシー 公式サイト(https://www.metro-ad.co.jp/)

株式会社メトロアドエージェンシーは、鉄道関連事業のプロモーションを得意としています。東京メトログループであることの力をフルに活用し、テレビ・雑誌などのメディアや交通広告を用いたプロモーションを行います。

またイベントの実施など、規模の大きなプロモーションが実現できることも東京メトログループならではの強みと言えます。

これまでにアウトドアフィットネスクラブの告知ツール制作、東京都医師会のブランディング・イベント運営などの支援を実施した実績を持ちます。

プロモーション会社の選び方

プロモーション会社の選び方
プロモーション会社は多々あり、それぞれ異なる特徴を持ちます。そのためプロモーション効果を高めるには、自社にとって適切なソリューションを提供するプロモーション会社を選ぶことが大切です。

そこでプロモーション会社を選ぶ際にどのような点に着目するべきか、4つのポイントを解説します。

プロモーションの目的と目標を明確にする

プロモーション会社を選ぶ前に、まずはプロモーションの目的と目標を明確にしましょう。

プロモーションの効果を最大限に高めるには、企業とプロモーション会社が同じ目的と目標に向かって取り組むことが必要です。すべてをプロモーション会社任せにするのではなく、まずは企業が目的と目標を持ち、あくまでの実現させるためのサポートとしてプロモーション会社を活用することが基本となります。

プロモーション会社を選ぶ前に、プロモーションを行うことの目的と目標が明確になっているか今一度確認してください。

各会社の得意分野や実績を確認する

プロモーション会社を選ぶ基本は、各会社の得意分野や実績を確認することです。

記事中でご紹介してきたように、プロモーション会社により得意分野が異なります。朝日広告社のように紙面での訴求が得意な会社もあれば、ZenkenのようにSEO・コンテンツマーケティングを得意とする会社もあるので、対象のプロモーション会社の得意分野とは何かを見極めましょう。

そして実績は、各会社が実施するプロモーションが自社に適するかを判断するための材料となります。過去の実績から、自社に適用した場合どのような効果が生まれるか想像しやすくなるため、選定ポイントとしては重要です。

料金体系や契約について確認する

プロモーション会社のサービスは、大手企業であれば決して安くありません。1ヶ月につき100万円ほどの料金が発生することもあるため、プロモーションにより見込める利益と予算を比較し、採算が合うか考えることも大切でしょう。

プロモーション会社によっては半年など長期的な契約である「リテナー契約」のほかに、短期的な「スポット契約」が可能な場合もあります。また費やされた時間や成果物により料金が発生するタイムチャージ制や、効果があがった場合に料金が生じる成功報酬制を採用している会社も少なくありません。

料金の算出法は各会社によりそれぞれなので、自社の予算と照らし合わせて、効果に見合う料金体系の会社を選ばれることをおすすめします。

自社の業種や業態に対応できる会社を選ぶ

最後に自社の業種や業態に対応できるプロモーション会社であることを確認してください。自社の業種が医療や介護など特殊な業種である場合、総合プロモーション会社では十分なプロモーション効果が得られなくなる可能性が高まります。

スポーツ関連事業が得意な会社もあれば、医療関連事業を得意とする会社もあるので、自社の業種や業態に対応するサービスを提供している会社を選定しましょう。

プロモーション会社とは各会社で大きく特徴が変わるもの

プロモーション会社とは各会社で大きく特徴が変わるもの
プロモーション会社とは企業のプロモーションを支援するサービスを提供する会社です。しかし、得意な分野や業種、料金形態、サービス内容などは会社によって大きく変わります。記事中では12社のプロモーション会社をご紹介しましたが、やはりそれぞれに得意とするプロモーション方法も、分野も異なっていました。

効果的なプロモーションを実施して利益を生むためには、自社の業種・業態に適しており、求める形態のプロモーションが実施されるかを選定の基準としてください。

キャククル運営元であるZenkenでは、ポジショニングメディアなどの活用により、成約率重視の支援を行っています。これからWebをプロモーションの主力としていきたいと考えられているなら、ぜひZenkenにおまかせください。

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