【人材採用】転職フェアに出展する際にかかる料金はいくら?

【人材採用】転職フェアに出展する際にかかる料金はいくら?
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転職フェアに出展すると料金はいくらかかる?

電卓
転職フェアとは、「転職したい人」と「採用したい企業」を結びつけるイベントです。転職したい人は無料で参加できる一方で、企業側には費用が発生します。転職フェアに出展する際にはどんな料金がかかるのか、具体的に解説します。

ブースの出展に50万円以上

転職フェアでのブースの出展には、50万円以上の料金がかかります。転職フェアの種類や地域、ブースの大きさなどによって、料金差は大きいです。場合によっては1日で200万円以上かかることも珍しくありません。

小さいブースを選ベば料金は抑えられますが、面接希望者が同時に複数来たときに対応できなくなり、せっかくの採用のチャンスを逃してしまう可能性があります。料金とのバランスを考えて、ブースの規模を選びましょう。

ブースの出展以外にも料金はかかる

転職フェアでかかる費用は、ブース出展の料金だけではありません。他にも様々な費用が発生します。たとえばブースを出展するには、転職サイトへの広告掲載が必須になっている場合があるのです。その広告掲載だけで、30万円以上もの料金がかかったりします。

他にもイベントの事前登録者へのメール配信や、会場で配布される資料への広告掲載など、有料のオプションが多数用意されています。いずれも転職フェアでの人材採用に効果が見込めますが、オプションを使えば使うほど費用は増えてしまいます。自社と相性が良いオプションを見極めたうえで、絞り込んで利用するようにしましょう。

合計数百万円~1,000万円以上になることも

転職フェアへの出展に必要な様々な費用を足し合わせると、合計で数百万円から1,000万円以上になることもあります。というのも、転職フェアでかかる費用は、ブースの出展やオプションの費用だけではないからです。

たとえばフェアの当日の担当者の人件費や交通費、宿泊費といった費用は当然かかります。他にもフェアに向けての準備や後片付けにかかる人件費も、考慮する必要があるでしょう。

転職フェアに申し込んでから後悔しないように、全体でどれくらいの費用が必要になるのか事前にできるだけ正確に計算しておくことが大切です。

転職フェア別に見る出展料金

グラフと資料
各転職フェアの出展料金と特徴をまとめました。どのフェアに出展するか検討中の企業は参考になさってください。

※転職フェアはZenken主催ではありません。出展料金などの問い合わせは、直接運営会社にお問い合わせください。

マイナビ転職フェア

出展料金:30万〜130万円

マイナビ転職フェアは、35歳以下の若手の来場者が多いのが特徴です。国内最大級の転職イベントであり、多くの転職希望者が訪れます。

長期間にわたり、週末に日本全国のどこかでマイナビ転職フェアが開催されています。そのため、自社にとって最も都合が良い場所とタイミングで開催されるフェアを厳選して、申し込むことが可能です。

マイナビ転職フェアを見てみる≫

doda転職フェア

出展料金:50万〜210万円

doda転職フェアには、幅広い業界・職種の転職希望者が来場します。マイナビ転職フェアと並び、国内最大級の転職フェアです。

ブースを出展するにはdodaのWebサイトへの広告掲載が必須なため、広告掲載料金が別に必要です。ブースの位置を指定するオプションが用意されているので、入り口近くなどの場所を確保したい場合に利用しましょう。

doda転職フェアを見てみる≫

Re就活「転職博」

出展料金:40万〜180万円

転職博では、転職意欲のある若手の来場者が多いです。自社に興味を持った来場者と面談しながら自社の魅力を説明できるため、採用につながりやすいのが特長です。東京、大阪などの大都市で開催されるので、自社の最寄りの会場を選んで申し込むと良いでしょう。

来場者に講演ができるオプションも提供されています。プレゼンテーションで自社をアピールしたい場合は、利用を検討すると良いでしょう。

Re就活「転職博」を見てみる≫

女の転職@type 長く働きたい女性のための転職イベント

出展料金:80万〜140万円

女の転職@typeは、女性の採用に特化している転職フェアです。女性の求職者に効率よくアピールできるので、女性の採用に力を入れている企業には、ぴったりのイベントです。

出展料金には、「女の転職@type」のWebサイトへの広告掲載料金が含まれています。来場者と個別ブースで面談できるオプションが用意されているので、来場者と一対一でじっくりと話をすることが可能です。

女の転職@type転職イベントを見てみる≫

@typeエンジニア転職フェア

出展料金:95万〜160万円

@typeエンジニア転職フェアは、エンジニア採用に特化した転職フェアです。多くのエンジニアにアプローチできるので、自社に合ったエンジニアを見つけやすいでしょう。

出展料金に「@type」のWebサイトへの広告掲載料金が含まれています。オプションでは、来場者の経験や転職先の希望といった情報をもとに、直接スカウトメールを送ることができます。採用したい人材像が明確であれば、利用を検討してみましょう。

@typeエンジニア転職フェアを見てみる≫

保育ひろば 就職・転職フェア

出展料金:40万〜45万万円

保育ひろば就職・転職フェアは、保育業界に特化したフェアです。保育士が思うように採用できず悩む企業にとって、保育ひろば就職・転職フェアへの出展は、一気に採用を進める大きなチャンスです。

オプションを利用すれば、受付で来場者に配られるバッグに、自社で作成した資料を入れてもらえます。自社に興味を持ってブースを訪れる人を増やすために、利用すると良いでしょう。

保育ひろば 就職・転職フェアを見てみる≫

Daijob Career Fair

出展料金:50万〜90万円(2019年6月〜2020年2月の場合)

Daijob Career Fairは、外資系企業やグローバル企業向けに特化した転職フェアです。来場者はバイリンガルの社会人が多いので、グローバルに活躍できる人材を見つけやすいでしょう。

出展企業は幅広い業界から集まるので、他の業界で活躍する人材にも、自社を知ってもらえます。Daijob Career Fairは人材採用だけでなく、自社の認知度を上げる目的で利用しても良いでしょう。

Daijob Career Fairを見てみる≫

料金が高額でも出展する企業が多い理由

メリット・注意点
転職フェアへの出展費用は高額ですが、それでも多くの企業が毎年出展しています。転職フェアに出展する企業が多い理由を4つ紹介します。

多くの人材と直接会って話ができる

転職フェアでは、多くの転職希望者と直接会って話ができます。転職希望者の一人ひとりと連絡を取って日程調整をする場合は、多くの手間がかかってしまいがちです。

一方で転職フェアであれば、ブースで待っているだけで良いので、効率よく多くの転職希望者に会うことができ、自社のことを知ってもらえます。人材採用にあまり労力をかけられない企業こそ、転職フェアを利用すると良いでしょう。

採用するまでのフローが短縮できる

転職フェアを利用すると、採用までのフローが短縮できます。通常の募集方法では、最初の面接までにも応募の受付や書類審査など、いくつかの段階が必要です。

転職フェアであれば、その場で求職者と話ができるため、採用したいと思える人かどうかをすぐに判断できます。場合によってはすぐに面接が行えるので、採用までに時間がかかりません。

潜在層にも自社のアピールができる

潜在層にもアピールできるというメリットが、転職フェアにはあります。自社を知らなかったり興味を持っていない人でも、目の前にブースがあれば「ちょっと詳しい話を聞いてみようか」と思ってくれるからです。

多くの企業は求職者との最初のつながりが持てないために、採用活動で苦労しています。話を聞いてもらうことさえできれば、自社への応募にもつなげやすいでしょう。

企業のブランディングにもつながる

転職フェアへの出展は、企業のブランディングにもつなげられます。転職希望者に「見たことがある会社だ」と覚えてもらうことで、いますぐではなくても、未来での自社とのつながりを期待できるのです。

認知度が低い企業にとって、転職フェアは自社を多くの人に知ってもらうチャンスです。転職フェアをブランディングをする場としても活用しましょう。

転職フェアに出展する際にかかる料金相場まとめ

握手
転職フェアに出展する際の料金について解説しました。転職フェアへの出展には多額の費用がかかりますが、多くの企業がかけた費用以上の効果を認めています。本記事を参考にして、自社に合った転職フェアを選んで、出展してみると良いでしょう。

採用オウンドメディアの活用もおすすめ

自社に合った人材を採用するには、「採用オウンドメディア」を活用するのもおすすめです。採用オウンドメディアとは、求職者向けに情報を発信することを目的に、自社で運営するメディアのことです。

オウンドメディアを通して自社の情報を発信することで、自社の理念や社風、価値観に合った人を集められます。応募前に社内の情報をしっかり伝えられるため、求職者とのミスマッチが起こりにくい点が特長です。

採用オウンドメディアの成功事例

キャククルの採用オウンドメディアで多くの求職者へアプローチ

採用オウンドメディアを運営することで、人材採用に大きな効果が期待できますが、メディアを十分に機能させるにはノウハウが必要です。なんとなくでメディアを立ち上げてしまうと、無駄な作業ばかりに時間を取られて失敗しかねません。せっかく労力をかけるからには、確実に成果を出していただきたいです。

キャククルを運営するZenkenでは、採用オウンドメディアの立ち上げと運用のサポートを行っています。自社と相性の良い求職者を集めるための採用オウンドメディアの戦略を提案いたしますので、お気軽にご相談ください。

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