製造業もデジタルマーケティングを行うべき?施策・注意点・成功事例

製造業もデジタルマーケティングを行うべき?施策・注意点・成功事例
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昨今の新型コロナウィルスによって、デジタルマーケティングの必要性が高くなってきています。しかし、デジタルマーケティングと言ってもどんなことをすれば良いのか、どのようにして顧客を獲得するべきなのかといった課題に直面している方は少なくありません。

そもそもなぜ製造業にとってデジタルマーケティングが必要なのか、その理由について解説します。

また、「自社の商品・サービスを理解してくれる検討者が増えて商談率が8割以上になった」「自社商材と費用感の合う検討者が増え、受注単価が2.5倍に増えた」といった実績のあるWebメディア施策「ポジショニングメディア」も紹介します。

製造業でデジタルマーケティングが必要な理由

まず、デジタルマーケティングとはどんなものかというと、主な施策として「サービス紹介のLP作成」「リスティング広告の運用」「オンライン展示会」「メディア作成」などが挙げられます。また自社HPのSEO対策も必要です。

要するにインターネットを介して顧客を増やしていくのが、デジタルマーケティングの目的です。これは、現在のコロナ禍において必要不可欠です。コロナによって顧客が大幅に減り、今まで当たり前にできていたことはほとんどできなくなっています。

デジタルマーケティングは、そういった“コロナによる問題”の解決策です。オフラインで行われていた活動をうまくオンラインで行なえれば、コロナ禍による顧客減の改善して、事業を維持することができるようになります。

製造業で取り組むべきデジタルマーケティング施策

製造業で取り組むべきデジタルマーケティング施策
これまで、製造業にはデジタルマーケティングは必要ないと言われてきました。しかし近年のコロナ問題で、製造業でもデジタルマーケティングを取り入れる必要があるという意見が増えてきています。

とはいえ、デジタルマーケティングを始めるのも簡単ではありません。ここでは製造業で取り組むべきデジタルマーケティングの施策について解説します。

リスティング広告の運用

デジタルマーケティングの主な施策については先ほども述べましたが、その中でも最初にするべきことが「リスティング広告の運用」です。リスティング広告とは、検索エンジンの結果とユーザーが検索したキーワードを連動し掲載されるもので、「検索広告」や「PPC」などとも呼ばれています。

デジタルマーケティングでは、リスティング広告が重要な施策の一つです。なぜかというと、リスティング広告は即効性があり、ターゲッティングしやすくなるからです。

自社のホームページを改善するだけで、一定以上の顧客は集まりません。SEO対策は自然検索からの流入を増やすのに有力ですが、結果が現れるまでには数か月かかるが少なくありません。

一方、リスティング広告には即効性があるので、素早く顧客に情報を届けることができます。また、競合に出遅れる心配もないのもメリットの一つです。

ターゲッティングのしやすさは、マーケティングに適応力を持たせるために重要です。顧客のニーズがどんどん変化しています。ターゲティング広告を使えば、外部環境に応じて、見込み顧客にピンポイントかつ柔軟にアプローチできます。

自社ホームページのSEO対策

次の施策は自社ホームページのSEO対策です。SEOは「検索エンジン最適化 (Search Engine Optimization)」の略で、SEO対策は、自社サイトのページが検索結果の上位で表示されるように工夫することです。Googleなどの主要検索エンジンは、5位以下の結果があまり見られない・クリックされない傾向にありますので、トップ5位に入るのがポイントとなります。

SEO対策の最大のメリットと言えるのは、一回対応したページが自社の「財産」として残り、広告のように一定期間が経過したあとに消えることはないところです。つまり、SEO対策を講じることで、長期的な集客向上が見込めます。

一方、リスティング広告と違って、SEOの対策の成果を確認できるのに月単位の時間が必要です。もっとも集客向上に繋がるのは、リスティング広告もSEO対策を組み合わせて行い、総合的に対策を取ることです。

SEO対策は主に、見込みユーザーが検索しているであろうキーワードに合わせてコンテンツを追加したり、改修する活動です。自社ホームページで重視しているものや、訴えかけているものをしっかり見極めてコンバージョン(問い合わせ、資料ダウンロードなど)に繋げます。

花屋のお店が花以外のキーワードで上位表示させても、集客は見込めません。このように、狙ったキーワードを絞って選択していくことがポイントです。

もうひとつのポイントは、トップページ以外もSEO対策することです。より集客を増やすためにはページ毎に、それぞれのテーマとキーワードに合わせてSEO対策をすることが重要です。いかに顧客のニーズに近いかがCVに繋がると言えるでしょう。

SNSの活用

今はSNSが当たり前の時代になっています。製造業でデジタルマーケティングを行うには「SNSの活用」も大きなポイントになります。

なかでもTwitterやInstagramは多くの人の目に触れることができるので話題も広がりやすいですし、顧客を獲得するには最適です。SNSの良いところはSEO対策と同様、基本的な運用範囲で広告費などがかからないことです。リスティング広告の場合は費用が発生してしまいますが、SNSは無料で利用でき自然と話題を広げることができます。

自社の公式アカウントを使って最新情報やユーザーにとって有益なコンテンツを随時発信し、ユーザーとの接点をどんどん増やしていきます。これによりユーザーとの信頼関係を構築していくことが可能となります。

利用者の目に触れ、興味を持ってもらうにはSNSは活用がデジタルマーケティングの一環として欠かせないと言えるでしょう。それくらい、SNSの需要や影響力が高い時代です。

基本的な情報発信に加えて、SNS活用の施策として下記のものが考えられます。

  • 広告配信
  • キャンペーン
  • インフルエンサーマーケティング
  • ソーシャルリスニング

SNSでの広告配信には料金がかかりますが、リスティング広告と同時に、瞬時にリーチ(プラットフォームのユーザーへの露出)を伸ばすのに有力な施策です。年齢や性別、趣味や興味関心などターゲッティングによって広告を配信することでより、精密に情報を届けられるようになります。

キャンペーンでターゲットが「得できる」何かを提供することで、ユーザーを自分のマーケティング活動に巻き込めます。そうすることで、新規顧客の獲得はもちろんのこと、既存の顧客のロイヤリティも高めることができるでしょう。キャンペーンを通してしっかりリターンを受け取れるというわけです。

インフルエンサーマーケティングは、近年増えてきているSNSの活用方法の一つです。SNSにおいて影響力の強いユーザーと組んでマーケティングを行うことで、消費者の購買意欲を掻き立てることができます。特にInstagramは、人気のインスタグラマーに自社製品やサービスをPRしてもらうケースが多いです。

最後にソーシャルリスニングですが、これはSNS全体を俯瞰して、継続的に情報収集する手法です。TwitterやInstagramなどで用いられている、自社に関連するハッシュタグとともに改善活動や顕在ニーズを把握していきます。

オンライン展示会の実施

デジタルマーケティングは、の比較的新しいといえる施策は、オンライン展示会です。オンライン展示会とは文字どおり、普段会場で行われる展示会をオンライン上で開催することです。バーチャルなので、興味のあるユーザーは住んでいる場所に関係なく参加できます。コロナ禍によって、製造業のオンライン展示会参入が増えてきています。新しいデジタルマーケティングとして、検討したい施策の一つです。

【オンライン展示会のメリット】

  • 出展費用を削減できる
  • 来場者をデータ化しやすい
  • 時間や場所を問わない
  • 集客の幅が広がりやすい

オフラインの展示会のように会場の使用料やブースの装飾などが不要なので、出費を軽減でき低予算で開催できます。またオンライン上で行われるので、どんな人が来場しているのかデータも取得・分析しやすいでしょう。

マーケティングオートメーションの導入

マーケティングオートメーションとは、わかりやすく言うと獲得した顧客の中から見込みのある客を育成し一元管理することで、購買意欲の高い客を営業へ渡す方法のことです。

マーケティングオートメーションを導入することで得られるメリットとしては、下記の3つが挙げられます。

  1. 生産性が上がる
  2. リードのほったらかしを減らす
  3. マーケティング効果を可視化

マーケティングオートメーションは、メールやSNSなどのデジタルチャンネルで行っているマーケティングを自動化します。たとえば、ニュースレターメールのユーザーに、自動的に営業メールを送信するといった対応です。顧客へのアプローチの流れを細分化し、随時に「刺さる」情報を伝えることで、効率良くマーケティング活動が行えます。

また、マーケティングオートメーションの良いところはコストが低いことでしょう。安いものでは月数万円程度から導入できます。ただし基本料金やランニングコストなどはメーカーによって違いますので、事前に確認してください。

オウンドメディアの運用

顧客に自社の製品を知ってもらうために、オウンドメディアの運用も欠かせません。オウンドメディアとは、自社のSNSやメールマガジンといった企業が管理運営しているメディアのことで、昨今では自社の商品を情報発信していくことが目的とされています。

あくまで商品に興味を持ってもらうことを重視しているので、必ずしも売り上げにつながるわけではありませんが、デジタルマーケティングにおいては欠かせない手法と言えるでしょう。“ファンとのコミュニケーション”と言うと分かりやすいかもしれません。ユーザーに役立つ良質的なコンテンツを発信することができれば、SEOパフォーマンスの向上も見込めます。

ポジショニングメディアの運用

こちらの施策の目的は、他社との差別化です。ポジショニングメディアは、自社の強みを明確にし、市場においての優位性を示すためのWebサイトです。ひと口に製造業と言ってもさまざまですから、いかに競合他社より抜きんでるかはポジショニングメディアの運用がとても重要になってきます。

ポジショニングメディアを導入した企業さまからは

  • 「こんな顧客が欲しかった!」という集客が増えて客単価が2.5倍に上がった
  • 数ある競合から自社に興味を持ってもらい、契約までのリードタイムが3分の1に短縮できた
  • 自社の強みを理解してくれる顧客が増えてアポ率が3倍以上になった

といったお喜びの声をたくさん頂いています。

「狙ったターゲットが集客できない…」「集客できても常に競合と比較されてしまう…」「成約に繋がらない問い合わせばかりで営業効率が悪い…」といった、自社に合ったWeb集客メディアが見つからずにお困りの方は、ポジショニングメディアを詳しく紹介した資料を無料で提供しております。詳しくは以下をご覧ください。

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デジタルマーケティング施策を行う際の注意点

デジタルマーケティングを施策するための流れや方法について解説しましたが、デジタルツールを取り入れたからと言って必ずしも売り上げにつながるわけではありません。ここでは、デジタルマーケティング施策を打ち出す上で気をつけなければいけない点を紹介いたします。

デジタルマーケティングを成功させる大きなポイントは、良質な見込み顧客(リード)を獲得することです。そのためには、ターゲットとする見込み顧客のイメージ(ペルソナ)を設定した上で施策を行う必要があります。獲得したリードはきちんと管理し、マイナスな部分はしっかり改善し案件化していかなければいけません。

どんなにデジタルマーケティングの施策を打ち出していても、顧客属性が悪いと一向に売り上げにつながならないので、そこを注意して進めていくようにしましょう。

なお、キャククルで作成した製造業のマーケティングに関する資料が、下記より無料でダウンロードできます。ぜひご覧ください。

概要や導入事例をまとめた
資料はこちら

製造業のデジタルマーケティング成功事例

製造業のデジタルマーケティング成功事例
最後に、製造業のデジタルマーケティングで成功した事例を紹介します。今後デジタルマーケティングを施策しようと検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。

電力会社

こちらの電力会社は、激化している競合に立ち向かうためにスマートメーターのデータを活用したサービスを創出しました。新サービスの創出を踏まえて、電力使用状況の変化を捉えた「生活リズムお知らせサービス」を開始しました。このサービスによって個人の生活パターンに合わせて、電気の利用状況を遠隔地にいる家族にも知らせるようになりました。

製作所

建設機械の製造と販売を行う、オプション製品が多い会社。部品の仕入れは生産の6カ月前には行う必要があり、部品の単価が高いため、営業の見込みにズレがあると経営に響く問題を抱えていました。そこでSFA (Sales Force Automation = 営業の自動化)を導入。引き合い管理を営業と工場でデータ化することで、仕入れの無駄がなくなりました。

和菓子屋

和菓子や食品製造をはじめレストランも運営している大手の会社は、SFA (Sales Force Automation = 営業の自動化)を導入し営業業務を効率化。その結果、全国にしっかり営業でき、尚且つスケジュールの共有でたとえ商談が重なった場合でも空いているメンバーが埋められるようになりました。

今こそ製造業はデジタルマーケティングが必要?

今こそ製造業はデジタルマーケティングが必要?
デジタルマーケティングは、製造業には不要と言われてきました。しかし昨今のコロナ禍によって、製造業のデジタルマーケティングの需要が高まっています。

そこで今回は、製造業におけるデジタルマーケティングの施策について解説してきましたが、成功させるためにはリスティング広告やSEO対策などしっかり計画を立てて施策していく必要があります。

オンラインでの情報提供や顧客の獲得が主流になりつつある今だからこそ、賢くデジタルマーケティングを取り入れていきましょう。

はじめてのことで何から始めたらよいかわからない、デジタルマーケティングを始めたもののいまひとつ集客効果が出ていないといった場合には、デジタルマーケティングを専門としている全研本社まで下記フォームよりご相談ください。

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